畠中恵のレビュー一覧

  • ときぐすり

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    ネタバレ

    このシリーズは叔母さんが送ってくれるので何気に読んでいます
    時代物はなかなか自分では選べないんだけど
    このシリーズは面白いし読みやすいの。
    でもね~多分間を抜かしてしまったなこりゃ・・・。
    いつの間にか麻之助の妻のお寿ずが亡くなっていた
    多分肝心な所の巻、抜けてる
    でも読み続けちゃったよ全然大丈夫!
    お馴染みになってくるキャラが次々に色々な問題を解決して行くんだけど、今回は最後の丸三がなんか良かったよね~♪
    ときぐすり・・・時薬・・・ネタバレになってしまうので書きませんが、子供が言った違う方の解釈のときぐすり。こっちの方がいいな・・。

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    2016年11月15日
  • こいしり

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    ネタバレ

    畠中さんの本は自分では買わないのですが
    叔母から頂く本の中に入っているので
    私も何気に結構読んでいます( ´艸`)

    人のオススメとか貰った本とかって自分では選ばないような本でも、新たな発見があって楽しいですよね
    とはいえ、まだまだ時代物の背景の物語は入り込むまでに時間が掛かりますが
    読み始めると結構ぐいぐいと引き込まれます
    この本はまんまことシリーズでいきなりの2から読み始めてしまいました(←よくある)が全然大丈夫でした。
    ドラマにもなって結構話題になったのだとか
    知らなかったよ~
    連続短編みたいな感じで読みやすく
    最後の【せなかあわせ】が麻之助とお寿ずが
    これから幸せになりそうで良かったな

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    2016年11月15日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    商家の跡取り3人のあきんど能力を見定めるー跡取り三人
    こじれた三つの見合い話はまとまるか?ーこいさがし
    幼馴染栄吉の奉公先の困った新入りたちーくたびれ砂糖
    記憶を失った男はーみどりのたま
    ゆうれいの仕事探しーたぶんねこ
    どれもほほえましく若旦那は相変わらず虚弱だが優しく賢く兄やたちは過保護で妖たちは無邪気。
    すてきなあやかしワールドでほっこりできますね。
    疲れた時に最適な一冊。

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    2020年09月21日
  • やなりいなり(新潮文庫)

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    れしぴもついて、ますます絶好調!

    鳴家がますますかわいい「しゃばけ」シリーズ第十作。さりげなく前作『ゆんでめて』を引きずっているのがまたなんとも。本当に屏風のぞきが復活(?)してよかった。

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    2016年09月09日
  • ゆんでめて(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あの道を行かなければ。

    なんと凝った構造。最初、いきなり時間が飛ぶし、屏風のぞきはいなくなるし、びっくりしたが、最後まで読んで腑に落ちて、ああ、とため息。まさか「しゃばけ」シリーズで、SFが来るとは。

    「こいやこい」七之助がお嫁さんをもらう。けれどそれには、久しぶりに会う幼馴染の彼女を当てなくてはいけなくて。若だんなの恋も、実は並行世界の話だとわかれば、更に切ない。

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    2016年09月09日
  • ころころろ(新潮文庫)

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    大事件! 若だんなの目が見えなくなったって?

    持ち込まれた事件を解決した後、目が見えなくなった若だんな。佐助と仁吉も事件に巻き込まれて、いったいどうなる若だんな。短編が連なって、一つの大きな流れになるタイプで書かれている。「しゃばけ」シリーズは色々なパターンがあって面白い。

    「ころころろ」妖・小ざさと妖の見える子ども・万太に懐かれ、巻き込まれて彼女の面倒をみる仁吉。若だんな意外に振り回される仁吉はなかなかに珍しい。

    「けじあり」最初は、佐助どうしたんだ? となるけど、これも若だんなの目を取り戻すため。

    「物語のつづき」生目神様との知恵比べ。生目神様の抱えていたものとは。人とは生きる時間

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    2016年09月09日
  • 若様組まいる

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    「武士」としての身分制度が瓦解した明治に生を受けた若様達が、現実を受け入れて、けっこう堅実に人生を考えて巡査になるための学校にはいる。この世の中の価値観がガラリと変わった明治という時代が若者の目線から描かれた作品は初めて読んだけれど、これがかなり面白かった。ただ、推理ものとしては後半の展開にあまりワクワクせず…あとは、物語のキーとなるピストルで狙われた商家出身の姫田のキャラクターをもう少し立たせた方が良かったかな、と。署長、幹事、師範方も、人数ばかりが多く、一人ひとりの特徴を出すにはページが足りなかったような。その辺りは少し物足りない。

    この作品は、舞台「若様組まいる」を見たのをキッカケに読

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    2016年08月28日
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻

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    仁吉編は少女漫画系作家さんが多くて、みもりさんの仁吉の悲恋の話が少女漫画風でキュンキュンw
    紗久楽さわ、吉川景都は絵柄も出てくるあやかし達もキュートでよかった。吉川さんに出てくる猫またの行動が献身だけど怖いなぁw
    高橋留美子さんの描く若旦那が意外にハマってかわいい。バカ旦那っぽいんだけどw

