畠中恵のレビュー一覧

  • 百万の手

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    青春ものミステリ。どんでん返しもあるし、過去の秘密もあるし、面白かったけど、ちょっと描写がいまひとつ...詰めが甘い気も。ま、軽い読み物にそこまで求めるものじゃないと割り切って読み飛ばして楽しみました。

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    2012年12月23日
  • つくも神さん、お茶ください(新潮文庫)

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    畠中さんのエッセイということで興味が湧きました。作家になる前の畠中さんが三枚おろしにされてたり、携帯で市外局番入れ忘れたり(実は私も経験あり)何気ない日常に色んなことが溢れているんですね。

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    2012年12月09日
  • つくも神さん、お茶ください(新潮文庫)

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    この人のエッセイをもう1冊読みたくなるか、と言われたら微妙。
    読んでもいない小説の解説部分だけが続くあたりは正直しんどかった。
    どんな人から「しゃばけ」が生まれてきたか、ということを知るには有益だけれど、ウェブ連載の再録は言葉遣いが読みづらい。
    雑誌の短いエッセイの再録部分はおもしろく読めた。

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    2012年12月04日
  • アイスクリン強し

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    「しゃばけ」シリーズの畠中さんだし、タイトルがよかったので
    手にとってみました。

    時代背景が、とても興味深かったです。
    幕府が崩壊して、明治という新しい時代が来て…。
    今までチョンマゲに着物が普通だった世界から、
    急に髷を落として洋装になるんだもん、その変化といったら、相当なもんじゃないでしょうか。
    若様組のように、食うに困って警察官になる、という人も、結構いたのかな。
    新選組の斉藤一も、そんな感じだったんだろうか……。

    と、時代はよかったのですが、その他が私には「う~ん」でした。
    もっと洋菓子屋さんがメインで、お菓子のことが結構出てくるものかと思っていたら、食べ物がメインだった話って、結

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    2016年10月16日
  • こいしり

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    物事をややこしくしているのは
    ただただお由有だけなんじゃなかろうかと思ってしまいます。
    ままならない世の中だと伝えたいのはわかるけれど
    なんだかイライラしてしまう…。
    ラストは少しハッピーになって嬉しい。
    もう少し主人公に成長してほしい。

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    2012年10月12日
  • つくもがみ貸します

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    お江戸が舞台の物語。「しゃばけ」シリーズと違い、付喪神は人と一切口をきかず、非協力的。でも基本的に気のいい奴ら(奴らなんて呼んだら失礼ですね)なんだろうなーという、微笑ましい一面も見せてくれます。
    畠中恵さんらしい人情味あふれる展開ですが、個人的にはもう少しスピード感が欲しいと思いました。

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    2017年10月20日
  • こいしり

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    ネタバレ

    2012/6/28
    このシリーズは普通。
    読んでて睡魔に負けることもしばし。
    なんかワクワクしないのだよね。

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    2012年06月28日
  • 百万の手

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    親友を火事で失った主人公。
    手に残された携帯に死んだはずの親友があらわれ、真相を探してほしいという事からはじまる。
    産婦人科での子供取り違えかと思っていたら・・・

    話はまぁまぁ面白かったし、誰が犯人かわからなくてスリル満点でしたが、ちょっと気になるのは、いろんなところが中途半端。
    ケータイに出てきた親友や、妹とされていた和美ちゃんとか。

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    2012年04月30日
  • 百万の手

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    少し消化不良。亡くなった親友が宿る携帯があの形で失われるのが残念。正哉本人も納得できる形であって欲しかった。
    義父となる東が予想外にいい男だったけど。それでも母親の心情の変化が唐突すぎる。
    話の背景が大きすぎたかなと感じた。
    でもとても読みやすく一気に読み終えました。

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    2012年01月14日
  • こいしり

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    ひとつひとつの話は独立しているが、登場人物がつながりながら
    大きな話の流れがあり、これからの波乱を感じさせる。
    次も期待

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    2014年04月19日
  • 百万の手

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    「生まれてこなかったほうがいい命なんかない」よく言われるフレーズだが、科学の暴走によって生まれた命は守られるべきなのか。この作品当時よりも命が粗末にされている現代、突きつけられている問題はとても重たい。時代設定が未来でなく現代なので、突拍子のないストーリーながら物語に入っていきやすかった。最後に持ってきてもよさそうな種明かしが途中で入ってきてここからどう話が進むのかと思ったが、サスペンス色の濃い病院の脱出劇で締めくくられている。せっかく中学生が主人公なのだから、そちらではなく少し青春ぽいところがあってもと思わなくもない。最初怪しい人物だった義父の豹変振りが一番印象的だったかも。

