瀧羽麻子のレビュー一覧

  • かわせみのみちくさ

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    おばあちゃんと孫娘とのすてきな交流。one generation あいた間柄で、あまり近くないところに住んでるぐらいが、意外にちょうどいい距離感なのかも。手芸好きな私としてはおばあちゃんと編み物するシーンはぐっときます♩

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    2026年05月02日
  • 左京区七夕通東入ル

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    緩やかな京都の大学生の恋

    実は私も数学科出身だ。でも研究に心血を注ぐたっくんは、当時の私とは全然違う。私は成績はいまいちで、学問以外のことに力を入れていた。大学生ってそういうものじゃない?
    どちらかといえば、花のほうに共感する部分が多い。花は色々なことに興味が多く、恋人を最優先にすることができず、恋愛が長続きしない。でも、これまでの異性とは違うたっくんと出会い、関係性をゆっくりと構築していく様子は、読んでいてじれったいながらも、恋愛としては温かくて理想的に思えるな。

    現実の理系男子は、キャンパスに女子が少ないせいでちょろい(個人的見解)。でも、たっくんは恋愛の攻略対象としては難易度高めだ。

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    2026年04月22日
  • うちのレシピ(新潮文庫)

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    題名から レストランを舞台したほんわか人情物かなと予想しながら手に取ったが、概ねそのような作品で、小さいな家族経営のレストランを舞台に、各章語り手を変えながら家族の様子を描いていく作品。まあ、よくあるタイプと言っていいだろう。いじめとかもなく、安心して読めた。

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    2026年03月19日
  • 博士の長靴

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    面白かった。初めて「うさぎパン」を読んだときから、もう10年以上、瀧羽さんの作品はずっと好きだ。良い意味で淡々と、さらさらと書かれているのに、毎回物語の背景の設定がしっかりあって、それぞれのキャラクターが小説全体の中にすごく自然に溶け込み、読みやすい。
    今回の小説は、連作短編集。「藤巻家」という1つの家族をテーマに、主人公が、世代ごとに受け渡されていく。1章で主人公だった二人が、最終章ではひ孫を眺める立場に。物語がゆっくり時間をかけて進むなか、その時々の空や雲の色。どしゃぶりに降りだす雨の匂いまで、自然と連想できる世界観があった。
    どの時代も、上を見上げれば空があり、天気に左右されることに変わ

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    2026年03月15日
  • あなたのご希望の条件は

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    転職の理由は人それぞれ。その人に見合う条件を提示し転職へと導くアドバイザー兼仲介役。主人公もその内の一人。クライアントに寄り添い時には自身に投影しながら事に当たっていく。登場人物は皆仕事に対してひたむきで好感が持てました。良かったです。

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    2026年03月11日
  • 妻はりんごを食べない

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    なんか、昔は、もっと可愛い恋の話が、多かったのに、最近は、家族の話にシフトしたんですね。毎回、この作家さんの作品を見かけるたびに、可愛い恋の話を期待するんだけど、裏切られる。
    いいんだけど。好きだから。
    思いやっているはずが、思い込みなだけ。途中から、その辺は、透けて見えてくるんだけど、なかなか、真相は見えてこなくて、最後に、もう一個、思い込み。
    一応、ハッピーエンドだけど、この2人の先の話があったら、また、思いやりのつもりの思い込みが、あったりしてね〜、なんて、ちょっと、意地悪く思ってしまいました。
    この人の話には、基本、性根の悪い人が出てこないので、安心です!

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    2026年03月07日
  • 妻はりんごを食べない

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    ネタバレ

    結婚4年目、穏やかで幸せな毎日が続いていると思っていた
    でも法事で実家に帰った妻玖美さんが、帰って来ない、、、
    そこから妻の事をあまりにも知らない自分に驚く

    皆さん感想に書いている程のイライラは感じなかったなー
    傷ついた過去を持つ二人だからこその相手への気遣いもあるだろうし
    勿論結婚前に話せれば、その方が良かったとは思うけど

    先が気になって、一気読み
    妊婦検診の件は、先がわかってしまった
    最後余韻を残す終わり方で、私としては
    その後の2人や周りの暮らしぶりを読んで
    ほんわかしたかったな〜♡

