おおたとしまさのレビュー一覧

  • なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?

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    公文はコツコツやり続けるグリッド力を高める選択肢の一つで、それが他のことでも良く、好きでやらなければ意味がなく、嫌々やっている子は自分の好きなことに思い切りうちこんだ方が良いと思った。

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    2023年11月12日
  • ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち

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    「母という呪縛 娘という牢獄」を読んだあとに手に取ってみた。「教育虐待」とはなんぞやと思い定義のために読んだが、大抵は海の向こうの話のような、ほとんど自分に関係のない話として受け取った。ただ、時折自分の幼少期と似たような体験談が出てくるとドキッとした。あれは教育虐待だったのか…。と自分の中の記憶がザワザワした。

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    2023年11月08日
  • なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?

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    ネタバレ

    タイトルは、『なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?』というキャッチーなものだが、『公文式とは何か?』というような内容だった。公文式の教材内容や指導方法にとどまらず、公文式の組織や歴史、そして創始者の公文公さんについても掘り下げている。元公文式OGとしても改めて公文を捉えなおすきっかけになった。この本は、公文を客観的に見る機会がないまま体に染みつかせてしまった、元OB・OGにこそオススメ。妄信せず、使いこなす、くらいの距離感がよさそう(それは他の習い事も一緒だが…)。

    以下、面白いな、と思った内容。
    ・公文は、あくまでも高校数学の学習を容易にするためのプログラムであり、高校数学までのすべて

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    2023年10月20日
  • 人生で大切なことは、ほぼほぼ子どもが教えてくれた。

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    基本的には昔の自著の復刻版。章毎に現在のツッコミが入ってて+その他書いたものも収録されていた。
    今読むとイタイ自称イクメンといった感じなんだけど、時代的に最も育児してた人でこれだったんだろうなと。本人のツッコミもそんな感じが多かった。
    +の部分など後半はさすが文章を生業にしてる人だけあって、読後感はよかったです。

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    2023年09月29日
  • ルポ 名門校 ──「進学校」との違いは何か?

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    友人たちの出身校もいっぱい載っていて、もっと中高時代のことを聞いてみればよかった(これからでも良いが…)と思った。自由で魅力的な学校がたくさん紹介されていて、私もこんなところで過ごしてみたかったなぁ…と感じた(悪いことはあまり書いていないと著者が書いているので、そこは割り引く必要あり)。生徒が選抜されているからこそできることだろうが。印象的だったのは、政策に翻弄されてしまった日比谷高校。政策やわかりやすい進学実績などに対して、距離を取ったり、いなしたり…というしたたかさは大事なのだろう。きちんとDNAがある学校はもはや生き物みたいなものだ。

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    2023年09月25日
  • 勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき

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    いろんな本で書いてることのエッセンスが入っていたり入ってなかったりする感じ。
    これだけ話題になっていたのは、タイトルと言いマーケティングがうまかったんだろうな。

    内容としては、偏差値が高いことを「レベルが高い」って言っちゃうような大人にはならないように気をつけような、って感じ。

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    2023年08月11日
  • 勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき

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    事実を元にしたルポなので、何とも言えない。家庭も塾も、これが現実か。受け入れる学校側も子どもの為を思えばこんな入試システムは変えたいだろうが、選考するためには難しいというところか。

    受験をして得るものと失うものがあるけど、それはどの選択でも同じこと。ただ、偏差値や順位という他人が居なければ成り立たない評価に左右され続ける事が辛いと、個人的には思う。

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    2023年07月13日
  • パパのトリセツ2.0

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    P.10
    パパのタイプチェックシート
    自分は「冷静沈着コンピュータ」タイプ
    ・ママや子供の話に共感するのが苦手。愚痴とかを聞くのは得意ではない。

    パパの機能
    ・母乳を出すこと以外は何でもできる
    ・ママのストレス発散相手になる
    ・お金を稼ぐことができる

    パパの取扱い上の注意
    ・疲れると動きが鈍くなる
    ・時々暴走する
    ・適度な遊びが無いと故障する

    イクメンかどうかは世間のものさしで測るのではなく、自分の家庭の中で「妻にとって理想の夫とは?」「夫にとって理想の妻とは?」を互いに認識合わせしながら、それに向かって少しでも近づける努力をする姿を継続的に見せられているかだと思う。

    パパはママのコピ

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    2023年05月07日
  • 麻布という不治の病 ~めんどくさい超進学校~(小学館新書)

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    【メモ】
    ・麻布のコネは政界でも役立つ
    ・麻布の創立者 江原素六
    ・リベラリズムは精神の自由を大事に、ネオリベラリズムは経済的自由に重きを
    ・勉強もできて、遊びもできる役柄を演じるためにみんな必死だった
    ・嫌な奴は半端な出来
    ・感じがいい人は、セルフエスティーム(自尊感情)が高く、プライドが低い

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    2023年04月29日
  • 中学受験「必笑法」

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    子の受験に関する本を探している中で気になったものの一。個人的には、特に驚くような受験法ではなく、まあそうだろうな、くらいの感じ。

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    2023年02月24日
  • ルポ 名門校 ──「進学校」との違いは何か?

