【感想・ネタバレ】ウィッチャー短篇集 1 最後の願いのレビュー

あらすじ

諸国を渡り歩き、怪物を退治するウィッチャーは、その魔法の力ゆえ嫌われる。ウィッチャーのゲラルトはある町で〈黒太陽の呪い〉を受けた変異体退治を依頼されるが……。ゲラルトが“ブラビケンの殺し屋”と呼ばれることになるできごとを描いた「小さな悪」のほか、彼と女魔法使いイェネファーとの出会い「最後の願い」など六篇を収録。ゲームやドラマとなり、世界中で話題の〈ウィッチャー〉シリーズの原点となる短篇集

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Posted by ブクログ

ウィッチャーシリーズの入門編に相応しい一冊。
怪物退治が生業の「ウィッチャー」であるゲラルトが、各地で依頼を受けたり、厄介事に巻き込まれたりする短編集です。
ウィッチャーシリーズの魅力である丹念に作り込まれた重厚な世界観を存分に楽しめます。
ウィッチャー3をプレイして、原作に興味を持った方にもオススメ!

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2023年01月10日

Posted by ブクログ

小説版ウィッチャーの前日譚となる短編集。あいも変わらず厳しい世界で、真面目にユーモアの押収を繰り返し、そして信念に従ったほろ苦い決断を下す人々のドラマ。

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2022年01月01日

Posted by ブクログ

【あらすじ】
ウィッチャーシリーズにおいて時系列が最初の作品。ウィッチャーの冒険やイェネファーとの出会いを描く。

【感想】
ウィッチャーシリーズは完全に未見でゲームやドラマなどにも触れずに初めて読んだのがこの本。

一番最初に感じたのは世界観の飲み込みにくさ。説明などは一切ないし、ファンタジーものでよくある世界地図などもないので、フワフワした状態で話を読まねばならない。
また、オゾンの匂い〜などの化学用語が出て来たりおとぎ話を空想の話だと言う割には、魔法も怪物も出てくるので彼らの価値観がよく分からなくなる。

しかし、ストーリーの皮肉なテイストは思わずくすりと笑ってしまうし、一貫して登場人物が皆俗っぽく生きるのに必死な様子が面白い。指輪物語と比べた時のエルフのしょぼくれた様子に笑ってしまう。
サブタイトルの「最後の願い」もその内容が分かった時には思わず笑った。要はこれ◯◯しないと出られない部屋じゃん…。
イェネファーが前段階でゲラルトにお前が欲しいのは人間性だろ?と問いかけているのも良いフリになっている。ゲラルトは十二分に俗な人間だよ……

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2024年12月31日

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