瀧羽麻子のレビュー一覧

  • 失恋天国

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    実家にずっと買ったまま読まずに置いていたのを見つけて読んだ。
    私も失恋したところなのでこんな学校あったらいいのになあ…というのが率直な感想。
    ただ読みやすいだけじゃなく、自分の恋愛観を振り返るきっかけになってくれた一冊。

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    2021年09月04日
  • 左京区七夕通東入ル

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    京都の大学に通う女の子が理系男子に恋をする話。
    最初は「1回しか会ってないのにそんなすぐ恋におちる?どこが好きになったの?」と思ったけど、読み進めていくうちにそこは気にならなくなった(笑)
    ピュアな恋愛に応援したくなった!!

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    2021年07月24日
  • ぱりぱり

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    本来はコミュニケーションを通して影響を与え合うのが社会に生きる人間だけど、独特な感性を通して影響を与える。
    それもある種のコミュニケーションのようで、素敵だなぁと思った。

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    2021年07月01日
  • サンティアゴの東 渋谷の西

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    単行本で読んだけど、文庫で再読。

    旅先で、地元での別れで…。
    偶然がきっかけで、顔を上げて前を向いて一歩を踏み出そうと思える短編集

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    2021年04月29日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    結婚生活は甘いのか、辛いのか。

    私は黒の話の方が好きだったな。
    窪美澄さんの『水際の金魚』が特に。
    『かっぱーん』も、実際にありそうだなと。
    『愛の結晶』は少し不気味に思えたけど、面白い。
    一人目を妻が出産したら二人目は夫の番!
    いいじゃない!
    男性は妊娠出産育児を自分のこととして体験したほうがいい!つわりはものすごく辛いんだ!体調不良で仕事を休むのも、まわりに配慮しながらやってるんだー!

    白の方の『シュークリーム』は、白でいいのか?!
    私は黒じゃないかと思ってしまったよ。

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    2021年01月05日
  • 虹にすわる

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    魚住くんの椅子への愛があふれ過ぎていて、たまらなく愛おしい。
    あらためて、「椅子っていいな」と思った。
    人は常に居場所を求めるものだけれど、その一番小さなスペース、単位?…が椅子なのではないかと思った。
    それが、心と体に添う物ならなおさら。

    徳井律と、一つ下の魚住光は、10年前、大学の選択科目の木工の授業で知り合った。
    卒業後、建築学部だった徳井は住宅メーカーに就職して営業職となり、造形学部だった魚住は老舗の家具工房に弟子入りした。

    10年を経て、徳井の故郷で二人は再会。
    徳井は年老いた祖父が心配(という名目)で故郷に帰り、そこへ、親方の方針と対立して家具工房を飛び出した魚住が転がり込んで

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    2020年11月24日
  • 左京区七夕通東入ル

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    好奇心旺盛でオシャレが大好きな花。
    人数合わせで参加した合コン以来、たっくんが気になって仕方がない。
    少しずつ、少しずつ、どんどん好きになっていく。たっくんとちょっと何かあるだけで舞い上がってしまうの花が初々しくて可愛い。
    これぞ甘酸っぱい恋。

    たっくんの友人 工業化学科のヤマネが好きなものは爆薬と酒、ガタイの大きなアンドウは遺伝子と酒。いつもワイワイみんなで集まって飲むお酒は美味しくて楽しいだろうなぁ。
    自分の好きなことを伝えようと目をキラキラさせて一生懸命に話す様子にキュンときます。
    穏やかに募ってゆく恋心と青春をもう一度味わえる1冊でした♪

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    2020年11月02日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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    まだ社会人になって間もない私には、新入社員の幸子にとても近い立場で読むことができた。
    ベテランの人でも、若手の頃を思い出して共感するところが多いのではないかと思う。

    学生とは違う人との付き合い方に驚いたり、会社での理不尽な出来事に納得がいかなかったり。

    入社して間もない人間の方が、会社のおかしなところに気付きやすいものだと思う。
    会社の売上データがまとまってないというのはかなり極端だとは思うが、戦略を立てて動けていない中小企業は多いだろうな。
    他にもワンマン経営者とそれに服従する幹部とか、現状維持に甘んじて挑戦する意欲のない気風とか。
    幸子は30周年にふさわしい企画を、と仕事を与えられたの

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    2020年10月07日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    色々な作家の結婚にまつわる短編集。
    黒い結婚は怖すぎるし、中でも『かっぱーん』は主人公があまりに気の毒だし、そもそもかっぱーんて何なんだw
    逆に白い結婚は甘いお話ばかり。『いつか、二人で。』がとても良かった。

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    2020年09月14日
  • 左京区恋月橋渡ル

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    デート、よかったな。二人乗り!
    おなかの音にも、感動かぁ。

    夢のような初恋だ!
    相手のためを考える、支える。2021.8.16

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    2021年08月16日
  • 左京区七夕通東入ル

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    花ちゃんとたっくん、とってもかわいい。
    花の定理、見つけてほしいな。
    あまずっぱい青春って感じがうらやましい。

