【感想・ネタバレ】勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたときのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

子供を中学受験させるどうか迷っている中で、先に進む前に読んでおいたほうがいいかなと思って読んだ本。
自分も◯十年前に経験したので知ってるつもりになっていたけど、三冠達成ツアーとかは未知の世界だった。
リアルな読み物として面白い本だった。
「必笑法」も勉強になったし面白かった。同じ著者の他の本も読んでみようと思う。

0
2024年04月21日

Posted by ブクログ

子供が中学受験をするなら、中学受験という魔物に親が取り憑かれないために、読んでおいた方が良い本。まぁ。子供を私立に行かせてあげれるほどの金銭的な余裕はないけどね

0
2024年04月16日

Posted by ブクログ

事実に基づいたエピソードはグッとくるものがある。

中学受験で大事なのは結果ではなく、そのプロセス。
思っている以上に親の責任は重いし、大きい。

塾ビジネスの闇の部分をこんなに炙り出していたのが、爽快。

子どものためと言いながら、結局は自分と同じ思いをしてほしくない、できる子の親という自分、こうなってほしいという、大人の都合や願望の押し付けが子どもたちを「できるできない」という評価軸の世界に閉じ込めてしまっている現実。

小学生の時から、気付かないうちに、そういうものの見方、考え方に洗脳されていて、その子が親になって、またその子どもがその親の元で洗脳されていくというスパイラルになっている。
「偏差値、学力重視の教育」の弊害を中学受験という切り口で痛烈に描いている。

成績で子どもを見ざるを得ないこの世界にいることは苦しい。

0
2024年03月31日

Posted by ブクログ

中学受験の話は、第三者として傍観する限りは、エンタメとして消費できる。
本書も例外ではなく、気づけば読書に没頭していた。
ただ、当事者にとってはキツくてツラいことも多々あるだろう。
私もはるか昔に中学受験を経験したが、今の中学受験の状況はまただいぶ違っていると思う。
それでも経験者として言わせてもらえば、せっかく苦労して私立中学に入学できたとしても、学校が子どもにとってフィットするものでなければ、親も子どもも新たな苦労を背負いこむことになる。

0
2024年01月07日

Posted by ブクログ

私の子供も中学受験するつもりなので、ノンフィクションはとても面白かった。一番参考にしたいのは失敗な行動でした。気をつけたいです。

0
2023年10月26日

Posted by ブクログ

中学受験の経験はないけれど、中学受験というシステムにはすごく興味がある。周囲でもその手の話題に溢れているからだ。子どものための受験のはずなのに少なからず子どもを傷つけるものになってしまっているのはかなしい。

0
2023年09月15日

Posted by ブクログ

実話を元にしているのでものすごいリアル。
浜学園独走状態の関西で最近馬渕が灘の合格者数を増やしているのはこう言うカラクリなのか。

0
2023年08月22日

Posted by ブクログ

中学受験経験がないので興味本意で読んでみたら、とても生々しく、中学受験家庭を覗き見したようだった。
読み始めたら一気に読めてしまった。

0
2023年08月05日

Posted by ブクログ

どこに居るかではなく、何を成すか。いけるかどうかではなく、行きたいかどうか。誰が何のために戦うのかが大切。勉強より大事なことを学ぶべき時に勉強に傾倒させるリスクと、だからこそ勉強より大事なことをどう学ばせるか、そもそも何を学ばせるべきかわかっているのかを再考しないといけない。

0
2023年07月06日

Posted by ブクログ

中学受験塾のビジネス戦略やその塾に自身の子供を預けている親御さんの心境にリアリティがあり惹きつけられた。自我が家では子供の中学受験予定は無いですが、子供の進路を考えるうえで大事にすべきことが整理できたように思います。

0
2023年05月14日

Posted by ブクログ

中学受験を検討する家庭は両親ともに読むべき本。3件の実際の受験例(塾名や学校名も実名)を読んだ上での最後の後書きが秀逸。中学受験をどう捉えるか、評価するか。受験で家族が壊れる例も、子どもが成長できる例もあるということ。「落ちても、してよかったと思えるのが成功した中学受験」というけれどその境地に達せる家庭がどれだけあるのか。筆者は中学受験はカルトというが、本当にそうだなと思うなど。

0
2023年03月18日

Posted by ブクログ

今まで読んだどの中学受験本や合格体験記よりリアルだった。自分の娘と性別もレベルも受験校も全然違うけど共感できる気持ちや状況がたくさんあり、どこの中学受験家族も似たような思いがあることがわかったし、中学受験に期待していたものを改めようと思わせてくれる本だった。

