筒井康隆のレビュー一覧

  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    なんとなく古本屋で100円コーナーにあったので読んでみた本。
    筒井康隆らしい、現実と虚構が上手いバランスで混じり合った話で、SF感もあり楽しめた。

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    2026年06月07日
  • 筒井康隆、九十歳のあとさき―老耄美食日記―

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    筒井康隆くらいの大金持ちになるとこんなにリッチな食事を毎日できちゃうのね…それにしても毎日のようにコース料理で二人で五万とか、お金もそうだけどよく胃腸が保つね!?やっぱり長生きな人は消化器官も強いのかとしみじみ…

    そして自分が毎日せせこましく生きてるのが馬鹿らしくなる。必要なものは少々お高くても買うべし!

    光子(奥さま)なんてディオールの150万近くするアンサンブル買ったりシャネルの何十万もするペラペラのちゃんちゃんこ(康隆言)買ったりしてるんだよ!?…夫のパンツくらい買ってあげようと心に誓いました。

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    2026年06月05日
  • 筒井康隆、九十歳のあとさき―老耄美食日記―

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    90才まで生きてないので想像つかないことが多いけど
    我が子をなくす悲しさは想像できるし
    思い出さなくなった代わりに
    夢に出て来るって一文は沁みる
    奥様にイライラしながら
    近くにいないと誰といても孤独感じるとか
    確かに美食家
    でもこの本から感じるのは
    愛妻家で
    もう会えない息子さんを常に思ってる優しさです

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    2026年06月05日
  • 家族八景(新潮文庫)

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    何回読んだか覚えていないくらい読み返した七瀬シリーズの1作目。初めて読んでからは20年以上経ったのかもしれない。久しぶりにふと読みたくなって読み返したら、やっぱり面白くて1日で一気読みしてしまった。
    改めて奥付けを確認したら、昭和50年発行。それなのに全然色褪せない、新しさを感じる。やっぱり七瀬シリーズは不滅だな。

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    2026年06月03日
  • 筒井康隆、九十歳のあとさき―老耄美食日記―

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    ここまで著名な作家の老いてからの日常が、金銭含めて記してあるのは、初めてか。この食欲が、肉体の、日常生活を正確に細かく記す事が、脳の老化を防いでいるのであろう。個人情報を赤裸々に書く事を躊躇わないのが、いかにも筒井氏らしい。良いなぁ。最高!楽しく面白い!
     私は、ガルシアの百年の孤独を読もうとしたが、リタイアして読まずじまい。車椅子生活の不便さを思う。

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    2026年06月01日
  • 日本以外全部沈没 パニック短篇集

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    小松左京の『日本沈没』をひっくり返し、日本だけが残って世界中の陸地が沈むという、とんでもない発想。その結果、日本人が世界一偉くなり、外国人が三等市民扱いされる世界が描かれるのだけれど、とにかく不謹慎。びっくりするほど不謹慎。でも、その不謹慎さの奥にあるのは、人間の差別意識や排他性への痛烈な皮肉。

    それにしても、世界の著名人たちの扱いが容赦ない。筒井康隆さん、本当に遠慮という言葉を知らない。今の時代にこの内容を新作として発表したら、たぶんSNSが大変なことになりそう。

    こんなのあり?とツッコミながらページをめくり、気づけば最後まで読まされている。やっぱり筒井康隆は恐ろしい。笑わせながら、しっ

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    2026年05月29日
  • 残像に口紅を

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    5回はこの本を開き、読み進めては閉じ、しまってきた。それがやっと最後まで読み終えることが出来た!辛かった笑
    世界からことばが消えたら、という設定にみんな惹かれるけど、読むと難しいしかない。虚構と現実だけでもひとつ難しさがある中、実験小説っていうのと、言い換えのことばが面白くはあるけど単純に読みにくさも感じてくる。勉強になって私の知的好奇心は満たされそうで満たされない。難しすぎて。
    三女の、タイトルの回収の場面は切なくてすき。
    こんなに難しかったのに、筒井康隆の本また読みたいと思ってるのは、なぜ?

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    2026年05月29日
  • 笑うな(新潮文庫)

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    ブラックユーモア×ファンタジー要素満載のショートショート集。
    筒井節炸裂で難解!?なところもあったが、サラッと読めて面白かった。

    特にお気に入りが
    『悪魔を呼ぶ連中』、『最初の混線』、『遠泳』。

    また機会があれば筒井作品読みたい!

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    2026年05月27日
  • 家族八景(新潮文庫)

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    いろんな家族がいて幸せそうだったり、明るい家庭だったり、裕福で仲睦まじかったり見えるけれど心の中はこんなものなのだろう。
    それをズバッと書いてくれてなるほどねと感じた
    でも心の中の言葉がわかるのは怖い
    友達なんて欲しくなくなるかもしれない

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    2026年05月21日
  • 筒井康隆、九十歳のあとさき―老耄美食日記―

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    作品紹介・あらすじ

    美食を楽しんでいたおれは、一夜にして「車椅子の文豪」になってしまった。二〇二四年三月二十三日。数々の傑作話題作を著した八十九歳の作家は、老いと戯れながら、愛妻や仕事仲間と美食を楽しみ、『百年の孤独』等現代文学を論じて倦まずにいたが、この日自宅で転倒して車椅子の生活となった――。しかし不敵きわまる作家魂でその日々を赤裸かつ挑発的に描き続けた空前絶後の老文豪リアルライフ!

