瀧羽麻子のレビュー一覧

  • 博士の長靴

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    気象学者の曽祖父から続く、家族とその周りの人々の短編連作。
    大きな事件が起こるわけではないが、それぞれの人生のうちに起こる出来事が、ときには淡々と、ときには少し湿度をもって綴られていく。
    長靴にまつわるエピソードが素敵だった。

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    2025年01月22日
  • うさぎパン

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    高校生の優子と同級生の富田くんは、お互いパン好きだということで、パン屋巡りをしながら交流を深めます。

    富田くんが気になり始め、日々の生活の中のちょっとしたことが、嬉しかったり悲しかったりする優子に、私も10代にタイムスリップした気持ちになりました。

    私もパンは大好きです。目は赤いゼリービーンズ、鼻はレーズンで口はチョコレートのうさぎパンは可愛くて美味しそうです。
    うさぎはパンだけじゃなく、大事な場面でも登場します。
     
    短い小説だったので余韻を感じながらも、もっと読んでいたかったです。


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    2025年01月21日
  • うさぎパン

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    【収録作品】うさぎパン/はちみつ

    「うさぎパン」 継母と仲が良い優子。家庭教師の美和とも仲良くなり、高校にも馴染み、親友もボーイフレンドもできる。そんな彼女の穏やかで微笑ましい日常が静かに描かれる。
    「はちみつ」 美和の幼なじみの桐子の話。美和は相変わらず自分のことはよくわかっていないのか、桐子の世話を焼く。

    ちょっぴりファンタジー風味が入った、優しい物語。
    美和がいちばんややこしそうで、エールを送りたい。

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    2025年01月21日
  • 女神のサラダ

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    農業に寄り添ったのは数話の印象。
    これから・・という時に終わることが多い短編集。
    夜明けのレタスとかは掘り下げて一冊にでも出来そうな感じなので残念です。

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    2025年01月16日
  • 東家の四兄弟

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    占い師の父親と保険外交員の母親を持つ、それぞれ個性が違い、年齢も離れた4兄弟(コケ研究者の朔太郎、父親と同じ占い師の真次郎、倉庫会社勤務の優三郎、大学生の恭四郎)のさざなみだつ日常を、4兄弟の視点が次々に入れ替わる形で描く。
    兄弟それぞれのキャラが立っていて、同じ場面でも捉え方が違ったりして、面白かった。なんだかんだ言って、すごくよい兄弟、家族だなと感じた。
    父親と次男の職業である占い師についても、実際こういう感じなんだというのがわかって、興味深った。決して当てずっぽの単なるオカルトというわけではなく、伝統やある種の理論を踏まえた、一種のカウンセリングのようなものなのだと理解した。
    ただ、終わ

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    2024年12月28日
  • さよなら校長先生

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    もうちょっとずつだけ
    いろんな人の続きが読みたかったな。
    信頼とあきらめは違うような気がするけど
    って涼花ちゃんの言葉
    私もそう思うよ。

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    2024年12月27日
  • 博士の長靴

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    天気博士とその子供、孫、、、の話。
    時代の移り変わりについていけなくて何となく流し読み。誰が誰かわかんなくなった。

    人と人との繋がりと気象の話っていう素敵な物語のはずなんだけど、イマイチのめり込めず。

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    2024年12月25日
  • たまねぎとはちみつ

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    ネタバレ

    え!これで終わりなの?!続篇あるけど、おじさんとの再会はあるのかな?再会して欲しいな。
    世界のことわざ良かった。「虹の橋」が私は好きかな。“”青空にかかった巨大な虹の橋“”をかけてもらって、それを渡る勇気をもった千春ちゃんはキラキラしている。読む前と後では表紙が違って見える。裏表紙の千春ちゃんの背中もたくましく思える。

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    2024年12月22日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

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    あなたは、『心の中にはどんな音楽が鳴っている』か知っていますか?

     (*˙ᵕ˙*)え?

