妻はりんごを食べない

妻はりんごを食べない

小説・文芸
1,881円 (税込)

9pt

友達のように仲のいい夫婦に訪れた、突然の「妻の不在」。スマホではこんなにも簡単に「つながる」のに、こんなにも手がかりが無いなんて。そこはどこ? あなたは誰? 不安は、不信になり、不穏へ――。日本を北に南に、夫は”見えない妻”を追う。

40代に入った小川暁生は、妻と二人の生活を気に入っている。
ところがある日、妻が実家に行ったきり、戻ってこない。
京都にある彼女の実家を皮切りに、彼女に縁のある場所を探る暁生だったが、どこへ行っても、彼女は気配だけ残し、姿は無い。
見知らぬこの地で彼女は何をし、どんな顔を見せていたのか?
遠く離れた土地と土地を結ぶ“線”には、どんな秘密があるのか?
そもそも彼女は無事なのか?
穏やかすぎる夫婦に突然訪れた、愛のゆらぎの物語。

なにひとつ手がかりのないまま置き去りにされ、僕は、ひとりぼっちで途方に暮れている――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎単行本
  • タイトル
    :
    妻はりんごを食べない
  • タイトルID
    :
    1916450
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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妻はりんごを食べない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    びっくりするくらい今の興味関心に近かった…

    いつも通りすごしていた夫婦なのに、急に妻が帰らなくなった…その理由がほんの最後の最後まで分からなくて。

    ミステリーみたいな感じだったけど、人間の話で。

    事実だけをならべても、そこから得られる答えってその本人にしかわからないのよね。

    「こう言った」「これをした」ってことは「こう思ってるんだろう」というのは、真実ではない。

    大切な人だからこそ、その人のことを「わかっている気」になるのは、とても危険なことだと、改めて気付かされました…!!

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    妻が実家の手伝いに行ってからなかなか戻ってこない。この事がこんなにも大きな出来事と繋がっていくなんて思わなかった。作中の夫や義弟と同様、色々なことを妄想し、ひょっとしてミステリー?などと思いながらの読書。

    読み進めながら、子どもを持ちたくない夫婦、それぞれの理由がこの小説で明らかになっていき、家族のあり方について想いを巡らせた。

    言わなくてもわかってくれる人だと信用している気持ちと、申し訳ないと思う気持ちのたどり着いた先に安堵できた。

    装画は赤くて食べ頃のりんご。そして『妻はりんごを食べない』というタイトル。その意味を知ったときは、いい意味でなんとも言えない気持ちになった。

    勝手な思い込みのさらに上をいく感じの小説だった。家族や子を持つことについて考えてみたい人にもおすすめ。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    夫はちょっとイライラするぐらい気遣いの人
    言いたい事を言う前にあれこれ考えてしまう
    過去には前妻との間で子供を持つことをめぐって挫けた経緯があり、新たに出会った妻との二人暮らしを望んでいる
    妻はちょっと掴みどころが無く、何を考えているのか最後の方までわからないまま物語が進行し、これもちょっとイライラする
    なんやねん、何してるねん、どないしたいねん、、、と
    姉思いの義弟の奮闘もあり、終盤までハラハラしつつも、最後はホッと
    こんな誠実に相手を思い遣る夫婦は、きっとこの先素敵な時間を過ごすことができるだろうけど、もうちょっと普段からちゃんと向き合って話し合った方がいいかも
    それだけ丁寧に相手の気持ちを思いやってるということなのかもしれないけど、こんな二人に、もうハラハラは要らない

    0
    2026年07月04日

    Posted by ブクログ

    りんご=青森は想像しなかった。できるのに。そう繋がるのかという感じ。
    ハッピーエンドに終わってほしいと思いながら読んだ。
    実家の母の具合が悪いから、しばらく家を空けると妻がいい、最初は気にも留めてなかったなかった。あまりにも長すぎる。妻を探す。連絡は取れているのだから聞けばいいのだが、聞けない。聞いたからって全て答えてくれるわけではない。そのもどかしさ、わかる。
    登場人物が皆いい人で誰も悪くない。

