トルストイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「“生きてる”と“生きる”はちゃう」
せやな、“本当に”とか“マジで”とか“ちゃんと”とかを頭につけると生存と生命が全然違く感じる。
わかりやすいぞと思ってページをめくれた。
初めは“私”って何?的な実存主義を題材にしてるんかなとおもたら学者全般に否定的になって、キリストとか仏陀とかツァラストラとか褒め出すからそう来るか!とおもた。
進めるとよりキリストっぽくなって・・・
「愛しなさい、神と隣人を」
個人の幸福はやがて不幸を招くからみんなで幸せになろうや。だから隣人を愛することはわかった。なんで神を愛さなあかんの?神は隣人の1人じゃないの?
これ以上は怒られそうやからやめときます。
他 -
Posted by ブクログ
初トルストイ。
アンナの不倫シーンは昼ドラのようで、ついつい読んでしまう。体裁を気にするばかりで自分のことを見てくれない夫と、若々しい愛情を素直にぶつけてくる青年。この青年は思わせイケメンなのでつまり女の敵。夫もまぁまぁなクズなので、アンナかわいそう。
「小説」として読もうとするとリョーヴィンの田舎シーンは死ぬほどつまらないが、舞台が近代化の機運高まるアレクサンドル2世代(農奴解放etc.)であることを考えると、「歴史書」をも包含したものとしてスラスラ面白く読める。
巻末に当時の結婚観などが読書ガイドとして付されているのが嬉しい一冊。
個人的な推しは、どこか影のある優しい女性ワーレニカ。