筒井康隆のレビュー一覧
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ネタバレ23歳の七瀬が生きているのを見て、理由は分からないが助かったんだ!と半信半疑で見守っていたら、まさかこんな展開になるなんて。シリーズを超能力者の話として読み始めたため、三作目の視点の壮大さは意外だった。面白かった。
でも超能力を持って生まれた者の行く末として、最後までとても悲しい道が用意されていて、読み終わった後どんよりしてしまった。結局七瀬は幸せになっていない。やはり私は彼女に幸せになってほしかったのだと思った。
愛し合う二人の間に割って入る母親という存在が正気じゃなくて、読んでいて気が狂いそうだった。七瀬はもっと怒っていいのだけど、観察者であり理性的で賢い七瀬は自身の感情をぶつけることがあ -
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ネタバレ七瀬がお手伝いさんをやめたことで行動範囲に変化が出たため、一作目とは作品のタイプがガラッと変わった。
七瀬がトラブルに遭いながら危機を乗り越えていくのが、スリリングでとても引きつけられた。無理なく頭の中に映像が浮かんでくるのがすごい。
ほかの超能力者にどんどん出会っていくのが面白かった。自分だけではないと分かったことでこの能力の意味合いも、心持ちも大きく変わってくると思う。
仲間が一気に増えて、みんなで連絡をとりながら仲良くやっていけると思いたかった。こんなに手強い敵が組織的に命を狙ってくるなんて。
私は七瀬の責任感の強さが好きだなと思う。 -
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ネタバレ『時をかける少女』
映画の原作を読んでみよう第二弾
理科実験室にいるときにひょんなことからタイムワープとテレポーテーションできるようになった少女が、なぜ自分が超能力を手に入れることになったか調べるために再び理科実験室にいくとそこには…
映画は一個下の世代の子が主人公らしいとは聞いていたんだけど、主人公たち3人組のうちのひょろっとした方が未来人で年下でみたいな設定は一緒だった
sf!ってかんじで楽しく読めた
『悪夢の真相』
般若のお面とか高いところとか橋の欄干がこわい主人公。なぜ怖くなるのか調べていくと…みたいな話
話の展開が読めなくて怖かったけど、すっきりした結末
『果てしなき多元宇宙』
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笑うな、というキャッチーな題名に惹かれて手に取った作品。
笑うななんて言われましてもひとつひとつがコントの台本かと見間違うほど面白い、滑稽で惨めに見えるキャラクターが沢山出てくるものばかりで思わず笑ってしまいそうになる話ばかりだった。
けれど少し冷静になってみると、その滑稽で惨めなキャラクター達は自分と重なる部分が多いと気づいた。
そして改めて読んでみると肝が冷えたというか、全く笑うことなんて出来なかった。
誰の心にもあるであろう欲目や驕りなどの要素を恐ろしいほどに面白可笑しく書かれていた。
無意識のうちに自分が沢山の偏見を抱えてがんじがらめになっていること、自分が誰かを反面教師にしようと -
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全部で25編の短編集。
怒涛のように筒井康隆劇場爆発!の後半7編がめちゃくちゃ面白い。
コロナ追分で言いたい放題笑 このお話大好きやわ。お話っていうより独白やんもう。すごい共感できたわ。
冒頭から前半にかけては、さすがに筒井康隆も気持ちまで歳とったんちゃうん?おっさん臭だけがプンプンなんちゃうん?と思ったけど、いらん心配でしたわ。
ある意味、初期に戻った?ていう作風。あ、おっさん臭は増してたわ
あの筒井康隆の、誰がこんなこと思いつくんや!ていうとんでもない設定ではないけど、なんかオモロイなぁ〜ってゆうアレ。
これで最後とが言わんと、まだまだ書いてほしい!
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人の心理状態を細部まで描写していて面白かった。芝生は緑が一番好き。滑稽だけど、なんだかんだ愛がある感じが◎。無風地帯のオチも好き。人の行動原理や精神分析について興味があったけど、知りすぎた結果あれこれ当てはめて考えるのってしんどそうと七瀬を見ていて感じた。頭の片隅に知識として置いといて、あくまで自分が受けた印象で相手を判断して、人として見ることに注力した方が良さそう。時には深入りせず表面だけの印象に留めたりとか。なんて事を考えるくらいには、テレパスにまつわる暗めな話が多かった。あと、会話って大事だなと思った。普通の人はまずテレパスなんか使えないから、話し合わないと他者との溝は埋まらないという、
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哲学書のなかでも、難解と言われる本の一つ『存在と時間』を、できるだけ嚙み砕いて、要点を抑えたのが本書である。「現存在」や「世界内存在」など、普段の生活では使わない用語を、本書の著書である筒井康隆が、読者が今後、『存在と時間』を理解できるように手助けしてくれる。入門書として本書以上のものはないだろう。哲学書の解説であるにもかかわらず、所々ユーモアな表現もあってか、硬質な内容を和らげてくれる。このような工夫が施されているのが入門書と言われる所以である。それだけではない。本書の解説を担当する大澤真幸も秀逸である。『存在と時間』は、人間の死に対する指南書として読み込める。そのため、読者自身が精神的に