瀧羽麻子のレビュー一覧

  • はれのち、ブーケ

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     隣の芝生は青く見え、肝心の自分の芝生の青さに気づかない。結婚適齢期のあの頃の悩みや期待に、甘酸っぱさや少しの憧れを感じながら懐かしさに浸る。できることなら彼らと同じ年齢で読みたかった。章太郎の妻・ゆかりが空気扱いだったことに不安を感じていたが、最終章で謎が解けてひと安心。裕人の優柔不断さにはイライラさせられ、まるで夫を見ているようだったので、裕人の章で彼視点の話を読むことで少しは心情が理解できるかと期待したが、まったくわからずモヤモヤは募るばかり。リアルさが丁度良い。

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    2025年10月28日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

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    今回はオルゴール店の店主を中心としておらず、なんとなく話の一部にモブのように出てくる感じで、少し物足りなさを感じました。
    個人的にはゆびきりが一番好きな話でした。

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    2025年10月25日
  • 妻はりんごを食べない

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    ネタバレ

    よく実家に顔を出す妻が、法事以来1ヶ月以上なんやかんやと帰らなくなってしまった人の話。

    妻が20代の男性と一緒にいたというあたりから、ある程度展開は読めていたけど面白くて夜更かしして読んでしまった。
    ただラストの長崎のシーンからは尻すぼみというか唐突に終わった印象。
    自身は配偶者のことが好きで知りたいタイプなので、学生時代の部活のことも知ってる。それに子供を作る気がないと知っていても今回2人が秘密にしていたようなことは話すべきだと思っているので、なんだか腑に落ちないというか、結婚前に話しておくことを話していなかっただけでは…?と不完全燃焼。この2人、これからもこんなすれ違いをしそう。

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    2025年10月17日
  • 妻はりんごを食べない

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    ネタバレ

    ちょっと長かった〜
    夫がなにか隠してる風だったのが最後にかけてわかって、そりゃ自分の家族とも疎遠になるわな、と。苦しい思いをしたんだね。前時代的な嫌な家族。

    死ぬまで隠したり話さないでいることは可能かもしれないけど、自己の根幹にかかわることだったら、吐き出せる場があるなら出して、抱える荷物を少しでも減らして生きられたらいいのにな。

    あと、一か月帰らないって、連絡は取れるんだし、仕事もしてるようだし、失踪したというわけではないようだし、そんな追いかけて行くほど?
    心配だ、帰ってきてと思う割には理由を聞かない、そのウダウダした感じが長かった…
    くどくどと夫の心情が書かれていて、「追いかけてる」

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    2025年10月07日
  • さよなら校長先生

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    私も校長先生のように、人の話に優しく耳を傾けられるように、ほんの少しのご縁でも大事に出来るように心掛けたい

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    2025年10月07日
  • 妻はりんごを食べない

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    ネタバレ

    歳を重ねると相手に言いにくいことは多くなる。
    この作中のような事だと特に言いづらいだろう。
    それでも肝心なことを言わないと誤解やすれ違いをうむよな、と(聞くタイミングが悪いと修復不可能な亀裂になるけど)

    最後、お互いの思い込みや誤解がとけてよかった
    ただ、夫側の親にはその話は隠し通したほうがいいとも思うのでした

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    2025年10月05日
  • 妻はりんごを食べない

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    途中なかなか話が進まず飽き気味ではあったが、妻の秘密が暴かれて驚いた。隠したくなる気持ちはわかるし、秘密が露呈した経緯を考えれば彼女が悪いわけではないのだが、結婚するにあたっては、ルール違反だったように思う。

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    2025年09月11日
  • 妻はりんごを食べない

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    消えた妻を探す夫。妻を探すうちに色々と知る妻の過去に呆然とする夫。あまりにも妻のことを知らない。夫婦だからってあけすけに全部を知る必要はないと思うが…かくいう私もどちらかといえばこの夫婦みたいな感じだしな。ただこの夫婦にはずいぶんやきもきさせられた。結局妻が消えた理由はなんなんだ、と思うと同時にいつまで帰らないのか、いつまで探してるのかと。夫婦って難しいな。

