川野靖子のレビュー一覧

  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う

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    まず、終わりがビックリな終わり方だったせいで、先が気になります。今回は、マコン卿についていろいろと分かる話ですね。

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    2011年10月20日
  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う

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    英文学が好きなのは会話のテンポの良さ。訳者のセンスに左右されるのでほんとは原文読みたい。マコン夫妻の会話と関係性ステキ。ファンタジーものとしてではなく、純粋に人間(?)模様が楽しい小説。3作目も読も。

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    2011年10月10日
  • アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う

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    〈英国パラソル奇譚シリーズ 2〉魂なき者(反異界族)で陰の議会の(議長)ヒロイン。人狼団アルファでBUR捜査官ヒーロー。
    マコン夫妻は今回も大活躍。幽霊が消滅し異界族が人間化する現象がおき 二人は事件解明のため未開の地スコットランドへ。個性豊かな脇役たちも相変わらずでアケルダマ卿のマコン夫人の呼び名が今回も個性的で笑た。ヒロインが襲われた謎をのこし 夫妻の危機が訪れたラスト。次回作は夫婦それぞれ苦難の道がまっていそうだが・・・。

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    2011年07月27日
  • 侵蝕列車

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    英国の新鋭サラ・ブルックスのデビュー長篇。

    改変歴史ものSFで、北京とモスクワを結ぶシベリア横断急行の機関車の中で繰り広げられる物語。

    人間が安心して暮らせる土地はターミナルである北京とモスクワに限られており、路線の途中の土地は<荒れ地>と呼ばれていて、未知の生命体が蔓延っている、という世界観。三人の語り手がおり、視点が章ごとに入れ替わる構成になっている。

    これはかなり個人的な好みの問題だけど、この三人の語り手がいる、というのがちょっととっつきにくかった。後半になると章が細かく、視点人物の入れ替わりが激しくなって位置関係が把握しづらい。章ごとに切り替わるので、あまりに突飛すぎる視点変更と

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    2025年12月20日
  • ウィッチャーI エルフの血脈

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    プレステでウィッチャー3をプレイしたのである。
    人が多すぎ&当たり前のように説明なしで人名が出てくるので誰がどなたでなんとやら。シリとシリルって同一人物なの?状態だったので原作にトライ。
    結論から申し上げれば、私が読むべきは先ず短編集であった。親切にも冒頭部分に短編集収録作品のあらすじ&人物説明があったので事なきを得る。
    ゲームではスカしたイケオジ、犬に囲まれてすぐお亡くなりになるゲラルド先生だが、本を読めばそんな態度の裏に深いお考えがあることも少しわかる。うんうん、簡単に白黒つけちゃいかんよね。しかし彼女とうまくいかなかったからって彼女の友達とただならぬ関係になるのはお考えが浅すぎますぞ。ご

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    2025年08月16日
  • 炎と血 I

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    久しぶりに「七王国」の世界に漬かった。
    トールキンを意識していると書いてあったがまさに、その通り。小説とはちょっと違うので、好みは分かれるとは思うが、これはこれでおもしろかった。

    が、とにかく、本篇早く書いてくれ!!

    〇インサーガのような、未完はやめてくれ!!
    あと2部、10年待っているが、寿命は持つのか?
    完結してくれ!!

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    2025年04月10日
  • ウィッチャー短篇集 1 最後の願い

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    【あらすじ】
    ウィッチャーシリーズにおいて時系列が最初の作品。ウィッチャーの冒険やイェネファーとの出会いを描く。

    【感想】
    ウィッチャーシリーズは完全に未見でゲームやドラマなどにも触れずに初めて読んだのがこの本。

    一番最初に感じたのは世界観の飲み込みにくさ。説明などは一切ないし、ファンタジーものでよくある世界地図などもないので、フワフワした状態で話を読まねばならない。
    また、オゾンの匂い〜などの化学用語が出て来たりおとぎ話を空想の話だと言う割には、魔法も怪物も出てくるので彼らの価値観がよく分からなくなる。

    しかし、ストーリーの皮肉なテイストは思わずくすりと笑ってしまうし、一貫して登場人物

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    2024年12月31日
  • ボーンズ・アンド・オール

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    作者がヴィーガンだとあとがきで知って、
    食べなければ生きていけない人間の業の深さというか
    そういう意味合いも込められていそうだと思った。

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    2024年10月02日
  • ボーンズ・アンド・オール

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    カニバリズムの割にすごく読みやすかったけど、リーが死んでからはちょっと…。
    映画とは違う筋書きだけど、リーの死は映画の方が納得できた。

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    2024年08月19日
  • ウィッチャーI エルフの血脈

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    ゲームから興味持ち原作読んでみたがこれは読みづらい。さも当たり前のようにエイダーンだのマハカムだのとわけわからない言葉が出てくる。そこがウィッチャー世界をより深いものにしている、フレーバーテキストなんだと思うが、くどいぐらい登場するので嫌になってくる。ゲームでも実際には登場しない地方についてよく語られるが、てっきり小説ではそこが舞台になるのだと思っていた。展開もかなり遅い。逆を言えば丁寧な進め方なのだが、あまりにも展開が進まないので退屈。会話も周りくどい言い回しや、知ってて当然と言わんばかりに過去の出来事が引き合いに出される。ソドンの戦いと何度も聞いたことか。訳者あとがきの方がずっと分かりやす

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    2024年03月16日
  • アレクシア女史、欧羅巴で騎士団と遭う

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    ネタバレ

    相変わらずのドタバタ劇、魅力的な登場人物たち。
    アレクシアの妊娠が発覚、本来起こらないはずの事が起こった為に、マコン卿には疑われ、ゴシップに叩かれ、吸血族には命を狙われる。
    旅の目的は、汚名返上。目指すはテンプル騎士団。すごいストーリー。