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    2011年07月26日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    栄吉がすごいのか、好きな事なら続けられるものなのか・・・。一度は挫折しかかったけど、今日もまずい餡子を作り続ける栄吉はすごいな。継続は力なり??今回も飲み友達が欲しい天狗が出てきたりして面白い。最後の高橋留美子さんとの対談で、日本の怪にすごく怖いものが少なくて、どこか抜けていてちょっと親近感のわくようなのが多いのは、日本には人を襲う獣が少ないせいではないか?又、島国故侵略される事が少ない事も影響しているのでは?っとある。確かにそうなのかもなーっと思った。特にしゃばけシリーズに出てくる怪達はほんとに、その辺にいれば楽しいのになぁーっと思うような。猫を飼うような感じで一緒に暮らせそうな気にさせられ

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    2017年10月16日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    しゃばけの3冊目

    「産土」は佐助の過去話

    最初、「産土」の章は

    読んでて怖くなったんですが

    佐助が長崎屋に拾われる前に

    いた問屋の若旦那との過去話

    そこの若旦那も一太郎みたいに病弱で

    それで、一太郎にも甘甘なのかな?って思ったら

    「しょうがないなぁ」って思っちゃいました

    でも、本当に好きです、しゃばけ

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    2021年08月27日
  • ぬしさまへ(新潮文庫)

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    しゃばけの2冊目

    今回は短編集になってる感じ

    仁吉は今で言うイケメンだけど

    妖だから人間とは180℃(ぐらい?かな)感覚がずれてて

    ラブレター貰っても読まないし、読む気ないし

    でも、そんな仁吉がただ1人思いを寄せたのは

    一太郎のおばあちゃん

    佐助は今で言う細マッチョかな?

    もてそうだけど一太郎以外の一番はいない

    そんな手代2人と一太郎の掛け合いが好きです

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    2021年08月27日
  • 百万の手

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    ☆3つにするか4つにするかで3つ。

    話的には面白かった。
    「しゃばけ」シリーズの印象のまま作品は読まない方が良いと思います。
    同じ作者か?と言うほど内容違います。
    ああ云うほのぼの系ではございません。

    テーマとしては人の命とは?と重たいものを扱っています。

    帯に「ファンタスティックミステリー」とかありましたが全然ファンタスティックじゃないです。
    リアルです。
    どちらかといったらSF?サイエンス的なと言うかメディカル的なと言うか・・・
    羊のドリーはどう思っていたのか・・・


    そういう風に考えさせられる話だと思っているのに何故☆3つかと言うと

    結構あやふやに書かれている部分が多かった事

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    2011年04月10日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    若旦那が活躍する(?)短編集。
    シリーズの中でどんどん若旦那も成長していて,いつまでも続いて欲しいシリーズです。
    短編も良いけれど,長編も読みたいな。

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    2019年01月16日
  • うそうそ(新潮文庫)

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    私はやっぱりこのシリーズ、短編の方が好きです……。
    長編だとどうしても中だるみしてしまって、途中で何度も他の本に浮気してしまいました。

    今回は箱根が舞台で、若だんなもいつもの長崎屋を飛び出して旅なんかしてて、目先が変わっておもしろかったですけれども。

    若だんなはかわいそうだから、もうちょっと健康になって欲しい気もするんだけど、健康になっちゃったらつまらない気もするし(手代たちがやきもきしないもんね)……。

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    2019年01月16日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    とっても安定してて安心して読める。
    ほんわかあったかい話で特に難解とかそういった類の話でもないので待ち合わせとか空いた時間に手にとるとちょうどいい。

    しかしオモシロいっちゃーおもしろいのだが、いかんせん『そろそろ、ね?』といったマンネリ感が隠せない。
    もう終わらせてもいいんじゃない??

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    2019年01月16日
  • いっちばん(新潮文庫)

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    鳴り物入りのスタートにありがちとはいえ、どことなくマンネリ感というか「らしさ」に自意識過剰でしつこい感が拭えない。
    それゆえにさしたる感動もないけど、まぁ水戸黄門的な安定感はある。
    ちょっと時間が空いちゃったからお茶しながら1〜2時間潰そうか、というときに手に取るのにおすすめ。
    それくらいの時間で後腐れなく読み終われる。
    挿絵はのんきでとっても好きなタッチなのだけどな。
    いかんせん著者に文章力がないのが難点だなぁ

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    2019年01月16日
  • 百万の手

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    主人公・夏貴の目の前で親友の正哉が焼死してしまいます。
    残された携帯の中にあらわれた正哉に頼まれ、夏貴は不審な火事の原因を調べることになります。
    携帯にあらわれた正哉の最後がなんだかあっけなくって悲しかったです…。
    親友との謎解きから、親子での謎解きになっていったのが予想外だったけど、おもしろかったです。

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    2010年11月13日