瀧羽麻子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
児童書
高校2年生の千春は、夏休み、父方の祖母の家に家族で帰省する
祖母が認知症ではないか?という親戚たちの話の流れで、夏休みの数日、千春は祖母と過ごすことになる
田舎で祖母と過ごす2週間足らずの間、洋裁を教えてもらうことになり、距離が縮まっていく
そして訪ねてくる、近所の8歳の子どもヒナタ
彼もまたワケありで……
やりたい事や進路が決まらない千春
祖母の、「夢や目標はないならないで、無理やり考えなくたっていいんじゃない?」の言葉に救われる
とってもゆったりとした田舎での夏休み
ごく普通の女子高生の、何気ない心の葛藤が自然に描かれている
時折ジェンダー問題も会話の中に出てきて、親世代では -
Posted by ブクログ
ネタバレ秘すれば花、という言葉がある。
けれど、完全に秘密に出来ないのなら、やはりそれは花にはなり得ないのではないか。
十分に大人になってから出会って結婚した相手の過去を、どのくらい知りたいと思うか。知って欲しいと思うか。
それはもう、それぞれに違うだろうし、過去を知ってから、理解も愛情も深まることもあるだろうけれど。
ラストで、お互いに相手の言葉の裏を勝手に推測して勘違いし合っていたことが明らかになって、小さく微笑みあって…
それで、なぜまだ、どこか薄暗く、不穏な翳りが残っているのか。
ここは、平凡でも、お互いに相手を好きでいること、信頼を取り戻せたこと、思いがけず新しい家族との出会いがあったこ