瀧羽麻子のレビュー一覧

  • たまねぎとはちみつ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    え!これで終わりなの?!続篇あるけど、おじさんとの再会はあるのかな?再会して欲しいな。
    世界のことわざ良かった。「虹の橋」が私は好きかな。“”青空にかかった巨大な虹の橋“”をかけてもらって、それを渡る勇気をもった千春ちゃんはキラキラしている。読む前と後では表紙が違って見える。裏表紙の千春ちゃんの背中もたくましく思える。

    0
    2024年12月22日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

    Posted by ブクログ

    あなたは、『心の中にはどんな音楽が鳴っている』か知っていますか?

     (*˙ᵕ˙*)え?

    あなたも私もそれぞれに好きな音楽があると思います。この世には数多の音楽がある以上、それは人によってバラバラです。ロックが好きな人がいれば、演歌が好きな方もいらっしゃるでしょう。いやいやクラシックしかないですよ、という方もいるかもしれません。

    しかし、人の心の中を覗き見できない以上、そんな人それぞれの音楽が何なのかは普通には知ることができません。もちろん、口に出して語れば別ですが、人によってはメロディーはわかってもその曲が何かがわからなくなっている場合もあるかもしれません。しかし、例えタイトルが分からず

    0
    2024年12月16日
  • 左京区桃栗坂上ル

    Posted by ブクログ

    京都大学の理系学生の研究室の雰囲気が垣間見れて面白かった。ただ、含みを持たせ言い回しが散りばめられているが、予想通りの展開で、何となく始まって、何となく終わる淡々とした小説。

    0
    2024年12月09日
  • さよなら校長先生

    Posted by ブクログ

    30年以上、小学校教師として働き、校長も歴任した
    高村正子が亡くなり、同僚たちは「偲ぶ会」を
    計画する。かつての生徒、保護者、友人、同僚らの
    思い出の品から”先生”の姿が浮かび上がり…。

    0
    2024年12月23日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

    Posted by ブクログ

    不思議なオルゴール店のお話。私の心の中にはどんな音楽が流れてるだろう。聴いて欲しい。続編も早く読みたい!!

    0
    2024年11月15日
  • 博士の長靴

    Posted by ブクログ

    気象学にしか興味のない変わり者の博士とその一家を描いた連作短編です。
    全部で6編有りますが、最初の短編には博士と奥さんの出会いが描かれ、その後、博士、息子、孫娘、ひ孫と対象を変えながら話が進んでいきます。
    瀧羽さんは2冊目。最初に読んだ『株式会社ネバーラ北関東支社』の感想には「なかなか楽しい物語です。ただ上のように”既視感”を感じるのは、ストーリーも人物設定も、どこかありふれたものだからでしょう(おデブ課長のカッコ良さはちょっと意外性がありましたが)。テレビドラマにでもしたら面白そうな作品です。」と書いています。とは言え、次の一冊に手が伸びるほどの印象は無く、そのまま放置してきた作家さん。最近

    0
    2024年10月31日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

    Posted by ブクログ


    自分の心の中には何が流れているんだろうと考えながら読んだ。吹奏楽部の時に毎日練習した課題曲、高校時代に初めて好きな人とカラオケに行って一緒に歌った曲、推しのライブに初めて行った時のオープニング曲、恋人の車でいつも流れているアーティストの曲。思い返してみると私の日常の中に音楽は必ずあって、なくてはならない存在だと改めて感じた。

    0
    2024年10月17日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

    Posted by ブクログ

    前作を読んだのは本書の単行本が発売された頃。
    書店に並んでいた単行本を横目に前作の文庫本を購入。
    「いつか次の作品を読もう」と思っていた。
    嬉しいことに文庫本になって発売されたので購入して読んだ。
    「あれっ。こんな感じの作品だったっけ。」と思ってしまった。
    前作はもう少し感動、共感出来たような。
    残念ながら今回はあまり心に響かなかった。
    そんな中でも最後の作品「みちずれ」は、前作の登場人物が出てきて、思い出しながら懐かしみながら読めたのは嬉しかった。

    0
    2024年09月28日
  • あなたのご希望の条件は

    Posted by ブクログ

    転職エージェントを題材とした作品。額賀澪さんの『転職の魔王様』と題材は同じ。他者を通して自分を見直していくような展開。

    0
    2024年09月02日
  • 東家の四兄弟

    Posted by ブクログ

    4兄弟!っと興味が湧き手に取った作品。
    おどろおどろしい帯の内容だったが、
    ぜんぜんそんな感じではなく至ってハートフル。
    ラスト、終わり方がオシャレーーー