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    なんか、昔は、もっと可愛い恋の話が、多かったのに、最近は、家族の話にシフトしたんですね。毎回、この作家さんの作品を見かけるたびに、可愛い恋の話を期待するんだけど、裏切られる。
    いいんだけど。好きだから。
    思いやっているはずが、思い込みなだけ。途中から、その辺は、透けて見えてくるんだけど、なかなか、真相は見えてこなくて、最後に、もう一個、思い込み。
    一応、ハッピーエンドだけど、この2人の先の話があったら、また、思いやりのつもりの思い込みが、あったりしてね〜、なんて、ちょっと、意地悪く思ってしまいました。
    この人の話には、基本、性根の悪い人が出てこないので、安心です!

    0
    2026年03月07日

    Posted by ブクログ

    妻と結婚する時に、妻は子供が出来ないかもしれないって言ってたけど、私はあまり気にせず別に子供がいなくてもいいよって安易に答えた。妻が結婚する前に卵巣嚢腫で卵巣一つ摘出していた事を後に伝えられた。ホントに深く考えずに妻がいてさえくれたらと思って「子供が出来なくても…。」と言っていた。しかし妻が亡くなって二人の子供を残してくれた事は本当に感謝している。

    この本を読みながらこんな事を思い返していた。

    0
    2026年02月26日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読んでみました。妻はりんごを食べない…ってなんだ?ってなりますよね…。
    最後の方まで読めばやっとわかります。
    基本メールでやり取りする形は、今ならあるあるですがやはり声を聞いて気持ちを伝え合う事は大切なんだなと思います。
    段々と明かされていく妻の秘密が気になり、私はすいすい読めました。

    0
    2026年01月11日

    Posted by ブクログ

    妻が帰省して戻ってこないけど、携帯では連絡がとれる。義弟と、妻の故郷を訪れ妻の過去を知っていく…
    妻はなんで?どこに行ったの?
    と、気になりスラスラ読めてしまう。
    でも、過去についてほとんど話してなかった2人が、勝手に妻の故郷でいろんな所に行き、いろんな人から話を聞くのはどーなんだろう…
    それならなぜ電話でどこにいるの?帰ってきてって言えないんだろう…
    多くは語らず1ヶ月以上も帰ってこない妻。許す夫。これは優しさではないと思うけど…
    口に出さず勝手に各々考え苦しむくらいならちゃんとお互い言葉にして伝えないとと思った。

    0
    2025年12月11日

    Posted by ブクログ

    タイトルと装丁がスッキリしてて、でも意味ありげだったので読んでみた。
    連絡は、取れるのに居場所がわからない妻、一言聞けばいいのに、聞くことができない主人公の夫。
    ちょっとムリのある設定だとは思ったけど、先が気になって気づけば、一気読みしていた。

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    日常の中に突然現れる非日常、穏やかな生活を送る夫婦に訪れる突然の波紋。
    二人だけの生活をそれなりに幸せに暮らしていたさずなのに、突然帰ってこなくなった妻にはどんな秘密があるのか?
    ケータイだけは繋がっているけれども、本音で繋がっていない二人。
    物語の後半で、ガラス職人が語る言葉に夫はドキリとする。
    「(ガラス製品は)熱すぎても冷えすぎてもだめ。夫婦仲とおなじたい」
    相手を思い遣り過ぎても自分を大事にし過ぎても、夫婦はうまくやっていけない。
    夫婦生活を40年以上続けているとよく分かる気がしました。

    0
    2025年10月12日

妻はりんごを食べない の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎単行本
  • タイトル
    :
    妻はりんごを食べない
  • タイトルID
    :
    1916450
  • 電子版発売日
    :
    2025年06月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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