わたしのグランパ

わたしのグランパ

652円 (税込)

3pt

中学校の珠子の前に、とつぜん現れた祖父・謙三はなんと刑務所帰りだった。侠気あふれるグランパは、町の人たちから慕われ、珠子の周囲の問題を次々に解決していく。しかし、グランパの秘密を知った珠子と、彼女を慕う紀子に大事件が襲いかかる──。
石原さとみのデビュー映画の原作で、読売文学賞を受賞した傑作ジュブナイル!
解説・久世光彦

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わたしのグランパ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    000

    購入済み

    こっちの表紙ものいぢさん

    角川のビアンカもそうだけど、こちらの表紙もいとうのいじさん。
    ヒロインはJC、のいぢさんたいへんよくわかっていらしゃる。女性ならではですね。
    中味は小気味いい系の筒井品質、嫌なことの一つ二つ忘れられます。程度によりますが。
    お好みで。

    0
    2024年05月12日

    購入済み

    真似できないカッコよさ

    表紙の女の子がかわいくて読みたくなった。
    今よく見るとグランパがその後ろにいる。
    気がついてないわけではなかったろうが眼中になかった。
    読後はグランパの方が心の大半を占めている。
    真似できそうにないカッコ良さだ。
    孫娘もなかなかしゃんとしていて、
    その目を通して語られるグランパはさらに魅力的だ。

    #アツい #カッコいい #共感する

    0
    2024年03月12日

    Posted by ブクログ

    「わたしのグランパ」筒井康隆。1999年初出。文春文庫。

    薄い文庫本で、文字が大きくて読みやすい。素晴らしい。なんにつけ文庫本はかくあるべしという文字の大きさです。

    筒井康隆さんは1934年生まれ。個人的にも30年以上読んでいる、好きな小説家さん。
    この2~3年小説書いておられるのかはちょっと分

    0
    2022年08月05日

    購入済み

    いやあ爺ちゃんカッコいいなあ。これに尽きる。
    理不尽な相手には断固として引かない。腕も立つが、何より度胸が据わっている。
    あまり使われなくなった言葉だが、硬骨漢という表現がぴったりだ。

    0
    2020年09月25日

    Posted by ブクログ

    作中に存在する人間同士のまっとうな倫理規範のようなものは、現在では失われてしまっているので、いまはなかなかこう簡単に片付くことはないんだろうな…と思いつつも、それが存在した時代の話として非常に懐かしく読んだ。面白かった。簡単に片づけてくれるおじいちゃんの格好良さと、格好良いだけではない部分どちらもよ

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    痛快、グランパに任せてればなんとかなる、という安心感を持って読んでいける。
    どこか現実離れした話ではあるけれど、こういう歳のとり方はかっこいい、と思う

    0
    2023年05月15日

    Posted by ブクログ

    筒井康隆さんの小説、久々に読んだ。しかもSFじゃない。

    物語は、中学生の珠子の前に、ある日、突然現れたグランパ(祖父)はなんと刑務所帰りだった。だが、侠気あふれるグランパは、町の人からは慕われ、珠子や家族をめぐる問題を次々と解決していく。
    そしてグランパの秘密を知った珠子に大事件が襲いかかる。「時

    0
    2023年02月01日

    Posted by ブクログ

    SF御三家の1人筒井康隆のSFではない作品の一つ。
    主人公・珠子と祖父の謙三との不思議な関りと感動の
    ジュブナイル小説(大人が読んでも楽しめる)。

    物語の冒頭に書かれた「囹圄」が物語の始まりとして、
    重要だったりしますが、これの意味を小学生の時に知り、
    このことで、祖父の存在を両親や祖母から聴かさ

    0
    2023年01月31日

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ筒井さんの作品ですが、勝手になんとなくクセのある作者と思っていたので、想像していたよりとてもわかりやすく読みやすく、好感の持てるストーリーでした。

    ほかの作品も読んでみたいです。

    0
    2022年01月29日

    Posted by ブクログ

     グランパかっこいい!…って素直に思ってあげるけど、こういう爺さんになりたいという男のロマン的な感じなのだろうかなとも思う。グランマさんが、愛しているからこそそばにいられないという、そんな愛され方も含めて。
     「こんな爺さんになりたい」と、「こんな爺さんがすてき」は、きっと微妙に違う。たとえば、バイ

    0
    2024年05月19日

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