【感想・ネタバレ】はれのち、ブーケのレビュー

あらすじ

キャリアとか、恋とか、結婚とか、子どもとか――30歳の岐路に立つ男女のこたえ探し。学生時代を同じゼミで過ごした裕人と理香子の結婚式に、仲間たちが集まった。かつて横並びだった男女6人は、30歳を迎え、仕事も生活環境もそれぞれ。アパレルメーカーに勤め、気ままな生活を謳歌している鈴子、映画監督を目指し、ハードな日々を送る亮、バツイチで年の離れた彼との恋や結婚に揺れる奈緒、家庭を持ち大学職員として堅実な日々を送る章太郎――。それぞれが、旧友との再会によって自分の生き方を振り返り、仲間の生き方に自分を重ねて未来を見つめる。揺れる世代の瑞々しい感情を、ていねいに描いた連作長編。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと結婚式をあげた理香子と裕人。
仕事をバリバリこなす亮と鈴子。
予期せぬタイミングで家庭を持った章太郎。

理香子がプロポーズされる場面では、なぜかわからないけど涙がでた。
なかなか、ちょうど良いタイミングっていうのは仕事も結婚も難しいんだろうなあ

0
2019年10月04日

Posted by ブクログ

いやぁ…良かった…。
青春を一緒に過ごして何とか大人として頑張ってる六人(+一人)の物語。
一人ひとりに対する視線がすごく優しくて暖かくて、読み手も自然と温かく読み込める。全員に共感できる部分があって、応援しながら自分のことも応援している気分に。なにより、肯定してもらった気持ちになった。
色んな選択の全てを、本当に貴んでくれている、そんな物語に感じました。六人とも、いや七人とも大好きだー。
なかなか、こんな風に書ける人いないと思う。

0
2012年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初は「それ程のめり込まないかな」と思いながら読んでいました。でも、読み進めるうちに、それぞれの人物が抱く想いに惹き込まれていきました。
ふんわりと優しい読後感。

ただ、文庫の解説の一言に違和感がありました。
「章太郎の将来を変えてしまった」
子どもを授かり、環境や将来設計に変更が生じるのは当然のこと。犯罪行為がない限り、男女どちらかが「変えてしまう」ことはないと思います。
もう少し、小説に添った優しい言葉ならすんなり胸に届いたのになぁ…と思いました。

0
2023年11月25日

Posted by ブクログ

大学のゼミ仲間6人。
その中の10年来の恋人ひと組が
ようやく挙げた結婚式。

でもお互いが渋々でもなくて
結婚するならこの人しかいないと
ずっと心に決めていて。

それでも結婚に至るまでに
10年の歳月が二人には必要不可欠で。

この結婚式を挙げた新郎新婦と
かつてのゼミ仲間の男女4人。
その中の一人と結婚した女性がひとり。

この結婚式を境に
それぞれがそれぞれの視点で
自分のこと パートナーのこと
家族のこと 来し方行く末のことを
じっくりと見据えてゆく。

ある者は 前進を決断し
ある者は 現在の自分を肯定し
ある者は それでも動けずにいる。

ひとりひとりの個性も話す言葉も
すっきりと腑に落ちる。
自分に当てはまることなど少ないけれど
それでもこの人たちの悩みや考え方に
ほんのりと共感できてしまう。

そうして思った。

人は自分がどんなやつかを分かった上で
それを分かってくれる人のそばにいたいと願う。
自分がどんなやつかを分かっているのに
離れずに寄り添ってくれる人を
生涯の友人として選び選ばれる。

夫婦もそうなのだろう。

この物語に集う男や女たちからは
気取りも気負いも感じない。
生きていれば無理もないと思える頑張りや
自分ですら気づいていない素敵な優しさを
みんなが内側に持っている。

誰が読んだとしても きっと
自分がたどってきた足取りを
間違いなかったと信じさせてくれる物語。

読後には 傍らにいる人に優しくなれそう。

0
2015年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物と同じような年齢なので共感できることが多かった。

