瀧羽麻子のレビュー一覧

  • 東家の四兄弟

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     ずっと続けられるストーリー。それだけに、小説を終わらせる難しさが出たかな。ラストは、ちょっと唐突感があった。
     でも、全体の雰囲気は、悪くない。

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    2024年05月30日
  • 東家の四兄弟

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    長男は苔を研究している朔太郎。次男は家業の占いを継いだ真次郎。三男は1番顔が整ってモテそうなのに、体が弱く人付き合いも苦手な会社員の優三郎。四男は明るく友達も多い、大学生の恭四郎。この4人の視点で話が進んでいきます。
    大きな事件とかは起きませんが、4人それぞれの日常が気になって、さくさく読めました。でも、まだまだ先が気になるとこで終わったので、続編があるのかな?ないならぜひ書いてほしいなぁ。

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    2024年05月27日
  • 博士の長靴

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    4世代の藤巻家の物語
    かなり風変わりな気象学者が立春にスミさんにに贈った空色の長靴、そして60年以上過ぎた立春に祖孫に青い長靴と手帳を…


    1958年から2022年までの長い時間がゆっくり流れるようなほんわかする小説です。

    日本に生まれたからこそ
    二十四節気をもう少し大切に気にかけていけるような余裕のある生活をしたい

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    2024年05月06日
  • うさぎパン

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    ネタバレ

    女子高校生の日常を描いた物語。
    いたって普通の高校生活で、友達、気になる男子との関係、受験など、小さな悩みはあるが日々こんなことがあったという話が淡々と続く。
    そして亡くなった母親について、一度も登場しない父親について、淡々とすごい事実が語られる。

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    2024年04月24日
  • 東家の四兄弟

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    紹介された作品を読んだもの。

    良かったです!家族とその周辺の人々の心のちょっとしたすれ違いと、やっぱり信頼関係がベースにあるから元に戻っていく感じ。

    すごい事件は起きないけど、ワクワクと読み進められる作品でした。

    タイトル通り、個性豊かな4兄弟が出てきますが、各々魅力があります。自分は誰推しだなーなどと考えながら楽しく読めました。

    あとストーリー全体に「占い」がベースになっています。胡散臭い印象を持っていましたが、自分の見方が少し変わりました!良い方向に。

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    2024年04月07日
  • うさぎパン

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    先日、おいしいパン屋に出会ったので、衝動的にこの本を手に取りました。
    ささやかな幸せなをもたらせてくれますよね。

    昔々、母が買ってきてくれたチョココロネを思い出しました。もう、そのお店は無くなってしまいましたが。あの時の小麦の香りが蘇ってました。

    :) -きみかげ-

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    2024年04月06日
  • 株式会社ネバーラ北関東支社

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    ネタバレ

    東京に対して憧れを抱いてたが、「はるのうらら」を読んでどこにいてもカッコいい人はかっこいいという表現が胸に沁みた。

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    2024年03月25日
  • 虹にすわる

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    椅子職人になろうとする2人の話。
    この話を読んでいると、色々な椅子に座りたくなる。
    若干設定や展開の軽さはあるものの、世界観は暖かくて好きだなあと思った。

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    2024年03月18日
  • あなたのご希望の条件は

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    装丁が好みだったのと、転職をぼんやりと意識していたのでなんとなく手に取ってみた本。

    数年単位で働いていると感じる「周りの人はどんどん動いていっているのに自分はなんとなく、同じことをずっと繰り返して前に進めていないような感覚」を主人公が感じているところにとても共感できた。

    社内で使えるAI相談ツール「ソフィア」の存在が現代的で面白かった。

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    2024年03月11日
  • 博士の長靴

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    4世代がつながって、紡がれていく連作集。
    この作品を読んでいると12節気を大切にしたくなる。読んでいくと、前の話での登場人物がどう成長したのかを感じられて面白かった。

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    2024年03月05日
  • 東家の四兄弟

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    ありふれたようでなかなか珍しい家族の話でした。
    四兄弟の誰かには共感できるはず。
    他の作品も読んでみます。

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    2024年02月14日
  • あなたのご希望の条件は

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    転職を考えている時期に読んでいたら、1歩進める気がする話でした。
    大きな問題が起きることもない所がリアルな感じで良かったです。
    主人公の心情がもう少し知りたかったです。

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    2024年02月07日
  • 博士の長靴

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    小さい頃、少し大きな長靴を履いて、わざわざ水たまりを選んで歩いていた。
    そんな思い出が浮かんできた本。
    空を見上げるのが好きだけど、もちろん気象学的ではなく、雲ひとつない青空に飛行機を見つけるのが好き。
    今度からは、天気と関連させて見てみよう!