    あなたも私もそれぞれに好きな音楽があると思います。この世には数多の音楽がある以上、それは人によってバラバラです。ロックが好きな人がいれば、演歌が好きな方もいらっしゃるでしょう。いやいやクラシックしかないですよ、という方もいるかもしれません。

    しかし、人の心の中を覗き見できない以上、そんな人それぞれの音楽が何なのかは普通には知ることができません。もちろん、口に出して語れば別ですが、人によってはメロディーはわかってもその曲が何かがわからなくなっている場合もあるかもしれません。しかし、例えタイトルが分からず

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    2024年12月16日
  • 左京区桃栗坂上ル

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    京都大学の理系学生の研究室の雰囲気が垣間見れて面白かった。ただ、含みを持たせ言い回しが散りばめられているが、予想通りの展開で、何となく始まって、何となく終わる淡々とした小説。

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    2024年12月09日
  • さよなら校長先生

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    30年以上、小学校教師として働き、校長も歴任した
    高村正子が亡くなり、同僚たちは「偲ぶ会」を
    計画する。かつての生徒、保護者、友人、同僚らの
    思い出の品から”先生”の姿が浮かび上がり…。

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    2024年12月23日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

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    人の心が丁寧に描かれている シーンの切り取り方やセリフがうまいので、最初はあまり興味のなかった人も惹き込まれてあたたかい気持ちになる。

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    2026年01月12日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

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    不思議なオルゴール店のお話。私の心の中にはどんな音楽が流れてるだろう。聴いて欲しい。続編も早く読みたい!!

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    2024年11月15日
  • 博士の長靴

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    気象学にしか興味のない変わり者の博士とその一家を描いた連作短編です。
    全部で6編有りますが、最初の短編には博士と奥さんの出会いが描かれ、その後、博士、息子、孫娘、ひ孫と対象を変えながら話が進んでいきます。
    瀧羽さんは2冊目。最初に読んだ『株式会社ネバーラ北関東支社』の感想には「なかなか楽しい物語です。ただ上のように”既視感”を感じるのは、ストーリーも人物設定も、どこかありふれたものだからでしょう(おデブ課長のカッコ良さはちょっと意外性がありましたが)。テレビドラマにでもしたら面白そうな作品です。」と書いています。とは言え、次の一冊に手が伸びるほどの印象は無く、そのまま放置してきた作家さん。最近

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    2024年10月31日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

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    自分の心の中には何が流れているんだろうと考えながら読んだ。吹奏楽部の時に毎日練習した課題曲、高校時代に初めて好きな人とカラオケに行って一緒に歌った曲、推しのライブに初めて行った時のオープニング曲、恋人の車でいつも流れているアーティストの曲。思い返してみると私の日常の中に音楽は必ずあって、なくてはならない存在だと改めて感じた。

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    2024年10月17日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

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    前作を読んだのは本書の単行本が発売された頃。
    書店に並んでいた単行本を横目に前作の文庫本を購入。
    「いつか次の作品を読もう」と思っていた。
    嬉しいことに文庫本になって発売されたので購入して読んだ。
    「あれっ。こんな感じの作品だったっけ。」と思ってしまった。
    前作はもう少し感動、共感出来たような。
    残念ながら今回はあまり心に響かなかった。
    そんな中でも最後の作品「みちずれ」は、前作の登場人物が出てきて、思い出しながら懐かしみながら読めたのは嬉しかった。

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    2024年09月28日
  • あなたのご希望の条件は

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    転職エージェントを題材とした作品。額賀澪さんの『転職の魔王様』と題材は同じ。他者を通して自分を見直していくような展開。

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    2024年09月02日
  • 東家の四兄弟

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    4兄弟!っと興味が湧き手に取った作品。
    おどろおどろしい帯の内容だったが、
    ぜんぜんそんな感じではなく至ってハートフル。
    ラスト、終わり方がオシャレーーー

    生まれ育つ運命を「花壇」に例えるシーンより。
    「場所、環境、性質など自分では選べない。だが、その後の育ち方でも運命は変わる。」
    ‥すごくしっくりくる例えで頷いてしまった。

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    2024年08月16日
  • あなたのご希望の条件は

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    これもドラマになりそうな(笑)
    一昔前までは石の上にも三年と、転職なんてという時代が、
    今はいろんな転職エージェントのTVCMがながれて。
    そんなお仕事小説。
    お金が絡むから儲け主義に走りたくなる営業に抗いながら丁寧に悩みながら主人公は奔走する。
    私自身は決して居心地も待遇もよいとは言えない職場で長年働いていて、自分の意義もなにもない。手に職もないし、田舎だから転職も、簡単にはできないまま、それでも仕事一つ一つに楽しみを見つけて働き続けてるから、こんな無料の転職エージェントに、自分に何がむいているか聞いて貰いたくなるムズムズ感を、覚えながら読み進む。
    どんな仕事だって楽な仕事はない。
    新しい自

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    2024年08月13日
  • 東家の四兄弟

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    兄弟が多いって楽しそう。それぞれに個性があって、生活してても飽きそうにない。父親が占い師というのも興味あるわ。

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    2024年08月06日