おおたとしまさのレビュー一覧
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東大に在籍する女子を東大生と呼ばず東大女子と呼ぶことに、この国のジェンダー問題の根源があるのではないか、という。
東大卒女性の著書やインタビュー、一時期話題になったアメリカのスーパーキャリアウーマン、シェリル・サンドバーグの著書「LEAN IN」などからも引用があるのだが、これらの女性たちが語っていることが、問題の核心を見事に突いていて、鳥肌ものなのだ。
「私たちの社会は、性別に拘らず、他者の面倒を見る人より、自分のキャリアに時間をかける人を上だと考えている」(プリンストン大学教授アン=マリー・スローター)
という一文は、本当に突き刺さった。
しかし、女性でなく男性がこの問題を掘り下げて -
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ネタバレおおたさんの本は結構読んでいるのですが
語り口も面白いですし偏りの無い(感じさせない)
分析にいつも感心させられます。
息子が開成行くと息巻いていることもあり
(本当に行けるかは分かりませんが)
開成関連の本は結構読んできましたが
麻布や武蔵についてはあまり知らなかったなと感じました。
私立中学の中でも難易度・知名度共に最高峰に位置する
御三家だけあってそれぞれが明確なポリシーを持って
学校運営を行なっていることがよく伝わってきましたし
自分も御三家に行っていたわけではありませんが
それなりに名門と呼ばれる学校に通っていたので
普段の授業から言外の色々な知識などを受け取っていたのかなぁ
な -
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私がその大学と縁が無いからですが、この本の主題となっている、東大生女子と縁が私にはありません。なので、現役及び卒業生と実際に取材して書かれたこの本の内容は非常に興味がありました。
この本を読んで感じたことは、東大の女性は、東大の男性とも、他の大学を卒業した女性とも、違う対象として世間から見られていて、そのことを十分に理解している彼女たちは、それに対して、どうすべきかを考えた結果、行動をしている人が多いということです。
私が社会人になって30年になりますが、少なくとも日系の会社及び日本人男性が多くを占める会社では、男性を基準に制度がつくられていて、女性には不利な面が多く、この30年、ほとんど -
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公立中高一貫校に多くの合格者を送る塾である教育を通じて、適性検査に合格するための勉強を、採点ロジックや問題の読み方などから学びました。問題を見て瞬時に難易度と解法を見極め、パターンに準じた卒のない答案を作り上げる技術、なんともつまらない勉強であるが、それが受かるためのテクニックと言われれば、それまでであり、受かれば官軍、である。ともあれ、やはり、入学した後の同級生に魅力がある、にも異論はない。でも、enaで中学受験をし、落ちた人は少なくない。でも、高校受験に対して1年無料で平常授業を受けることができるなど、リベンジできる土壌もあり、ゆるい中学受験のススメ、そして2020年度以降予定されている大
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子供の習い事の情報とやり方を親向けに紹介する本。
著者は育児・教育ジャーナリストらしく、取材した個々の内容から統計データまで取り上げており説得力がある。
以下気になったところ
・ピアノは頭が良くなるかも知れない
・公文式で勉強する習慣がつく
・プログラミングやストリートダンス教室もある
・ボーイスカウトは「幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」という意味。見直されるべき。
・習い事は親が選んで、子供は選んだ気にさせる。
・やめ時は始める前から決めておく。ダラダラやると悪い思い出になる。
・中途半端には終わらせない。クセがつく。
・小学校低学年までは並行にやるのは2つまで。
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<目次>
はじめに
第1章 まるで幼児教室⁈な授業
第2章 他者とかかわり自己を知る
第3章 教科の枠を超えて学ぶ
第4章 意味は後からわかる
おわりに
<内容>
超有名私学の中高校でおこなわれている教科外の授業(といったほうがいいか)。それを各中高校一つずつ取り上げている。灘中高の数学的折り紙の授業、聖光学院中高校のレゴブロックを用いた数学の授業、何よりも面白かったのは奈良の東大寺学園中高校の「読書」の授業だ。教師の力量が問われる内容だが、年間で数冊の本を読みながら、どんどん教科の枠を超えて授業が展開する。
著者が「おわりに」で書いていたが、教科書「を」教えるのではない。ここに載る -
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ネタバレ子供が小学生になりそれなりに習い事をさせていますが
特にあまり指針を持たずにやらせていたので
立ち止まって考える意味で役に立ちました。
習い事を始める時に辞め時をイメージするというのが
ありましたが確かにそれは大事だと思いました。
東大生が何の習い事をしていたか等は特にどうでも良いのですが
(別に何かの習い事をしていたから東大生になれたわけではないと思うので)
様々な習い事を本気でやった場合どのくらいの手間や費用が
かかるのかといったことや実際にその道のプロになった人が
子供時代にどのように習い事と関わっていたのか等が
描かれていたのが興味深かったです。
「汎用性の高い非認知能力はどんな -
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ここ日本ではサピックス⇨鉄緑会という型にはめられた秀才集団を大量生産しているという現実に驚愕を覚えた。本当に医者になりたいのではなく、偏差値が高いから、No.1だからと理IIIに進む秀才達。彼らの生き方もあまりにも型にはめられすぎている。
世界ランキングで東大は上位に入れず、ノーベル賞受賞も少ない。今後は我が子を王道に進ませたいのなら東大ではなく、海外の大学を視野に入れるべきではないだろうか?実際御三家在学中のエリート達は東大ではなく、海外の大学を目指す学生が増えているようである。
日本の大学入試改革を待っていたら遅い。
伸びしろのある秀才を育てていく道を探っていきたい。