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    2024年02月07日
  • うさぎパン

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    無邪気にパン屋めぐりを楽しむ主人公と富田くんにほっこり。
    思ったよりコンパクトな物語だったけど、15歳の世界の描き方としてはリアルだなぁと思う。
    うさぎパン、タイトルも読後感もあたたかい。

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    2024年01月30日
  • ふたり姉妹

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    長女と二女姉妹でも性格は違うけれど、やはり血のつながった2人。お互いの生活を垣間見ることで、最後は分かりあえる。
    2人とも幸せになれそうな結末でよかったです。

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    2024年01月15日
  • 東家の四兄弟

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    東家は男ばかりの四兄弟。上から研究者の朔太郎、占い師の真次郎、会社員の優三郎、大学生の恭四郎と両親が、ほどよいバランスで暮らしている。ある日、優三郎が趣味のタロットでく最凶>のカードを引き当てた。直後、優三郎と幼馴染で彼女と思われてた瑠奈の秘密が真次郎によって恭四郎に明かされ、信頼関係に亀裂が入ってしまう。不運の連鎖は止まらない。朔太郎や両親にも波及し、隠れていたトラブルが表面化しはじめた。あげくの果てに家族関係を崩壊させそうな女性まで現れ・・・・・。噴出する秘密と本音に大わらわの東家に、平穏な日常は戻るのか!?

    4人の兄弟の視点それぞれから描かれ、短く入れ替わるので読みやすい。4人出てくる

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    2024年01月14日
  • 東家の四兄弟

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    男の子四人てこんなかんじなのかな~
    クールなようでお互いのことを考えていて、良い家族だなとほほえましく思いました。

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    2024年01月09日
  • 東家の四兄弟

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    占いを家業とする父、次男。家族と離れていたい研究者の長男、繊細で人付き合いが苦手な三男、明るい四男、そして一番不思議な母6人の東家。仲良しこよしの家族では無いけど、適度な程よい距離で各々心配しつつ生活。長男の言い分は少し寂しいけれど最後は皆一緒で良かったね。それが家族。

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    2024年01月08日
  • うちのレシピ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    食べものをめぐるわたしたちの物語。

    フランス家庭料理のレストラン・ファミーユで働く啓太と、看板娘の真衣。2人の家族の顔合わせの日、啓太の母・美奈子は現れなかった。バリバリと働く美奈子を父・雪生は庇う。真衣の父・正造は不機嫌を隠さないが母・芳江は穏やかだ。主人公と時間が代わりながら綴られる温かな連作。

    自分の望む仕事を自分の望むようにできるのが一番だ。男だから女だからという価値観にも、会社員か自営業かというくくりにも縛られることなく。登場人物たちは順風満帆な働き方をしていた訳ではない。ぶつかりながら傷付きながら、自分の道を歩いている。それを助けているのは側にいる人である。自分の幸せを案じる人

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    2024年01月02日
  • 東家の四兄弟

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    著者は、どんどん成長する感じ。
    世界が広がっていくのを感じる。
    初期の頃の京大もの?も青春賛歌のようで
    良かったけれど・・・
    今は、家族にシフトしたのかな。
    こちらも年齢を重ねているので、読んでいて楽しい。

    男四兄弟の話。
    四姉妹は、「若草物語」を筆頭に「細雪」、
    オマージュ作品だってある。
    でも、男四人兄弟って、聞いたことがない。
    私が知らないだけかもしれないが。

    朔太郎、真次郎、優三郎、恭四郎の四兄弟と
    幼なじみの瑠那。
    「若草物語」でいうところの四姉妹プラス、お隣のローリーか。
    四人の性格も似ている。メグと朔太郎は決定的に違うけれど。

    それぞれの性格と日常が細やかに描かれ、
    一気に

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    2023年12月28日