川野靖子のレビュー一覧

  • アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う

    Posted by ブクログ

    アレクシアが臨月の妊婦とは思えない大活躍だった。

    暗殺計画の謎を追ううちに人狼団にまつわる過去の因縁話が判明したりと、いろいろ盛りだくさんだった。

    人狼ってただの単純で野蛮な一族かと思いきや、意外と奥が深くて、アレクシアならずともしみじみ感じ入りました。

    0
    2013年05月19日
  • アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う

    Posted by ブクログ

    サイバーパンクでファンタジーでラブコメディという盛りだくさんな小説。
    紳士淑女に吸血鬼、人狼亡霊が闊歩する、そんな素敵なヴィクトリア朝ロンドンで、異界の者を無効化するヒロイン――なのに乙女成分より勝ち気が強い、――そんなレディと人狼の恋やいかに。

    ……結局は“リア充爆発しろ”になるわけですが(笑)。
    脇の登場人物も濃いのばかりで、サイバーというよりはファンタジックパンクかも。

    0
    2013年05月13日
  • ソフロニア嬢、空賊の秘宝を探る

    Posted by ブクログ

    アレクシアの世界観で、ちょっと過去の話。
    世界観について特に説明した部分がなかったかも?アレクシアから来てる人は入りやすいけど、そうじゃない場合はどうなんだろうか…ただ、今回の筋では異界族がらみのゴタゴタというより、変な学校入っちゃった!という方向なので問題ないのかも。

    ちっちゃいルフォー、かつてじゃないベアトリス、少女なレディ・キングエア等アレクシア組も濃いけど、ソープや教授陣、同期生等のソフロニア組もやっぱり濃い!

    アレクシアに比べてヒロインの年齢が低いのでよりラノベ的。どたばたも、スパイテクを駆使してるのでよりヒロインたちの能力にワクワクする感じでたのしい。

    いやぁ、学園はなかなか

    0
    2013年05月12日
  • アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う

    Posted by ブクログ

    フルーテ大活躍の回。まさに万能執事。

    いやはや、妊婦となってもアレクシアのたくましさは全く衰えない。
    立ちふさがる敵の脳天めがけて仕込み杖ならぬ、仕込みパラソルを振り下ろす様には、ほれぼれしてしまう。

    それにしても、コナル卿のふがいなさよ。アレクシアならずとも、遅い!と叫びたくなる。

    生まれてくる子供がどんな子供かとても楽しみ。
    お腹にいる頃からこれだけ困難にさらされているのだから、母親なみのたくましさを持ち合わせていることは間違いないだろう。

    0
    2013年05月07日
  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う

    Posted by ブクログ

    新登場のマダム・ルフォーが、なかなか興味深い。
    彼女は次巻でも重要な役割を果たすそうなので、今から楽しみ。

    相変わらずアレクシアはたくましくて、野蛮な(?)人狼の面々に囲まれても、顔色ひとつ変えないところがたのもしい。

    ただ、この世界では、本当に恐いのは、単純な人狼よりも(ライオール教授ごめんなさい)、決して本心を明かさない吸血鬼のほうか。

    次巻はさらに怒涛の展開を迎えるようである。

    0
    2013年05月07日
  • アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う

    Posted by ブクログ

    本屋でだいぶ前に見かけて。思い出したので読んでみた。想像以上にラノベ&ポルノ。盛り上げ方がうまく面白い。
    ●面白かった点
    ストーリーが面白い。
    展開が早い。
    ●気になった点
    SF感は少ない。スチームパンク(と言うか懐古趣味)としてもマアマア。
    結構ポルノ。

    0
    2013年05月06日
  • アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う

    Posted by ブクログ

    人間と異界族が共存する19世紀のイギリス。
    異界族とは、吸血鬼、人狼、ゴーストらの総称で、原文では
    supernaturalとある。
    そういう世界で、主人公アレクシアは反異界族、すなわち〈魂なき者〉(ソウルレス)であり、異界族の能力を打ち消すことができる特異な存在である。

    永遠の命と超人的な能力を持つ異界族は、人間から恐れられつつも社会に受け入れられ、イギリス政府の中枢にまで入り込んでいる。
    そんな異界族も、ただのオールドミスであるアレクシアの能力にはかなわないところが皮肉っぽくておかしい。

