おおたとしまさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに惹かれて読みました。
体験格差という言葉を聞いて、親だったらドキッとしない人はいないんじゃないかな…
私はもれなくドキッとして読み始めたひとりです
でも本の中で著者が「体験格差」なんてものはない
と言い切ってくれていて
その理由も腑に落ちてホッとしました。
我が家は毎週末、近所の公園とか児童館とか
お金をかけることができておらず
一方でディズニーランドとか高級ホテルへの旅行へ行った同じ保育園のクラスの子達のお話を聞くと
どうやっても後ろめたさが生まれていたんですよね
あーうちはまだ一度もディズニー連れて行って
あげられてないよなーとか
帰省以外の旅行の経験もないよなー -
Posted by ブクログ
教育虐待とは、「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行ういきすぎた、しつけや教育のことである。
ここ数年でメディアでも取り上げられ、認知されるようになった。教育虐待が昨今増えたわけではなく昔から存在していた。しかし、近年はその構造がより複雑化しているといえる。
勉強ができることは大前提で、しかし、お勉強ができるだけではダメだとされ、現代の子どもは幼少のころからあらゆる習い事をかけもちして負担が増えている。
行き過ぎた教育虐待は、子供を追いつめ、極端な例だと殺人や自死につながる。
しかし、そこまでいかなくても、うつ病になったり生きづらさを抱えたりと、あらゆる弊害があることが確認されてい -
Posted by ブクログ
小学生の我が子に体験学習型の習い事や夏休みの体験イベントを熱心に勧めている自分がまさに本書で戒められたような気分だ。
自分でも知らないうちに、人生や人格の豊かさが子どもの体験で決まるような思い込みがあった。
ただ、現在の社会では、子どもだけで外で過ごさせる・遊ばせることもできない。公園は禁止行為の注意書きの看板があり実質何もすることができない。外は不審者がいるからと子どもから目を離すことは許されない。親は大抵共働きで、学校が終わったあとは学童に預けられ、外で自由に過ごす時間なんてない。
そんな環境だから、子どもに習い事をさせなくてはならない。そうでもしないと、子どもは何も体験することがで -
Posted by ブクログ
70歳手前の親ともしばしば感覚の違いを感じたりするけど、自分が小中高生のころと比較しても女性の生き方は多様になっているし、女性の人権とか、女性に限らず人の権利に対して世の中の理解が進んできていると思う。そういったことを意識しているかいないかで女の子の子育てはけっこう変わってくるかもしれないと思った。
この本とは直接関係ないけど、子どもがいると人生の二週目を感じられるというか、自分の頃と比較して変化の有無を感じる視点が強くなっておもしろいなと思った。
特に自分にとっては女の子の親でなかったら、なかったとしてもそれなりに感じていたかもしれないが、今ほど女性の人権とか社会の中での役割とか差別とかに -
Posted by ブクログ
知らない言葉が多くて理解しきれていない箇所もあるけど、お話はすごく良かったです
身体性を身につけること、アフォーダンスの重要性、などなど、始終頷いたり、そうかと感嘆したりしながらそこに参加してる気分になって読みました。
ギリ昭和で田舎育ちの自身の環境を振り返るとオーガニックな森のようちえんだったなと思いました。自然の中で過ごした経験は今思えばとても豊かだった。そのような環境に身を置くことでしか育たない感覚や身体性があり、それはとても大きな価値で、子供が成長する上で決して蔑ろにしてはいけないものだと改めて思った。
少し話は逸れるけど、以前、スタジオジブリの鈴木敏夫さんが「走ったり飛んだり、身体