おおたとしまさのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本書の「おわりに」はこうはじまる。
「テストで高得点を取ることを”勝ち”とするならば、大量の課題をこなす能力と忍耐力、そして与えられた課題に疑問を抱かない力が有利に働きます。この3条件を持つ人が、日本の受験システムの”勝ち組”になりやすい」
こういった考え方には、「受験の弊害」が叫ばれたり「一定の効用」といった意見を見聞きする。多くの人が教育を享受してきた経験があるため、みな一家言ある。正解があるわけではないのだ。
その正解がない教育のメインストリームにある、従来の教育(少しずつ変えようとはしているようだが・・・)とは異なるアプローチをとる「オルタナティブ教育」と呼ばれる海外発の教育につ -
Posted by ブクログ
新しい知見は広がらなかった。
解決策さえなかった。
それでもよかった。
それは励ましの書だと感じたから。
満足だ。
P5の「奇跡的なくらいに恵まれた状況にいる男性でないと口にできない超贅沢なセリフ」というのは、当事者にとってはそんなことさえ霞むくらいにつらい、そんな「恵まれた状況」が見えないくらい厳しい、のだが、端々にあるエールに勇気づけられたり、本書に出てくる旦那さんよりは夫人に恵まれていると感じたり、この旦那さんよりはがんばっているから俺は偉いと励みになったり、とにかく救われる気持ちになる。
P44「イクボスは『業績も向上するということを実証』しなければいけないのだ」あたりは度し難い。 -
Posted by ブクログ
都内で子育てをする人向け。
ビジネスマンとして、将来、40~50代になったとき、こういった受験戦争を戦ってきた若者と対等にやりあっていくには今、さらに頑張るしかないと思った。
地方受験の自分にとって、詰込み式の学習しかやってこなかった自分ため、現在の教育前線を学ぶのは今のビジネスマンとしての生き方にも役に立つ。
特に、思考能力を試す試験についてレゴを使う学校も現れており、その趣旨としては、頭の整理のためのツールとしてレゴがあり、自分の作品から答えを導き出すという考え方は面白かった。
また、個人的に、公文式の在り方についての記述が自分に当てはめてることができ、面白かった。4歳~10歳まで公文式で -
Posted by ブクログ
・『コンピテンシー(能力)』とは、単なる知識や技能だけでなく、技能や態度を含む様々な心理的・社会的なリソース(資源)を活用して、特定の文脈の中で複雑な要求(課題)に対応することができる力
・親が選ぶのか、子供が選ぶのか?→大事なのは子供が自分で選んだ気になること。親がある程度の枠を決めてあげて、その中から選ばせる。先生との相性は子供の直感も重要。
・いつやめるか?→「どうなったらやめるか」について事前に親子で話し合っておく。例えば、少なくとも半年は続けるとか、目標をクリアしたら辞めるとか。時々区切りを設けて、やめるか否かの前向きな判断をしないと、結局惰性で続けることになる。 -
Posted by ブクログ
中学入試のお勉強。その2。
【開成】
・現代の社会を生きる若者に一番欠けている「生活力」
生活力を向上させるためには、子供自身に、有限なものの管理をさせることが必要です。有限なものとはたとえば時間とお金です。これらをいかに効率的に使えるか、その能力が生活力の土台となります。そして日常の繰り返し。炊事・選択・掃除。これを手際よくできるようにしなければならない。
・リーダーシップをみにつける3つの条件
まず、自分をリードできる強い自己を持つこと。次に集団の中で役割分担をしたことがあること。つまりフォロワー経験をしたことがあるということ。そして集団をリードした経験があることです。
・JAX -
Posted by ブクログ
学術的な本でないため、非常に読みやすい。
ただ、根拠が薄いかな?という印象、
講演を聞いているようなテンポの良い話の展開だった。
オバタリアン教師と言われている人達も、もともとは教師として高い志をもって現場に立っている。
それでも、育児や介護など様々な要因で自分がやりたいように仕事もできず自己肯定感が下がっている。
特に小学校は女性教師が多数を占めている。
彼女たちにとって働きやすい職場をつくらないと、日本の学校という仕組みそのものが壊れてしまう。
教育は日本の未来をつくるものだ。
子どもたちにより良い教育を提供できる学校と社会をつくらなければならない。