    19世紀の上流社会では、若干25才にしてオールドミスの烙印を押され、しかもイタリア人のハーフという

    0
    2013年05月07日
  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第2巻。相変わらず面白かった。けれど、ちょっと物足りなく感じたのは、マコン卿の活躍があんまりなかったからかな。
    新しい登場人物もキャラ立ちしていて、続きが楽しみ。
    アイヴィがまさかであんなことになるとは思わず、アレクシア自身も今後どうするのってところで続刊になっているので、次も早く読まなくちゃー。

    あ、でも。人狼にはなりたくないと思った第2巻でした。

    0
    2013年04月11日
  • アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う

    Posted by ブクログ

    ちょっと想像してた話より一回りファンタジーな世界でした。吸血鬼と人狼が実在して人間社会にまざって暮らす19世紀のロンドンでのアレクシア女史の冒険物語。
    生活風習とか、現代日本人にはピンとこない感じがあり戸惑うことも多かったけど、そこそこ面白かったです

    0
    2013年04月09日
  • アレクシア女史、埃及で木乃伊と踊る 英国パラソル奇譚

    Posted by ブクログ

    完結です。もっと読みたい!が正直なところですが、新しい時代らしいのでしかたありませんね…スピンオフとか短編とかに期待です!
    途中、らしくないほどシリアスでいつものテンポじゃないところもありますが、その辺も最終巻の醍醐味なのでしょう。なにしろ最大の危機ですからね。
    そしてその裏での展開が…やばい!なんかもう、ロンドンに気をとられててヒロインの展開そっちのけでした

    どのキャラクターにも大きな転機となる巻だったような。これから先、彼らはどうなっていくのか…特にアイビィ!!
    プルーデンスのシリーズも予定があるようなので、その後の彼らがどんな風なのか知る機会もあると信じることにして。
    まずは25年前に

    0
    2013年04月07日
  • アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う

    Posted by ブクログ

    妊婦さんなのに動く動く。よたよた歩きと言いつつ、普通の人でもできないようなことしてますよね
    この巻では、なんといってもライオール教授!まわりのキャラクターたちが立ち位置変えたり過去が明らかになったりしていくなか、わりと変わらずマコン卿の副官で常識人で善い人だったわけですが。なんとまあ。
    アルファ、ベータ、ガンマという人狼団での立場と役割、個人的な関係と付き合いの長さは別物なのですね…吸血群も出張ってたけど、ついつい人狼団に注目してしまいました。
    教授にはぜひとも幸せになっていただきたいなぁ

    0
    2013年04月01日
  • アレクシア女史、埃及で木乃伊と踊る 英国パラソル奇譚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズの最終巻ですね。
    アレクシアとマコン卿に娘が生まれて、彼女は反異界族と異界族のハーフで、異界族に触れるとその特性を奪ってしまう能力がある。と。
    初っ端からかなりのお転婆を発揮していて、さすがアレクシアとマコン卿の娘だなと。この二人からは大人しい子は生まれんと思ってたけどやはりという感じです。

    今回はハーレークイーンロンマスなシーンは薄目でBL展開が多かったですね。ライオール教授がアレクシアの父と関係があったってのは、前作で判明したし、アケルダマ卿のドローンたちがそういうイメージな描写は多かったから、ビフィもそうかもとは思ってたんですが、まさか二人がくっつくとは思いませんでしたね。

    0
    2013年03月26日
  • アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う

    Posted by ブクログ

    フルーテ!ついに活躍ですね!ウッドハウスの影響大で執事が活躍しないなんてないだろうと個人的に思ってたので納得の展開です。
    ライオール教授の母性本能的な何かがすごくドキドキでした。本来ならアルファの役割とのことでしたが、アルファは交代するから団の母親的恒久的支柱は実はベータなんじゃないかなーなどといろいろ妄想が楽しい巻でした。
    マダム・ルフォーとフルーテはもちろん、アイビィとタンステル、アケルダマ卿とビフィなど、レギュラーキャラたちが立ち位置を変えつつ様々な活躍をしていくのが楽しいシリーズだなと再認識です。