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    2025年09月09日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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     学生か社会人1〜3年目くらいが読むと響きそう。小説とはいえ、簡単に上手く行き過ぎ、多少の軋轢はあれど人に恵まれ過ぎで、ややキラキラし過ぎている。彼氏とはそのまま別れるかと思いきや、関係を立て直していたのが意外だった。1年目から明確なビジョンを持って仕事している子なんてほぼゼロに近いだろう。最初のうちはがむしゃらに目の前の仕事をこなしていけば、そのうち嫌でも自らの身の振り方を考えるようになるもの。やはり仕事に夢見る学生向けか。

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    2025年08月31日
  • あなたのご希望の条件は

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    心温まるストーリーで読んでて落ち着く。
    他人の人生を覗き見しているような内容。
    読みやすい。
    P176の言葉が良い

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    2025年07月30日
  • 博士の長靴

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    【収録作品】一九五八年 立春/一九七五年 処暑/一九八八年 秋分/一九九九年 夏至/二〇一〇年 穀雨/二〇二二年 立春

    純粋に知りたいから研究する。役に立つかどうかは問題ではない。そういう姿勢からこそ何かが生まれるのだろうな。
    そういう人が家族だと…… 

    最初と最後の「長靴」が象徴的。

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    2025年07月07日
  • あなたのご希望の条件は

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    転職って勇気と決断が伴いますよね!
    適切なアドバイスや後押しで新たな一歩が踏み出せるのは心強いですね!
    適材適所が一番でしょうね~

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    2025年07月04日
  • 博士の長靴

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    4世代家族それぞれに受け継がれるものや思いもよらない??の展開。
    最後の曾祖父とひ孫の心暖まる場面でホッとしました。

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    2025年06月28日
  • 博士の長靴

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    ほっこり短編集。
    藤巻博士を取り巻く連作なので、「えっ、こことここが結婚したの!?」「この人浮気するんだ…」とかがあって面白い。季節の移り変わりが楽しみになります。

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    2025年06月24日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

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    耳が良すぎて、他人の心に流れている音楽が聞こえてくる青年が営むオルゴール店に、いろいろな思いを抱えた、色々な状況のお客さんたちが偶然やってくる。
    その青年は、そのお客さんたちの心にぴったりのオルゴールを作り、お客さんたちの気持ちが晴れやかになる、という話。
    瀧羽さんはこう言う作品多いよね。

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    2025年06月18日
  • 博士の長靴

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    藤巻さんの一家とそこに関わる人たちの経年のお話。
    1958年-2022年
    立春、処暑、秋分、夏至、穀雨、立春
    それぞれにまつわる季節のイベントも知らないことがたくさん!しっとりゆっくり時を感じました。

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    2025年06月17日
  • 東家の四兄弟

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    滝羽さんのお話は久しぶりでした。
    東家の個性豊かな四兄弟の日常を淡々と進んでいきます。
    兄弟って不思議なもので、同じ親から同じように育てられても
    性格は本当いろいろで
    長男とか末っ子とかやっぱりそういうのも少しは関係するんだと思うけど考え方や感じ方も
    全然違ってきます。

    大きな
    波があるわけではないけれど、
    それぞれの個性的な性格の彼らが、日々を過ごしながら
    少しづつ成長しているストーリーですが、その中で
    東家の父さんがいう言葉で
    「人はそれぞれ、花壇を持って生まれてくる。場所もタネも、土も選べないけれど、与えられた環境でどういうふうにタネを育てるか、はそれぞれ。自分次第。
    もし途中で枯れて

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    2025年06月11日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

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    前作からだいぶ時が流れたらしく、まだ小さな男の子と耳の聞こえない我が子を思うお母さんが購入したオルゴールを成長した男の子(もう社会人になる!)修理に持ってくる。小樽から南の島へ移転しても、耳利きの店主の店は、大事な音楽を聞かせてくれる。
    ババ様のストーリー、なんだか切なかった。

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    2025年06月10日
  • 博士の長靴

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    天気の研究に生涯を捧げた藤巻博士がひ孫と散歩に出かけるまでの60年を描いた物語。親が銀行員、子どもが画家、孫が天気の研究員。孫の子どもがヨチヨチと可愛い年ごろ。人生ってあっという間。

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    2025年06月10日
  • 博士の長靴

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     藤巻博士一家が辿っていくストーリーが面白かった、その章ごとに出てくる登場人物との絡みも面白かったし、良く出来た作品だなって思いました。

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    2025年06月06日