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    2016年08月26日
  • ときぐすり

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    明るい雰囲気の事件があるにも関わらず、全体的に、しんとした印象の一冊。
    そんなに壊れちゃうくらい大事だったんだなぁと思うと、悲しくなりますね。
    作者は意地悪だなぁとちょっと思ったけれど、表題作がとても良かったので、読後の印象は良かったです。

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    2016年08月25日
  • こいわすれ

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    あぁ、そういえばこの作者ってこういう事も書くんだったねぇ。
    誰が誰を忘れるのかは読んでからのお楽しみとして、シリーズのこの時点でこのイベントは早いんじゃないかって気持ちです。
    あまり、登場人物が急激に成長すると、今後シリーズが早く終わってしまいそうで、読んでいて不安が。

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    2016年08月25日
  • こいしり

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    恋愛関係の不穏さにビクビクしますね。(^^;
    麻之助の気持ちがちょっとつかめない感じがするのはお寿ずの方に思い入れがあるってことでしょうかね?

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    2016年08月25日
  • まんまこと

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    町名主の跡取り息子を主人公にした、江戸時代の日常の謎もの。
    意外と、主人公が暴力的なのが特徴でしょうかね?(^^;
    しゃばけのシリーズが妖怪がでるファンタジー要素があるのに対し、こっちはもう、普通の人達ばっかり。
    どちらかというと、こっちの方が読みやすい感じかな。
    ストーリーにひねりが少ない分、あれ?ってことがないというか。
    恋愛要素の強いのも特徴的かな。

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    2016年08月25日
  • ときぐすり

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    続き物だったけど、久しぶりに読んだ。
    それで、あれ?こんなに読みにくかったっけとビックリ。話があちこち飛んでいたり・・・
    入り込むのにちょっと苦労した。
    最後の話、ときぐすりはすんなり読めて良かった。

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    2016年08月02日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

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    つくもがみ達がこんなに受け入れられているなんて、さすが畠中さんと思ってしまいました。前回から10年以上の時が経った続編物も珍しいのでは?と思いつつ楽しい気持ちにさせてくれました。

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    2016年07月22日
  • 若様組まいる

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    明治もだいぶ進んだ頃の元旗本の子息たちが、警察官になるための訓練所に入所した際のドタバタを描いた物語。薩長官軍の別が引きずるがその子供たちはどうしたら良いのか?確かにそんな中途半端な時期にも物語はあるだろう。
    登場人物が広範囲でしかもいろいろな背景を抱えており、判りにくい。しかもこの物語で訴えたいことは結局なんだったのか?必ず分かりやすい必要はないが、それでもメッセージ性は薄いような気が。もう少し他のも読んでみたら良いだろうか?

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    2016年05月08日
  • アイスクリン強し

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    本屋に並ぶ最新刊が気になり、まずは初めからということで読んでみた。

    期待したほどではなかったけど、面白くないわけでもなく。ただ、話にまとまりがあまりないなぁ、と感じた。繋がり方が上手くないというか。

    ワッフルとか普段食べたいと思わないけど本の中に出てくるとすごく美味しそうなものに感じます

    2016.5.8

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    2016年05月08日
  • つくもがみ、遊ぼうよ

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    前作「つくもがみ貸します 」では若者だったお紅と清次も親になり、今回、つくもがみと一緒に騒動に巻き込まれるのは、その子供達。

    前作よりもファンタジー色が強くなっている気がする。
    全編通してのテーマは親子の愛情。
    つくもがみ達と遊ぶ子供達。子供達は巻き込まれた事件を通じて成長していく。そんな子供達を大人達は、見守り、育てている。

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    2016年05月01日
  • けさくしゃ(新潮文庫)

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    いつもの畠中さん。江戸時代の出版業界のアレコレは興味深く楽しく読めましたが、話の展開は、うーん……「戯作を書きながら事件を解決する」というコンセプトに拘りすぎている気がして、読んでいて少しじれったいかも……?

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    2016年04月16日
  • つくもがみ貸します

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    損料屋(物貸屋)の古道具の中には憑物神がいる。
    そのモノたちの存在を認めつつ、諦めつつ商売をしている姉弟が巻き込まれる事件の話。
    短編の連作でまあまあ面白かったけど、もう一つひねりが欲しかった感がある。
    最後の話とかはあっさりしすぎて、今まで引っ張ってきたのにそんなもの? と思ってしまった。

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    2016年02月13日
  • たぶんねこ(新潮文庫)

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    今回も楽しく読んだのだけど、安定した展開が良いのか、毎度斬新な展開が良いのか。新刊を読むたびに、すこーしずつ引っかかる物足りなさに頭を抱えてます。が、今回で長編時のような新しい刺激やミステリー感がある内容がもっと読みたい気が個人的にはしてきました。
    五つの短編の中では、病弱でも一生懸命働こう、みんなの役に立とうと頑張る若だんなの姿が見える「跡取り三人」と栄吉との友情が見える「くたびれ砂糖」が良かったです。他3編のいつも通りの中のどこか若だんなの抱える不安や悩みを滲み出したかのような展開に、ほっこりしつつも切ない気持ちがちょっと残りました。

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    2016年01月27日