筒井康隆のレビュー一覧

  • 時をかける少女

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    タイムリープの原点っぽい話だ。映像化されてる原作初めて読んだ。私が生まれる前にこんなこと考えてるって、ことが感慨深いな。

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    2024年02月19日
  • カーテンコール

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    何だか、星新一のショートショートを読んでいる気分で、サクサク進む。筒井康隆を読むのは、何十年ぶりか?よくもまぁこんな作品が書けるものだ。この年齢でこの頭の柔らかさと、創作力は、脅威的。

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    2024年02月16日
  • 家族八景(新潮文庫)

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    人の心理状態を細部まで描写していて面白かった。芝生は緑が一番好き。滑稽だけど、なんだかんだ愛がある感じが◎。無風地帯のオチも好き。人の行動原理や精神分析について興味があったけど、知りすぎた結果あれこれ当てはめて考えるのってしんどそうと七瀬を見ていて感じた。頭の片隅に知識として置いといて、あくまで自分が受けた印象で相手を判断して、人として見ることに注力した方が良さそう。時には深入りせず表面だけの印象に留めたりとか。なんて事を考えるくらいには、テレパスにまつわる暗めな話が多かった。あと、会話って大事だなと思った。普通の人はまずテレパスなんか使えないから、話し合わないと他者との溝は埋まらないという、

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    2024年02月08日
  • 富豪刑事

    匿名

    購入済み

    アニメから

    アニメの富豪刑事Balance: Unlimitedが個人的に大変面白かったので原作も気になっていました。他のレビューを拝見してアニメと原作はだいぶ違うと知りましたが、また違った富豪刑事を味わってみたく購入に至りました。
    アニメと原作で登場人物やキャラの違いに多少困惑はしましたがストーリー自体は個人的に楽しめたので良かったです。

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    2024年01月25日
  • カーテンコール

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    なんか凄い展開になってしまう掌編集
    この何処へ行ってしまう終わり方は余韻を残すものもあり、呆気に取られるものもある
    筒井康隆にしかできない芸当だ
    最後は現実にまではみ出してくる
    付録までつけて、これで引っ込んでしまうの?

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    2024年01月13日
  • 夜を走る トラブル短篇集

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    町田康氏の講演録で取り上げられていたので購入。自分はあまり熱心な読書家ではなく、筒井氏の書籍はこれが初めて。作者を隠して読んでいたら町田氏の作品と勘違いしていたかもしれない。
    各ストーリーのラストでドリフの盆回しを流したくなる短編集だった。移動中に読んでいたので、周りには気持ち悪い顔をしていると思われただろう。こっちだって笑い堪えるのに必死だったんだよ。

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    2024年01月07日
  • エディプスの恋人(新潮文庫)

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    『家族八景』『七瀬ふたたび』に続く、俗に言う七瀬シリーズの完結編。
    異能SFの雰囲気は影を潜める、というよりかは作者の中で“異能”というものをより深く推し進めたであろう本作は、形而上的な色合いを帯びる。
    生物の上位存在の様なもの..宇宙意思..定まった呼び方の無いこういったものに対し、本作はかなり突っ込んだ、かつ文字化に成功している作品かもしれない。七瀬シリーズの幕引きに寂しさもありつつ、個人的には支持したい締め方。

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    2024年01月04日
  • モナドの領域(新潮文庫)

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    ネタバレ

    腕だけの死体が見つかる場面でミステリーを求めたがやはり筒井康隆、sf作家ですな。
    GODが裁判で語るシーンの長さがすごい。
    ミステリーとしての帰結はなく、sfとして帰結した。

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    2023年12月24日
  • 誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義

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     哲学書のなかでも、難解と言われる本の一つ『存在と時間』を、できるだけ嚙み砕いて、要点を抑えたのが本書である。「現存在」や「世界内存在」など、普段の生活では使わない用語を、本書の著書である筒井康隆が、読者が今後、『存在と時間』を理解できるように手助けしてくれる。入門書として本書以上のものはないだろう。哲学書の解説であるにもかかわらず、所々ユーモアな表現もあってか、硬質な内容を和らげてくれる。このような工夫が施されているのが入門書と言われる所以である。それだけではない。本書の解説を担当する大澤真幸も秀逸である。『存在と時間』は、人間の死に対する指南書として読み込める。そのため、読者自身が精神的に

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    2023年12月13日
  • カーテンコール

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    オビのとおり、ほんとに最後なのか?
    この本を読む限り、益々意気軒高なのではと拝察するところですが。

    はじめて筒井作品を読んだのは、中学生のころだったか。たまたま家に何冊かあったので。子供心に「なんじゃこりゃ」とびっくりした記憶がある(とくに短編)。かと思ったら、美しかったり心温まったりする作品もあったりして。エッセイも抱腹もので面白かったなー。

