筒井康隆のレビュー一覧
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「名作を読もうキャンペーン」⑧
『ロートレック荘事件』筒井康隆先生。
筒井先生といったら
時をかけちゃう、エンタメのイメージでした、私は( ´∀`)
あー、推理もの、ミステリ好きな人がオススメするわけがわかりました。約30年以上前の作品ですが、独特な言い回しはあるものの、古いというより作品のアジだなぁって読みすすめられちゃう。
そもそも、ワタシはロートレックのポスター作品が好きなので気にはなっていたんです。でも古本で買ったせいか、積んでしまっていました。
感想はむずかしいっ!殺人事件ものです!
登場人物は限られているので読みやすいんだけど、違和感があって理解せず読んじゃっていいのか?って -
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前半
夢をテーマとしたセラピーと、研究者同士の権力争いで進んでいく。そこはかとない謎解きの香り。
後半
筒井康隆全開の、トンデモドタバタエログロブラックSF。短編集とか「残像」を読んだ経験があったおかげで、夢と現実の区別をつけて読めた気がする。初筒井だったら意味がわからなかったと思う。本当に混沌としていた。ラゴスとか、読んだことないけど時を駆けるとかと同じ人なのかと思うくらい。全員がある程度ぶっ壊れキャラ(行動とか胆力とか思想とか)だから、読者が読み飛ばしたかと思うくらい奇天烈な出来事にも対応していてお手上げ。何でもあり、本当に何でもあり。
カシコではないので、主題とか構造とかは全然わからなか -
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帯には「わが最高傑作」とあり、昨年(2024年)、テレビで見た「筒井康隆の世界 ~文学界の巨人 90歳のメッセージ~」でも(一番良い作品は何かと訊かれた)筒井康隆本人が「モナドの領域だろう」と言っていたと記憶している。が、私は、この序盤をさほど面白いと思わず、栞を挟んだまま本棚に置き去りにしていたのだった。
が、公園、法廷、テレビショーとGODの劇場舞台が変わっていくにつれて、だんだんと面白くなってきた(私はその展開に「文学部唯野教授」を思い出していた)。最終盤、GODが去った世界の描写では、序盤のつまらない各シーンの人物たちをきっちりと拾い集めて物語を閉じる。GODを小説の作者「筒井康隆」 -
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比較的淡々と事実を連ねているようでもあるが、やっぱり面白い。単純な出来事も、往年の若い頃の筒井康隆氏がいかにも書きそうな内容・文体で書いてこられると、やはりそう来たかとそれだけでファンは大喜びしてしまう。
どちらかといえば、幼少年期〜青年前期ころまでがあまり発表されていない内容なので、興味の対象が大変興味深い。さらに、そういう若い時期を経ているからこそ、あの作品群が生まれてきたのだとも納得させられるものがあった。
しかし、御大のことだから、自伝に書くことと決して書かないことは、ちゃんと計算し尽くしているのだろう。
おっさんには幾重にも楽しめる本なのは間違いない。 -
Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
91歳、最後の文豪の途方もない人生
「この自伝は極力、自分が見聞きし体験したことに限っている。」
生まれて最初の記憶、初恋、戦時中に過ごした幼年期、映画とジャズ漬けになった少年期、演劇に夢中になった青年期、同人雑誌から作家デビューし時代の寵児となり、断筆宣言を経て現在の活躍まで。最後の文豪、“笑犬楼”こと筒井氏が驚異の記憶力でつづる、濃密なるライフヒストリー!
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一時期、星新一氏のショート・ショートと筒井康隆氏の作品を交互に読むのが習慣になっていた。どちらの作品も大好きで、今でもたまに読み返すことがある。残念ながら星氏はすでに故人となってしまったが、筒井 -
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「もしひとつの言葉が消滅した時、惜しまれるのは言語かイメージか」
題名だけ知ってるいわずとしれた名作を読んでみよう第2弾!
まさに実験小説…!
いわゆるメタ的小説なんだけど、これが1995年に記されているのがすごい。
小説を読み慣れていないとめちゃくちゃ時間かかるし、消えていった言葉を模索しながら読んでたらとてもじゃないけど途中で投げ出してしまう、と思ってエンタメ小説として読み終えました。
老後に時間かけてつぶさに読みたい気もするけど、(余程の物好き、文学オタクでない限りは)そこまで検証して読むものでもないようにも思う。
解説では、小説内の五十音の定義・消失の流れについて細かに分析されてる -
Posted by ブクログ
ネタバレなんで裏表紙にメタ・ミステリーって書くんだよー。最後のちょっと感傷的な終わり方にもはまったから、何も知らずに読んでたら文句なしに★5つついたのにー。メタだってわかってたせいで、途中で”おれたち”って表現の不自然さに気がついたもんな。そのせいで最後の衝撃は絶対にちょっと薄れちゃってるって。とか言いながら、俺もここに書いちゃってるけど。とにかくミステリーに関しては、あとがきもオビの解説もない方がいいっていうのは、ある意味真実かもしれない。
基本的に、俺って密室トリックみたいな正統派のものより、叙述トリックみたいなメタな方が好きみたいだな。「十角館の殺人」に対する評価があれほど高いのも、生まれて