おおたとしまさのレビュー一覧

  • 子どもの体験 学びと格差 負の連鎖を断ち切るために

    Posted by ブクログ

    【要は各家庭で抱え込みすぎ】

    五味太郎氏と著者の対談記事を目にしたのがきっかけで本書を購入。
    非認知能力の高さが収入に影響するという言説、
    「体験格差」という薄気味の悪い概念の正体に迫る。

    体験を「消費」する社会とはーー
    社会は本来、助け合い支え合うための場なのに
    いつしか競い合う場になってしまった。
    将来の成功のために
    子供に体験をさせて「あげる」ことで、
    社会を勝ち抜ける人間に武装させようとする。

    子育ての家庭依存が進みすぎていることも
    親の不安を駆り立てる。
    あの子は体験も習い事もたくさんしているのに
    うちの子には「してあげられてない」。
    このままだと子供の将来の選択肢が狭まってしまう。

    村全体で子供を育てれば、偏りが補正される。
    直接子供にかかわる大人を増やすべきだ。

    子供の未来を案じすぎず、
    今、子供が目を輝かすものに時間を割いては。
    五味太郎氏のように下心やメッセージ性抜きで
    子供と同じ目線で楽しむことが大人の役割なのだろう。

    0
    2025年04月21日
  • 子どもが自ら考えだす 引き算の子育て

    Posted by ブクログ

    子育てって、子どもをどう変えたかじゃなくて、自分がどう変わったか。
    わが子のしあわせを願うなら、よその子たちのしあわせも願うべき。よその子たちは、わが子とともに社会をつくるチームメイトだから。

    0
    2025年03月20日
  • 子どもを森へ帰せ 「森のようちえん」だけが、AIに置き換えられない人間を育てる

    Posted by ブクログ

    宮台ワールドが迸っていて、諸々自分も勉強してキャッチアップ・アップデートしていかなくてはいけない部分も多かったが、
    繰り返し述べられている『「社会の外=言外、法外、損得外の時空」を開示して力を回復させる体験デザイン』によって、「失われた身体性・感受性を取り戻す」ことが急務であることには深く共感した。

    たまたま併読していた本にも、日本の政策立案がいったいどういう戦略や意図があってなされているのかが見えなくなっている、という話が出ていたが、本書で日本社会の課題と指摘されていた

    ・「ヒラメ(上へへつらう)」「キョロメ(周囲に合わせる」で空気感に縛られる
    ・「価値的貫徹より学習的適応が優位(やりたいことよりも、やったほうがいいことを、やろうとする)」

    による「劣化」がますます進んでいることとも関係しているようにも感じた。

    また、森が成長変化していく様子を見続けることが、「関わる」ことで自分も環境に働きかけられるのだ、と実感できることにつながる、というお話はまさに上記の政策は与えられるものではなく、関わっていくもの、という意識にまで通じるのではないか、と感じたりもした。

    森のようちえんの取り組みに触れる機会は限定的ではあるが、我が家はかつてスウェーデン大使館主催の森のムッレに参加した。こうした活度も目的とするところは一緒だと思うので、今後も機会をとらえて親子で「共同身体性」を育んでいきたいと思う。

    0
    2025年03月16日
  • ルポ 無料塾 「教育格差」議論の死角

    Posted by ブクログ

    ルポで現状を知ることで終わるかと思ったら、取材を背景に、そのあとの対談では社会に対する重要な考え方が談議されていた。これはただの同情や正論が求められているのではない、重大な示唆だ。
    前半だけ読んで優しい気持ちになっただけとか、後半だけ読んでわかった気になるだけとか、それは勿体無さすぎる。
    そういう構成に持っていけるのも、流石おおた氏といったところか。

    0
    2025年03月10日
  • 中学受験「必笑法」

    Posted by ブクログ

    まだ幼いですが、この先、もし中学受験を目指したい!と息子が意思を示した時に改めて読みたいと思える本でした。家族で成長できる機会にしたいです。

    0
    2025年03月10日
  • なぜ中学受験するのか?

