瀧羽麻子のレビュー一覧
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瀧羽麻子さんの作品を読むのは「うさぎパン」に続き2冊目です。
今回は気象学者の藤巻昭彦さんから始まり藤巻家の4世代にわたるストーリーが書かれています。
私は、もっと気象学がっつりのお話かと思っていましたが、藤巻家の日常をいろいろな世代で書かれていて、
最初と最後のお話がとてもほんわかして
可愛らしかったです。
世代がどんどん変わってもどこか風変わりな
藤巻昭彦さんの温かさが軸になっているので
心があったかくなりました。
最後のお話の
ひいおじいちゃんになった昭彦さんが、メモをたくさんとりながら、空を見上げているのを不思議そうにひ孫の玲くんが見ていると、
「あなたの頭で考えたことは財産です。残し -
Posted by ブクログ
気象学者のいる藤巻家と、その周りの人々の物語。
第一章は、昭彦さんとスミさんの出会い。空を見上げてばかりいる昭彦さんと、足元を見ながら歩いてしまう癖のあるスミさん。実は対照的というのが面白い。
その後、時代や語り手を変えながら、藤巻家を見守っていく。
第一章に出てくる贈り物の長靴、最終章で今度は曾孫に贈られ、亡き曾祖母と曾孫のつながりを感じられて、なんだか温かい。
あまり話す機会のない曾祖父って、何となく謎なところがあるけれど、曾孫の趣味のことを覚えていたという優しい心とか、妻や孫娘を想う気持ちも垣間見えて、最終章はとても温かい気持ちになった。
ノストラダムスの大予言を本気で信じている女 -
Posted by ブクログ
レストランを営む両親の娘として生まれた真衣と、サラリーマンを辞めて料理人の道を選んだ啓太。ふたりの、両家の顔合わせから物語は始まる。6つの章で構成されていて、タイトルがメニューになっている。それぞれの章が、ひとりひとりの物語になっていて、その人の視点で描かれ るエピソードの中に ふんわりメニューが添えられている。両親や、真衣や啓太のほろ苦いエピソードも、うちのレシピなのだろう。
そんな風に家族の歴史ができていくのかもしれない。。
バリバリ働く啓太の母親の行動は 読んでいてとてもイライラしっぱなしだったけれど、第5章の「コンソメスープとマーブルクッキー」は心が温まるお話でした。 -
Posted by ブクログ
人材紹介会社でキャリアアドバイザーを務める女性の1年間を描く。
転職エージェントを扱ったお仕事小説としての側面と、人生の選択というヒューマンドラマとしての側面とを併せ持った作品で、1月〜12月の12話からなる。
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人は誰も自分の適性を活かした職に就きたいと願うし、会社はどこもその職に適性のある人材を雇いたいと考えるものです。
だから転職を希望する人と必要とする人材を求める会社とを繋ぐ転職エージェントという職業は、社会にとって有意義な仕事だし小説のテーマとしても魅力的だと思います。
主人公の千葉香澄は人材紹介会社ピタキャリアの