トルストイのレビュー一覧

  • 光あるうち光の中を歩め

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    キリスト教に馴染みない自分にとっては正直わかりにくかった。ただ、キリスト教に関するもっと知りたいという知的好奇心が湧いた。とりあえず、短いし何度か読もう。

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    2012年09月01日
  • 光あるうち光の中を歩め

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    トルストイの時代のロシア正教の教義とは異なる、トルストイ流のキリスト教の理想像が描かれている。自身の考える理想世界を広めたいと考えていた、思想家・宗教家としてのトルストイの姿がここにあるように思う。私有財産の否定など、共産主義的思想の影響をうけたキリスト教原理主義的思想だなというのが私の印象である。

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    2012年07月03日
  • 光あるうち光の中を歩め

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    先輩にすすめられて。
    原始キリスト教と現在のキリスト教(プロテスタント)の考え方に大きな隔たりを感じた。

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    2012年07月01日
  • 光あるうち光の中を歩め

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    トルストイ曰く「少年老い易く、学成り難し」←違
    トルストイといえば坊ちゃんで、自分ちの農奴の女性たちにじゃんじゃん手をつけて子ども産ませまくったことで有名ですが、キリストの教えではそういうのまずいんじゃ…。ねえ。

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    2012年05月25日
  • 戦争と平和(一)

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    大学の時に全巻制覇しましたが、あまり記憶に残っていません。ただ、あの登場人物の多さに圧倒されました。あとがきの長いことも印象的です。歴史は有名人だけでなく、一人一人の思いと行動の積分だったかな?で動くみたいなことがメチャメッチャ伝わりました。

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    2012年02月18日
  • 光あるうち光の中を歩め

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    西暦1世紀のローマ、富裕な家庭に生まれた青年が主人公。
    放蕩の結果、金銭的困窮や家族・友人との関係崩壊を招き、生き方を見直す青年。
    その彼に、キリスト教徒となった親友が信仰の道を勧め、一方で、旅で行き会った男性が世俗的な個人としての責任を説く。

    原始キリスト教時代を舞台に、私欲から解放され、他者愛と労働に生きる、
    トルストイが到達した新しいキリスト教世界観が描かれている。

    語り部分が多くそれぞれが長いが、特に読みづらくなった。
    構成が分かりやすく、二つの思想が彼の中でせめぎあう様子が、躍動的に描かれている。

    後半では帰結を予見される片鱗があるものの、いずれの論理にも重みが持たされており、

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    2012年02月11日
  • アンナ・カレーニナ 1

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    あ~やっと読み終わった

    あらゆる要素が注ぎ込んである小説だった。 恋愛結婚宗教政治戦争思想もうぜんぶ入ってる。

    好きなとこ
    アンナの魅力の書かれよう
    ヴロンスキーに遊ばれた後の弱りキティ
    良い年したリョービンの浮かれっぷり
    リョービンの猟のシーン
    リョービンの畑仕事
    娘を生んだ時の狂いアンナ
    140年前のロシアの貴族生活のあり様
    ウォトカ
    四巻後半アンナとリョービンそれぞれの死の考察 ここはかなりきた

    総合小説ってなに?って思ってたけど、これ読んで理解。ぜんぶ入ってるってことだ。
    ぜんぶ入ってるから、人によって面白いとこと面白しろくないとこと出てくる。自分の興味の偏りが知れる。

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    2012年02月18日
  • 光あるうち光の中を歩め

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    2008年05月10日 00:10

    内容どうとかじゃなくて、決心したことを人の助言でころころ変える点においてユリウスにめちゃくちゃムカついた。

    無宗教の私は、この本を読んで「その通りだ!」って心底感銘をうける、みたいなことは生涯ないんだろう。
    現に、この人たちの生き方はすばらしいなあとも下らないなあとも感じなかった。
    ただ、ひとつのことをここまで信じきり、疑わず、自分の生きていく中心とできる、宗教うんぬんと関係なく、その生き方は純粋にすごいと思う。

    ただし、ここ。
    「男が女を自分と同じ一個の『人』として愛するのではなく、彼女との肉体的接触から受ける自己の快楽を愛する結果、自己の快

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    2012年01月29日
  • 光あるうち光の中を歩め

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    一行たりとも極太赤鉛筆の出番ないままだった。こういう読書は近年に例がない。序でに教徒としての素質も全くなさそうだ。

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    2012年01月14日
  • 人生論

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    自分の価値観とは合わないと感じたけど、大物作家がどう考えていたかがうかがい知れて読み物としては面白い。

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    2011年12月25日
  • 人生論

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    途中でうんざりしてきましてどーんとすっトバして、むすびと解説を読んでヨシとしました。
    またいつか読む時が来るかな。来ないだろうなあ。

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    2011年10月30日
  • 人生論

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    トルストイの人生哲学が明快に述べられていた。
    そのおおもとの考えは私の価値観とは合わないと感じたが、自分の考え方を理解してもらうために多々用いるたとえ話は面白かった。

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    2011年10月19日
  • 人生論

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    生命とはなんだと思いますか?

