川野靖子のレビュー一覧

  • ウィッチャーI エルフの血脈

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    ゲームを知らないと内容についていけないのかとか、不安はありましたが、徐々にわかってきました。まだまだ序章という感じで終了。とりあえず登場人物が多くて、一応、人物章はあるものの、全然足りないレベル。また、どの国がどこにあるのかといった地図も欲しいなあと感じました。とりあえずもう1巻読んでみて、そのまま読み続けるかどうか決めようかなという感じです。

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    2026年01月24日
  • ボーンズ・アンド・オール

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    ありそうな話であり考えさせられる話だったが、リーが7分半で人を食べてしまえるのはまるで赤ずきんちゃんの狼で文字通りペロリと平らげてしまう。
    そこの部分のファンタジー加減が警察力のあまりの至らなさと共に気にはなったけど、まぁそういう事にしておいて……を発動して読んだ。
    作者はヴィーガンだとあとがきで明かされる。
    作者が好まない方に読む自由もあるけど読み解きの幅は減ったかもしれない。
    制御不能なものとして描かれているので、気の毒に思いつつ、被害者の知り合いなら言語道断なわけで、とはいえティーンエイジャーにそこまで求めてもな……という。

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    2025年09月24日
  • ボーンズ・アンド・オール

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    マレンは愛した人間を物理的に食べてしまうカニバリストだが、基本的に「愛を証明するための行動を執行し、それがどのような結果を迎えたとしてもその愛に嘘はない」という論理に従えば、マレンが抱いた愛に嘘はない。
    特にリーに対する愛はどこにも嘘のない、真実のそれだろう。

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    2025年05月29日
  • TOUCH/タッチ

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    アイスランドの作家。ロンドンと東京を舞台に。
    30年以上前にロンドンの日本食レストランで知り合ったミコを探しに日本に。
    そして驚愕の事実に向き合うことに。
    ストーリー自体はよくありそうなものではある。驚愕の事実もさもありなん、と感じた。
    しかしその背景に広島被爆者であるオーナーのタカハシさんの娘のミコ(ただし胎児での被曝)とタカハシさんの苦悩があった。そして二人が下した結論に切なさを感じる。
    二人は主人公がアイスランドに一時帰っている数日間にそれを実行し姿を消した。
    主人公は30年以上経った今、日本に渡航してミコを探す旅に出る。
    この小説が世界中で読まれていることを期待する。原爆で多くの人が亡

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    2025年04月21日
  • 炎と血 I

    購入済み

    氷と炎の歌、その前日譚をとある歴史学者の独り言のような形式で語っている内容です。
    これらはあくまであり得たかもしれない内容であって、本当にあった真実とは異なる場合もあると思って読まなければならないです。

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    2025年04月10日
  • ウィッチャーI エルフの血脈

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    ウィッチャー3に出てきたキャラクターにまた会える。
    ゲームしてないと取っ掛りがなさすぎてキツいでしょうね。
    国の名前、街、主要キャラなんかバンバン出てくるけどゲームで街中を歩いたり戦ったりヤったりしたおかげでするする入ってきます。
    1巻目はチュートリアルっぽい話しかないので次巻に期待。

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    2024年12月18日
  • ウィッチャー 嵐の季節

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    ウィッチャーシリーズの最新刊。長編全五部の前の話。ウィッチャーが格好いいのはハードボイルドだからである。ハードボイルドとは、自分の掟/信条/美学に基づき自分のやるべきことをやり抜く生き方である。その中で葛藤が生まれるところにドラマがある。ゲラルトはイケオジぶっている間抜け野郎だが、今作はウィッチャーとしての戦闘力より、その生き方や姿勢が光る。

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    2024年11月28日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

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    アンディ・ウィアー目当てで手に取ったが、傑作揃いで良かった。とくに、「夏の霜」の自己進化を続け次第に意図が読めなくなっていくAIの表現、「目的地に到着しました」の主人公の絶望を推測させる書き方が好きだった。楽しみにしてた「乱数ジェネレーター」はとにかく映像映えしそうな…いや内容的にはしないんだけど…そう感じてしまうような迫力のある舌戦で、まだまだ彼の作品が読んでみたくなるものだった。

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    2024年07月15日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

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    アメリカが誇る実力派SF作家の中編集。
    仮想空間内のキャラクターが人格を持ち始める編者クラウチの「夏の霜」から始まり、今や泣く子も黙る、飛ぶ鳥を落とす勢いのアンディ・ウィアーの量子コンピュータでカジノをハックする「乱数ジェネレータ」で締める。どれもモダンでキャッチー。イマドキのSF。退屈な小片などひとつもなかった。
    SF的素養はいらない。ほんの少しの想像力で豊かな読書体験ができる。よかったなー。

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    2023年04月18日
  • ボーンズ・アンド・オール

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    23年に公開されたティモシー・シャラメとテイラー・ラッセル主演の同名映画の原作。
    タイトルの意味は「骨まで全部」
    16歳の少女マレンはイーター(Eater)。即ち、人を食べる衝動を抑えられない。一番最初は彼女がまた幼かった時にベビー・シッターだった。
    物心ついた時には既に父は行方不明で、母と二人暮らしの母子家庭だったが、彼女が衝動を抑えきれず友人を食べてしまったりした時には、驚くほどの速さで荷物をまとめ、逃げ出す暮らしに疲れ、母はある朝彼女を残して失踪してしまった。

