瀧羽麻子のレビュー一覧

  • 妻はりんごを食べない

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    ネタバレ

    瀧羽さんの新作。いつものテイストと違って、いい意味で期待を裏切られた。

    最近読んだ本の中でヒットがなかったので、久しぶりに引き込まれて続きが気になってよんだ小説。

    妻が実家から帰ってこない。そして妻は実家にいなかった… あらすじと、タイトルと、瀧羽さんの作品と、なかなか結びつかなかったのだが、読みやすく、次々に全容が分かっていくのが面白く、2時間かからず読み切ってしまった。私は女だが、主人公である夫の小川さんをどんどん応援したくなるというか、私が彼だったらいろいろ気になって悩んで眠れないと思った。東京→京都→青森→長崎といろいろな場所に変わるのも驚き。妻の過去、気づくと知らないことがある

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    2025年11月01日
  • うちのレシピ(新潮文庫)

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    ほんわかとした気持ちになる短編小説。

    どの家族にも「調理法」「秘訣」「処方箋」が存在している。さらに1人ひとりの中にもある。

    私の家の、「うちのレシピ」は、見返りを求めないという言葉かな。無償の愛って偉大。尊敬と共に、いい意味でプレッシャーを感じることなくのびのびと生活できてると思った。

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    2025年10月28日
  • 妻はりんごを食べない

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    タイトルと装丁がスッキリしてて、でも意味ありげだったので読んでみた。
    連絡は、取れるのに居場所がわからない妻、一言聞けばいいのに、聞くことができない主人公の夫。
    ちょっとムリのある設定だとは思ったけど、先が気になって気づけば、一気読みしていた。

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    2025年10月13日
  • 妻はりんごを食べない

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    日常の中に突然現れる非日常、穏やかな生活を送る夫婦に訪れる突然の波紋。
    二人だけの生活をそれなりに幸せに暮らしていたさずなのに、突然帰ってこなくなった妻にはどんな秘密があるのか?
    ケータイだけは繋がっているけれども、本音で繋がっていない二人。
    物語の後半で、ガラス職人が語る言葉に夫はドキリとする。
    「(ガラス製品は)熱すぎても冷えすぎてもだめ。夫婦仲とおなじたい」
    相手を思い遣り過ぎても自分を大事にし過ぎても、夫婦はうまくやっていけない。
    夫婦生活を40年以上続けているとよく分かる気がしました。

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    2025年10月12日
  • さよなら校長先生

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    亡くなった高村先生とのエピソードがいずれも温かい。 子供の成長にまつわるコンパスや連絡帳、先生としてではない趣味の顔が覗くうちわ。思い出の品々が並ぶなか、最後は深呼吸と形のないもの。その人と交わした言葉や当時巡らせた想い。たとえ品物がなくてもそれらが何よりも心に刻まれている失われないその人との記憶。

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    2025年10月11日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

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    記憶に、心に残る「音楽」をオルゴールに仕立ててくれるお店の話。「音楽」を中心に出てくる登場人物たちの奥底を覗き込む感じがする。
    自分の「音楽」ってどんなだろうと考えて、ちゃんと覗き込む勇気が結局持てなくって、きゅーっとなった。

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    2025年10月05日
  • かわせみのみちくさ

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     千春ちゃん(高校2年生)は進路で悩んでいます。
    薬剤師のお母さんにも「何で薬学部に行ったの?」とか質問したりします。

     千春ちゃんのおばあちゃんは、ちょっと認知症の気配があります。
    とある事情で、千春ちゃんは、おばあちゃんと二人きりで数週間を過ごすことになりました。

    ☆人に歴史あり☆
     おばあちゃんから手ほどきを受けながら、ワンピースを作ることになった千春ちゃんは、日ごとにおばあちゃんの半生を聞いていくことになります。
    ・おばあちゃんの実家が「仕立て屋」さんだったこと。
    ・洋裁が好きで得意だったこと。
    ・女子高校に行っていたこと
    ・お商売が上手く行かなくなって、お嫁にいくことになったこと

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    2025年09月23日
  • さよなら校長先生

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     何かを評価するということはとても難しいことだと思います。評価の対象が「人」である場合は特にそうでしょう。

     学校の教科学習の評価や資格試験の合否のように、テストで獲得した点数という「評価基準」があればまだしも、明確な「評価基準」が示されていなければ、評価する側の好みで評価の良し悪しは大きく変わることでしょう。
     また、人は皆、「普通」という感覚を持っていて、評価対象が「自分にとっての普通」の範疇にあるかどうかで評価は変わるでしょう。そして、評価対象を見る時の「普通」は、評価者の立場によって異なることでしょう。

     本作では、小学校の校長先生だった高村正子先生が亡くなり、その「偲ぶ会」に先生

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    2025年09月23日
  • 妻はりんごを食べない

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     小川玖美(おがわ くみ)さん37歳は、結婚を機に勤めていた中堅IT企業を辞めて在宅勤務ができるこぢんまりとした同業他社に入りました。そのメリットとして、実家の京都府亀岡市に帰りやすくなりました。年に何度か数日にわたって実家に滞在しています。