    0
    2013年03月20日
  • ソフロニア嬢、空賊の秘宝を探る

    Posted by ブクログ

    先日の旅行で数十ページ読んだところで紛失。悔しいので買い直して一気読み。前作から読んでいる人にはニヤリとするクロスオーバーのある、過去でのスピンオフ作品。
    スチームパンクの中で貴婦人たちはどのような能力を持つのかを説明しつつ、キャラクターの紹介、イメージ付け、そしてメインストーリー導入と忙しい一冊。前作読んでなくても十分楽しめると思う。

    この作者は美しいキャラクターは好きだけど華美な主人公はお嫌いのようで、またもやオテンバなお嬢さんが主人公。前回は行き遅れ、今回は少女。オテンバお嬢さんをもて余す富裕層の両親が、お世話好きの御近所さん進められて、娘を花嫁学校に押し込める。しかしこの学校ちょっと

    0
    2013年03月19日
  • アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う

    Posted by ブクログ

    いろんな情報が一気に明かされ、頭を整理するのが追いつかない。
    プルーデンスはつまりどういうことなの?触れてる人の性質をコピー、でいいのかな?

    次巻を読むまでに今回明かされたことはなんとか整理をつけるとして、とりあえず。

    ライオール教授好きだ!
    彼が幸せになれますように。

    0
    2013年03月14日
  • アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う

    Posted by ブクログ

    フルーテとライオール教授大活躍。そしてアイヴィも。
    マコン卿はあまりいいところがなかったなぁ。

    新たな登場人物はみんな変な人かひどい人ばかりな気がする。
    でも変な技術者は見てて楽しいです。

    話はこの巻で急展開。
    アケルダマ卿が「宰相」に任命されたので、次巻がすごく楽しみです。

    そして今回はライオール教授とビフィを見ていてすごくドキドキしたのですが、きっとこの先何もないに違いない。

    0
    2013年03月06日
  • ソフロニア嬢、空賊の秘宝を探る

    Posted by ブクログ

    毎回思うのだけど、このシリーズはタイトルのつけ方と表紙のイラストが秀逸だなあ……。
    (原作者には「MANGAになってる!?」という問い合わせがあったらしいけど(笑))

     前シリーズの「英国パラソル奇譚」は、時折入るハーレクイン・ロマンス的展開が自分にはちょっと合わなかったのだけど、このシリーズの主人公は15歳のおてんば娘。
     屋敷のエレベーターは分解するわ、木登りはするわ、あんまりお行儀が悪いので、とうとう寄宿の花嫁修業学校に放り込まれることになってしまった。ところがその学校は、花嫁修業の皮をかぶった、スパイ(暗殺含む)養成学校で…… という王道中の王道展開。
    もう少し学園生活の様子や、「

    0
    2013年03月03日
  • ソフロニア嬢、空賊の秘宝を探る

    Posted by ブクログ

    想像力が足りないのかところどころ想像しづらいシーンがありましたが、わくわくするような設定で良かった。
    ただ、もうちょっと試作品の理論とか説明してほしかった。

    0
    2013年03月01日
  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う

    Posted by ブクログ

    ここで終わるの?と愕然としてすぐに続きを読み始めました。

    前巻ではあまり意識しなかったけど、これはスチームパンクですね。いろいろ研究してるルフォーみたいなキャラクターは好きだ。
    読んでる途中で、もしや、とは思ってたけれど、ルフォーは女の人が好きなのかな。アンジェリクがたまたま女性だったというのでなくて。

    アレクシアの夫が人狼だからか人狼のことはいろいろ出てくるけど、吸血鬼の生態とか群れのことも、伝聞だけじゃなくてもっといろいろ書いてほしいです。

    0
    2013年02月27日
  • アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う

    Posted by ブクログ

    アレクシア女史の英国パラソル奇譚3作目。

    人狼団のトップであるマコン卿と結婚したアレクシア。
    ラブラブだったのですが~前作の終わり、アレクシアの妊娠がわかり、人狼に子が出来るはずはないとショックを受けたマコン卿は、アレクシアをなじってしまう。
    実家に戻ったアレクシアを襲う非難の嵐に、さすがのアレクシアもうんざり。
    頼みのアケルダマ卿も突然行方不明に。何かが起こっている?!

    異界族である人狼と反異界族ソウルレスとの結婚は、どうなるのか?
    前例はあるのか?
    アレクシアは「とんまな夫(笑)の疑いを晴らす」ため、友人達に協力を求めます。
    駆け落ちした親友アイヴィも、意外に役に立つのでした。

    アレ

    0
    2013年03月08日