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    2024年02月16日
  • ウィッチャーI エルフの血脈

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    魔法剣士ゲラルトと、不思議な力をもった運命の子シリの話。シリの成長物語。

    家族からのクリスマスプレゼント本。「ファンタジーは、10代の主人公が、喋る人間外生物と一緒に悩んだりしながら頑張る話ばっかり」と言ってたら、ファンタジー&ゲーム好きの夫が「そうじゃないファンタジーがあることを証明する」と言って購入してきた。確かにそうだった。世界は暗い、登場人物は大人多め…甘酸っぱい若者特有の悩みに苦しめられてる人もいない…シリちゃんが清涼剤と言ってもいいかもしれない。
    ただ、訓練シーン、戦闘シーンとかの細かい描写は、流し読みしちゃった。あと何故かシリちゃん含め登場人物ほとんどがなんか性に興味津

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    2023年11月03日
  • ボーンズ・アンド・オール

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    【2023年20冊目】
    読み終わった瞬間、「なるほど〜」って声が出ました。いや何もなるほどなことはないんですけど、こう来たか〜っていう。映画化もされるようですが、同じ流れだったら低評価つけちゃいそうだなぁ、そんな感じ。

    ーー愛情を感じる相手を食べ殺してしまう

    というあらすじに、面白そう!と思って手にとった本作。途中まで良かったです。感情がよく描かれてました。けど、途中からちょっと微妙になり、つっこみ所も多々。7分半では……無理では?

    もう少しリーとの描写や感情の揺れ動きが見たかったです。

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    2023年01月31日
  • ウィッチャーI エルフの血脈

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    ネタバレ

    種族入り乱れた政治と戦争の話だ。ゲラルトの言う中立は単なる傍観者というニュアンスではないようだ。綺麗事なのかもしれないが、みんなが憎しみや欲を捨てられたら戦争はなくなるのだろう。
    シリが運命のために、周囲から命を狙われているのが不憫でならない。
    イェネファーとゲラルトの間に「切望」があったというのは、「愛」よりも強い結び付きを感じて好きな表現だった。シリを守り育て導くことが共通の責任となり、表面的な諍いとは裏腹に深度は増していくように見える。
    シリにとってイェネファーは魔法使いの先生であり、友人であり、姉のようでも母のようでもあったらいいな。
    ドラマとリンクさせながら読んでしまうので純粋に小説

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    2022年12月30日
  • 蜂の物語

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    人間にような視点で描かれる蜂社会に引き込まれる
    長く地球を生き抜いた蜂が後発の人間に危機に晒されるとこは辛い

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    2022年03月26日
  • ウィッチャーI エルフの血脈

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    Netflixのドラマが面白かったので原作がどんな感じなのか知りたくて読んだ。

    スラブ神話を元に創られた壮大なダークファンタジー。シントラの姫・シリラ、白髪の魔法剣士・ゲラルト、魔法使い・イェネファーの三人を主役に物語が進む。

    エルフやドワーフ、ハーフリング、魔法使い、魔法剣士、人間とのいざこざが会話の中からわかってきて面白い。ドラマ版は国と国との関係性や魔法院の立場など政治的な部分が理解できないところが多かったけど、原作でそこらへんが補完された。

    ゲラルトの怪物との闘いは思ったよりもない。ドラマ版の良い所はアクションや魔法の迫力なんだなと再認識した。

    トリスの印象はだいぶ違う!かなり

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    2022年02月12日
  • 蜂の物語

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    ネタバレ

    主人公のフローラ717は或る巣箱の中で生まれた蜜蜂。フローラ族(フローラ=植物。花の種類も特定されていない、蜜蜂の世界では最下層の一族)は仲間の死骸の廃棄や巣の掃除を担当する「衛星蜂」の中の一匹。並よりはるかに身体が大きい規格外として生まれ、奇形を排除する警察蜂によって「排除」されるところを巫女を務めるシスター・サルビアに救われる。
    そして、「実験」として、特別に育児室で働けるという破格の待遇を受けるが、シスター・サルビアからはサルビア族と対立する育児蜂のオニナベナ族の蜂たちの動静を報告するように命令される。
    フローラ717には拒否する選択がなかった。
    「受け入れ、したがい、仕えよ」
    蜜蜂の世

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    2021年10月17日
  • ウィッチャーII 屈辱の刻

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    バトルシーンの描写が生き生きと頭に思い描けて、いい意味で、人気ゲームの原作なんだと実感した。
    展開も期待通りで。
    末端役人や傭兵にも名前と役割があり、彼らの視点で国どうし種族を超えた戦争が語られるのもおもしろい。

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    2020年01月23日
  • アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う

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    19世紀英国が舞台のファンタジー、かなり文の量が多めです。
    大人向けですね。子どもが読んでもわからない部分が多いし、疲れてしまうと思います。
    海外作品なので、英国について予備知識が必要かも。日本語訳が全5冊。スピンオフが4冊と、続編が1冊。まだ続くようです。

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    2019年10月25日
  • ウィッチャーIII 炎の洗礼

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    サネッド塔の騒乱の後、大怪我を負ったゲラルトはトリスの助けで木の精の森ブロキロンへと逃げて傷を癒す。シリはトル・ララの壊れた転送ゲートによって灼熱の砂漠へと飛ばされる。イェネファーは混乱の中行方不明に。
    バラバラになった3人はシリを目指して集まろうとするが、至る所で炎をあげるニルフガードと北方諸国の戦争がそれを阻む。

    この調子で行くと、既刊の5巻まで読んでもワイルドハントの王やエルフの賢者アヴァラックは出てこない…?

    とはいえ吸血鬼のレギスとはここで出会ったのね、という嬉しい驚きがありました。

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    2019年07月03日