    数学しか見えていないようで、花ちゃんのこともよく見てるたっくん、かっこいい。2021.8.16

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    2021年08月16日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    黒も白も前途多難でハッピー結婚したい!と思う話はひとつもない。
    黒に関しては完全にホラー。かっぱーんと愛の結晶なんて恐る恐る読んだ。

    白は、シュークリームが好き。いるよねこういう人。一回相手の嫌なところを見るとそれに執着しちゃうけど、自分にぴったり合った人なんていない人と人生を共にするのが結婚であり夫婦なんだとしみじみ思う。最後は希望が持てるエンドでよかった。

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    2020年08月09日
  • 黒い結婚 白い結婚

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    結婚にまつわるアンソロジーですが、黒と白でわけたのは面白いです。
    黒の方が他人事と割り切って楽しむには良いかもしれません。
    まあ、結婚がゴールではないので白でも黒でもお好きな話を楽しめば良いのではと思います。
    木原さんの「愛の結晶」はぜひ読むことをお勧めします。これが黒なのかは私にはわからないです。

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    2020年07月21日
  • たまねぎとはちみつ

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    ネタバレ

    小学五年生は今考えれば全然子どもだったのだけど、昔の自分を考えると何でもできる気になっている頃だった。こんな自己中の生意気な時期に近くにおじさんのように人生の先輩として相談ができる大人がいると幸せだったと思う。今日はたまねぎ?はちみつ?相手を信じて歩み寄ること。おかゆのまわりを歩いていないで自分の意見を言う事。自分の頭で考えること。時折、外国のことわざの言い回しがでてくるのもよかった。会いたい誰かを思い浮かべて吹けば相手に届くクルピ。やわらかい和音になって、そよ風に溶けていく。最後はあっけなかったけどこれでいいのかな。。

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    2020年06月21日
  • 虹にすわる

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     おとぎ話みたいだけど、甘すぎず、楽しめる。
     職人さんの、ものをつくる時のリアリティが、もう少し感じたいんだが。

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    2020年02月27日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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    主人公の峰村幸子は中堅の化粧品メーカーのマーケティング部の新入社員です。ロングセラーの看板商品である基礎化粧品ブランド「シラツユ」の30周年記念販促キャンペーンチームの担当になりましたが、企画中のデータ収集で「シラツユ」の売り上げがじり貧なことに気がつきます。企画案はなかなか認められず、就職できずに大学院に進学した彼氏とはギクシャクし、それでも同じチームの先輩社員の槙さんに助けられながら、前向きに頑張っていきます。主人公の入社から1年間のお仕事成長物語です。タイトルに仕事と恋と書いてありますが、恋の方は彼氏しか出てきません。

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    2020年02月14日
  • 株式会社ネバーラ北関東支社

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    タイトルにもなっている会社が舞台のお仕事小説ぽい心を癒すお話です。
    主人公の弥生は東京の証券会社でバリバリと働いていましたが、失恋をきっかけに仕事にも疲れを感じ、とても田舎にある健康食品メーカーに転職します。その会社は売り上げのほとんどが納豆で、下請け会社のため取引先のブランドで市場に商品が出ていきます。弥生はこの田舎の街で、1時間に1本しかないバスで会社に通い、ゆるく仕事を始めます。弥生が所属する経営企画部は、ちょくちょく英語が登場する課長、28歳の沢森くん、パートの西川さん、高卒事務員のマユミちゃんの合計5名の居心地の良い職場です。身売りされるとの噂が流れ、本社から佐久間さんという研修の人

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    2020年01月30日
  • 失恋天国

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    ネタバレ

    読みやすいし、さくさく展開するし、良いんだけど・・・
    なんとも心に残らなさそうな話。

    主人公がモテすぎるのも謎だし、いろいろ展開も??な感じだし。
    登場人物のキャラがイマイチかなー。

    失恋学校って状況設定だけは記憶に残るかな。
    面白くないわけではないけど・・て感じ。

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    2019年12月30日
  • ぱりぱり

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    ネタバレ

    ぱりぱりって何?と思いながら読みはじめたけど、あっという間に読み終わりました。

    少し変わった子供だと思われていたすみれ。
    そのまますみれが、ただの変わった子、として育てられていたら、この物語のような素敵な展開はなかったんだろうな。

    両親はもちろん、時々嫌気がさしながらもあたたかく見守った妹、才能を発掘した先生、編集者。
    みんなが優しくて、あたたかかったからこそ、すみれはメモに詩を書き続けることができているのだと思う。

    そして何より、すみれと碧の出会い。嬉しかったなぁ。

    周りの人があたたかかったのはもちろん、すみれ自身にあたたかさがあるからで。誤解されやすいかもしれないけど、本当は優しさ

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    2019年04月19日
  • たまねぎとはちみつ

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    5年生の千春は、猫について路地に入り、「なんでも修理します」と書かれた店のおじさんに出会った。初めて会ったのに、なぜか話しやすいそのおじさんは、いい日は「はちみつ」、悪い日は「たまねぎ」という。千春も「今日ははちみつだった!」とか「たまねぎだった」とかいって、その日の出来事を話すようになっていた。
    日常の小さな出来事を、優しい目線できいてくれるおじさんが素敵ですが、このおじさんの悩みを子どもたちの行動力が解決に導くのがすごいのです。

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    2019年03月06日