川野靖子のレビュー一覧
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アレクシア物の2作目です。
このシリーズの世界観と用語にも慣れてきて、
テンポ良く読めるようになった所為か、
大分楽しくなってきました。
前回ドタバタラブコメを展開していたマコン伯爵と結婚して、
めでたく伯爵夫人となったアレクシアですが。
女王陛下から直属の「議長」に任命されて、
落ち着くどころかますますパワーアップしています。
「反異界族」という存在自体の特異性に加えて、
社会的地位まで手に入れたアレクシアは何やら無敵の感有りです。
人狼その他の周囲を引きずりまわす様子が痛快です。
今回ラブコメ要素は少なめで、
「反異界族」のみが可能とされる現象が広範囲で巻き起こったことで、
誰が?どうやっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前回の妊娠騒動も落ち着いて、ふたたびラブラブ夫婦に戻ったアレクシアとマコン卿。
英国に戻ってからは、お腹の子供に危険視するあまりにアレクシアを暗殺しようとする吸血鬼たちから、マコン卿はしっかり守っていたようです。人狼団しかり、BURしかり、更には彼が指揮権を持つ軍隊まで呼び寄せようとするほど。
そんなわけで、臨月近くなった妻の安全を図るため、副官であるライオール教授とアレクシアと仲の良いはぐれ吸血鬼のアケルダマ卿と3人で考え出した案が、生まれてくる子をアケルダマ卿の養子にすること。
異界族と反異界族の間の子、ということで不安になっている吸血鬼たちに、子供を養育するのが同じ吸血鬼であれば安心する -
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〈英国パラソル奇譚シリーズ 3〉魂なき者(反異界族)で陰の議会の(議長)ヒロインだったが解雇されちゃったらしい。人狼団アルファでBUR捜査官ヒーロー。マコン夫妻ただいま別居中。
ヒロイン妊娠で人狼ヒーロー軽くパニックでヒロイン追い出しちゃった。酔っぱらって醜態さらしてる間に ヒロイン暗殺計画が着々とすすんででるし ヒロインの親友老齢吸血鬼さま愛人行方不明なうえに失踪してるし もう大変。いったいどうなっちゃうの。
やっと事実を受け入れることにしたヒーローなんだが マコン夫妻は二人とも個性派すぎて周囲なんか更にそんな奴らの集団で 毎回笑わせてもらってるシリーズ。4作目にはチビ迷惑も登場するのかなー -
Posted by ブクログ
ネタバレ英国パラソル奇譚の第二弾、舞台はスコットランドです。
エジプトのミイラが出てきて、それに絡んで、当時のヨーロッパ人のエジプトや古代遺物に対する認識が見えるところが面白かったです。
略奪が当たり前であったことや、ミイラの包帯を外す「解包パーティー」なるイベントのことなど。
主役二人の新婚ほやほやラブラブっぷりは予想していたものの、そこにアイヴィの恋まで持ち上がって、話の半分くらいがラブラブ要素でできています。隙あらば、という感じには辟易するくらいで……(笑)
女性の登場も多く、恋の駆け引き(?)などもありつつ、なんだかんだで女性の強さが光ります。
男装の発明家、マダム・ルフォーの謎 -
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Posted by ブクログ
架空の19世紀末、怪物が跋扈し地形も変化し続ける〈荒れ地〉を走る大陸横断鉄道で、偽名の女が父の死の真相を探り、列車の中で生まれ育った少女が冒険する…と書くと面白そうじゃん?
実際面白いんだけど、その設定以上の面白さはなかった。そもそも列車外の描写が中盤まで少な過ぎて〈荒れ地〉の脅威とか怖さがちっとも伝わらなかった。というか、ロードムービーの要素も時代小説の要素も、この設定でありながら絶妙にないので残念。ただ、登場人物達が何度も言及し、幕間でも引用されてきたガイドブックの著者が…という展開は良かったな。
長々と書いたけど、要は「甲鉄城のカバネリ」的な作品を期待して肩透かしを食らったんだ、私は。
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Posted by ブクログ
ハヤカワSF公式Xの宣伝を見て、面白そうだったので手に取ってみることに。
未知の生命体がはびこる<荒れ地>と化したシベリア。そのシベリアを横断し、モスクワと北京を行き来するシベリア鉄道。危険な<荒れ地>を横断するため、乗客らは乗車中に生じた事態に補償が無いことに同意して乗車する。
前回の運行で生じた"事故"が、車窓の設計に原因があったとして、ガラス職人である父親が糾弾されたことに納得できないマリヤ。<荒れ地>の解明に心血を注ぐ、博物学者のヘンリー・グレイ。列車の中で生まれてから外の世界に出たことのない、乗務員の少女ウェイウェイ。謎めいた無賃乗車の少女エレナ。様々な立場と思 -