筒井康隆のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
人の心理状態を細部まで描写していて面白かった。芝生は緑が一番好き。滑稽だけど、なんだかんだ愛がある感じが◎。無風地帯のオチも好き。人の行動原理や精神分析について興味があったけど、知りすぎた結果あれこれ当てはめて考えるのってしんどそうと七瀬を見ていて感じた。頭の片隅に知識として置いといて、あくまで自分が受けた印象で相手を判断して、人として見ることに注力した方が良さそう。時には深入りせず表面だけの印象に留めたりとか。なんて事を考えるくらいには、テレパスにまつわる暗めな話が多かった。あと、会話って大事だなと思った。普通の人はまずテレパスなんか使えないから、話し合わないと他者との溝は埋まらないという、
-
Posted by ブクログ
哲学書のなかでも、難解と言われる本の一つ『存在と時間』を、できるだけ嚙み砕いて、要点を抑えたのが本書である。「現存在」や「世界内存在」など、普段の生活では使わない用語を、本書の著書である筒井康隆が、読者が今後、『存在と時間』を理解できるように手助けしてくれる。入門書として本書以上のものはないだろう。哲学書の解説であるにもかかわらず、所々ユーモアな表現もあってか、硬質な内容を和らげてくれる。このような工夫が施されているのが入門書と言われる所以である。それだけではない。本書の解説を担当する大澤真幸も秀逸である。『存在と時間』は、人間の死に対する指南書として読み込める。そのため、読者自身が精神的に
-
購入済み
面白かった
前作、前々作ともまた違ったお話でした。
前作の続きを期待して読むと
肩透かしを食らったような感じになってしまいます。
結末をどう受け止めるかは読み手次第ということでしょうか。
他の人の意見が聞きたくなる結末です。 -
購入済み
面白かった
面白かったかな、ドロドロとしてけして読後感がよいとはいえないけれど。
クセになるといえばクセになるようなそんな本です。
人間心理の醜さがこれでもかと押し寄せてくるので
読むのに少々心の耐力が必要だけど。
そして我が身を省みれば、人間なんてそんなものかもしれないとも思う。