    そんな漠然と生命とはなんだと言っても、答える事は困難ですよね。
    人それぞれ考え方が違うので、正しい答えをだすことは不可能に近いでしょう。
    トルストイによる「人生論」
    生命論とも言える書籍を紹介し、皆さんのなかにある生命とは何なのか?の一つの考え方として、捉えてみてはいかがだろうか。

    本書は全部で35章の構成になっていて、全部を紹介すると何ページにもなってしまうので、重要な箇所と何がこの本の言いたいことなのか、を引用しつつも私の解説と共に紹介していく形で始めたいと思う。

    では始めよう。

    まずこの文を引用する。
    「水車が唯一の生活手段であるような人間を想像して

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    2011年06月10日
  • クロイツェル・ソナタ 悪魔

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    ネタバレ

    トルストイの性に対するストイックな考えが描かれた「クロイツェル・ソナタ」「悪魔」を収録。
    嫉妬に駆られ妻を殺した男の独白による「クロイツェル・ソナタ」。もう一方の「悪魔」は性に対して潔癖な男がもたらした悲劇を描く。

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    2014年07月07日
  • 戦争と平和(一)

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    冒頭から社交のはなしがだらだらとつづきます。さいしょに読んだときは、思わず飛ばしてやろうかとも…。ところがいまとなっては、こういったまどろっこしい時間の流れこそが作品の通奏なのだと諒解できます。

    トルストイはあせらずに。。

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    2010年12月01日
  • アンナ・カレーニナ 1

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    古典的名作を読もうという課題を勝手に作り、
    去年はファウスト、カラマーゾフの兄弟を読みましたが、
    どちらも「これは…!」という予想外の面白さだった。何というか、破天荒な。

    それに比べたら、今のところアンナ・カレーニナは、「ああ、まぁ…」というレベルです。
    予想の範疇の面白さというのかしら。
    確かに展開は巧みで、群像劇だけど混乱もしないし、却って飽きが来ない。
    んー、嫌いじゃないのですが。19世紀イギリス小説テイスト。
    どんな劇的な展開でも、なんか枠からはみ出さない感があるというか。
    これがトルストイ先生の個性なのかな。

    とはいえ、面白くないわけではない。
    なんせ今のところ、手放しで素敵な女

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    2010年05月14日
  • クロイツェル・ソナタ 悪魔

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    トルストイなんて読むのは高校生以来。そのときも思ったけどやっぱ真面目だよ。この人の物語は。キリスト教の神は人間に優しくないのではないかと思ってしまう。悪いことをしないためにどうすべきか、悪いことをしてしまったらどんな気持ちがするかはだいたいわかるけどしてしまうのだから、それでもどうして悪いことをするのか、悪いことをしたあとどうのりこえるのかが大事なのでは。

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    2011年09月03日
  • アンナ・カレーニナ 4

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    アンナの最期は壮絶でした。
    自殺する人ってあぁいう感じなのかな。

    やっぱり後味はあまりよろしくなく。
    個人的にはそんなに感情移入できませんでした。
    疲れたー。


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    2009年10月07日
  • アンナ・カレーニナ 3

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    リョーヴィンが念願叶ってキティと結婚。
    さすがヲタだけあって結婚にも恐ろしいほどの
    理想を抱いててちょっと笑える。

    アンナとヴロンスキーは・・・
    男女の気持ちってこうやってすれ違っていくのね。

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    2009年10月07日
  • アンナ・カレーニナ 2

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    アンナ編とリョーヴィン編に好みが分かれそうな二冊目。
    リョーヴィンの議論大会ぶりは確かに途中飽きかけたけど。

    学校教育の是非がさんざん議論されていた当時、日本では寺子屋が当たり前のようにあったわけで、日本って立派な国だわとつくづく思いました。

    ただキティの出番が少なくて物足りなかった。
    彼女の心情描写がほとんどないまま終わり、えーっ。
    三冊目に期待するとしましょう。

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    2009年10月07日