    *****

    筒井康隆が88歳~91歳にかけて雑誌「波」に連載していた日記をひとつにまとめたもの。日記以外に初の文庫化となったガブリエル・ガルシア=マルケスの「百年の孤独」に寄せられた解説や、大江健三郎に

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    2026年05月17日
  • 脱走と追跡のサンバ

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    キッチュな世界観であまり好みではないが設定がかなり面白く、中盤あたりからの度重なる展開にのめり込む。ラストの演出によって遡及的にそれまでの物語が別の意味を持つタイプの、世界観が瓦解するような作品としてリヴェットの「北の橋」がかなり好みでそれを思い出す。

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    2026年05月15日
  • パプリカ

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    ネタバレ

    面白かったー!本作の後映画も見たけど、それもそれで90分でコンパクトにまとめられてて、アニメならではの映像表現を楽しんだけれど、本作を読んでないとイマイチ人間関係はついていけないところもあるのではないかと思ったり。能勢さん好きだったので、出ずに残念でしたけど!笑。粉川も好きだった!イケオジ〜。アニメだと能勢+粉川をして割った感じだった

    筒井康隆は、残像に口づけを、以来かな?
    女性表現があまりにも昔・オジサンすぎて辟易するところもあったけど、全体として楽しくてあっという間に読んでしまった。エンタメー!

    パプリカが好き笑。
    「ねえ、こんな顔なのでいやなんだけど、これでお別れだから、ここでちょっ

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    2026年05月10日
  • 筒井康隆、九十歳のあとさき―老耄美食日記―

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     年を取る、ということはどういうことか、先人の経験談を知るにしかず。

     佐藤愛子氏の「90歳なにがめでたい」でだんだん行動力が細っていく様子を知った。思考や行動の幅が狭くなっていくところはこの本でも描かれているが、「ここまで食べられるのならそれも良いのでは」と思う。

     90歳でもここまで元気に食べられれば私なら本望。それも、一皿で味もカロリーも満足させるような食べ方ではなく、一流の料理屋のコース料理に近いものを食しておられる。

     「これ以上書いても同じような繰り返しになるから」ということで本書は終わっている。筒井康隆氏がそのあとも同じような楽しい食生活を維持されていることを祈る。

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    2026年05月08日
  • パプリカ

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    『バブリング〜』に続き、筒井作品十作目。映像化されたものを観る前に、自分のパプリカ(美少女)のイメージを確立したかったのでこちら(原作)から。
    PS能力という点から七瀬シリーズに似ているものの、目指すベクトルは逆のように感じた。こちらは内的宇宙、インナースペースが主な舞台だ。後半なんて他の作家なら陳腐な内容になりがちだが、そこはさすが筒井康隆。何でもあり(笑)な展開でもとても楽しめました!
    で、最後もタダでは終わらない——これは現実?夢?それとも…。

    確かに、映像化するなら絶対アニメだよな!と思いました(^^)

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    2026年05月06日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    論理的に構築されたファンタジーの世界観を背景に、ラゴスの人生における複数の転機を短編的に繋ぐ形式。各章で数年単位の時間経過を重ねることで、人生という長い旅の重さと変化を表現している。様々な環境での決断や出会いを通じて、人間の道徳的判断と人生の選択肢が問われる感じ。穏やかで落ち着いた文体で語られながらも、ときに考えさせられることもある構成。一方で、今だったらこんなん書かれんだろうなーって描写もあり、そこには違和感を覚えることもあった。全体的には、人生における「旅」と「帰還」、そして最終的な「決別」へ向かう過程を静寂の中に描いた作品。人間の本質と時間の流れを感じさせられる読後感がある。

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    2026年04月23日
  • パプリカ

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    一言感想「夢って夢だからいいものなんだな」
    限りなく現実に近い夢ってのは稀によく見るけどまだそれは『醒めた』境目がしっかりわかるからちょっとうざったいなで済むけど完全に現実と夢の境目が消えるって怖いなって思った
    SFってあんま読まないけどおもろいね

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    2026年04月20日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    七瀬シリーズの旅行版に感じた
    これは無限に読めるぞ

    幾度か、何年も経過してしまうシーンがあり、なんとなく残念になったほど

    終わり方だけが好みではなかったが(七瀬もなんだよなあ)さすがは御大といったところか

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    2026年04月12日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    ファンタジー世界での旅を描いた連作短編。
    端的で、面白い。筒井康隆の力量が遺憾なく発揮されている。
    小説初心者におすすめできる作品。

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    2026年04月01日
  • 家族八景(新潮文庫)

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    七瀬ちゃんの顔も容姿もわからないが、読み進めていくうちにお茶目で可愛らしい姿が目に浮かんできて、家庭クラッシャーなのに憎めないキャラクターだった。
    みんなが七瀬ちゃんのような貞操観念を持ち合わせているのが健全なんだろうなと思う。

    #2026 #15

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    2026年03月31日
  • 残像に口紅を

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    読み進めるごとに文字が失われ、言い回しが多用されることで後半は読みづらい部分があった。
    けど、そこに言葉としての重要な作者の伝えたいことが詰まっているんだと思った。

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    2026年03月31日