    瀧羽麻子さん初読みだったので、他作品も読んでみたい

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    2026年03月01日
  • 妻はりんごを食べない

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    妻と結婚する時に、妻は子供が出来ないかもしれないって言ってたけど、私はあまり気にせず別に子供がいなくてもいいよって安易に答えた。妻が結婚する前に卵巣嚢腫で卵巣一つ摘出していた事を後に伝えられた。ホントに深く考えずに妻がいてさえくれたらと思って「子供が出来なくても…。」と言っていた。しかし妻が亡くなって二人の子供を残してくれた事は本当に感謝している。

    この本を読みながらこんな事を思い返していた。

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    2026年02月26日
  • はれのち、ブーケ

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    大学のゼミで一緒だった理香子と裕人の結婚式の一日が、ゼミ仲間6人それぞれの視点で語られていく連作物語。三十歳になった仲間たちの、それぞれの人生への向き合い方や、これからの人生をどう描くか悩んだりしているところが、すごく共感しました。他の仲間と思い出話したり、愚痴を言い合ったりする中で、少しずつ自分の進みたい道が見えてくるところが、読んでて温かくなりますね。
    それぞれの人となりや悩み、そしてこれから歩み出す方向が見つけられて、素敵な結婚式の一日だったねと、なんだか自分も出席して懐かしい友だちと過ごしたような気になりました。

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    2026年02月24日
  • 妻はりんごを食べない

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    印象的なタイトルと表紙。
    ちょっとミステリーの雰囲気も。
    順調な夫婦の生活の中、突然の妻の不在。
    急に妻のことを何も知らないと気付かされ、日が経つにつれ余裕をなくしていく夫。
    物分かりのいいふりしてないで、あたりまえだけど、お互いにきちんと話をすることが大切。

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    2026年02月17日
  • 博士の長靴

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    浮世離れした気象の専門家の藤巻博士とその家族や周囲の人の短編連作集。博士のひ孫世代までが描かれる。
    良かったけど博士の息子のふり◯話はちょっと…。でも時代の流れに伴う親子、身内の繋がりの変化も感じられもしたのかな?

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    2026年01月20日
  • 妻はりんごを食べない

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    タイトルに惹かれて読んでみました。妻はりんごを食べない…ってなんだ?ってなりますよね…。
    最後の方まで読めばやっとわかります。
    基本メールでやり取りする形は、今ならあるあるですがやはり声を聞いて気持ちを伝え合う事は大切なんだなと思います。
    段々と明かされていく妻の秘密が気になり、私はすいすい読めました。

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    2026年01月11日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

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    ネタバレ

    お友達に勧められて読んだ

    出てくる人間、みんな悪い人でなく、普通の人で、愛しい……となった。

    私は子守唄のやつと演歌のやつが好きだったが、やはりどちらも自分の人生に近いテーマがあるような気がしたので好きなのかもしれない、と考えた。
    家族について……

    反対に恋愛系は全くよく分からなかったので、それに対してもすごく「私だな……」と思った

    最後の方に差し掛かると読んでいて体がふっと軽くなる効果があり、どことなく癒されたような感覚がし、なんて良い読書体験なんだ、と感動した
    読書で癒されること、本当にあるんだなあ

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    2026年01月11日
  • あなたのご希望の条件は

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    お仕事小説。転職エージェントってこういう仕組みなのか。読後レビューを読み1月一ノ瀬さん2月二宮さん、と月と名字が同じことに気づいた。面白い仕掛け。香澄さんのように寄り添うアドバイザーばかりでないと思うが、こういう方に担当してほしいと思う。頑張りすぎて消耗しないか心配だけど。スカウトはどうしたんだろう、気になる。

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    2026年01月07日
  • 妻はりんごを食べない