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    「名門校」は単なる「進学校」と何が違うのか?
    それは建学の理念に根差し、時間の荒波を乗り越えてくる過程で磨き上げられた確固たる「ハビトゥス」の有無に求められる・・・というのは著者のこれまでの著作から繰り返されている主張である。

    本書は、その「ハビトゥス」とは、ひいては名門校とはどんなところか、一言で説明しづらいこのことを説明するために、計30もの名門校を、その歴史から個性を紐解き列記していくスタイルをとる。
    個々の学校の紹介も興味深いし、日本の簡単な学制史を読んでいるようである。

    中学受験を志す世帯の人がこれを読んですぐに何かの役に立つわけではないかもしれないが、本書を読み終わってなお、生

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    2023年02月10日
  • 子育ての「選択」大全 正解のない時代に親がわが子のためにできる最善のこと

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    子供の習い事・義務教育の選択について幅広く書いてあって、こんな道もあるのねと広く知れたのは良かった。あと、所々子供に習い事をさせる上での子供への向き合い方のようなテーマでも書かれていて、子供が習い事をする際にはやめる条件も決める等結構刺さった。

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    2023年01月18日
  • 正解がない時代の親たちへ 名門校の先生たちからのアドバイス[エッセンシャル版]

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    ネタバレ

    子世代の時代を作るのは子世代。その時代に必要なものを、今、親世代が考えるのはナンセンス。今から鍛えられるとすれば、ある物で工夫できるスペックを上げること。
    AI時代だからこそ、感性による補正が必要。
    子どもを信じる。アドバイスはいらない。ただ寄り添って、信頼を伝える。

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    2022年11月22日
  • なぜ中学受験するのか?

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    ネタバレ

    中学受験推進派の本。中学受験のメリットは、反抗期を高校受験で潰さないこと。
    本人が行きたい学校があって、やりたいならさせてもいいと思った。
    大切なのは、子どもの自己決定、自己選択を尊重すること。結果はどうあれ、ここまでの過程も誇りに思うと伝えること。

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    2022年11月22日
  • なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?

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    公文を始めるか迷っていたので読みました。
    公文を絶賛する内容ではなく、創立や運営方法等歴史的な背景も絡めて書かれていて、中々マニアックです。
    良かった点は、学研教室等の類似の教室との違いについても踏み込まれていたので検討材料になりました。
    ただ、どんどん教育界も進化していて、今なら計算力だけにフォーカスするなら他の通信教材やアプリという選択肢もあるので、本書の内容と少し逸れますが、公文でしか身につかない力なのか、他で代用可能なのかなど、東大生までいかなくても、中学受験を終えて私立の中高に通う生徒等、更に若い世代の体験談を踏まえた内容を期待したいです。

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    2022年11月14日
  • 正解がない時代の親たちへ 名門校の先生たちからのアドバイス[エッセンシャル版]

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    有名校の先生からのメッセージ、ではあるが、解説が言葉足らずで表面的な印象を受けてしまった。分かったふりをする現代謎ポエムを読んでるような感覚を持つ部分も。。とは言え、ちょいちょい「これは確かにその通りかも」というものもあり、最後にはそもそも個性バラバラの子供の教育に科学的根拠を求める基本姿勢を見直した方が良いとも思い直す。格言のエッセンスをどう我が子に当てはめるか、そういった視点で読めると気づきが多いかも。

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    2022年10月19日
  • パパのトリセツ2.0

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    ノルウェーは冷凍ピザの消費が世界一
    理由は、冷凍ピザがノルウェーのパパたちの定番料理だから。
    日本で言う料理ができる、というと手の込んだ煮物などを同時に数品つくれることをイメージしがち。
    そもそものハードルが無意識的に高くなっていない?!

    ママ流にパパがあわせるのではなく、ママ流とパパ流が横並びにある、ところからスタート
    という意識

    人の行動の9割は無意識が決めている

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    2022年07月09日
  • 超進学校トップ10名物対決

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    進学校を東大合格者だけでなく、京大や国立大学医学部も入れた、かつ一学年の在籍数を踏まえた合格率まで出してあり、分析の深さを感じた。ただ、日本全体の地盤沈下を考えると、ここに海外大学も入ってくるべきなんだろうなと思う。

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    2022年06月18日
  • パパのトリセツ2.0

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    パパは「母乳を出す」以外は何でもできる全自動子育てロボットであると見立てて、「パパスイッチ」を入れて、その機能を存分に引き出すための方法を指南。
    自分は「パパ」になる予定の男性であり、子育ての参考になればと読んでみたが、あまり子育てにやる気がない父親のお尻にいかに火をつけるのかみたいな内容で、正直あまり参考にならなかった。世間の父親はここまでやらないと子育てしないのだろうか思い、「パパを操作する」みたいな発想に少し嫌悪感も覚えたが、母親の立場からすれば、実際に夫を動かしうる「方便」として、本書は有用なのかなと感じた。自分としては、この本の内容を反面教師として、妻からこのような操作をされる前に、

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    2022年06月12日
  • 背骨&骨盤 ゆがみを直せば若返る!―――おうちでできるアメリカ発カイロプラクティック

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    過去に腰痛、肩凝り、肘・膝の痛みがどうしようもなく、マッサージに通うも一時的に痛みをとるだけですぐまた再発して悩んでいた時期がありました。

    対処療法でなく根本原因を取り除かないとと思い、行き着いたのがカイロプラクティック。そこで施術してもらったら治った経験があり、体の歪みを治す、歪まないよう日常生活で気をつけることの大切さに気づきました。

    最近また日常生活でサボって調子悪くなってきたので、カイロプラクティックに通わなくても自宅で自分でできることをやろうと本書を購入。

    施術経験のある人にとっては本の内容は薄く感じるが、はじめて取り組むなら一通りのことが網羅されていると思います。

    ただ紹介

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    2022年05月26日