【感想・ネタバレ】勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたときのレビュー

あらすじ

中学受験最後の3週間、そして、人生で最も長い1週間といわれる入試本番期間中の、
親子の濃密な心情を克明に描いた衝撃作!
親子3組の実話をもとにしたノンフィクション物語であり、真剣勝負のルポルタージュでもある。

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Posted by ブクログ

中学受験本番を迎えた親子3組の実話に基づくストーリー。
時間をかけて努力した子
並外れた知能の子
平凡な子
満足のいく結果になるかどうかは、決して学力だけでも、努力に費やした時間だけでも、運だけでも、ましてや親の力だけでもない。
でも、全てがあったからこそ、その結果になっている。
幸せな受験とは何か、考えさせられる一冊。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

中学受験のさまざまなリアルを見れました。まさに事実は小説より奇なりですね。著者の考え方に大いに共感でき、最後のページに凝縮されていると感じた。他の著書も読んでみたい。

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2025年05月07日

Posted by ブクログ

自分自身が中学受験経験者だったので、共感が多め。
親になった今、もし自分の子供が中受することになったら、こんな気持ちになるのかな…と思った。
それにしても、今の中学受験模様が昔と違いすぎて驚き。

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

一つ一つのエピソードは短いので読みやすかった。
実話ベースだと思うと、読んでいて心にくる部分はあった。
最後の解説部分もあわせて読むことで、心構えはできそうな予感がした。

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2024年06月04日

Posted by ブクログ

子供を中学受験させるどうか迷っている中で、先に進む前に読んでおいたほうがいいかなと思って読んだ本。
自分も◯十年前に経験したので知ってるつもりになっていたけど、三冠達成ツアーとかは未知の世界だった。
リアルな読み物として面白い本だった。
「必笑法」も勉強になったし面白かった。同じ著者の他の本も読んでみようと思う。

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

子供が中学受験をするなら、中学受験という魔物に親が取り憑かれないために、読んでおいた方が良い本。まぁ。子供を私立に行かせてあげれるほどの金銭的な余裕はないけどね

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2024年04月16日

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事実に基づいたエピソードはグッとくるものがある。

中学受験で大事なのは結果ではなく、そのプロセス。
思っている以上に親の責任は重いし、大きい。

塾ビジネスの闇の部分をこんなに炙り出していたのが、爽快。

子どものためと言いながら、結局は自分と同じ思いをしてほしくない、できる子の親という自分、こうなってほしいという、大人の都合や願望の押し付けが子どもたちを「できるできない」という評価軸の世界に閉じ込めてしまっている現実。

小学生の時から、気付かないうちに、そういうものの見方、考え方に洗脳されていて、その子が親になって、またその子どもがその親の元で洗脳されていくというスパイラルになっている。
「偏差値、学力重視の教育」の弊害を中学受験という切り口で痛烈に描いている。

成績で子どもを見ざるを得ないこの世界にいることは苦しい。

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2024年03月31日

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中学受験の話は、第三者として傍観する限りは、エンタメとして消費できる。
本書も例外ではなく、気づけば読書に没頭していた。
ただ、当事者にとってはキツくてツラいことも多々あるだろう。
私もはるか昔に中学受験を経験したが、今の中学受験の状況はまただいぶ違っていると思う。
それでも経験者として言わせてもらえば、せっかく苦労して私立中学に入学できたとしても、学校が子どもにとってフィットするものでなければ、親も子どもも新たな苦労を背負いこむことになる。

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2024年01月07日

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私の子供も中学受験するつもりなので、ノンフィクションはとても面白かった。一番参考にしたいのは失敗な行動でした。気をつけたいです。

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2023年10月26日

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中学受験の経験はないけれど、中学受験というシステムにはすごく興味がある。周囲でもその手の話題に溢れているからだ。子どものための受験のはずなのに少なからず子どもを傷つけるものになってしまっているのはかなしい。

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2023年09月15日

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実話を元にしているのでものすごいリアル。
浜学園独走状態の関西で最近馬渕が灘の合格者数を増やしているのはこう言うカラクリなのか。

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2023年08月22日

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中学受験経験がないので興味本意で読んでみたら、とても生々しく、中学受験家庭を覗き見したようだった。
読み始めたら一気に読めてしまった。

