松村比呂美のレビュー一覧

  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    読みにくい話もあり、読み終えるまで時間がかかりました。印象に残ったのは、そのハッカーの名はと青い封筒。

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    2022年07月28日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    ネタバレ

    表紙のタイトルが気に入って読んだ。短編物は一般小説を読んでいるとどうしても物足りなくて、かといって短編だけど、一つ一つが最後につながって..といったものもそろそろ読み飽きてって思ってましたが、いい意味で裏切られました。一話一話はボリュームがないはずなのに奥深くていろいろ考えさせられる、それでいて、結末に驚かされる。決して小粒ではない短編なのに読み応えのある大粒の傑作集でした。女性作家が集まって作られた作品ということもあり、優しく包み込まれるような話ばかりで、一気に読むよりは一日一話づつちょっとづつ読むのがいいのかもしれません。

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    2022年06月19日
  • アンソロジー 隠す

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    「隠す」というお題なので薄暗い犯罪ものだと思ったが、癒し系など色んなタイプを楽しめる短編集で、どの話もぐいぐいと世界観に引っ張っていくものが多いので短編でも充分な満足感があった。

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    2022年05月10日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    今回も楽しませてもらいました!アミの会(仮)のアンソロジー。
    近藤史恵さんの「孤独の谷」はこわい話でしたが最後に見事にやられました。
    新津きよみさんの「十年日記」は心温まる話でよかったです。
    松村比呂美さんの「青い封筒」はうちでは絶対にないかもと思いました。

    232ページの静まり帰ったは静まり返ったでは?

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    2022年04月08日
  • 迷 まよう

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    ミステリー小説家のアンソロジー。
    長編にできそうなネタを惜しげもなく短編に仕上げている作品もあり、とても楽しめた。
    特に下記三作品が面白かった。

    近藤史恵「未事故物件」
    乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」
    新津きよみ「女の一生」


    ●近藤史恵「未事故物件」
    引っ越したアパートの上の部屋から午前4時に洗濯機の音が聞こえてくる。しかし部屋は空き家だという。騒音に悩まされた主人公は音の正体を探り始めるが…。

    ●福田和代「迷い家」
    泥酔して他人の家に上がり込んだ主人公。食卓に用意された鍋を食べ、食器を1つ持ち帰る。後日、その屋敷の住人が行方不明になったと耳にする。しかも主人公が迷い込んだ日だとういう。知り合いの警察に相談するが…。

    ●乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」
    離婚する両親のどちらと暮らすか。主人公の女子中学生は冷静に判断するため、父母の状況を調べ始めるが…。

    ●松村比呂美「置き去り」
    一大決心をしてジャングルツアーに参加した主婦。途中のトイレ休憩で置き去りにされてしまう。いったいどうなるのか…。

    ●篠田真由美「迷い鏡」

    ●新津きよみ「女の一生」
    赤ん坊を事故で亡くした主婦。夫とも離婚することになり実家に戻るが兄嫁と折り合いが悪くなるり、アパートで一人暮らしを始める。そんな時、河原のホームレスと親しくなり、アパートへ招くのだが…。

    ●柴田よしき「迷蝶」
    妻を亡くした定年退職者の主人公。唯一の趣味である蝶の写真撮影で知り合った老人と話すうち、過去の記憶が蘇る…。

    ●大沢在昌「覆面作家」
    評判の覆面作家は誰なのか?小説家の主人公は古い友人のことを思い出す…。

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    2022年03月29日
  • 迷 まよう

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    ネタバレ

    近藤史恵「未事故物件」
    一人暮らし始める前に読まなくてよかった。
    ホントに怖いのは生きてる人間。
    でも、毎日4時に洗濯機回されたら発狂しそう……

    福田和代「迷い家」
    舞台は現代日本だけど、導入はほんのり日本昔話テイスト。
    優しいお出汁のお鍋食べくなっちゃった。笑
    最後のオチはちょっと強引な気もするけど……。おちょこに指紋ついてるくらいなら、他のものにもベタベタついてるでしょって。

    乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」
    自分の両親も主人公と同年代くらいの頃に離婚しているからか、感情移入がはんばない。しかも4つ下の弟がいるのも一緒!
    両親のどっちについていっても良いよって、子供の気持ちを尊重してくれてるのは分かるけど、その実ひどく酷だよね。特に父も母も好きなら。どっちかを選ぶってことは、どっちかを選ばないってことだよね……分かりみが深すぎる。
    でも、父母が仲良くない空気の中で過ごす家庭はひどく心がしんどいので(この描写も分かりみ!)離婚してくれて良かったとも思ったなぁ……などと昔のことを色々思い出した。

    松村比呂美「置き去り」
    オチまでキレイにまとまった作品。
    慣れない外国、しかもジャングルになんて置き去りにされたら……考えるだに恐ろしい。時間にルーズな私は団体旅行には行けないな。
    登場する女性がみーんなこの「置き去り」経験があるって言うのはなんか笑っちゃった。

    篠田真由美「迷い鏡」
    すごく少女漫画チックなお話。少女漫画にしたら映えそう。古い洋館とか、樹木の迷路とか。
    最後がなんかふんわりで、個人的にはもちょっとアクの強さがほしかった。

    新津きよみ「女の一生」
    パラレルワールドは存在するかもしれないんだよ。観測されてないだけで、ないとは言いきれない。
    とすると、最後の部分は主人公が自殺してしまった世界と、隣に立った男性が自殺したせいで主人公が自殺できなかった世界が、重なったのかも。同じフィルムに2回写真撮ったみたいに。

    柴田よしき「迷蝶」
    あーん、やられた。
    できすぎなくらい偶然が重ならすぎ…って途中まで思ったけど、それは思惑の元に起こったものだったという。こういう展開、大好き。
    自分の何の気なしの行動がどこかで重大な事態(そしてそれはとてつもない悲劇かもしれない)を引き起こしている可能性は誰にでも常にあるなぁって。
    風が吹けば桶屋が儲かる、の類似のことわざ?バタフライエフェクトから(もともとは物理用語?)、この話の核に蝶を据えたのかしらとか考えたり。

    大沢在昌「覆面作家」
    大沢先生の作品は学生の頃から好きだったので、この短編ももちろん好きでした。
    それぞれ作家とゲームクリエイターになったかつての親友(と呼んでいいのか?となっていましたが)、それぞれが知らないところでそれぞれの作品のファンにひっそりとなっている…っていうエピソードで妙に泣きそうになった。

    あとがき/福田和代

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    2022年03月18日
  • 迷 まよう

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    アンソロージーはいろいろな作家の方の作品が読めるので好きです。

    今回は近藤史恵さんの『非事故物件』が特に面白かったです。

    それぞれに個性が出ていて、面白かったですねぇ。

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    2021年12月05日
  • アンソロジー 捨てる

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    中古で買ったら、なんと大好きな松村比呂美さんのどなたかに向けた
    直筆サインが入っておりました。ラッキー。
    「捨てる」をテーマにしたアンソロジーもの。
    テーマからいうと断捨離・清算などが思いつくけれど、
    それから展開される物語はどれも面白かった。
    特に好きなのは、「蜜腺」「ババ抜き」
    読み終わってしばらくたつ今でも、思い返すと背筋がぞくっとする。

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    2021年03月29日
  • 恨み忘れじ

    購入済み

    ミステリー好きな方へ

    おどろおどろしてないし、嫌な嫌な感じも残らないし、夜食をとりながらのひと時にお勧めです。でもこの作家さんの他の作品の方が好きでした。同じ短編集で、女のなんとかという題名です。そちらがもっともっとお勧めです。こちらの短編集恨み忘れじは中に納得いかんなあという作品もあったので星イチ、マイナスしました。

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    2021年01月22日
  • アンソロジー 隠す

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    気になる作家さんが沢山。読み応えがあった。
    アンソロジーは知らない作家さんとの出会いがあるから好き。個人的に新津きよみ「骨になるまで」松村比呂美「水彩画」がよかった。

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    2020年07月31日
  • アンソロジー 隠す

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    11名の女流作家たちが一つのテーマで物語を紡いでいます。近藤史恵、松村比呂美、光原百合の作品が良かったし怖かった。

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    2020年06月05日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会(仮)のアンソロジー。
    大人の「ファーストラブ」とのことで、大崎梢さんの「レモネード」な感じの作品集かなと思って読んでいましたが、色々な形の初恋の話でした。