0
2023年02月11日

Posted by ブクログ

私自身は地方出身で受験は高校が初めて。ですがうちの地域の子は中学受験する人が半分くらいいると聞き、将来的にまだ幼い我が子の小学校受験、中学受験を見据えて読んでみました。
小説のようですが全部リアルな話を元にしているとのこと。読んでいると出てくる親子のエピソードに自分や家族を重ねて妙な興奮と疲労感に襲われました。
読む前は小学生の時からこんなに勉強付けにさせるのは本当にかわいそう、そして親も精神的、肉体的、経済的にもだいぶ搾取されるなぁとだけ思っていましたが、状況次第では子どもも親も成長できる機会にもなり得るとわかりました。一方でそうなれずに壊れてしまう家族もいることも…。
筆者も書いていましたが、合格だけをゴールにしないことが大事でどんな結果であっても子どもを否定せず一番の見方でいて居続けることが大事だということにつきます。きっと全ての家族がこう思っていてもどうしても追い詰めたり追い込まれたりして我を失ってしまうのが中学受験なんでしょうが。親が我が子にできるのは応援すること、愛情を注ぐこと、これしかないですね。

0
2023年01月31日

Posted by ブクログ

中学受験は大変なイメージはあったが、ここまでとは…という感想。
高校受験は経験したが、その時よりもさらに親という存在が介在し、結果にまで大きく作用する。
結果だけを見てしまい、それにそぐわない結果だと家族が壊れるまでになってしまう恐ろしさもあるが、
それでも多くの子供たちが毎年挑戦する、価値のあるものでもあるんだろうな。

0
2024年03月27日

Posted by ブクログ

実名表記が徹底されており、フィクションとはいえ、かなりリアルなものとなっている。
塾のあり方も、私が経験してきたことをふまえても、かなり赤裸々に書いている印象だ。
塾はあくまで受験生の家族が「利用する側」であって、「利用される側」になってはいけないのだけど、なぜかこれがどんどん逆転していくのが怖いのだよなぁ……

また中学受験において、家族は最強の味方にもなるが、最悪の敵にもなりうるというのも、よくわかる本だ。
親自身が自分の至らない部分や醜い部分に向き合わざるを得なくなるのが中学受験。
子どもも、兄弟がいればそれぞれ違う。
同じプレッシャーを与えても、伸びる子もいれば潰れる子もいる。
放置しても、勝手にやる子もいれば何もやらない子もいる。 
大きすぎる期待や不安、思ったように成績の伸びない我が子に対する不満、結果を受け止めきれない自分の器の小ささ……
これを冷静に見られるようになれば、親も成長できるのだろう。
とにかく目の前の子どもをよく見ること、これに尽きる。

0
2023年11月17日

Posted by ブクログ

ノンフィクションで塾名や学校が実名でバンバン出てくる。リアルな物語で自分がどの親にもなり得ると思った。私はとてもじゃないけれど子どもにそこまで入れ込めない外から見てるうちは思うけれど、実際そこに足を踏み入れたら視野が狭くなる自分が想像できてしまうのが恐ろしかった。

0
2023年11月06日

Posted by ブクログ

リアルすぎる、臨場感すごすぎる。
今から2月が怖くなったけど、シミュレートするにはすごく良い本。中受の成功って本当に何を指すかわからない。結果自体よりもプロセスが本当に大切なんだろうなと再認識した。

0
2023年10月18日

Posted by ブクログ

中学受験について知りたいが目的だったが、最初にこの本ではもしかしたらよくわからなかったかもしれない。

著者の本をいくつか読んだ後だったので、ストーリー仕立ての話がよく理解できた。

0
2023年08月20日

Posted by ブクログ

遊びたい盛りの子供達。ゲーム感覚で中学受験に取り組む。そこには親子の人生ドラマが待ち受けている。ここでは、3つのケースが取り上げられている。1番目のケースは中学受験の厳しさを親が理解せずに、勉強を始めさせたが、次々と志望校を変え、最後は合格した中学から子供が親の期待と逆転の選択をする。2番目のケースは、超優秀層の子供が過剰な親の干渉から瓦解していく。3番目のケースは偏差値だけの判断に頼ることなく、子供の気持ちに則した受験を重ねることで、最後には結果を出す。この3つのケースは、受験校や塾は実名で登場、受験家族は脚色された形でエピソードが語られていく。親の過剰干渉や塾の身勝手さを浮き彫りにしながら、中学受験という試金石の意義に、本来どうあるべきかという重大な示唆を与えている。