    Posted by ブクログ

    子供の小学4年生になるタイミングで、この本を読んで中学受験をするか考えてみる。
    自分が中学受験組なので、中学受験について、どうしても頭がちらつくが、昨今の中学受験行き過ぎ説で否定的、もしくは公立の中高1貫にいかせたいなど考えていた。
    でも、それ自体が子供の目標を勝手に作る行為だと気づきました。子供が中学受験したいと思うこと、そこから学習方法などを学ぶことが中学受験で得られる1番価値あるものなんだ。誘導してしまい、これが得られなくなる中学受験では意味がない。
    まずは、親から誘導しないように本人が何をしたいのか、どこの学校に行きたいのか、自分の頭で考えるのを待とうと思います。迷ったら引き算。

    心に残ったフレーズ
    中学受験の親に対するアドバイスは巷に溢れている。全部の聞いていたら、イソップ童話のロバ売りの親子になってしまう。取捨選択の視点として、情報型時代の子育ての大原則、迷ったら引き算だ。

    0
    2025年03月09日
  • 男子校の性教育2.0

    Posted by ブクログ

    タイトルだけで手に取ったが、「男子校」や「性教育」に限った本ではなかった。もっと広く人権や社会の構造についての気づきが多く得られた。また読み直したい。

    0
    2025年03月06日
  • 21世紀の「男の子」の親たちへ――男子校の先生たちからのアドバイス

    Posted by ブクログ

    読みやすいしささる言葉が多い。おおたさん節に元気づけられる。息子はまだ5歳、年頃になったらまたきっと読まずにはいられない本。

    0
    2025年02月22日
  • 中学入試超良問で学ぶニッポンの課題

    Posted by ブクログ

    大人でさえ、まったくわからないことを、
    中学入試で出題するなんて、おそろしすぎる。
    どれだけ早熟なのか!

    0
    2025年02月15日
  • 勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき

    Posted by ブクログ

    自分自身が中学受験経験者だったので、共感が多め。
    親になった今、もし自分の子供が中受することになったら、こんな気持ちになるのかな…と思った。
    それにしても、今の中学受験模様が昔と違いすぎて驚き。

    0
    2025年01月31日
  • 子育ての「選択」大全 正解のない時代に親がわが子のためにできる最善のこと

    Posted by ブクログ

    産休に入ったので育児書をぽちぽち。
    適用年齢になった時にもう一度見返したい本。
    自分が受けてきた教育や環境において、良いところもダメなところもあった。
    思い込みだけで考えてしまっているトピックもあり、すごく勉強になった。

    0
    2025年01月21日
  • ルポ 森のようちえん SDGs時代の子育てスタイル

    Posted by ブクログ

    まず森のようちえんを理解する上で、一番最初に読むといいんじゃないでしょうか。
    先に「子どもを森へ帰せ」を手に取ったが、こちらの方がはるかにいろんな発想を得ることができた。ここからまた「子どもを森へ帰せ」の方に戻って読んでみたいと思う。
    実際の園の方の声が集まった、非常に優れた書だと思う。

    0
    2025年01月12日
  • 母たちの中学受験 ~第一志望合格は3割。納得できる結末に必要なこと~

    Posted by ブクログ

    (あとがきより)
    結局のところ一二歳の子どもが勉強する最大のモチベーションはほとんどの場合、親の笑顔が見たいからです。それなのに親御さんを笑顔にするほどの成績がとれなくていちばんふがいない思いをしているのは本人なんです。

    そんな気持ちを秘めながら、必死に自分と戦っている気高い一二歳の横顔に、愛おしさと尊敬の念が湧いてくるはずです。そのまま心の中で、力いっぱいお子さんを抱きしめてあげてく ださい。

