おおたとしまさのレビュー一覧
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公文を始めるか迷っていたので読みました。
公文を絶賛する内容ではなく、創立や運営方法等歴史的な背景も絡めて書かれていて、中々マニアックです。
良かった点は、学研教室等の類似の教室との違いについても踏み込まれていたので検討材料になりました。
ただ、どんどん教育界も進化していて、今なら計算力だけにフォーカスするなら他の通信教材やアプリという選択肢もあるので、本書の内容と少し逸れますが、公文でしか身につかない力なのか、他で代用可能なのかなど、東大生までいかなくても、中学受験を終えて私立の中高に通う生徒等、更に若い世代の体験談を踏まえた内容を期待したいです。 -
Posted by ブクログ
パパは「母乳を出す」以外は何でもできる全自動子育てロボットであると見立てて、「パパスイッチ」を入れて、その機能を存分に引き出すための方法を指南。
自分は「パパ」になる予定の男性であり、子育ての参考になればと読んでみたが、あまり子育てにやる気がない父親のお尻にいかに火をつけるのかみたいな内容で、正直あまり参考にならなかった。世間の父親はここまでやらないと子育てしないのだろうか思い、「パパを操作する」みたいな発想に少し嫌悪感も覚えたが、母親の立場からすれば、実際に夫を動かしうる「方便」として、本書は有用なのかなと感じた。自分としては、この本の内容を反面教師として、妻からこのような操作をされる前に、自発的・自律的に子育てに携わっていこうと思った。 -
Posted by ブクログ
過去に腰痛、肩凝り、肘・膝の痛みがどうしようもなく、マッサージに通うも一時的に痛みをとるだけですぐまた再発して悩んでいた時期がありました。
対処療法でなく根本原因を取り除かないとと思い、行き着いたのがカイロプラクティック。そこで施術してもらったら治った経験があり、体の歪みを治す、歪まないよう日常生活で気をつけることの大切さに気づきました。
最近また日常生活でサボって調子悪くなってきたので、カイロプラクティックに通わなくても自宅で自分でできることをやろうと本書を購入。
施術経験のある人にとっては本の内容は薄く感じるが、はじめて取り組むなら一通りのことが網羅されていると思います。
ただ紹介されているエクササイズはパートナーがいないとできないことが半分なので、ひとりでやるには少し物足りない。
とりあえず一読して初心を取り戻したのを機に、再開したいと思います。 -
Posted by ブクログ
▶︎複数の国で有名な教育法
・モンテッソーリ
認定制度があり、学校の質の確認がしやすい。
個人の集中した活動に重きを置く。
気がすむまで繰り返し、生活動作ができるようになることから生じる自身の心の満足を通して、他の人のことも認めることのできる心の余裕を育てる。
・シュタイナー
ミヒャエル・エンデの「モモ」的世界観。
科学万能主義へのアンチテーゼ。自然の中で、正解のない活動をする。複数人での活動が多い。
▶︎学校教育のあり方に主眼を置いた教育法
・レッジョ・エミリア(イタリア発祥、幼児教育)
認定が無く、各学校の先生次第
協働に重きを置く。プロジェクトベースの活動を行い、先生が計画・実行・修正などの全体の流れを資料に書いて張り出す。
・ドルトンプラン(アメリカ発祥、幼小中高)
個別に課題を進めていくのが特徴
・サドベリー(アメリカ発祥、幼小中高)
自由と自治を追求した学校スタイルが特徴
読み書き算盤も強制しない
・フレネ(フランス発祥、小中高)
・イエナプラン(ドイツ発祥、オランダで発展、小中高)
これらは、オルタナティブ教育、プログレッシブ教育、とよばれている。
「産業革命以降の、工場で働かせるのに都合がいい人材を効率よく製造するための画一教育」では無い、というニュアンス。
「全ての子について◯◯教育法が良い」ということはない。 -
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こどものいる親御さんだけではなく、日本人なら誰もが考えていかなければならない、未来のためでもある、人間本来の姿をあらためるルポでした。特に汐見さんの話では人類学的に問いを見つけ、哲学な考えは育てる親が身につけていないと間違った育て方になりかねない。人間は自然の一部であり、一見何もない森や里山でもこどもはどう遊ぶのか、非認知能力が自然に身につく。森とはいっても、都心部でもどこでも非認知能力を高めることの大事さ、学歴や点数、数字など目に見えるものではない、もっと大事なことが書かれていてます。シュタイナーやモンテッソーリなどの西洋教育ばかりではない、日本らしさの里についても、とてもいい話しでした。行政や官僚、政治家にも知ってほしいですね。
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Posted by ブクログ
子どもをどのような教育方針で育てるのか考えるヒントになる内容だった。見るべきなのは、世間一般で評判になっている塾情報「サピックス」や「鉄緑会」、世間一般で評価の高い東大理Ⅲではなく、その子本人をよく見て観察して、この子はどのような能力があるのだろうか?どうすれば幸せな人生が送れるだろうか?どう導いてあげればいいか、本人の興味関心はどこにあるのか、その子オリジナルな道を探してあげることだと思う。
親の勝手な欲や希望でわが子を王道ルート(サピックス→中高一貫校→鉄緑会→東大理Ⅲ)に乗せるのではなく、わが子をよく見て、実力を見極め、適切な道を用意してあげること、導いてあげることが大事。 -
Posted by ブクログ
ますます少子化が進む社会で受験文化はなくならないのだろうか?多くの人間が働かなくても生きていける時代になるとして、受験産業は継続するのだろうか?今後の社会を支える人間を育成するのであれば、受験よりも課外活動の方が大事ではないか?中学受験ブームに一石を投じる論者はいないのだろうか?そんなことしても意味ないんじゃないですか?と言える人はいないのだろうか?かといって、現代の親として、ブームを横目に中学受験を回避する勇気は持てない。
子どものときにクリアしなければならない関門みたいなものがあり、中学受験はその1つだと思っていた。その関門を通過しなかった人、あるいは、中学受験して大学付属に入学し、そのまま大学に進学したので大学受験をスキップした人、つまり、どこかで「さぼった」人は、結局、社会人になってから苦労しているという印象がある。本来であれば超えられたはずの壁を越えられず、得られたであろうチャンスを逃し、する必要のない苦労をしているように私からは見える。それは不幸というほどひどいものでもないし、何気なく通り過ぎてしまうことであり、人生に多大な影響を与えるものないかもしれないが、そういう人をそばで見ていると我が子には同じ想いはさせたくないと思ってしまう。
一方で、中学受験で御三家に入学し、大学受験を経て難関大学を卒業している人は、良い悪いの議論は別としても独特の魅力を携えているように見える。それが本書でいう「ハビトゥス」なのかもしれない。
私が子どもに中学受験させたいのは、ブームに乗っているだけなのかもしれない。けれど、少なくとも3年間はある大事な中学受験期を無為にゲーム漬け、動画漬け、漫画漬け、遊びほうけさせるのではなく、私がそうであったようにそろばん・習字・水泳・ピアノの方針なき習い事漬けにするのではなく、目標に向かって真剣に取り組み、挫折や失敗や苦難を乗り越える経験をさせたい。
ブームに乗っているということを自覚しつつ、ハビトゥスを意識した志望校を探し、子どもにはその学校をそれとなく目指すように洗脳し、中学受験を駆け抜けていきたいと気持ちを新たにした1冊。
どうやって洗脳するのか?それが問題だ・・・