    仕方なく出生証明書に書かれた住所に父を探しに行く旅に出る。
    その途中で、死人しか食べないという老人サリヴァンに出会い、初めて自

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    2023年03月26日
  • 蜂の物語

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    蜂の一生を物語に変えてしまった一冊です。不思議な読書体験。
    ページを開くたびにずっと不思議な世界に浸れますが、意外と感情に起伏なく読み終え。

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    2023年03月17日
  • 蜂の物語

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    ディストピア小説的な要素がしんどくなるかもと思ったのですがそんなこともなく。
    むしろ蜂のドキュンタリーを読んだような、生態がリアルに感じられて、勉強になりました(笑)

    蜂の巣の規律の中で、個ではなく、集団の中の種として生きなくてはならず、ひとつの意識体としても動いているはずなのに。
    特殊生はあってはならないことなのに、それを認められて身分不相応な経験を重ねることで、母性や恋愛感情を獲得していく七一七。

    最下層の蜂種として、全ての他の種達に命令されても従うしかなかったのに。
    様々な出会いを通して多くの経験を積み、充実した人生を歩めたであろう七一七の生き方に共鳴しまくりでした。

    それにしても

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    2023年03月01日
  • 炎と血 I

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    ターガリエン家の治世を綴った本。「アーチメイスター」が書いたという設定になっていて、最初は歴史書を読んでいるかのように感じた。小説としては味気ないようにも感じたのだが、読み進めていくと、どんどん面白くなっていった。

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    2023年01月05日
  • 蜂の物語

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    ディストピアモチーフと漏れ聞いていたので、蜂みたいな社会を形成している人の話なのかと勘違いしていたが、完全に昆虫の蜂の話だった。ハダカデバネズミや蜂といった真社会性の生物のことを知らないほうがかえって楽しめるかもしれない。主人蜂が産んだ卵をオスだと最初勘違いしていたのはなぜ…?ここは新約聖書味を出すため?
    追記→『ミツバチと文明』によると、女王バチがいなくなったときに働きバチが産む卵はすべてオスになる…勉強になりました。

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    2022年09月11日
  • ウィッチャーI エルフの血脈

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    ゲーム版ウィッチャー3がとても面白くて、原作も読んでみました。 
    原作は登場人物が多いので、ゲームやNetflix でウィッチャーを知らない人には、内容を理解しにくいのかな?とも思い、星4にしました。
    ですが、ウィッチャーを知ってる人には、とても楽しく読めると思います! シリとゲラルトの関係、トリスやイネファーなど主要メンバーも出てくるので、ゲーム版ウィッチャー3をやった人には特にオススメです。

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    2022年08月24日
  • 炎と血 I

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    ドラマ #ハウス・オブ・ザ・ドラゴン の100年前、ウェスタロス大陸をターガリエン家が征服した頃からを記す歴史書。
    ゲースロの時代よりドラゴンのデカさも数も全盛期で戦の規模も壮大なので最高。
    2部からドラマで描かれる時代らしいので早く読まねば

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    2022年07月30日
  • ウィッチャー短篇集2 運命の剣

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    ウィッチャー短編集の第二弾。前作の後、長編の前にあたる。
    前作がウィッチャー世界でのさまざまなドラマにゲラルトが関わっていく話が多かったが、
    今作はゲラルト本人に深くかかわる話が多い。
    イェネファーとの痴話喧嘩から始まり、ウィッチャーとして生きることの重さを経て、長編へと話がつながっていく。
    相も変わらず生きるだけで大変な世界において、真剣に生きることが生み出すユーモアがアイロニーを醸し出す。

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    2022年05月11日
  • 蜂の物語

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    表紙が素敵で手に取った一冊。
    蜂の世界を擬人化し話。どうなるか続きが気になりすぎて、一息に読んだ作品。
    フローラの秘密がばれないかハラハラしすぎた。
    心を読まれるとか、集合意識とか、女王の愛など、蜂ならではのフェロモンの世界もすごいなーと思った。
    『侍女の物語』になぞらえたとのことで、『侍女の物語』も気になる。

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    2022年02月20日
  • ウィッチャー短篇集 1 最後の願い

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    小説版ウィッチャーの前日譚となる短編集。あいも変わらず厳しい世界で、真面目にユーモアの押収を繰り返し、そして信念に従ったほろ苦い決断を下す人々のドラマ。

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    2022年01月01日
  • ウィッチャーV 湖の貴婦人

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    ネタバレ

    群像劇。
    伏線というほどでもないけど、物語のなかに散らばっていた人物たちと彼らの過去現在未来が絵画・書物・夢・本の世界を通じて収束していく巻。一気読みしてよかった。あんな人がこんなところでこんなふうに。

    シリの能力の種明かし、戦争、運命の謎解き、ラスボス退治、戦後処理の政治と人種対立、と別の作品のような大きな構成が、物語の語られ方解き明かし方の横糸でつなげられている。

    異世界転生的なのは好みではないけど、物語は時空を超えて語られるもので、それぞれに宇宙があるというのは好き。
    最後に旅立って新しい世界へ行くのはお約束かな。

    ポーランド版が1999年初版ということで、女魔法使いたちの描写にミ

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    2020年02月16日