    福田和代さんの「カンジさん」みたいな、ちょっとゾワッとくる話もありましたが、好みの展開が多かったですね。
    松村比呂美さんの「迷子」で暖かな気持ちになって読み終わることができました。

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    2020年02月12日
  • アンソロジー 初恋

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    アミの会の面々が描く初恋、色々な初恋があって楽しかった。
    思いがけずイヤミスちっくなものもあったし。
    涙を流す絵の話が1番好きかな。
    あと、迷子も同じぐらい好き。
    どちらも、ほのぼのしていて、可愛くて、私の好みにぴったり。最後のあれには完全ノックダウンw
    アミの会、次のテーマはなんだろう。楽しみでならない。

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    2019年12月28日
  • 終わらせ人

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    ホラーなのだろうけど、ライトでとっても読みやすい。心にふわっと入ってきて自然と寄り添っているかのような。だけどやっていることは華なり辛辣。
    ラストにかけての母子の邂逅シーンはとても良かった。救われた想いが溢れた。

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    2019年04月19日
  • 恨み忘れじ

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    ''憎しみで人が殺せたら''って台詞が昔あったけど、憎しみで確かに人は殺せると思った。
    殺されるのは、憎まれてる人じゃなくて、憎んでいる人のほうだけど。
    どれだけ誰かを憎んでも、憎まれてる方はきっと何にも感じてなくて、憎んでいるほうだけが、憎しみですり減らされ、壊れていくんだろうな。そう考えたら、怖い。とても怖い。
    誰かに憎まれる事をいつも怖がっていたけど。本当に怖いのはそんな事じゃない。だから、今、私はとても怖い。

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    2018年09月23日
  • 終わらせ人

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    ネタバレ

    設定が面白かった。
    出来ればシリーズ化してほしいけど恋人が死んでしまったからどうだろう。


    子供にもやっぱり力が受け継がれているだろうから、子供のエピソードとか書いてほしいな。

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    2012年01月14日
  • 恨み忘れじ

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    恨みがテーマとなる粒揃いの短編集。特によかったのは「マニキュア」思わぬ展開で、人の心って怖いなと思いました。

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    2010年08月13日
  • おひとりさま日和

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    ネタバレ

    坂井希久子さんの「永遠語り」叔父と姪の体の関係はないけど確かに思い合ってた交わりや言動に切なさもありキュンとする。すきぃ、、

    全体的にお気楽なソロライフのお話だと思ってたけど全然違う。
    悩みながらも色々経験してきた主人公達がそれぞれの暮らしや人間関係、今後について向かう話
    読み終わると内容をあまり思い出せないのはわたしの悪いところだけど。
    でも、やっぱり「永遠語り」すきだな。最終ページだけなんども読み返した

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    2026年10月08日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    7人の作家による、食が関わる旅のアンソロジー。

    全体的にちょっと寂しい。悲しい。から始まる。
    ラストのアイスランドは、ハンバーガー食べたいなってなるし、5話目は銀座ライオンかな、行きたいな、と思わされる。

    石垣島のバーガーも食べたい。

    「本当においしいってのはさ、ただ味がいいってだけじゃないんだよ」
    祖母はビールのジョッキを傾けて、最後の1口を飲み干す。口元には満足げな笑みが漂っていた。
    「いつまでも、その味を忘れないってことなんだ」



    食、旅。
    私は一体、何がしたいだろうか。
    と思いながら、公園で寝っ転がりながら、読み終えた。

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    2026年10月06日
  • おひとりさま日和

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    「ひとりの生活」をテーマにしたアンソロジー。
    突然ひとりになってしまった女性や、ひとり生活を楽しむ女性など6名の女性のひとり生活の物語。
    男性よりも女性のほうが長生きだし、女性はひとりになっても楽しむ力を身に着けていると感じる。
    ひとり生活を羨ましく思う反面、寂しさもあるんだろうな…と少し興味は持っている。でも、まだ自分は、家族でワイワイ生活していたいなと読みながら思っていた。
    この物語に出てくる女性たちはみんなひとり生活をうまく受け入れて楽しむ姿勢が見えて、やっぱり女性は強いなと思った。

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    2026年09月25日