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    2023年12月11日
  • 家族八景(新潮文庫)

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    女中として働く10代の若者七瀬は、人の心を読むテレパス。彼女が渡り歩いた8つの家族の風景は、彼女にどう映るのか。
    誰も相手の気持ちを完全に理解することはできないし、自分自身にだってそうだ。一軒には、あまりにも多くの抑圧された感情が渦巻いている。そこに、七瀬という異物が混入することで、家族の関係がゆっくりと歪んでいく。
    若くて経験のない七瀬がテレパスという能力に苦悩し、混乱してしまうが、それを活用して家族を変えていく過程(意識的にも、物理的にも)はなんとも爽快なものだ。それが悲劇になったとしても。

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    2023年12月07日
  • 時をかける少女

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    初めて読んだ。映画の印象が強いが、原作に忠実だったのだな。
    言葉使いが旧いし、女性の振る舞いに違和感がバリバリなのだが、ベーシックなプロットと分かりやすい構成なのでサラッと読めた。

    実験室で気絶した日から主人公和子の周辺で不思議な現象が起きる。友人二名と先生に相談したところ、タイムリープする能力が発現したのだと気づく。普通の人間として生活したい和子は、タイムリープが起きないように解決方法を調べるが…。

    映画を観たのでオチは知っているが、小説も面白かった。

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    2023年12月07日
  • エディプスの恋人(新潮文庫)

    A

    購入済み

    面白かった

    前作、前々作ともまた違ったお話でした。
    前作の続きを期待して読むと
    肩透かしを食らったような感じになってしまいます。
    結末をどう受け止めるかは読み手次第ということでしょうか。
    他の人の意見が聞きたくなる結末です。

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    2023年12月02日
  • 俗物図鑑(新潮文庫)

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    接待担当課長の収賄、企業の養子社長の苦悩と蒸発(懐かしい。今なら失踪か)などに端を発した俗物的評論家を集めた梁山泊プロダクションを核として、当時のマスコミや急進的女性団体、世相に対する風刺を効かせたドタバタ劇を堪能した。亭主の失踪を追って妻が、俗悪評論家の犯罪行為の疑いを抱いて刑事が、吸い込まれるように梁山泊ビル内に囚われてからの籠城戦が本書の見せ場だ。456から463ページの街頭インタビューは、著者の痛烈なマスコミ・世論批判でもあり壮絶。享介の最期の回想シーンは演劇出身の著者らしい。

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    2023年11月30日
  • カーテンコール

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    著者が「これがわが最後の作品集になるだろう。」
    と言っているので、是非とも読んでみたいと買いました。「時をかける少女」、「パプリカ」など、有名作を続々と描き続けた、筒井康隆氏、彼の今までの創作活動を集約したような、作品が25編も描かれています。特に筒井ファンにオススメなのは、「プレイバック」です。彼が今まで創り上げた作品の登場人物たちが、作中に出てくるのです。
    もう一度、彼の過去の作品を読みたいと感じました。

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    2023年11月27日
  • 家族八景(新潮文庫)

    A

    購入済み

    面白かった

    面白かったかな、ドロドロとしてけして読後感がよいとはいえないけれど。
    クセになるといえばクセになるようなそんな本です。
    人間心理の醜さがこれでもかと押し寄せてくるので
    読むのに少々心の耐力が必要だけど。
    そして我が身を省みれば、人間なんてそんなものかもしれないとも思う。

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    2023年11月23日
  • エディプスの恋人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    『七瀬ふたたび』のラストからどうなって本作に繋がったのか疑問に思いながら読み始めるも、次第に、そんなことは忘れ読み進める。ラストでなるほど納得の理由でうまく前作と繋がった。これにはまんまとやたれたという感じ。図形的な文章表現も出てきて前衛的。他の小説では見たことがない「赤字の文字」は極北と言えるのではないかと思う。

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    2023年11月12日
  • 誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義

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    ここまでシンプルにハイデガーを解説してポイントを外さないのは素晴らしい。死への先駆性について、解説の大澤真幸さんの文章と合わせて理解が深まった。

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    2023年11月04日
  • カーテンコール

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    筒井康隆の一応最後の作品という事ですが、
    どこか生涯を振り返る様な内容に感じました。
    プレイバック、川のほとり、離婚熱が
    特に良かった。

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    2023年11月04日
  • 七瀬ふたたび(新潮文庫)

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    超能力者は普通人から迫害される。国家的組織からの迫害追求の中で、道南大沼付近の山荘にテレパス・テレシネす・タイムトリップ・未来予知などの能力を持ったものが集まるが、抹殺されていく。

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    2023年11月04日