瀧羽麻子のレビュー一覧

  • 妻はりんごを食べない

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    実家に行ったきり帰ってこない妻、ただし、連絡は繋がる状態・・・
    何一つ手がかりがない中、不安と不信が募らせることに・・・

    誰しも秘密を抱えている。
    現在は、簡単に繋がれる時代だけど、奥底の感情はなかなか出せないと改めて感じる小説でした。

    最後まで読むとタイトルの「妻はりんごを食べない」がわかり奥深さを感じました。
    妻がいなくなる中での不安や不信。それまでの過程がわかり物語に入りやすく読みやすかったです。

    手かがりもない中1ヶ月以上も状況がわかない、そんな状態は辛いと思います。
    そう考えるとよく耐え抜いた感がありました。

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    2025年09月05日
  • 妻はりんごを食べない

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    ネタバレ

    法事で京都に帰省した妻の玖美が一向に帰ってこない。
    心配になった暁生は出張のついでに京都まで尋ねるが玖美には会えないまま。
    義弟の斗真と共に行方を探すが、一体妻はどこに行ったのか・・・

    話が進むにつれて玖美の怪しさ満載!
    仲良し夫婦だったはずの2人の関係に不穏な影が!どうなっちゃうのー!と気になって読みましたが、すれ違っての勘違いだったという。ちょっと呆気なかったな。
    子どもがいるというのはなかなか言いづらいけど、暁生はちゃんと話すべきだったでしょ。
    まあ雨降って地固まるってことで。

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    2025年09月04日
  • 白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

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     学生か社会人1〜3年目くらいが読むと響きそう。小説とはいえ、簡単に上手く行き過ぎ、多少の軋轢はあれど人に恵まれ過ぎで、ややキラキラし過ぎている。彼氏とはそのまま別れるかと思いきや、関係を立て直していたのが意外だった。1年目から明確なビジョンを持って仕事している子なんてほぼゼロに近いだろう。最初のうちはがむしゃらに目の前の仕事をこなしていけば、そのうち嫌でも自らの身の振り方を考えるようになるもの。やはり仕事に夢見る学生向けか。

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    2025年08月31日
  • 妻はりんごを食べない

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    ネタバレ

    重い。重かった……。唸るくらいに。
    『女神のサラダ』のイメージが強かっただけに、作品のギャップにやられた。
    ラストは和解して、良かった、けれど、もう一声欲しかった。物足りない感じがする。
    斗真くんと、暁生の関係性が、徐々間に変化して深まっていったのは良かった。

    あと、帯の『不安は、不信になり、不穏へ。』のコピーが最高。

    P202-203
    玖美がりんごを食べないなんて、知らなかった。
    もともと苦手なのか、斗真の言うように食べ飽きたのか。それとも、青森の記憶が、よみがえってしまいそうで、敬遠しているのだろうか。理由はなんであれ、妻がりんごを食べないことに、僕はまったく気づいていなかった。
    僕は

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    2025年08月28日
  • 妻はりんごを食べない

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    なんかラストがちょっと物足りない感じ。青森や五島には行ってみたくなった。

    気になった誤表記:
    P. 44 自任→自認

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    2025年08月24日
  • 妻はりんごを食べない

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    誰にでも秘密がある。
    私は隣にいる人の事をどれだけ理解しているんだろうかと考えずにはいられない。

    実家へ行ったきり戻って来なくなった妻。
    40代に入った小川暁生に突然襲い掛かった「妻の不在」。
    彼等に一体なにが起きているのか。

    家族小説だと思い読み進めていくと、徐々にミステリーの様相を呈して来る。

    思い込みや、あたかも自分が全て知っているかの様な第三者の口ぶりに翻弄された妻の心情が切なかった。

    相手を思いやり取った行動が、ボタンの掛け違いであらぬ方向に進む危うさよ。

    当人同士が想いを言葉で伝える事の大切さを改めて感じた。

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    2025年08月18日
  • あなたのご希望の条件は

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    心温まるストーリーで読んでて落ち着く。
    他人の人生を覗き見しているような内容。
    読みやすい。
    P176の言葉が良い

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    2025年07月30日
  • 博士の長靴

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    【収録作品】一九五八年 立春/一九七五年 処暑/一九八八年 秋分/一九九九年 夏至/二〇一〇年 穀雨/二〇二二年 立春