0
2023年08月09日

Posted by ブクログ

すごく期待してしまっていたせいか、読んだら期待以上のものはなかったかもしれません。
でも、実名なのがリアルだし、首都圏の中学受験事情がよく分かりました。
子どもの中学受験は経験していますが、関西なので、関東ほど選択肢がないこともあり、東京って大変だなと思いました。
1人目は中学受験して親も子も初めての経験で大変でしたが、結果に満足しています。
2人目はこれからですが、この本の悪い例にはならないように、親が最後まで冷静になり、どんな結果になっても支えてあげられるように努力したいと思いました。
ぜひ、関西の学校版も見たいです。

0
2023年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中学受験にいどむ親子の心情がよく伝わってきた。やっぱり偏差値によるランキングが、社会をむしばんでいることを実感した。
学校の難易度などではなく、教育の中身そのものや生徒の雰囲気によって学校を選ぶような世の中にしていくには、どうしたらいいのか、考えさせられた。

0
2023年06月23日

Posted by ブクログ

中学受験は親の受験と言われるが、様々なパターンがあることがわかる。そして、本当に子供にとって良い受験にするために、塾の思惑に乗らず、総合的に良い受験にするため、さまざまなものを使いこなすことが大切なのだとわかった。あと、早稲アカはイメージ通り。

0
2023年02月16日

Posted by ブクログ

何度も涙しながら読み終えた。
学校名も塾名も実名なので、すごく臨場感を持って読み進めることができた。

受験生である子供も親も、本当によく頑張っていて
登場人物それぞれにお疲れさまでした!と言いたい気分。

はたから見ていたら異様にも思える世界だけど、
一度足を踏み入れたらどんどんのまれていってしまうのが中学受験なんだと思う。
途中で『やめても良いよ』って、自分にも言えるだろうか。
登場人物の親子の選択を読むたびに考えさせられた。

0
2023年01月18日

Posted by ブクログ

中学受験の本番を迎える前にこの本を読んで本当によかった。文末の解説のために、様々なストーリーを読んでいく。
どのストーリーも親目線で進んでいくので、心に響くものがある。
読み終えて、我が子が誇らしげに思えた。

0
2023年01月14日

Posted by ブクログ

最近「二月の勝者」を一気読みしたばかりなので、この本で紹介された3つのエピソードが漫画とオーバーラップした。中学受験に対する解像度が低かったので、漫画を読んでなかったら、この本のエピソードを大袈裟だと思っただろうなあ。
12歳の子供の受験にとっては、両親(家族)は何があっても自分の味方だと信じられることが何より大事だと改めて思った。

0
2024年02月23日

Posted by ブクログ

いろんな本で書いてることのエッセンスが入っていたり入ってなかったりする感じ。
これだけ話題になっていたのは、タイトルと言いマーケティングがうまかったんだろうな。

内容としては、偏差値が高いことを「レベルが高い」って言っちゃうような大人にはならないように気をつけような、って感じ。

0
2023年08月11日

Posted by ブクログ

事実を元にしたルポなので、何とも言えない。家庭も塾も、これが現実か。受け入れる学校側も子どもの為を思えばこんな入試システムは変えたいだろうが、選考するためには難しいというところか。

受験をして得るものと失うものがあるけど、それはどの選択でも同じこと。ただ、偏差値や順位という他人が居なければ成り立たない評価に左右され続ける事が辛いと、個人的には思う。

0
2023年07月13日

Posted by ブクログ

大切なのは、プロセス。わかってはいても、実際はどうだろう。そのプロセスに成長を感じ、過程に満足できる家族はそう多くはないような気がしてならない。

子どもがこの世に誕生したあの瞬間を思えば、生まれてきてくれただけで、丸儲けなんだけど。。。
どこかで聞いたことがあるこのフレーズが、再び頭を過ぎる。
 ”子供は親の所有物ではありません。”
そうそう、まさにこれだわ。

0
2023年04月04日

Posted by ブクログ

リアルで怖かった。
誰の為の中学入試なのかわからなくなるくらい、大人に振り回されている子供たち。
トロフィー入試には前々から疑問。田舎住みですが、こちらでもバスツアーあるとか。学校休んで塾に入り浸る子もいたけどそれでいいのか?
色々考えさせられる一冊。

0
2023年03月23日

Posted by ブクログ

試験というのは努力がそれなりに反映される競技のようで、大学でも高校でも中学でも更には小学校や幼稚園の入試でも家族の数だけのストーリーが生まれる。特に関東圏の中学受験は思春期にもならない子供と親たちが偏差値という数字で自分たちの社会(中学受験という狭い世界の)の中での位置付けを突きつけられて、世の中の厳しさを知ることになるし、その中での生き方を見出していく一大イベントになってしまっている。一つ一つの家族が主人公になる物語なのでそれを乗り越えた後も懐かしく振り返ることができるし、筆者の言うようにカルト化している部分も確かにあると思う。家庭崩壊だけはしないように。

0
2023年01月09日

「学術・語学」ランキング