あらすじ
「わがまま」「乱暴」「がんこ」「いたずら」……本当に、男の子ってやらかしてくれるんです。でも、そんな「育てにくさ」と思われる点も、よく見るとその子の「長所」が隠れているかもしれません。現代社会の絶滅危惧種「わんぱく坊主」をいかに守り、育てるか。大人にとって都合のいい「いい子」を育てるのではなく、少々手を焼いても自分で物事を決断し、実行するたくましさを持つ人間を育てる方法。
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Posted by ブクログ
気づき
今の子どもたちは24時間大人の監視下。
暴言や無視で子どもをいたぶるな!
表面的な厳しさは要らない。
しつけは現場でなくて良い、しつけはおまけ。
子どもが逃げていく前に、大人が自分から避難して。
自立したたくましい一人の男を育てるという、壮大なプロジェクトに参画している。
世界一の子どもに恵まれたという幸せを子どもにも伝播させよう。
ケンカ下手は相手を論破してしまう。
ルールのせいで思考停止人間に。
気持ちを聞いてあげることで9割満たされる。
今出来ていること
大好き、産まれてきてくれてありがとうと伝える。
自分のほうから謝る。
育てにくい息子
発達遅め、我が強くイヤイヤ期の息子の育児に行き詰まり酷い時は一緒に死のうかとまで思いこのままではヤバイと思いこの本を買いました。
色んな男の子の育児本読みましたが、この本を読んですごく前向きになれました。余裕がなく、ヒステリックに怒ってばかりの毎日でしたが息子の長所を無くすような育児をしていた事に気がつき反省。
周りの目ばかり気にいてダメばかり言うのはもうやめようと思いました。
Posted by ブクログ
「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」ということが書いてあります。
親の都合で怒ったりやめさせたりしつけを行うと、子供の才能を摘むことになる、という主張が根底にあります。
私の子育て哲学も本書の主張に近いこともあり、納得できる内容が多かったです。
子供はのびのび育てるのが一番だと思います(親は苦労しますが、これもまた楽しいものです)。