いしいしんじのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ピッピとともに歳を重ねていく
お父さんのお話しは
いろんな齢(よわい)を刻んでいく
62歳、18歳、500歳、92歳‥
それぞれに色鮮やかな物語がある
いしいさんの話しの中には
色がある、音がある、なにかきらめいている
シャボン玉の中でふわふわと
浮かんでいる気持ちになる
『ひと冬のすっぽん』は
なんだか今の季節を物語っている
寒い寒い冬
特に京都の冬は冷えるのでしょうね
もう地球ぜんぶがコチコチな気分でしょう
そして、着火マスターのタカシが
大活躍
やがて、いきなりやってくる
青草が大きく伸びをして
梅が開き
桃が咲き
桜が爆発する
今まさに爆発の春!
我が家の庭でも草たちがようやく
-
Posted by ブクログ
とても大好きな作品。プラネタリウムやサーカスなど、夢の中の世界みたいな、ファンタジーで、登場人物も変な名前のやつばっかりで、いびつな話ではあるのだけど、ふたごの二人がはなればなれになっても、同じ感性でつながっている話だった。
上質な童話や、絵本を読んだときの、深い感動があった。
プラネタリウムでテンペルとタットルがしりとりしてるところがかわいくて、よかった。そこにはシャボン玉があって、星空の前に一つ追加されたレイヤーが幻想度を上げてた。
すこし長い小説だけど、たぶん小学生の高学年から中学生くらいでも読めるような、ひらがなの多めなものだが、描写は正確で、過不足ない語り口なので、広く読めるものだと -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ【不穏の中の光】
読んでて何度か泣いてしまった。
うーん、感想が上手く出てこない。。
気の強いおばあちゃんの、ふとした拍子の本音は感情が揺さぶられる。飛行機事故が起きた時の言葉は格言だと思う。弱いものを割れ物扱いしても強くなれない。思い出にすがるのではなくできるだけ死について考える。色んな過去があるからこそ言えた言葉なんだなと。
純粋でイタズラ好きな弟君の境遇。
特に部屋の中にゴミ箱が置かれているシーンは、もう見てられないほど辛かった。
賢くてもまだ小さい子なのは間違いなくて、その子の心を悪気のない環境が追い詰めていく。。
ウィンクする弟くんを抱きしめたくて仕方ない。
最初の1枚だけあの -
Posted by ブクログ
あぁ……涙がとまらない。。。
『トリツカレ男』
この本の表紙を初めて見たとき
〈ホラー〉かぁ…って思ったの。
だって怖いでしょ…表紙。
食わず嫌い的に苦手なもんだから…
それが全然違ってて…
100%ピュアなラブ・ストーリー❤️
ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。
何かに夢中になると、
寝ても覚めてもそればかり。
オペラ、三段跳び、サングラス集め、ハツカネズミ……他にもいっぱい!!
そんな彼が、寒い国からやって来た…
「ペチカちゃん」に恋をする物語。
第6章からなるこのお話…
第3章の「タタン」あたりから…
私の脳内に「クリープハイプ」の
「愛す」が流れて消えないの。
頭の中の音楽