【感想・ネタバレ】名門校の「人生を学ぶ」授業のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年11月10日

どんな時代になっても生きていける力
生き抜くための足腰を鍛えるためには受験勉強だけでは足りないんです。

本書では集団学習の大切さが書かれていたように思います。
集団の中で個人がどう考えるか。
個人の考えが集団の中で伝播するときに思考が飛躍的に進むスピードを感じれると思います。

うちの娘は類塾の自...続きを読む考力を高めることの大切さを学びました。
自考力が高まれば集団学習の中でも意見が出来て分からないことがみんなの思考に補われて解決に進むことを学んだようです。

今は進学校に進んだので周りのレベルに気圧されてますが上手く自分の居場所を見つけているようです。
さて息子はどうなるか今一番気になることです。

私立進学校が集団学習の大切さを授業に取り入れてることからも公立校でも入れて欲しいなと思います。
まあ天高も負けてないと思いますがd(^_^o)

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Posted by ブクログ 2018年01月06日

<目次>
はじめに
第1章  まるで幼児教室⁈な授業
第2章  他者とかかわり自己を知る
第3章  教科の枠を超えて学ぶ
第4章  意味は後からわかる
おわりに

<内容>
超有名私学の中高校でおこなわれている教科外の授業(といったほうがいいか)。それを各中高校一つずつ取り上げている。灘中高の数学的...続きを読む折り紙の授業、聖光学院中高校のレゴブロックを用いた数学の授業、何よりも面白かったのは奈良の東大寺学園中高校の「読書」の授業だ。教師の力量が問われる内容だが、年間で数冊の本を読みながら、どんどん教科の枠を超えて授業が展開する。
著者が「おわりに」で書いていたが、教科書「を」教えるのではない。ここに載る私立校(複数)がある歴史教科書を採用していることが報道されると(報道自体がおそらく学校への批判だったと思われる)、多くの批判の手紙などが送られたそうだが、私立校は一切めげることがなかった。それは上記の、『教科書「を」教えるのではなく、教科書「で」教える』ことが徹底しているからだ。生徒もそれについてくるし、ちゃんと批判的精神も学んでいる。公立学校はとても弱腰で、すぐに世論に負ける(教委の言い訳がいつも哀しい)。でも、私もそうだが、教科書をそのまま教えているわけではない。何が載っていても載っていなくても、教えるのは「事実」。その解釈は多様なものだということを教えれば、あとは後々でも生徒が自ら考えていく。そこだろう!
こうした私立校の教育はうらやましい(教える教師の力量には感嘆する)。

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Posted by ブクログ 2018年09月13日

「意外でしょうが、進学校なのに、受験と関係ないこんな授業を、結構真剣にやっています」がコンセプト。しかし、進学校の生徒にいわゆるガリ勉タイプはそれほど多くないのは、結構世間で知られてる常識ではないだろうか。知的体力と知的好奇心が高い生徒たちは、どんな分野の活動からでも学ぶ術を持っている。決して受験に...続きを読む直結するか否かの価値観だけではないと思っているので、筆者が狙っていたかもしれない意外性から来るa-ha momentはなかったが、腑に落ちる深い言葉は随所に。

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