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2023年08月05日

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どこに居るかではなく、何を成すか。いけるかどうかではなく、行きたいかどうか。誰が何のために戦うのかが大切。勉強より大事なことを学ぶべき時に勉強に傾倒させるリスクと、だからこそ勉強より大事なことをどう学ばせるか、そもそも何を学ばせるべきかわかっているのかを再考しないといけない。

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2023年07月06日

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ネタバレ

小説ではなく、実話を元にした創作なので学校や塾の名前が全て実名なのが珍しい。「いもいも」や「うのき」なんかは知らなかった。最後の解説もとてもためになる。

父親が熱心なアユタはサレジオなど神奈川男子校を受験。第1志望は落ちるが、鎌学と中大横浜に受かって、共学校の中大横浜を選択。

発達は怪しいが天才形のハヤトは灘開成筑駒の三冠を目指す。母親はハヤトが出来すぎるため他を見下し始めるし、父親が本当にダメ。メンタルボロボロでどこも受からず家庭崩壊。

コズエは普連土や香蘭など都内女子校を家族と力を合わせて受験。家族の絆も深まる。

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2025年12月01日

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しばらく積読していたものを引っ張り出してきて一気に読んだ。今ちょうど受験シーズンだしなとかぼんやり思いながらページをめくると、首都圏の中学受験というものがいかに自分の知らない世界なのかということを思い知らされた。まず今はまったくその時期ではない、それは2月1日から約1週間ですべてが終わる超短期決戦なのだということ。何校も、何日程も受験するということ。合否の状況に応じてどこをいつ受けるかが刻一刻と変わるので、合格発表も早く(当日夜や翌日)、出願もギリギリまで受け付けるということ(学校によっては受験日当日〆切ということも)……。大きな壁に直面する3つの家族の生々しい姿に引き込まれた。地方育ちの自分にとってはすべてが新鮮だった。

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2025年03月06日

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いろいろ自分の身につまされる話だった。自分がそのときを迎えるときには、笑っていられるように心がけたい。

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2024年11月20日

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面白かった。
わが家はどうなるのか、と考えずにはいられない。。

田舎の中学受験とは勝手が違うというのはよくわかった。
(義務教育なのに、習ってないような問題が試験に出るのは腑に落ちないままだけれども。)

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2024年09月18日

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中学受験は大変なイメージはあったが、ここまでとは…という感想。
高校受験は経験したが、その時よりもさらに親という存在が介在し、結果にまで大きく作用する。
結果だけを見てしまい、それにそぐわない結果だと家族が壊れるまでになってしまう恐ろしさもあるが、
それでも多くの子供たちが毎年挑戦する、価値のあるものでもあるんだろうな。

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2024年03月27日

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実名表記が徹底されており、フィクションとはいえ、かなりリアルなものとなっている。
塾のあり方も、私が経験してきたことをふまえても、かなり赤裸々に書いている印象だ。
塾はあくまで受験生の家族が「利用する側」であって、「利用される側」になってはいけないのだけど、なぜかこれがどんどん逆転していくのが怖いのだよなぁ……

また中学受験において、家族は最強の味方にもなるが、最悪の敵にもなりうるというのも、よくわかる本だ。
親自身が自分の至らない部分や醜い部分に向き合わざるを得なくなるのが中学受験。
子どもも、兄弟がいればそれぞれ違う。
同じプレッシャーを与えても、伸びる子もいれば潰れる子もいる。
放置しても、勝手にやる子もいれば何もやらない子もいる。 
大きすぎる期待や不安、思ったように成績の伸びない我が子に対する不満、結果を受け止めきれない自分の器の小ささ……
これを冷静に見られるようになれば、親も成長できるのだろう。
とにかく目の前の子どもをよく見ること、これに尽きる。

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2023年11月17日

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ノンフィクションで塾名や学校が実名でバンバン出てくる。リアルな物語で自分がどの親にもなり得ると思った。私はとてもじゃないけれど子どもにそこまで入れ込めない外から見てるうちは思うけれど、実際そこに足を踏み入れたら視野が狭くなる自分が想像できてしまうのが恐ろしかった。

