おおたとしまさのレビュー一覧

  • 名門校「武蔵」で教える東大合格より大事なこと

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    「自調自考」を掲げている学校は結構あるが、本当の意味でこれを実践している学校はほとんどない。
    武蔵はその数少ない学校の一つ。
    高校生の卒業生の答辞。本当に高校生が考えたものなのかと思うくらい素晴らしいものでした。
    今のテレビに出ているコメンテーターやネット民に是非読んでほしい答辞です。そこで何を感じるのか、何も感じないのか。
    羨ましい学校だ。自分が子供の頃に出合いたかった。

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    2018年03月18日
  • 習い事狂騒曲 正解のない時代の「習活」の心得

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    子供の習い事の情報とやり方を親向けに紹介する本。
    著者は育児・教育ジャーナリストらしく、取材した個々の内容から統計データまで取り上げており説得力がある。
    以下気になったところ
    ・ピアノは頭が良くなるかも知れない
    ・公文式で勉強する習慣がつく
    ・プログラミングやストリートダンス教室もある
    ・ボーイスカウトは「幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」という意味。見直されるべき。
    ・習い事は親が選んで、子供は選んだ気にさせる。
    ・やめ時は始める前から決めておく。ダラダラやると悪い思い出になる。
    ・中途半端には終わらせない。クセがつく。
    ・小学校低学年までは並行にやるのは2つまで。

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    2018年01月14日
  • 名門校の「人生を学ぶ」授業

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    <目次>
    はじめに
    第1章  まるで幼児教室⁈な授業
    第2章  他者とかかわり自己を知る
    第3章  教科の枠を超えて学ぶ
    第4章  意味は後からわかる
    おわりに

    <内容>
    超有名私学の中高校でおこなわれている教科外の授業(といったほうがいいか)。それを各中高校一つずつ取り上げている。灘中高の数学的折り紙の授業、聖光学院中高校のレゴブロックを用いた数学の授業、何よりも面白かったのは奈良の東大寺学園中高校の「読書」の授業だ。教師の力量が問われる内容だが、年間で数冊の本を読みながら、どんどん教科の枠を超えて授業が展開する。
    著者が「おわりに」で書いていたが、教科書「を」教えるのではない。ここに載る

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    2018年01月06日
  • ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体

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    サピックスと鉄緑会。恐ろしい組織だな。
    自分の知り合いの子どもに早稲アカ→鉄緑会。そして医学部を目指しているというのがいるが、こんな生活をしているのだろうか。
    親はいたって普通なんであるが、子供に対してどれぐらい関わっているのか、期待をしているのか。
    彼らの今後を見守っていきたい。

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    2017年10月28日
  • ルポ 父親たちの葛藤 仕事と家庭の両立は夢なのか

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    いろいろな家庭の例が載っていて興味深く読みました。
    最終的には、
    『大切なのは、もっと頑張ることではなく、何かを手放す勇気なのだ。要するに、自分は何をして、何をしないのかをはっきり選択することに尽きる。』
    まさしくこれに尽きますね。

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    2017年10月26日
  • 忙しいビジネスマンのための 3分間育児

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    違うことを知っておくこと。

    どうせハウツーでしょ、といった期待値を超え、作者の読者に対する気遣いが感じられる優しい一冊でした。

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    2017年10月06日
  • 習い事狂騒曲 正解のない時代の「習活」の心得

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    ネタバレ

    子供が小学生になりそれなりに習い事をさせていますが
    特にあまり指針を持たずにやらせていたので
    立ち止まって考える意味で役に立ちました。

    習い事を始める時に辞め時をイメージするというのが
    ありましたが確かにそれは大事だと思いました。

    東大生が何の習い事をしていたか等は特にどうでも良いのですが
    (別に何かの習い事をしていたから東大生になれたわけではないと思うので)
    様々な習い事を本気でやった場合どのくらいの手間や費用が
    かかるのかといったことや実際にその道のプロになった人が
    子供時代にどのように習い事と関わっていたのか等が
    描かれていたのが興味深かったです。

    「汎用性の高い非認知能力はどんな

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    2017年06月08日
  • 習い事狂騒曲 正解のない時代の「習活」の心得

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    今の習い事事情、へぇ~。自分たちの頃とは違うんだなっていう、何となくの感覚はあったけど、実際ダイナミックに変わってきてるんですね。ほんの一握りの、飛び抜けた才能以外、その道で生きていくことは基本的にはない訳で。そうなるとやっぱり、スキルそのものに対する習熟ってより、もっと基本的な人間的な習熟の部分が重きをなすはず。三日坊主もいかんけど、無理強いもダメ。それでなお興味を持てるものであれば、基本的には何でも良いって結論ですね。まあ、金銭的なものとか、現実問題としては、色々検討しなければならない事柄もある訳ですが。

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    2017年05月17日
  • ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体

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    塾の歴史や個性がわかって勉強になった。東大の理科Ⅲ類に合格する人たちは、こんな生活を送っているのか。

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    2017年04月05日
  • ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体

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    ここ日本ではサピックス⇨鉄緑会という型にはめられた秀才集団を大量生産しているという現実に驚愕を覚えた。本当に医者になりたいのではなく、偏差値が高いから、No.1だからと理IIIに進む秀才達。彼らの生き方もあまりにも型にはめられすぎている。

    世界ランキングで東大は上位に入れず、ノーベル賞受賞も少ない。今後は我が子を王道に進ませたいのなら東大ではなく、海外の大学を視野に入れるべきではないだろうか?実際御三家在学中のエリート達は東大ではなく、海外の大学を目指す学生が増えているようである。
    日本の大学入試改革を待っていたら遅い。
    伸びしろのある秀才を育てていく道を探っていきたい。

