いいとこの坊っちゃんと、孤児で使用人の娘がいて情事があった。坊っちゃんは彼女が妊娠してることは知らずに滞在から去る。娘は「厄介なこと」になったので、出奔する。「人生はこういうもの」と特に悲観してない。数年後殺人事件の容疑者=娘、陪審員いいとこ坊っちゃんは出会う。坊っちゃんだけ衝撃を受ける。自分がもてあそび、彼女を傷付けたために、今こんな目に。いやいや。当然独りよがりの男に対して、娘ははねのける。「身分が最初から違うだろ」1899年に既にこのような「わかりあえない男女関係」を書いてる作者のセンスが凄い。