瀧羽麻子のレビュー一覧

  • はれのち、ブーケ

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    仕事、恋愛、結婚、学生時代の友人の結婚式に集った仲間達の進む道は・・・
    揺れ動き、悩み、過去を振り返り、それぞれの感情を描く。

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    2015年01月10日
  • うさぎパン

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    ネタバレ

    表題作で第二回ダ・ヴィンチ文学賞大賞の「うさぎパン」と、
    書きおろしの「はちみつ」の2編を収録した文庫を読みました。
    読み終わると、パンがいとおしく、食べたくなります。
    パンは本作の重要なエッセンスで、本筋とはまたちょっと違うんですが、
    裏にあるパン万歳!的な風の流れを、読み手の心はしっかりとらえる、
    というか、書き手にしっかりとらえられてしまいます。
    ちかぢか、パン屋さんでトレーとトングをかまえてみようと思います。

    「うさぎパン」はやわらかで、やんわりした物語でした。
    幸せを感じられるような作品ですね。
    裕福でありながら、家族関係がちょっと複雑なのが
    物語をぐにゃりとさせていないところかも

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    2025年06月28日
  • 株式会社ネバーラ北関東支社

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    すごーい、ユルユル!。妖怪ウォッチのコマさんが出てきてもおかしくないくらいのユルさに笑えてしまう。弥生さん、ただ今充電中!、、のお話。…納豆をかきまぜる時に歌う唄がすごーく気になる!?。

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    2014年09月03日
  • はれのち、ブーケ

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    大学時代から付き合っているカップルの結婚式当日を基本の時間軸として、アラサーの恋愛、結婚、仕事の悩みやあれこれを描いていく連作短編集。

    仕事と結婚で迷ったり、歳の差を気にしたり、夢と現実の生活の間で揺れ動くのは20代ではよくある光景。
    リアルではあるが、等身大の悩みなので、ドラマや小説で使い古された群像劇的な平凡さはある。

    過去の作品の傾向からもハッピーエンドが予感されるので、その点安心して読めるというのはいいと思う。
    心に響くほど緻密で深くはないけれど、大人の青春小説としては爽やかでいいのではないか。

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    2014年09月02日
  • 株式会社ネバーラ北関東支社

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    若いって良いなあ~
    ひたすら爽やかです。
    真摯に生きるアラサー女子、応援します・
    解説が、また良かった!

    自分の育った田舎に帰るU ターン。
    今話題のI ターン。
    人の生きる道はいろいろ。

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    2016年07月13日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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    沢山の選択によって私の今は成り立っている。だから色々無茶した10代の頃を含め、あの時ひどかったなぁとか思うこともあるにせよ辿るべきみちだったんだろうと思う。そしてそう思える今があることが幸せ。
    選択するって意外と難しいしエネルギーを使う。けれど実際は何を選択するか、よりも選択した今を肯定できるかの方が人生において大切なんだろうなぁ、とあまり物語と関係のないレビューでした。

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    2014年04月20日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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    ワーキング小説として楽しく読んだが、合併などこんな簡単ではないだろうと思われる心理描写が軽すぎる気がした。

    その軽さが気軽に考えずに読めていいのだろうけど。

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    2014年04月13日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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    一人の女性の自立。
    そんなふうに括ってしまえるかな?

    周囲に多いタイプ。

    自分は自分の意志で発言、行動しているつもりで胸を張っているけれど、実は自分に影響を与えた人の借り物の言葉を口にして、そのひとを真似て行動していることが傍目には滑稽なくらい見えているのに、本人だけが気づかず、人の意見には左右されない、と公然と言い放つ人。そのくせ、自分には力がない…などと矛盾することも口にする人。

    槇さんや成宮のように行動できる人はさほど多くはないと実感する日々。

    言葉と力が釣り合っている人には、なかなか巡り会えず、組織に属していることの虚しさを感じてしまう日々。

    守るものがなければ、私も飛び出し

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    2014年04月04日
  • はれのち、ブーケ

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    30歳。ゼミ仲間の結婚式。

    理香子、裕人、鈴子、亮、奈緒、章太郎。
    そして文庫には章太郎の妻、ゆかりの視点の物語も収録されていました。

    それぞれの視点から描かれるハレの日。
    大学時代のこと、仕事、恋愛。

    環境も変わって、仕事もそれぞれ違うけれど、
    久々に会っても当時の空気感に戻れる。

    大人になっても悩みは尽きなくて
    それぞれ、隣の芝生は青いみたいなところはあるけれど、
    過去を振り返りつつも、みんなが前向きな決断をするところが読んでいて心地よかったです◎


    やっぱり、大学時代の友達って一生ものだなと
    自分の友達を思い浮かべながら思いました。


    登場人物の年齢が近いこともあって
    共感で

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    2014年03月15日
  • はれのち、ブーケ

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    大学時代同じゼミで過ごした理香子と裕人の結婚式に以前の仲間たち6人が集まり、それぞれの物語を語る連作。
    なんとなく出来すぎた設定が読みづらい。
    でも登場人物達と年代が近いせいか、共感できる部分もありました。

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    2014年03月08日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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    ネタバレ

    主人公、峰村幸子は化粧品会社、白雪堂の新入社員、幸子の成長と恋愛を追っていくストーリー。
    トントンと季節が過ぎていく。
    先に左京区七夕通東入ルを読んでしまったからなのか、トントン拍子に進みすぎて物足りなく感じてしまった。

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    2014年02月19日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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    仕事と恋に真っ直ぐに向き合おうとする主人公が可愛い、すごく優等生っぽい小説。さくっと読めた。

    『会社には仕事をしにきている。それが大前提で、ただプラスアルファとして、なにかささやかな楽しみが欲しい。ささいなことで構わない。毎朝エレベーターで一緒になる素敵な先輩とか、新しくオープンしたカフェでの休憩とか、そしてたとえばカレーとか。』

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    2014年02月09日
  • はれのち、ブーケ

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    30歳を迎える大学の同級生男女6人の物語。
    仕事や結婚など、それぞれの人生のおける悩みや決断をテーマに主人公が章ごとに入れ替わる、ドラマのような短編集。
    登場人物がみんな優しく、正しく、強く、ややでき過ぎている感があるものの、瀧羽氏の素直で優しい視点で書かれた文章によって嫌味にならずに真直ぐ受け止められる作品でした。

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    2013年10月02日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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    ちょっと期待が大きかったかなぁ。
    いくら小規模な会社とはいえ、新人があんな責任のある仕事任されるのかなぁ。なんだか全てがご都合主義であまりピンと来なかった。
    でも、仕事に対する前向きな元気はもらえたかな

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    2013年02月21日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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    お仕事小説っていうか、新入社員(の中でも充実した仕事ができてる人)のお話って感じです。こんなに活躍できないわよ、新入社員は。と思うのだけど、ファンタジーだと思えばいいと思います。

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    2013年02月02日