川野靖子のレビュー一覧
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アイスランドの作家。ロンドンと東京を舞台に。
30年以上前にロンドンの日本食レストランで知り合ったミコを探しに日本に。
そして驚愕の事実に向き合うことに。
ストーリー自体はよくありそうなものではある。驚愕の事実もさもありなん、と感じた。
しかしその背景に広島被爆者であるオーナーのタカハシさんの娘のミコ(ただし胎児での被曝)とタカハシさんの苦悩があった。そして二人が下した結論に切なさを感じる。
二人は主人公がアイスランドに一時帰っている数日間にそれを実行し姿を消した。
主人公は30年以上経った今、日本に渡航してミコを探す旅に出る。
この小説が世界中で読まれていることを期待する。原爆で多くの人が亡 -
購入済み
氷と炎の歌、その前日譚をとある歴史学者の独り言のような形式で語っている内容です。
これらはあくまであり得たかもしれない内容であって、本当にあった真実とは異なる場合もあると思って読まなければならないです。 -
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Posted by ブクログ
23年に公開されたティモシー・シャラメとテイラー・ラッセル主演の同名映画の原作。
タイトルの意味は「骨まで全部」
16歳の少女マレンはイーター(Eater)。即ち、人を食べる衝動を抑えられない。一番最初は彼女がまた幼かった時にベビー・シッターだった。
物心ついた時には既に父は行方不明で、母と二人暮らしの母子家庭だったが、彼女が衝動を抑えきれず友人を食べてしまったりした時には、驚くほどの速さで荷物をまとめ、逃げ出す暮らしに疲れ、母はある朝彼女を残して失踪してしまった。
仕方なく出生証明書に書かれた住所に父を探しに行く旅に出る。
その途中で、死人しか食べないという老人サリヴァンに出会い、初めて自 -
Posted by ブクログ
ディストピア小説的な要素がしんどくなるかもと思ったのですがそんなこともなく。
むしろ蜂のドキュンタリーを読んだような、生態がリアルに感じられて、勉強になりました(笑)
蜂の巣の規律の中で、個ではなく、集団の中の種として生きなくてはならず、ひとつの意識体としても動いているはずなのに。
特殊生はあってはならないことなのに、それを認められて身分不相応な経験を重ねることで、母性や恋愛感情を獲得していく七一七。
最下層の蜂種として、全ての他の種達に命令されても従うしかなかったのに。
様々な出会いを通して多くの経験を積み、充実した人生を歩めたであろう七一七の生き方に共鳴しまくりでした。
それにしても -
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Posted by ブクログ
ネタバレ群像劇。
伏線というほどでもないけど、物語のなかに散らばっていた人物たちと彼らの過去現在未来が絵画・書物・夢・本の世界を通じて収束していく巻。一気読みしてよかった。あんな人がこんなところでこんなふうに。
シリの能力の種明かし、戦争、運命の謎解き、ラスボス退治、戦後処理の政治と人種対立、と別の作品のような大きな構成が、物語の語られ方解き明かし方の横糸でつなげられている。
異世界転生的なのは好みではないけど、物語は時空を超えて語られるもので、それぞれに宇宙があるというのは好き。
最後に旅立って新しい世界へ行くのはお約束かな。
ポーランド版が1999年初版ということで、女魔法使いたちの描写にミ -
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