    小川暁生(おがわ あきお)さん41歳は、玖美さんの夫で、各種の工作機械や建材を幅広く扱う専門商社で営業をしています。

     二人は結婚四年目で、東京に住んでおり、一度もケンカらしいケンカをしたことがありません。子どもはなく、家事は協力してやっています。

     ある日、玖美さんは法事のために実家へ帰りました。
    日曜日の法事をはさんで、木曜日から次週の火曜日ま

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    2025年09月16日
  • もどかしいほど静かなオルゴール店

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    前作「ありえないほどうるさいオルゴール店」の続編。前作がよかったのでこちらも楽しみでした。
    「カナンタ」「バカンス」「からっぽ」「みちづれ」がよかったです。
    これまた前作と同様、続きぐ気になるよーというお話がいくつかあったし、ババ様の過去のお話はもっと読みたかった。
    なんといっても「ありえないほどうるさいオルゴール店」の一番初めに収められていた「よりみち」からこの本の最後に収められていた「みちづれ」が繋がっていたことにやられました。素敵。
    どちらの本も他の人に勧めたいなと思いました。

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    2025年09月15日
  • ありえないほどうるさいオルゴール店

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    北の小さな町にあるオルゴール店で風変わりな店主が、お客様のために世界にひとつだけのオルゴールを作ってくれる。
    そんなお話が7つ収められているのだけど、どのお話もよかったです。
    読み終わったあと胸が温かくなるようなお話ばかりでどのお話も続きが読みたくなるものばかりでした。
    えっこれで終わり?もっと読みたいよ。とそんな気持ちにさせられました。
    続編の「もどかしいほど静かなオルゴール店」も楽しみです。

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    2025年09月15日
  • 博士の長靴

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    ネタバレ

    好きぴにおすすめされて読んだ✨
    ストーリー自体は結構好きだったし、行事ごとに
    祝う文化も真似したいと思った!

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    2025年09月14日
  • 博士の長靴

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    気候を研究する博士の、大学時代から高齢になるまでの時間を、6つの異なる視点から綴った短編集でした。淡々と流れていく日々の中で、大きなことも小さなことも起こりますが、最後には静かな穏やかな頷きだけが残る、というような…読み終わった後に、深呼吸した後の余韻みたいなものを感じました。

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    2025年09月14日
  • 妻はりんごを食べない

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    実家に帰省したままなかなか帰宅しない妻に会いに行く夫が思いがけず妻の秘密をいくつも知ることになる。なかなか遅い展開に少々退屈したけどラストは一気にハッピーエンドを迎えた。夫婦であっても過去のことなど知ろうとしないほうがいいのか知っといた方がいいのかどちらなんだろう?

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    2025年09月10日
  • かわせみのみちくさ

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     途中まで読んで、これは認知症のおばあちゃんと孫である主人公のひと夏の物語だと思っていた。
    ところが途中から予想せぬ展開になり、それはそれでほのぼのとして、良い話だった。おばあちゃんとワンピースを縫うって、とっても楽しそう。

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    2025年08月23日
  • あなたのご希望の条件は

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    面白かったな。

    エージェントの小説は初めてかな…
    キャリコンの学習をしているので、タイミング的にも面白かったです。

    対法人ではなく、対個人の仕事は、やはり、反応が伝わりやすいから、辛い部分も多い反面、喜びも大きいでしょう。しかも、エージェントは1人の単価も高いから、なかなか面白い仕事。やってみたいな。

    わたし、転職多くしているし、いろんな方法で転職してきたので、この辺の経験は人より多いと自負してます。書類選考は3000件以上、面接は300回以上はやってます。
    ここ5年でも4社に在籍しており、ここは全てエージェント利用ですが、

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    2025年08月09日
  • 博士の長靴

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    特に2022年立春のページが好きです。曾孫に向けた言葉、「自分の頭で考えたことは、あなたの財産です。残しておかないともったいない」✨さりげなくいい言葉〰️

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    2025年07月22日
  • 博士の長靴

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    抗えない時間の流れ、変わるもの、変わらないもの。このお話を通して自分の身の回りの事も沢山頭に浮かんできた。特に何か大きなことが話の中で起きるという訳ではなく、平和な静かな暖かい日常が書かれていた。でも時代に合わせた言葉で書かれるため特に前半部分は言葉が固く感じた。

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    2025年07月08日
  • あなたのご希望の条件は

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    ちょうど自分がこれからのキャリアについて考えていたタイミングで読んでみました。
    転職する理由も人それぞれで、転職エージェントという寄り添い支援する側からの本、とても興味深かったです。

    物語が進んでいくにつれて、香澄自身のキャリア、人生についてもストーリーが展開されて最後まで楽しく読めました!

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    2025年07月05日
  • 博士の長靴

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    紡がれていく物語はしっとりゆっくり心に染みました。
    読んだ後にうまく物語のよさを心にとどめられなかったため、⭐ひとつ下げました。

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    2025年06月09日