妻はりんごを食べない

妻はりんごを食べない

1,881円 (税込)

9pt

友達のように仲のいい夫婦に訪れた、突然の「妻の不在」。スマホではこんなにも簡単に「つながる」のに、こんなにも手がかりが無いなんて。そこはどこ? あなたは誰? 不安は、不信になり、不穏へ――。日本を北に南に、夫は”見えない妻”を追う。

40代に入った小川暁生は、妻と二人の生活を気に入っている。
ところがある日、妻が実家に行ったきり、戻ってこない。
京都にある彼女の実家を皮切りに、彼女に縁のある場所を探る暁生だったが、どこへ行っても、彼女は気配だけ残し、姿は無い。
見知らぬこの地で彼女は何をし、どんな顔を見せていたのか?
遠く離れた土地と土地を結ぶ“線”には、どんな秘密があるのか?
そもそも彼女は無事なのか?
穏やかすぎる夫婦に突然訪れた、愛のゆらぎの物語。

なにひとつ手がかりのないまま置き去りにされ、僕は、ひとりぼっちで途方に暮れている――。

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妻はりんごを食べない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ゆかりある地域も物語の舞台に
    でもまだ訪れたことはなく、行ってみようかと考える
    オルゴール店シリーズに続き、ストーリーの展開がいい

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    タイトルと装丁から、ミステリーみたいなものかと想像していたが、全然違った。
    夫婦、家族、それぞれ過去があって今がある。幸せの形もそれぞれ違う。愛の在り方とは。

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    振り返ると、登場人物に悪者がいないことに気付きました。嫌な義理の弟かと思えば、すっかり仲良し。妊娠、出産、不妊、養子の要素がたくさん盛り込まれているに、わかりやすく次の場面で新たに盛り込んできて、夜更かし街道まっしぐらでした。

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    タイトルと装丁がスッキリしてて、でも意味ありげだったので読んでみた。
    連絡は、取れるのに居場所がわからない妻、一言聞けばいいのに、聞くことができない主人公の夫。
    ちょっとムリのある設定だとは思ったけど、先が気になって気づけば、一気読みしていた。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    日常の中に突然現れる非日常、穏やかな生活を送る夫婦に訪れる突然の波紋。
    二人だけの生活をそれなりに幸せに暮らしていたさずなのに、突然帰ってこなくなった妻にはどんな秘密があるのか?
    ケータイだけは繋がっているけれども、本音で繋がっていない二人。
    物語の後半で、ガラス職人が語る言葉に夫はドキリとする。

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

     小川玖美(おがわ くみ)さん37歳は、結婚を機に勤めていた中堅IT企業を辞めて在宅勤務ができるこぢんまりとした同業他社に入りました。そのメリットとして、実家の京都府亀岡市に帰りやすくなりました。年に何度か数日にわたって実家に滞在しています。

    小川暁生(おがわ あきお)さん41歳は、玖美さんの夫で

    0
    2025年09月16日

    Posted by ブクログ

    実家に帰省したままなかなか帰宅しない妻に会いに行く夫が思いがけず妻の秘密をいくつも知ることになる。なかなか遅い展開に少々退屈したけどラストは一気にハッピーエンドを迎えた。夫婦であっても過去のことなど知ろうとしないほうがいいのか知っといた方がいいのかどちらなんだろう?

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    夫婦がそれぞれ相手の事を思い気遣いすぎて優しいが上にすれ違いが起きてしまった
    思いやるばかりではなく、やはり伝える事の大切さが必要だと思う
    結婚する前にお互いの事を話す時間を作るべきだったと思う
    京都・青森・長崎(五島列島)と景色を見たく旅したくなった

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    妻の不可解な行動に振り回されてしまう夫。
    何がどうなるの?と読んでいる方も???
    そうきたかって感じでした。

    五島の景色や歴史に癒されて、二人の新たな人生が進んでいきそうでよかったです。

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    アラフォー夫婦の暁生と玖美。子供はおらず、二人仲良く今の生活に満足していた。だが、親戚の法事のため、京都の実家に戻った玖美は、実家のリフォームのための片付けがあると理由をつけてなかなか東京に戻って来ない。なぜ帰って来ないのか、出張がてら妻の実家に顔を出すとそこには妻はおらず…。

    どんなに仲の良い夫

    0
    2025年07月31日

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