瀧羽麻子のレビュー一覧

  • 東家の四兄弟

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    占い師の父、その後を継いだ次男、人付き合いの苦手な三男、大学生の四男、そして家を離れ研究職についている長男と個性豊かな4人の子供達とその家族の問題でもあり大したことない事件でのある日常を視点を変えながら淡々と綴っている。四者四用の持ち味が面白い。そして基本仲が良いのも微笑ましく好感が持てた。

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    2023年12月29日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

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    ネタバレ

    瀧羽麻子さん初読み。心に流れる曲を作ってくれるオルゴール店の話。色々なお客さんがいる。
    もっと心が温かくなったり、特殊能力が注目されるような内容かと思いました。
    とにかく控えめな店員さんとそんなに乗り気ではない客。後ではっとするという様な。
    おすすめするって、難しいですね。

    とにかく心の声を聴くという視点の作品。自分の心、人の心など。

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    2023年12月13日
  • 株式会社ネバーラ北関東支社

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    タイトル+納豆メーカーから、もう少しコミカルなテンポを期待していたが、課長のユーモア挨拶くらいのものであった。
    ほっこり、さらりと読み終え、ご飯に納豆を頂きながら「はるのうららの」を口ずさみ、
    「ハヴァナイスディ」。

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    2023年12月05日
  • うさぎパン

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    「パンが好き」で一緒にパン屋巡りをする同級生の富田くんとの関係性が微笑ましく、家庭教師の大学院生の美和ちゃんは仲良しの姉のような存在で。
    少し複雑な家庭環境も紐解いていくとそれぞれの優しさや想いが腑に落ちる、思春期の女の子にも優しく届くように感じられました。
    うさぎパン、可愛らしいくほんのり温かい気持ちになれました。

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    2023年11月24日
  • うちのレシピ(新潮文庫)

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    レストランを営む両親の娘として生まれた真衣と、サラリーマンを辞めて料理人の道を選んだ啓太。ふたりの、両家の顔合わせから物語は始まる。6つの章で構成されていて、タイトルがメニューになっている。それぞれの章が、ひとりひとりの物語になっていて、その人の視点で描かれ るエピソードの中に ふんわりメニューが添えられている。両親や、真衣や啓太のほろ苦いエピソードも、うちのレシピなのだろう。
    そんな風に家族の歴史ができていくのかもしれない。。


    バリバリ働く啓太の母親の行動は 読んでいてとてもイライラしっぱなしだったけれど、第5章の「コンソメスープとマーブルクッキー」は心が温まるお話でした。

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    2023年11月02日
  • 博士の長靴

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    博士の空色の長靴で始まり、青色の長靴で終わる。博士4代の家族の年代記。
    どれも静かで優しい話だけれど、「1999年 夏至」だけは異質。心をざらりと撫でらるようなほんのり違和感が拭いきれない、もやもやが残る話。

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    2023年10月19日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

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    音楽って不思議で、聴くだけで過去の記憶が蘇ってきたり。耳がいいオルゴール屋さんのおかげで、たくさんの人が自分の大切な音楽を大切な人と共有できてほっこりする気持ちになりました。

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    2023年09月22日
  • うさぎパン

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    可もなく不可もなく、と思ってたけどたぶん素朴な良さを秘めてる。ちゃんと読んで、自分で見つけようとすれば、知見もある。
    でも、うさぎパンはベタというか、内容が少し幼くて浅いかな、、はちみつの方が私はすきやった

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    2023年09月01日
  • 虹にすわる

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    大学時代の同級生の徳井と魚住。
    2人が久々に再会し、徳井の地元の片田舎で椅子工房をはじめる話。

    暖かくてほっこり。
    そして読みやすくてさらさらと読める一冊。
    特に大きな変化も感激もないけれど、どこまでも暖かくて優しい気持ちになれる一冊。

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    2023年07月17日
  • あなたのご希望の条件は

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     人材紹介会社でキャリアアドバイザーを務める女性の1年間を描く。

     転職エージェントを扱ったお仕事小説としての側面と、人生の選択というヒューマンドラマとしての側面とを併せ持った作品で、1月〜12月の12話からなる。
              
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     人は誰も自分の適性を活かした職に就きたいと願うし、会社はどこもその職に適性のある人材を雇いたいと考えるものです。
     だから転職を希望する人と必要とする人材を求める会社とを繋ぐ転職エージェントという職業は、社会にとって有意義な仕事だし小説のテーマとしても魅力的だと思います。