    0
    2025年01月07日
  • 子どもを森へ帰せ 「森のようちえん」だけが、AIに置き換えられない人間を育てる

    Posted by ブクログ

    稀代の社会学者 宮台真司氏とフリーの教育ジャーナリスト おおたとしまさ氏の対談を中心に、実践者たる教育者の方々も交えた貴重な記録。

    大学生の頃からずっと知る大家 宮台氏の、20年30年におよぶ学者としての研究・実践に基づく、ときについていけないハイペースでの学問的・体得的見解の出力の嵐を、おおた氏が噛み砕いて紹介・補足するといった展開。

    当時宮台氏については色眼鏡で見ていたのもあったが、この本ではご自身の両親との経緯と共に、如何に考え行動してきたのかも触れられていて、あれはそのような狙いや背景があったのか、と気付くことも多数あり、勝手に伏線回収ができた印象もあった。

    先ずは私自身の家族・身の回りから振り返り見直しの取り組みをしていくのと合わせ、今の日本が置かれている絶望的な社会を変革するために立ち上がった本書籍に登場する皆さんのネットワークの強化・発展を応援していきたい。

    0
    2025年01月05日
  • 新・男子校という選択

    Posted by ブクログ

    母からすると男子校って未知なことが多く、なんとなく共学の方がいいんじゃないかと思っていたが、そういう考え方もあるのか、とある意味世界が開けた。関東出身・関西在住なので関東の学校も関西の学校も紹介されていたのが面白かった。

    0
    2024年11月04日
  • 超進学校トップ10名物対決

    Posted by ブクログ

    トップ10とありますが10校以上書いてあります。
    名門校=ガリ勉、ではなく、文化があるんだな、と。最近文化格差が言われていますが、教育こそが文化なのだな、と思いました。

    0
    2024年10月19日
  • 新・男子校という選択

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたかった本。教育関係者でもあるので、非常に考えさせられることが多かった。
    私自身別学校出身であり、別学校での経験が自分のアイデンティティを形成しているなと思わせられることが多々あるので、この時代にあえて「男子校のメリット」を唱える筆者の意見に共感することが多かった。確かに、集団としてみた時、男子女子それぞれの集団にふるまいの差が出てくるなというのは実感としてわかる気がする。ただやはり、性差というのはあくまでもその人を形成する一つの要素(アイデンティティ)に過ぎないと思うので、個人個人の個性を見極めた上で、その上にある男女の性差なども考慮して接し方、指導の仕方を考えていかなければならないなと考えさせられた。

    「教育とは、常に迷いながら、矛盾を抱えながら、模索しながら行うべき営みだ」という一説が印象に残っている。この仕事は日々自問自答しながら最良と思われる選択肢を選ぶ作業の繰り返しだなと思う事がある。でも、「自分は完璧な振る舞いをしている」と納得してしまったらそこで自分の成長が止まってしまうとも思う。そうなることだけは避けたいと心から思うし、迷いながらでもやることがもしかしたら「正しい」のかもな、とも考えた。女子校版もあるようなのでそちらを次は読んでみようと思う。

    0
    2024年10月03日
  • 子育ての「選択」大全 正解のない時代に親がわが子のためにできる最善のこと

    Posted by ブクログ

    年中の息子を持つ母にとって、かなり助かる1冊です。3分の2読み終わりましたが、とても分かりやすくおおたさんの考えや体験した記録を添えて記してあるので、我が子を見ながら考える指針にもなります。深くうなずけるところや考えの及ばないところを補ってくれてとてもありがたい一冊です。

    0
    2024年09月13日
  • 中学受験生を見守る最強メンタル!

    Posted by ブクログ

    手元に置いて読み返したい一冊

    低学年からサピックスに通うような子の話が多かったので、もっと広範囲の事例があると良かった。

    0
    2024年08月20日
  • 中受離婚 夫婦を襲う中学受験クライシス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    そうか、いまのところうまくいく、は自己責任とれてることなんだな。そのあたりが結構意外だった。妻の書き方ちょっとどうかなあとは思うけど。夫の側からの話だと思って読むのは大切。

    0
    2024年08月20日