    生まれ育つ運命を「花壇」に例えるシーンより。
    「場所、環境、性質など自分では選べない。だが、その後の育ち方でも運命は変わる。」
    ‥すごくしっくりくる例えで頷いてしまった。

    0
    2024年08月16日
  • あなたのご希望の条件は

    Posted by ブクログ

    これもドラマになりそうな(笑)
    一昔前までは石の上にも三年と、転職なんてという時代が、
    今はいろんな転職エージェントのTVCMがながれて。
    そんなお仕事小説。
    お金が絡むから儲け主義に走りたくなる営業に抗いながら丁寧に悩みながら主人公は奔走する。
    私自身は決して居心地も待遇もよいとは言えない職場で長年働いていて、自分の意義もなにもない。手に職もないし、田舎だから転職も、簡単にはできないまま、それでも仕事一つ一つに楽しみを見つけて働き続けてるから、こんな無料の転職エージェントに、自分に何がむいているか聞いて貰いたくなるムズムズ感を、覚えながら読み進む。
    どんな仕事だって楽な仕事はない。
    新しい自

    0
    2024年08月13日
  • 東家の四兄弟

    Posted by ブクログ

    兄弟が多いって楽しそう。それぞれに個性があって、生活してても飽きそうにない。父親が占い師というのも興味あるわ。

    0
    2024年08月06日
  • 東家の四兄弟

    Posted by ブクログ

    なんか…何も起こらない、普通、普通よりお父さんの職業がちょっと珍しいだけの家庭の普通のお話だったんだけど、なんか不思議とさくさく読み進めてしまう。長男と三男の夜中のシーンがとてもいい。拗らせ気味の次男も前向きな末っ子も、みんなほんとにそこらにいそうな、ものすごくリアルな家族のシーンがたくさんあって、あるあるって思いながら読んだ。

    0
    2024年07月11日
  • 博士の長靴

    Posted by ブクログ

    二十四節気を大事にする藤巻家4世代の物語。
    気象博士から、そのひ孫まで。

    時代時代の価値観の違いや家族っていろいろあるけどそれでも細く長く繋がっていて、家族で祝う季節を感じる行事があるのがいいなとしみじみとした気持ちになった。
    最初と最後の博士の長靴の話が素敵。

    0
    2024年07月08日
  • 東家の四兄弟

    Posted by ブクログ

    東家の家族の物語。
    押しつけがましくなく、でもなんだかじんわり温かい。

    占い師の父と次男。保険外交員の母。倉庫勤めの三男と、まだ学生の四男。長男は遠方で研究者。
    そんな六人家族。性格もそれぞれ。
    適度な距離を持ちながらも支えあう家族の心地よさ。

    こんな家族っていいなぁ。最後の家族旅行が素敵で羨ましい。

    0
    2024年07月02日
  • うちのレシピ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    結婚する啓太と真衣、それぞれの両親の合わせて6人が主人公になった短編集。
    フランス料理店で働く啓太。その店の娘、真衣と恋仲になり、両親を交えての食事会・・のはずが、啓太の自由奔放、仕事優先母は現れず。そんな母にビシっと言えない父にも若干の苛立ち。
    それぞれに、それぞれの言い分があるのだけれど、親の心子知らずというか、そういう点ではみんな同じ。

    0
    2024年07月02日
  • 失恋天国

    Posted by ブクログ

    読み始めて、どう言う設定なんだとびっくりしたけれど、失恋した三人が、様々な授業、仲間との関わりなどを通して、失恋から前を向けるようになる。そのストーリーは面白いけど、政府公認のプロジェクトでとか、どうしても胡散臭さが抜けない中終わった感じだった。

    0
    2024年06月26日
  • 博士の長靴

    Posted by ブクログ

    年ごとに四世代が受け継がれていく、ゆったりとした時間が流れていく、天気を変えることはできない、あるがままを受け入れるしかないけど、台風などの災害に備えることはできる。風変わりな祖父は、自分の一生涯を天気の研究に捧げるのだろう、空を見上げて時には雨を浴びてメモを片手に‥
    長靴とメモ帳のプレゼントが良かった

    0
    2024年05月31日
  • 東家の四兄弟

    Posted by ブクログ

    4兄弟は1人1人個性があり、共通点は繊細でいい心根を持っている事かな(個人的感想です)
    ドラスティックな展開も無く、これで終わりか?というエンディングもなかなか味が有るとも言えますね

    0
    2024年05月30日
  • はれのち、ブーケ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    30代になった大学時代の研究室の仲間がそれぞれどのような状況にいるのかその胸の内が語られる。
    自分の30代の頃を思い出しもしたが、時間が経ちすぎてあまり感情移入できなかった。

    0
    2024年05月21日