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2023年11月06日

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リアルすぎる、臨場感すごすぎる。
今から2月が怖くなったけど、シミュレートするにはすごく良い本。中受の成功って本当に何を指すかわからない。結果自体よりもプロセスが本当に大切なんだろうなと再認識した。

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2023年10月18日

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中学受験について知りたいが目的だったが、最初にこの本ではもしかしたらよくわからなかったかもしれない。

著者の本をいくつか読んだ後だったので、ストーリー仕立ての話がよく理解できた。

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2023年08月20日

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遊びたい盛りの子供達。ゲーム感覚で中学受験に取り組む。そこには親子の人生ドラマが待ち受けている。ここでは、3つのケースが取り上げられている。1番目のケースは中学受験の厳しさを親が理解せずに、勉強を始めさせたが、次々と志望校を変え、最後は合格した中学から子供が親の期待と逆転の選択をする。2番目のケースは、超優秀層の子供が過剰な親の干渉から瓦解していく。3番目のケースは偏差値だけの判断に頼ることなく、子供の気持ちに則した受験を重ねることで、最後には結果を出す。この3つのケースは、受験校や塾は実名で登場、受験家族は脚色された形でエピソードが語られていく。親の過剰干渉や塾の身勝手さを浮き彫りにしながら、中学受験という試金石の意義に、本来どうあるべきかという重大な示唆を与えている。

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2023年08月09日

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すごく期待してしまっていたせいか、読んだら期待以上のものはなかったかもしれません。
でも、実名なのがリアルだし、首都圏の中学受験事情がよく分かりました。
子どもの中学受験は経験していますが、関西なので、関東ほど選択肢がないこともあり、東京って大変だなと思いました。
1人目は中学受験して親も子も初めての経験で大変でしたが、結果に満足しています。
2人目はこれからですが、この本の悪い例にはならないように、親が最後まで冷静になり、どんな結果になっても支えてあげられるように努力したいと思いました。
ぜひ、関西の学校版も見たいです。

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2023年07月24日

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ネタバレ

中学受験にいどむ親子の心情がよく伝わってきた。やっぱり偏差値によるランキングが、社会をむしばんでいることを実感した。
学校の難易度などではなく、教育の中身そのものや生徒の雰囲気によって学校を選ぶような世の中にしていくには、どうしたらいいのか、考えさせられた。

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2023年06月23日

Posted by ブクログ

まあまあ、失敗(家庭崩壊)、成功(家族の絆が深まった)、の3パターン実例をお話し仕立てで。ポイントは偏差値じゃなく、終わった後に中受して良かった!と思えるかどうか、という熱めのあとがきが一番沁みました。まったくです、学歴erの気がある私としては、振り回されないようにしないと。

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2025年02月26日

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解説がいい。私立中堅の中学校がなぜ学校行事を充実させているか。それは長い受験勉強で疲れた子どもたちを癒すためなんだと思った。ありがとう…。ハヤトのエピソードは痛々しくて辛かった…。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

最近「二月の勝者」を一気読みしたばかりなので、この本で紹介された3つのエピソードが漫画とオーバーラップした。中学受験に対する解像度が低かったので、漫画を読んでなかったら、この本のエピソードを大袈裟だと思っただろうなあ。
12歳の子供の受験にとっては、両親(家族)は何があっても自分の味方だと信じられることが何より大事だと改めて思った。

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2024年02月23日

Posted by ブクログ

いろんな本で書いてることのエッセンスが入っていたり入ってなかったりする感じ。
これだけ話題になっていたのは、タイトルと言いマーケティングがうまかったんだろうな。

内容としては、偏差値が高いことを「レベルが高い」って言っちゃうような大人にはならないように気をつけような、って感じ。

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2023年08月11日

Posted by ブクログ

事実を元にしたルポなので、何とも言えない。家庭も塾も、これが現実か。受け入れる学校側も子どもの為を思えばこんな入試システムは変えたいだろうが、選考するためには難しいというところか。

受験をして得るものと失うものがあるけど、それはどの選択でも同じこと。ただ、偏差値や順位という他人が居なければ成り立たない評価に左右され続ける事が辛いと、個人的には思う。

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2023年07月13日

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