瀧羽麻子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
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面白かったな。
エージェントの小説は初めてかな…
キャリコンの学習をしているので、タイミング的にも面白かったです。
対法人ではなく、対個人の仕事は、やはり、反応が伝わりやすいから、辛い部分も多い反面、喜びも大きいでしょう。しかも、エージェントは1人の単価も高いから、なかなか面白い仕事。やってみたいな。
わたし、転職多くしているし、いろんな方法で転職してきたので、この辺の経験は人より多いと自負してます。書類選考は3000件以上、面接は300回以上はやってます。
ここ5年でも4社に在籍しており、ここは全てエージェント利用ですが、 -
Posted by ブクログ
アラフォー夫婦の暁生と玖美。子供はおらず、二人仲良く今の生活に満足していた。だが、親戚の法事のため、京都の実家に戻った玖美は、実家のリフォームのための片付けがあると理由をつけてなかなか東京に戻って来ない。なぜ帰って来ないのか、出張がてら妻の実家に顔を出すとそこには妻はおらず…。
どんなに仲の良い夫婦でも所詮、個々の人間。自分の過去を含めて全てを相手に曝け出すことなんてできない。でも、結婚前にもっとお互いのことを話していればよかったのにと思う。それで相手が嫌がるなら結婚すべきでないわけだし。
暁生の優しすぎる性格にちょっとイライラするところもあるけど、登場人物はみんないい人。
全国の名所が -
Posted by ブクログ
これの1冊前の感想になんばの波屋書房のことを書きました。料理の専門書には手が出ないものの、食べ物について書かれた文庫本ばかりが並ぶ棚を眺めるのがとても楽しい。書店応援の思いも込めて、寄るたびに3冊ほど購入しています。てな程度じゃ書店救済にはならないでしょうけれど(泣)。これもそのうちの1冊です。
家族経営のレストランの味に惚れ込んで料理人になることを決めた青年。彼の家族それぞれの目線で描かれる連作短編は、著者らしく優しく温かい。到底好きになれないと思っていた人物のことも好きになる。にしても、双方の母親がお互いの子どもに「あの手の女性は手強い」と言っているのには笑ってしまいます。