【感想・ネタバレ】虹にすわるのレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年11月11日

 椅子つくりの本ですが、物語の終盤、「自分の人生で自分が本当に望むことはなにか、自分の意思で何を大切に思い、何を選ぶべきなのか」ということにぶち当たる主人公の決断がこの本の全てだと思いました。主人公は30代で僕より約一回り大きいですが、この岐路に立つ感じは様々な選択肢の中から将来を考え、迷いのなかに...続きを読むいる20代にこそ通じるところがあるのではないかと感じました。そしてもう一人の主人公の無鉄砲さ、「やってみないとわからない」精神は何歳になってもきっと拭えないであろう挑戦する時の恐さに立ち向かう勇気を貰えます。ハードカバーですがさらっとした本です。

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Posted by ブクログ 2020年02月27日

 おとぎ話みたいだけど、甘すぎず、楽しめる。
 職人さんの、ものをつくる時のリアリティが、もう少し感じたいんだが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月04日

椅子作りの技術は持っているけれど自分に言い訳し続ける徳井。
アイディアは豊富だけど爪が甘い魚住。

田舎に戻り祖父の修理屋を手伝う徳井のもとに転がり込んできた魚住。
2人で椅子工房を作ろうと意気込む魚住に戸惑いながらも
椅子作りに協力するようになった徳井。

2人で完成する2人。
そういう存在の人が...続きを読むいるって素敵かもしれない。

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Posted by ブクログ 2020年03月19日

主体性はあるが周囲を振り回してしまう魚住と、几帳面な故に後ろ向きになってしまう徳井。
二人が始めた椅子工房は少しずつ軌道に乗り始めるのだが…。

いわゆるひらめきの天才タイプの魚住。だがそれを実際に作り上げるスキルが足りない。
逆に徳井は魚住のような個性的なデザインは浮かばないが、魚住のデザインをき...続きを読むっちり作り上げる職人のような技はある。
二人のコンビはとても良いバランスのように見える。
しかし二人ともそれまで勤めていた会社、あるいは工房から逃げてきた(追い出された)人間で、今どきの言葉で言えば生きづらさを感じている。

祖父と共に小さな町に住み、修理屋を細々とやっている徳井にとっては幼馴染の菜摘と祖父こそがそれぞれ態度は違っているが自分を温かく受け入れてくれる存在。
そこに魚住という波乱がやってくる。さらには魚住を追って胡桃というぬいぐるみ作家もやって来る。

読み始めた時は、三浦しをんさんの「多田便利軒」シリーズの多田と行天のようなコンビを思い浮かべたが、そこまでリアルに追求するものではなく、椅子工房を舞台にしているものの椅子作りに描写を割くお仕事ものでもなく。二人の関係の変遷を描く作品だった。
徳井が必死に胸の奥深くにしまい込もうとしている自身のコンプレックスを魚住は最終的に容赦なく暴いてしまう。残酷に見えるこのシーンも最終的には必要だった。

徳井に似て不器用なおじいちゃん、黙って見守る菜摘、割り込んでくるようで気遣っている胡桃、脇役たちもそれぞれ葛藤を持っている。

二人の工房がこのまま上手く行くのかどうかは分からない。やはり一度それぞれ修行した方が良いという方向に行くこともあるかも知れない。
だが現時点ではこれで良いのだろう。暗く後ろ向きになるよりも二人で楽しく椅子を作って欲しい。

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Posted by ブクログ 2020年01月08日

物語の最終版まで進んでようやくタイトルの意味がつかめます。大学時代の先輩・後輩である徳井と魚住のふたりが小さいながらも、自分たちの工房で椅子を創ることでみずからの人生を歩んでいこうというストーリーです。
登場人物が少なく、話しの展開もシンプルですし、文体もスッキリしており非常に読みやすい一冊でした。...続きを読む
主人公である徳井と魚住のふたりはまったく対照的な性格、自分と似ているのは徳井のほうかな、魚住の楽観的な態度はみていて不安になってしまうだろうな、などと思いながら読んでいました。一方で、楽観的ながらも飄々と進めてゆく魚住の歩みによってさまざまな転機がおとずれることになり、慎重にいくばかりがよいわけでもないよな~、とも思わずにはいられません。ふたりともアラサーなのですが、物語の印象を考えるともう少し若い設定のほうがしっくりくるような気もしますが、それぞれの葛藤も作品に欠かせない要素なのかもしれません。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年12月31日

久しぶりの瀧羽麻子さん。いまの自分の気持ちにとても合ってて読みやすかった。二択で悩むとことかシンクロしたなあ。重くなく日常ぽくてフワッと読めるものがいまの自分には合ってる。

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Posted by ブクログ 2019年12月22日

2人を2で割った具合がいい徳井と魚住。その関係がエンディングまで続いていった。
題名の「虹」、ラスト近くに出てきたな。
30歳くらいの設定だったがもう少し若いような感じがした。ライトな感じだったからかな。

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Posted by ブクログ 2019年12月09日

実家で祖父と修理屋をしている徳井のもとに、学生時代の友人魚住が訪ねてくる。小さな椅子工房を始めたふたりの心温まる物語。

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Posted by ブクログ 2019年11月11日

二人で得意なところ苦手なところを補い合って椅子を完成していく,文中にも何度も出てくるがこれで食べていけるかが問題.

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Posted by ブクログ 2019年11月11日

地方都市での仕事と恋の折り合いの付け方。といってもこの本に答えがあるわけではなく、この本を読んで自分のことは自分で考えてみるってスタンスでないとね。

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Posted by ブクログ 2019年09月25日

性格が真反対のアラサー男子が
理想の椅子を作る話。
ドタバタ劇があるでもなく
淡々と話が進み、終わる。
まぁ現実ってそんなもんだよね。

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Posted by ブクログ 2019年08月15日

デザインの才能はあるけれど、技術が乏しい1人とデザインの才能はないけれど、技術はある1人が2人3脚で少しずつ自分の生き方を模索していくお話。

う~ん。なんか薄いという読後の感想。

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