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    ネタバレ

    妻と仲よく2人で暮らせていると信じていた40過ぎの小川暁生が主人公の小説で、突然、妻が実家に行ったきり、連絡は取れるものの戻ってこなくなり、その妻(とその秘密)を追って、北へ南へ奔走するというストーリー。
    この小川夫婦だけでなく、自分も含め、どの夫婦でも、お互いについて知らないことは多いんだろうなという感慨を持ち、夫婦や家族について思いをめぐらさせられた。やっぱり夫婦の意思疎通は大事だということを再認識した。
    読み応えのある良い小説だったが、かなり複雑な家庭事情なのに、出てくる関係者がみんな善人ばかりで、おしなべて良い感じにおさまっていくのには、ちょっと違和感を覚えた。
    また、最後には大団円に

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    2026年01月05日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

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    星5に限りなく近いけど続編に期待を込めて星4にしておこうかな。
    年末年始に読んだのタイミングばっちり。普段より静かで落ち着いた街並みを電車から眺めながら読むのにぴったりだった。上手く説明できないけど、タイトルとは真逆で静かでヘッドホンで耳を塞いでいるような空気感で心地良かった。
    特に2話目の「はなうた」がぶっ刺さった。恋人と出会って4年。すべて上手くいっていたはずだった…自分と重なる部分も多くてずしんときた。。
    ~やる気さえあれば自分で出来る。できないのではなく、やろうとしないだけ~
    ~恋人の怠惰と甘えに愛想をつかした~
    なんでその時に気づけないんだろうな。いや気づいてたのに甘えてやろうとしな

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    2026年01月04日
  • 妻はりんごを食べない

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    妻が帰省して戻ってこないけど、携帯では連絡がとれる。義弟と、妻の故郷を訪れ妻の過去を知っていく…
    妻はなんで?どこに行ったの?
    と、気になりスラスラ読めてしまう。
    でも、過去についてほとんど話してなかった2人が、勝手に妻の故郷でいろんな所に行き、いろんな人から話を聞くのはどーなんだろう…
    それならなぜ電話でどこにいるの?帰ってきてって言えないんだろう…
    多くは語らず1ヶ月以上も帰ってこない妻。許す夫。これは優しさではないと思うけど…
    口に出さず勝手に各々考え苦しむくらいならちゃんとお互い言葉にして伝えないとと思った。

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    2025年12月11日
  • さよなら校長先生

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    校長としてまた母、友人、推しとして一人の人間の生き様を描いた楽しい本でした。
    校長でありながらも多角的な生き方をし、周りに影響を与えてきた一女性が、亡くなったことでその影響を与えられた側が、その生き様を偲び振り返ることで考えさせられる。
    私も平凡ではあるけれど友人や子供、孫にいい影響を与えていける人でありたいと思いました。

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    2025年12月10日
  • 株式会社ネバーラ北関東支社

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    東京の激務な会社から、地方都市の会社に転職した女性のお話
    
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    東京でバリバリ働いていた弥生が、田舎の納豆メーカーに転職。人生の一回休みのつもりで来たはずが、いつしかかけがえのない仲間との大切な場所に。書き下ろし「はるのうららの」も収録。
    バラエティー豊かで仲のいいメンバーと、何だかほのぼのとしたゆるやかな毎日が始まってゆく。
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    人生には休息が必要なときもある
    むしろ、弥生は今までの働き方のほうがおかしいようにも思う
    
    登場人物も、取引先の担当者以外は悪い人が出てこないのもいい
    物語のテンプレ的に、マユミを最初は若干警戒

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    2025年11月25日
  • かわせみのみちくさ

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    ネタバレ

    『たまねぎとはちみつ』シリーズ第3作。
    千春は高校二年生。
    あいかわらず引っ込み思案で、争い事が苦手。
    高校は帰宅部だが、それなりに楽しく過ごしているものの、取り立てて好きなものややりたいことがないことに引け目を感じている。
    そんな千春が、夏休みのひとときを祖母と過ごす。祖母の話をたくさん聞いて、不自由だった若い時代に思いをはせたり、洋裁を習ったりする。そして、祖母のところに出入りしている小学生男子ヒナタと知り合い、仲良くなる。

    千春は、小学生の時に知り合った「おじさん」を思い出し、祖母がヒナタにとってそういう信頼できる大人だとしたら嬉しいと思う。
    また、祖母に無理やり夢や目標を持たなくても

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    2025年11月12日