    純粋に知りたいから研究する。役に立つかどうかは問題ではない。そういう姿勢からこそ何かが生まれるのだろうな。
    そういう人が家族だと…… 

    最初と最後の「長靴」が象徴的。

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    2025年07月07日
  • あなたのご希望の条件は

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    転職って勇気と決断が伴いますよね!
    適切なアドバイスや後押しで新たな一歩が踏み出せるのは心強いですね!
    適材適所が一番でしょうね~

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    2025年07月04日
  • 博士の長靴

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    4世代家族それぞれに受け継がれるものや思いもよらない??の展開。
    最後の曾祖父とひ孫の心暖まる場面でホッとしました。

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    2025年06月28日
  • 博士の長靴

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    ほっこり短編集。
    藤巻博士を取り巻く連作なので、「えっ、こことここが結婚したの!?」「この人浮気するんだ…」とかがあって面白い。季節の移り変わりが楽しみになります。

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    2025年06月24日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

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    耳が良すぎて、他人の心に流れている音楽が聞こえてくる青年が営むオルゴール店に、いろいろな思いを抱えた、色々な状況のお客さんたちが偶然やってくる。
    その青年は、そのお客さんたちの心にぴったりのオルゴールを作り、お客さんたちの気持ちが晴れやかになる、という話。
    瀧羽さんはこう言う作品多いよね。

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    2025年06月18日
  • 博士の長靴

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    藤巻さんの一家とそこに関わる人たちの経年のお話。
    1958年-2022年
    立春、処暑、秋分、夏至、穀雨、立春
    それぞれにまつわる季節のイベントも知らないことがたくさん!しっとりゆっくり時を感じました。

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    2025年06月17日
  • 東家の四兄弟

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    滝羽さんのお話は久しぶりでした。
    東家の個性豊かな四兄弟の日常を淡々と進んでいきます。
    兄弟って不思議なもので、同じ親から同じように育てられても
    性格は本当いろいろで
    長男とか末っ子とかやっぱりそういうのも少しは関係するんだと思うけど考え方や感じ方も
    全然違ってきます。

    大きな
    波があるわけではないけれど、
    それぞれの個性的な性格の彼らが、日々を過ごしながら
    少しづつ成長しているストーリーですが、その中で
    東家の父さんがいう言葉で
    「人はそれぞれ、花壇を持って生まれてくる。場所もタネも、土も選べないけれど、与えられた環境でどういうふうにタネを育てるか、はそれぞれ。自分次第。
    もし途中で枯れて

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    2025年06月11日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

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    前作からだいぶ時が流れたらしく、まだ小さな男の子と耳の聞こえない我が子を思うお母さんが購入したオルゴールを成長した男の子(もう社会人になる!)修理に持ってくる。小樽から南の島へ移転しても、耳利きの店主の店は、大事な音楽を聞かせてくれる。
    ババ様のストーリー、なんだか切なかった。

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    2025年06月10日
  • 博士の長靴

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    天気の研究に生涯を捧げた藤巻博士がひ孫と散歩に出かけるまでの60年を描いた物語。親が銀行員、子どもが画家、孫が天気の研究員。孫の子どもがヨチヨチと可愛い年ごろ。人生ってあっという間。

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    2025年06月10日
  • 博士の長靴

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     藤巻博士一家が辿っていくストーリーが面白かった、その章ごとに出てくる登場人物との絡みも面白かったし、良く出来た作品だなって思いました。

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    2025年06月06日
  • 博士の長靴

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    もっと読みたいお話もあったなー
    最初のお話とひ孫ちゃんの話が良かったー

    息子の話で毛色が変わったけどオチが良すぎてグッときた。

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    2025年06月03日
  • 博士の長靴

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    最初と最後の話が良かった。それと藤巻家のお隣さんが語る「一九八八年 秋分」も。
    坊ちゃまとスミさんから始まった素敵な藤巻家が、「一九九九年 夏至」の和也のせいで台無しにされた気分。

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    2025年05月13日
  • さよなら校長先生

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    長く教育に携わった高村校長先生が亡くなった。偲ぶ会をするにあたり思い出の品を持ち寄ることに。
    元生徒、後輩、娘やアイドルのコンサートで出会った人など6人の視点で語られる高村校長先生の人柄がとても素敵だ。

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    2025年05月04日