瀧羽麻子のレビュー一覧
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後味スッキリ目なあっさりとした作品だった。ちょっと物足りなさもあるかも。けどムカイさんのお客さんに対する振る舞いはとても暖かく、やさしかった。Posted by ブクログ -
今回は北の町から南の島へと移転して島民や本土から訪れた人達との交流を描いてます。「みちづれ」の章では前回と繋がりが見えました。どの章も良かったです。
私は、ここのところ音楽から離れているので店主と会って、どんなメロディが聴こえてくるかなと私だけのオルゴールが欲しくなりました。Posted by ブクログ -
オルゴール店をメインに様々な人間模様を描いた小説。
どれも、最後は読者の想像力をかき立てるような終わり方になっていて楽しい。
同じ曲でも人それぞれ違う思いがあるのを改めて感じた。
良き小説。Posted by ブクログ -
ちょうど一年前くらいに前作を読んだので久しぶりに2作品めを。
前作に比較して店長の登場が少ないような。でも音のつながりが好きなので読んでて楽しかった。何より1番良かったのは最後のみちづれ。懐かしい気持ちにもなったし、ちょうど最近ドラマsilentも見ていたし。
前作同様あたたかいストーリーだった。Posted by ブクログ -
オルゴール店で求めている音楽がわかる店主にオルゴールを作ってもらうか選んでもらいたいです。私だったら何の曲かなと考えてしまいます。喫茶店で働いていた子と一緒にお引越しされたのでしょうか。喫茶店も雰囲気があって、マスターもいい人でお話もじんわり涙が出てくる場面もあり、読み応えがありました。Posted by ブクログ
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音とか匂いって自分の頭の中にあっても人に伝えられないのがもどかしいなといつも思うけど、伝えられなくてもわたしの中にはあるし、うまく思い出したり言語化したりはできなくても、またその音を聞いたり匂いを嗅いだりすれば今まで忘れてたのが嘘かのように記憶が鮮明に蘇る。そういう経験を思い出す本だった。Posted by ブクログ
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「若い恋人たちに負けず劣らずぴったりとくっついているのは、愛情のしるしというよりは、足もとの安全を確保するためだろう。いや、互いの安全を慮っていることこそが、愛情なのかもしれない。」
「誰もが一位になれるわけじゃない。ここはそういう世界だから。でも、一位のなるためだけに弾くわけでもないのよ。」Posted by ブクログ -
昨夜は双子座流星群を見た!
流れ星を見たのは人生で2回目くらい。
深い深い濃紺の空をじーっと、ぼーっと見るのは集中力とゆるりだらりが混ざって、考えごとしたり頭が空っぽになったりして、なかなかよかった。
そして、流れ星は空の色に映えてきれいだった!
主人公の香澄や友人栄子が森へハイキングし、頭と心を...続きを読むPosted by ブクログ