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    2017年02月18日
  • ルポ 父親たちの葛藤 仕事と家庭の両立は夢なのか

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    ◆きっかけ

    「男性の家庭進出なく女性の社会進出はない」ということで、答えを探し求めて。

    ◆感想

    昨年2016年に出たばかりの本です。著者は前回読んだ『忙しいビジネスマンのための3分間育児』と同じ"おおたとしまさ"さん。彼の文章は読みやすいです。

    本のタイトルに対する答えだと思う箇所を要約しました。

    1.「イクメンでも業績が上がる(下がらない)」を前提にするとみんな辛い(43ページ)。残業0、あるいは育休をとれば業績は下がるのが普通。受け入れよう (45ページ)
    2.男性でも育休や退職ができる環境にして、「女性はリスク」を「男女ともにリスク」という意識に変えていく(

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    2020年11月11日
  • パパのトリセツ

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    ★共感するママは多いだろうな
    ★これをパパが書いているので反感を買いにくいのだろう
    ★果たしてパパはここまで単純なのだろうか
    ★結局はいかに話し合い意見の出し合いをするかだろう
    ★タイプ別取扱説明書、いいと思う。
    ★ハウツー本としては高評価
    ★私が育児を夫に押し付けられていると強く感じたのは、子供に手を上げた夫をたしなめた時に、「じゃあ殴られないような子に育てろよ」と言われたこと。子供を育ててるのは私だけだっけ?それに、たった3歳でそんな大人に都合のいい子供に育つなんて無理だってこともわかっていない。子供は言う通りになるものでも言う通りにさせるべきものでもない、ということもわかっていない。とい

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    2017年01月10日
  • ルポ 父親たちの葛藤 仕事と家庭の両立は夢なのか

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    家族と過ごす時間を増やすために、仕事を早く終わらせようという考え方自体が仕事主体である、という件が突き刺さった。だから、早く帰っても仕事で全力を出してしまってうわの空になってしまうのかもしれない。

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    2016年11月11日
  • ルポ 父親たちの葛藤 仕事と家庭の両立は夢なのか

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    どうして今、父親が疲れているのか・・・。
    どうして今、父親がこんな気持ちになっているのか・・・。

    いつも父親たちが感じていることを様々な視点から
    物語っている本。
    どうしてもゼロか100かの意見になりがちな事が多いけれど
    様々な視点を提示してくれます。
    無責任な正論をかざすのではなく、
    子育ては思い通りにいかないものなのだと言う当たり前のことに気づくこと
    自分の人生にとって本当に譲れないものは何なのか
    それが大切だと改めてわかりました。

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    2016年10月28日
  • ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体

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    日本の頭脳である東大エリート集団が、
    SAPIXから鉄緑会のキャリアを経ることが
    主流であるとしたルポ。

    通常あまり表出されない日本のエリート教育が、
    塾業界にて行われているという側面をあぶり出している。

    学校側から見ると塾は補完的な存在であり、
    塾歴が主導権を握っているという事実を
    認めたがらないものではあるが、
    もはやその存在を否定することはできないまでに
    教育支援業界は成長を遂げている。
    学校と塾の役割分担をはっきりさせ、
    共存を図っていくことも必要であると思う。

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    2016年07月18日
  • ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体

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    ずいぶん前に日能研に通っていた。
    本当に楽しかったし、悔しい思いもしたし、その頃の友人とは今でも仲が良い。
    当時からサピックスは知っていたがいつの間にやらエリート教育コースの一部になっていたようだ。
    一方、鉄緑会の方は全く知らなかった。
    この塾の指定校ではなかったし、知ったところで学力不足で行けなかっただろうが。

    中学受験そのものは悪いとは思わない。
    そのメリットについては、ここでは語らないが、「与えられたものに対して疑いを抱かない力が求められる」(148頁)のは問題だ。
    私は教師からしてみれば良い生徒ではなかった。
    理由の明確でないもについては反抗したし、説明を求めたからだ(だって自分は茶

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    2016年06月09日
  • 男子御三家 なぜ一流が育つのか

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    東京の男子校、開成、麻布、武蔵の教育を紹介すると共に、その共通点を探る。
    それぞれの個性はあるが、長期的な視点に基いた一貫した教育方針、liberal arts を追求し受験を目的としないという共通項がある。
    中等教育が受験で分断されている日本の学制の不利、男女別学の有利を説く。
    当然、この三校に限られることではなく、例数を限って書くためにこの三校を選んだと考えるのがよい。東京の女子校、他地区の学校、新設で同様の教育方針を採る学校も紹介されている。

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    2016年04月07日
  • 男子御三家 なぜ一流が育つのか

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    子供と向き合ってる学校は素晴らしい。こういう学校に行くには基礎学力があってこそ。下地がないと自由は成り立ちにくいんだろうか、自由だから学力が伸びるのか。不思議だ。

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    2016年03月25日
  • パパのトリセツ

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    ネタバレ

    おもしろかった~。子どもがお腹にいるときに読みたかったわ。

    生まれてから、6才までの毎日曜日だけ、子どもと接していた場合、それは、人生だいたい70才くらいとして、どれくらいの割合だろうか?という質問に対して、

    答えは、なんと2%!!!!!!!!

    夫に伝えたらどう思うだろうか?

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    2015年11月05日
  • 忙しいビジネスマンのための 3分間育児

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    なかなか面白い、本書の中の診断の結果、僕はジャックバウアー型らしい。うーん、土日のお守りが評価されてないぜ。

    ママの役割を二人で分担するのでなく、ママにはできない役割をこそパパが担当するのです。

    夫婦の価値観を無理にそろえる必要はありません。

    そして、カミさんの評価を上げるためには、掃除をチョイチョイやるか。その通りだと思うよ。

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    2014年12月13日