おおたとしまさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
パパの気持ちがわかる…でもなんでママが本読んで歩みよらないといけないんだ〜?!
パパがママに向けて書いた、ママがパパをどう扱えばママ育児ストレスが軽減できるかという本
【ママのトリセツ】って本もあれば夫に読ませたいって思いました。夫が読みたい・ママを理解したいって思っていればの話ですが
個人的には案外既に実践できているものも多いものの、それでも夫の育児への関わり方について意見があるのはパパのスキルの問題かママの「こうしてほしい」という気持ちが強すぎる問題なのでしょうか…
●特に印象的だったところ
・ウンチの拭き残しがあっても指摘しない、指摘するとパパのやる気を削ぐ
確かにそうだけど、お -
Posted by ブクログ
毒親たちによって被害に遭ったこどもたちの実体験が
筆者の言葉をつうじて赤裸々に書かれており、
その人たちがどう克服したかということも触れられています。
上記のような構成のため、
「毒親はどうして毒親になってしまうのか」
という毒親にならないための教訓本としても使えますし、
「自分の親が毒親だった場合、自分はどうすればいいのか」
という子どもたのための処世術が学べるという、
どちら側にも参考になります。
毒親も実は被害者。
毒親に育てられるとその親も毒親になる可能性が高いからです。
それを避けるためには、やはり知識武装をした上で子育てに挑むのが
毒親のカルマを断ち切る唯一の方法だと思いました -
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習い事の取捨選択に役立ちます。
コンピテンシー能力、つまり認知能力という学力だけでない非認知能力も必要
これからは、いかに社会が変化しようと自分で課題を見つけ、自ら学び、考え、主体的に判断し行動し解決でくきる生きる力を
そして自らを律しつつ他人との協調し、他人を思いやる心や感動する心
でも習い事しすぎて、時間のつかいかたがわからない、やるべきことがないろ落ち込むではダメ、自分の時間を自分でデザインできる時間を
何をやるかより
どのようにやるか
別に習い事でなくても
とにかく一生懸命夢中になれることを
そしてグリット、非認知能力も磨かれる
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近の中学受験事情について。様々な話題が各章ごとに扱われており、どこから読んでもよいが、短くなる分浅い感じは否めずちょっと週刊誌的か。私立大学附属中学のコスパ、公立中高一貫校、インターナショナルスクール、大学入試改革など最近の話題についても触れられている。
・中学受験には、高校受験の準備期間がなくなることによって反抗期における抵抗や中だるみを経験できる環境を確保するという意味もある
進学校の評価としてよく東大合格者数が挙げられるが、これには隔年現象(現役生がたくさん合格すると次の年は浪人生の合格者が少なくなるので全体としては数が減る)と7年現象(合格者が多かった翌年の中学入試で人気化し、そ -
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本書の「おわりに」はこうはじまる。
「テストで高得点を取ることを”勝ち”とするならば、大量の課題をこなす能力と忍耐力、そして与えられた課題に疑問を抱かない力が有利に働きます。この3条件を持つ人が、日本の受験システムの”勝ち組”になりやすい」
こういった考え方には、「受験の弊害」が叫ばれたり「一定の効用」といった意見を見聞きする。多くの人が教育を享受してきた経験があるため、みな一家言ある。正解があるわけではないのだ。
その正解がない教育のメインストリームにある、従来の教育(少しずつ変えようとはしているようだが・・・)とは異なるアプローチをとる「オルタナティブ教育」と呼ばれる海外発の教育につ -
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新しい知見は広がらなかった。
解決策さえなかった。
それでもよかった。
それは励ましの書だと感じたから。
満足だ。
P5の「奇跡的なくらいに恵まれた状況にいる男性でないと口にできない超贅沢なセリフ」というのは、当事者にとってはそんなことさえ霞むくらいにつらい、そんな「恵まれた状況」が見えないくらい厳しい、のだが、端々にあるエールに勇気づけられたり、本書に出てくる旦那さんよりは夫人に恵まれていると感じたり、この旦那さんよりはがんばっているから俺は偉いと励みになったり、とにかく救われる気持ちになる。
P44「イクボスは『業績も向上するということを実証』しなければいけないのだ」あたりは度し難い。 -
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都内で子育てをする人向け。
ビジネスマンとして、将来、40~50代になったとき、こういった受験戦争を戦ってきた若者と対等にやりあっていくには今、さらに頑張るしかないと思った。
地方受験の自分にとって、詰込み式の学習しかやってこなかった自分ため、現在の教育前線を学ぶのは今のビジネスマンとしての生き方にも役に立つ。
特に、思考能力を試す試験についてレゴを使う学校も現れており、その趣旨としては、頭の整理のためのツールとしてレゴがあり、自分の作品から答えを導き出すという考え方は面白かった。
また、個人的に、公文式の在り方についての記述が自分に当てはめてることができ、面白かった。4歳~10歳まで公文式で -
Posted by ブクログ
・『コンピテンシー(能力)』とは、単なる知識や技能だけでなく、技能や態度を含む様々な心理的・社会的なリソース(資源)を活用して、特定の文脈の中で複雑な要求(課題)に対応することができる力
・親が選ぶのか、子供が選ぶのか?→大事なのは子供が自分で選んだ気になること。親がある程度の枠を決めてあげて、その中から選ばせる。先生との相性は子供の直感も重要。
・いつやめるか?→「どうなったらやめるか」について事前に親子で話し合っておく。例えば、少なくとも半年は続けるとか、目標をクリアしたら辞めるとか。時々区切りを設けて、やめるか否かの前向きな判断をしないと、結局惰性で続けることになる。