     主人公の千葉香澄は人材紹介会社ピタキャリアの

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    2023年05月07日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    結婚をテーマに7人の作家が描いた作品の作品集。「黒い結婚」「白い結婚」と分かれていて、闇っぽい話の黒と、ポジティブな感じがしないでもない白。私は順番に黒から読んでいたが、もうずっとなんだか重たいもやがかかっているみたいな感覚だった。いわゆる理想形みたいな夢見る結婚、みたいなのが出てこなくて、結婚って碌なことないなと思いつつ、色々なことがありうるんだなぁとも思った。最後の「いつか、二人で。」でそれまでのどろっとしたもやもや感が救われた感じがする。

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    2023年03月26日
  • うちのレシピ(新潮文庫)

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    超ほっこりする食を通した物語
    短編集かと思いきや主人公が繋がってるのがおもしろい。最後の話すごく好きだった

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    2023年03月20日
  • ひこぼしをみあげて

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    『たまねぎとはちみつ』の続編。中学生になった千春の淡い恋模様。この少し前にたまたまプラネタリウムに行っていたので、なんだか少し運命を感じた。

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    2023年03月15日
  • 左京区恋月橋渡ル

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    共感できる色恋に対する不器用さと左京区という舞台に親近感が湧いて、滞ることなく読んだ
    自分の大切なもの(使命や情熱を注いでいるもの)を捨ててもあなたと居られるならいいと思うことを必ずしもあなたは望んではいない

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    2023年03月01日
  • ふたり姉妹

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    東京で働くバリバリのキャリア志向の姉、聡美。
    田舎から出たことのないおっとりした性格の妹、愛美。

    仕事のトラブルが原因で長期休暇中の聡美と、寿退社をして結婚式までは羽を伸ばしてくらしたい愛美が生活を取り替えっこすることに。

    お互いのカレシを巻き込みながらも、姉妹のこと、自分のことに向き合って成長していくふたりの話。

    家族ってお互いのことをよく知ってるようだけど、本当に苦しんでることを案外理解してなかったりする。故に無神経な発言をして相手を苦しめたり…。でも結局許しあえてしまったりできるのが家族の素敵なところ。だよね。

    ラストの宝石のエピソードが効いてる。

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    2023年02月26日
  • 株式会社ネバーラ北関東支社

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    納豆好きなので読んでみた。登場人物が皆それぞれいい人なので(取引先のカエルを除く)読んでいて優しい気持ちになれる。
    ただ、ありきたりなストーリーなので印象に残らなかった

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    2023年02月14日
  • うちのレシピ(新潮文庫)

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    ふたつの優しい家族6人の
    6つの物語。それぞれのレシピはどれも
    思い出の味で、食する度に思い出すであろう
    エピソード。
    それぞれの目線から語られる
    家族への優しい想い。
    ほっこりと温かく
    ストレスなく読める短編集。

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    2023年02月14日
  • ひこぼしをみあげて

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    ★今晩、晴れるといいな(p.202)

    (一)友人の那彩(なさ)に引っ張られるように天文部に入った中学一年の千春はそこはかとない疎外感を覚えつつも少しずつ部の雰囲気に馴染んでゆく。

    (二)三年の無口な片瀬先輩にどう対応していけばよいか悩んでいる間にいつの間にか惹かれていた。

    (三)夏合宿、文化祭、流星群観察などを通じてほろせつない一年生の四季をあっさり描く。

    ■簡単なメモ■(★は主要語)

    【一行目】 地球から一番近い星は、月だ。近いといっても、三十八万キロメートルも離れている。地球一周は四万キロだから、九周半ぶんになる。

    【宇ノ島/うのしま】北中セミナーハウスがある。
    【屋上】校舎

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    2023年01月27日
  • いろは匂へど

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    京都が舞台と手に取るも、紫に魅力を感じられず共感できなかった。主人公に寄り添えない読みは辛い。
    草木染めの描写は美しいのに、その美を生み出している光山もうすっぺらで魅力を全く感じられない。なぜ紫やたくさんの女性たちが惹かれるのか分からない。
    藤代さんや紫を一途に想うブライアンが魅力的で最後まで読み通したが、これが大人の恋愛というのなら、私には分からないのかも‥‥

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    2023年01月24日
  • 失恋天国

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    タイトルを見て「え?」ってなりました。
    政府が少子高齢化に歯止めをかけるべく、国民の恋愛活動の活性化を目的として「奨学金制度」「失恋休暇」を導入。そして「失恋学校」なるものがあるんです。
    なにこの設定!?
    以前読んだ森沢明夫著「恋する失恋バスツアー」に少し通じるものを感じる。

    さて、この失恋学校。独特のカリキュラムで、世代も失恋事情も様々な生徒たちが全寮制の学校で1年間学びます。
    主人公の雛子の状況が辛すぎる…。

    学校で雛子と同室になったのは、才色兼備の貴和子と10代のエミリの2人。
    3人が失恋の痛手から立ち直れる日、新たな恋の訪れはいつになるのか。
    …と、その前に無事単位を取得して卒業し

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    2022年10月15日