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Posted by ブクログ 2022年08月05日
「わたしのグランパ」筒井康隆。1999年初出。文春文庫。
薄い文庫本で、文字が大きくて読みやすい。素晴らしい。なんにつけ文庫本はかくあるべしという文字の大きさです。
筒井康隆さんは1934年生まれ。個人的にも30年以上読んでいる、好きな小説家さん。
この2~3年小説書いておられるのかはちょっと分...続きを読む
いやあ爺ちゃんカッコいいなあ。これに尽きる。
理不尽な相手には断固として引かない。腕も立つが、何より度胸が据わっている。
あまり使われなくなった言葉だが、硬骨漢という表現がぴったりだ。
Posted by ブクログ 2023年02月01日
筒井康隆さんの小説、久々に読んだ。しかもSFじゃない。
物語は、中学生の珠子の前に、ある日、突然現れたグランパ(祖父)はなんと刑務所帰りだった。だが、侠気あふれるグランパは、町の人からは慕われ、珠子や家族をめぐる問題を次々と解決していく。
そしてグランパの秘密を知った珠子に大事件が襲いかかる。「時...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月31日
SF御三家の1人筒井康隆のSFではない作品の一つ。
主人公・珠子と祖父の謙三との不思議な関りと感動の
ジュブナイル小説(大人が読んでも楽しめる)。
物語の冒頭に書かれた「囹圄」が物語の始まりとして、
重要だったりしますが、これの意味を小学生の時に知り、
このことで、祖父の存在を両親や祖母から聴かさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月23日
単純に面白いが、話としてはよくある娯楽小説である。石原さとみのデビュー映画でグランパは菅原文太が演じていた。映画はあまり楽しめなかったのだが筒井康隆だけに小説は楽しむツボを押さえている。中学生の珠子のおじいちゃんはヤクザでその侠気の良さでみんなに慕われ、珠子の家族の問題を解決していく。しかし珠子に大...続きを読む
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