それぞれの道に進んでも、多くの時間を共有した仲間がいることは大切なことって実感した。

0
2014年01月18日

Posted by ブクログ

自分が読んだ瀧羽さん作品三作目。

30歳となった大人6人は大学時代のゼミの同期。大学時代の話、卒業してからのそれぞれの生き方が絡み合って一つのお話ができているのが面白い。

多く張られた伏線も上手いところで回収されていてどういうプロットを立てているのか気になるところ。

語り部がどんどん変わるため一人称の書き方が曖昧で誰の感情かわからないところがあったのがちょっともったいない。

0
2013年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

決めてしまった後は信じるしかない。

自分の芝生のあおさを
うつくしさを、ひたむきに信じる。

あの時もし雨が降らなかったら
もし別の肥料を試していたら、と思い悩むことに
意味なんてないんだから。

0
2012年12月09日

Posted by ブクログ

 隣の芝生は青く見え、肝心の自分の芝生の青さに気づかない。結婚適齢期のあの頃の悩みや期待に、甘酸っぱさや少しの憧れを感じながら懐かしさに浸る。できることなら彼らと同じ年齢で読みたかった。章太郎の妻・ゆかりが空気扱いだったことに不安を感じていたが、最終章で謎が解けてひと安心。裕人の優柔不断さにはイライラさせられ、まるで夫を見ているようだったので、裕人の章で彼視点の話を読むことで少しは心情が理解できるかと期待したが、まったくわからずモヤモヤは募るばかり。リアルさが丁度良い。

0
2025年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

30代になった大学時代の研究室の仲間がそれぞれどのような状況にいるのかその胸の内が語られる。
自分の30代の頃を思い出しもしたが、時間が経ちすぎてあまり感情移入できなかった。

0
2024年05月21日

Posted by ブクログ

見てばっかりじゃ意味ないとわかってるのに、見てしまうのが隣の芝生。
年齢的にもなんだかジャストな本だった。
最後の章が、すき。

0
2017年07月14日

Posted by ブクログ

仕事、恋愛、結婚、学生時代の友人の結婚式に集った仲間達の進む道は・・・
揺れ動き、悩み、過去を振り返り、それぞれの感情を描く。

0
2015年01月10日

Posted by ブクログ

大学時代から付き合っているカップルの結婚式当日を基本の時間軸として、アラサーの恋愛、結婚、仕事の悩みやあれこれを描いていく連作短編集。

仕事と結婚で迷ったり、歳の差を気にしたり、夢と現実の生活の間で揺れ動くのは20代ではよくある光景。
リアルではあるが、等身大の悩みなので、ドラマや小説で使い古された群像劇的な平凡さはある。

過去の作品の傾向からもハッピーエンドが予感されるので、その点安心して読めるというのはいいと思う。
心に響くほど緻密で深くはないけれど、大人の青春小説としては爽やかでいいのではないか。

0
2014年09月02日

Posted by ブクログ

30歳。ゼミ仲間の結婚式。

理香子、裕人、鈴子、亮、奈緒、章太郎。
そして文庫には章太郎の妻、ゆかりの視点の物語も収録されていました。

それぞれの視点から描かれるハレの日。
大学時代のこと、仕事、恋愛。

環境も変わって、仕事もそれぞれ違うけれど、
久々に会っても当時の空気感に戻れる。

大人になっても悩みは尽きなくて
それぞれ、隣の芝生は青いみたいなところはあるけれど、
過去を振り返りつつも、みんなが前向きな決断をするところが読んでいて心地よかったです◎


やっぱり、大学時代の友達って一生ものだなと
自分の友達を思い浮かべながら思いました。


登場人物の年齢が近いこともあって
共感できるところも多かったです。

0
2014年03月15日

Posted by ブクログ

大学時代同じゼミで過ごした理香子と裕人の結婚式に以前の仲間たち6人が集まり、それぞれの物語を語る連作。
なんとなく出来すぎた設定が読みづらい。
でも登場人物達と年代が近いせいか、共感できる部分もありました。

0
2014年03月08日

Posted by ブクログ

30歳を迎える大学の同級生男女6人の物語。
仕事や結婚など、それぞれの人生のおける悩みや決断をテーマに主人公が章ごとに入れ替わる、ドラマのような短編集。
登場人物がみんな優しく、正しく、強く、ややでき過ぎている感があるものの、瀧羽氏の素直で優しい視点で書かれた文章によって嫌味にならずに真直ぐ受け止められる作品でした。

0
2013年10月02日

「小説」ランキング