おおたとしまさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
数年振りに読み直し。
公文式のメリットとして、
・学習習慣が定着する
・計算が早くなる
・何年も先の学習ができる
一方デメリットとして、
・試行錯誤が苦手
・一度解いた以外の問題を解くことが苦手
・パターン学習のため理解してないことが多い
と紹介されていたが、自分自身がまさにその通りだった。
ただ、「計算が早くなる」というのは今でも重宝しており、公文式に通っていて良かったと強く感じている。
6歳と4歳の娘が算数と国語を習っているが、デメリットはあるものの、それを上回るメリットがあると思うのでこれからも通って欲しいと思う。
本書でも触れられていたが、受験勉強にはマッチしない部分があるので、退会時期については慎重に考えていきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ当事者の本に続いて、バランスを取るためにこちらも読んでみた。内容はまっとうだったけど、帯のアオリはやり過ぎかと…(「教育格差は絶対悪なのか? 機会の平等が実現された先にある「本当の地獄」とは?」っていうの) 過度な競争主義や、機会の平等が実現された前提での結果の不平等によって生じる深刻な格差はいいのか、という問題提起は良いと思うけど、無料塾に転嫁させる話か?広くいえば政治・社会の問題(といった時点で無関心になってはいけない)
現実問題、というので目の前の困っている子たちのために頑張る無料塾関係者の姿勢には頭が下がる。
あと、無料塾にもいろんなタイプがあるんだな、と。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルは、『なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?』というキャッチーなものだが、『公文式とは何か?』というような内容だった。公文式の教材内容や指導方法にとどまらず、公文式の組織や歴史、そして創始者の公文公さんについても掘り下げている。元公文式OGとしても改めて公文を捉えなおすきっかけになった。この本は、公文を客観的に見る機会がないまま体に染みつかせてしまった、元OB・OGにこそオススメ。妄信せず、使いこなす、くらいの距離感がよさそう(それは他の習い事も一緒だが…)。
以下、面白いな、と思った内容。
・公文は、あくまでも高校数学の学習を容易にするためのプログラムであり、高校数学までのすべてをカバーすることが目的ではない。文章題や図形問題をあえて削いだのは、創始者の方針であり、過去に組み込んだら自学自習スタイルが崩れたという経緯もあるらしい(その失敗談はもう少し掘り下げてほしかった…)。
・公文国際学園一期生に、中一の時点で高校数学が解ける生徒100人を集めたものの、東大合格は6人のみ。学校のカリキュラムに組み込まれる途端、自学自習は強制になり、精彩を欠くように。
・進度一覧表は競技記録のようなもの。
・スモールステップが合わない子もいる。 -
Posted by ブクログ
友人たちの出身校もいっぱい載っていて、もっと中高時代のことを聞いてみればよかった(これからでも良いが…)と思った。自由で魅力的な学校がたくさん紹介されていて、私もこんなところで過ごしてみたかったなぁ…と感じた(悪いことはあまり書いていないと著者が書いているので、そこは割り引く必要あり)。生徒が選抜されているからこそできることだろうが。印象的だったのは、政策に翻弄されてしまった日比谷高校。政策やわかりやすい進学実績などに対して、距離を取ったり、いなしたり…というしたたかさは大事なのだろう。きちんとDNAがある学校はもはや生き物みたいなものだ。
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Posted by ブクログ
P.10
パパのタイプチェックシート
自分は「冷静沈着コンピュータ」タイプ
・ママや子供の話に共感するのが苦手。愚痴とかを聞くのは得意ではない。
パパの機能
・母乳を出すこと以外は何でもできる
・ママのストレス発散相手になる
・お金を稼ぐことができる
パパの取扱い上の注意
・疲れると動きが鈍くなる
・時々暴走する
・適度な遊びが無いと故障する
イクメンかどうかは世間のものさしで測るのではなく、自分の家庭の中で「妻にとって理想の夫とは?」「夫にとって理想の妻とは?」を互いに認識合わせしながら、それに向かって少しでも近づける努力をする姿を継続的に見せられているかだと思う。
パパはママのコピーではなく、パパの視点とママの視点の両方から子育てをしていくことに多様性が生まれるため、パパを自律した1人の人間として接するべし。
男性が女性のとめどもない話を聴いていられる時間は一説によると最大15分程度。男性は意見を言うのではなくただただ聴く姿勢を貫ければ女性は喜ぶ。 -
Posted by ブクログ
「名門校」は単なる「進学校」と何が違うのか?
それは建学の理念に根差し、時間の荒波を乗り越えてくる過程で磨き上げられた確固たる「ハビトゥス」の有無に求められる・・・というのは著者のこれまでの著作から繰り返されている主張である。
本書は、その「ハビトゥス」とは、ひいては名門校とはどんなところか、一言で説明しづらいこのことを説明するために、計30もの名門校を、その歴史から個性を紐解き列記していくスタイルをとる。
個々の学校の紹介も興味深いし、日本の簡単な学制史を読んでいるようである。
中学受験を志す世帯の人がこれを読んですぐに何かの役に立つわけではないかもしれないが、本書を読み終わってなお、生活において役に立つものばかり求めていたら、本書を読んだ甲斐がないというものであろうか。笑