松村比呂美のレビュー一覧
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お金をテーマにした7つの話。
短いですが、なかなか深い話ばかりでした。
みんな面白いですが、『廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?』がちょっと怖くてゾワッとしました。
『わらしべ長者のつくりかたの考え方』は参考になりました。Posted by ブクログ -
福田和代さんの「わらべし長者のつくりかた」が良かった。健斗の祖父のような含蓄のある言葉を言ってくれる人が若者の周りにいてくれると、生きる方向を見失った時にいいだろうなと思った。
仕事を楽しもうとすること。仕事は大変なこともあるけれど、興味をもって、面白がってやっていけば、面白くなっていく。できなか...続きを読むPosted by ブクログ -
アミの会、お金にまつわるアンソロジー。
どれもおもしろくついつい一気読み、週末で良かった…
百万円分の無駄…新津きよみ
一生遊んで暮らせる方法…原田ひ香
12万円わんこ…大崎 梢
廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?…永嶋恵美
わらしべ長者のつくりかた…福田和代
塾に行かない子どものための五つのク...続きを読むPosted by ブクログ -
百万円分の無駄 新津きよみ
一生遊んで暮らせる方法 原田ひ香
12万円わんこ 大崎 梢
廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか? 永嶋恵美
わらしべ長者のつくりかた 福田和代
塾に行かない子どものための五つのクリンプス 図子 慧
二千万円の差額 松村比呂美Posted by ブクログ -
アミの会と気になるお金の話ということで読んでみました。
お金の話でも色々な切り口があって楽しめました。
物の価値やお金で換算できない価値について考えさせられました。
行き過ぎてもやはりダメですね。反省しないと。Posted by ブクログ -
ある人目的で読んだ方、挙手。
でもこの作品はあることに関して本当に丁寧に
書いてあってさすがお金の人!!と思うことでしょう。
ただし内容はスカッと系ですけどね。
相手に思いやりがないクソ男はグッバイだわ。
あとは最後の作品かな。
あるトラウマを抱えて自分を失ってしまった母親のお話。
救われないと...続きを読むPosted by ブクログ -
お金にまつわるアンソロジー。
テーマがお金という身近でシビアなものなので、どれも興味深く読めた。
原田ひ香さん以外は、初めての作家さん。
「塾に行かない子どものための五つのクリンプス」が一番面白かった。Posted by ブクログ -
とても とても 旅をしたくなった。
海外は、ハードルが高いけど、国内ならすぐ行ける気がする!下田でイルカを見たいし、糸島の塩で握ったおにぎりを食べたい。ようやく、自由に、動ける時が来たのだから。Posted by ブクログ -
すきな作家さんの旅の話は、そこに行ってみたくなる
思い立ったときに気軽に出かけられないこともつらさを感じるけど、あったものがなくなっているのには悲しみを覚えるし、それが壊されてしまったものだったらなおさら非難してしまうだろう
“在る”こと自体が奇跡なんだと思えてしまえば、希望を持てるだろうか、絶望...続きを読むPosted by ブクログ -
女の嫌なところを煮詰めたような話、失敗から立ち直る人のほろりとする話、微笑ましい話と毛色の違う話が色々読めておもしろかった。
特に好きなのは、
廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?
わらしべ長者のつくりかた
二千万円の差額
Posted by ブクログ -
『わらしべ長者の作り方』が今の自分にドンピシャ!でした
会社を利用する.一生学び続ける.夢中になれる仕事を探す
もっと若い時から学ぶ楽しさに気づいていればよかったと、最近すごく思う
つい自分の子供には、早く気づいて欲しくてうるさく言いがちだけど、結局自分で気づかないとダメなんだよね
学ぶ楽しさを感...続きを読むPosted by ブクログ -
既存の作品を集めたのではなく、
この本のために書いたんだな。
それぞれの作品の主題というわけではないけれど、
現在のリアルな世界が描かれている。
数年後、読み返した時には
どんな気持ちになるのかな。Posted by ブクログ -
女性作家7人の旅をテーマにしたアンソロジー。
行先は京都、神戸、赤羽、広島、長野、ドイツ(ミュンヘン)、横浜。
初めて編に続いてこちらも読んでみました。
それぞれ友達や家族とのふれ合いが描かれていて、優しい雰囲気でとても良かったです。
住んでいた所や行ったことのある所と、食べ物の記憶は深く結び付い...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった。同じテーマでも、作者によって、こんなに料理の仕方が変わるんだなあと、当たり前のことだが思ってしまう。みんな、うまいストーリーテラーだと思う。Posted by ブクログ
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あの日の味は(☆☆)
京都で再会する女友達三人。青春の楽しかった事、辛かった事の日々を思い出して…
これを読むには未だ早かった。一話目でこれで読むのを止めようかと思った。
幸福のレシピ(☆☆☆)
パティシエの夫が東京で働くのを機に離れた神戸に訪れた琴子が思いがけず出会う新しいお店と思い出のお店を巡る...続きを読むPosted by ブクログ -
お金をテーマにした7人の作家さんの短編集。
2000万円や、FIREなどここ数年でよく耳にした
話題なんかもあり興味深かったけど、
わんこにかかるお金(12万円わんこ)や
趣味に費やすお金(廃課金兵は買い物依存症の
夢を見るか?)なんかが自分と違う目線で
書かれて疑似体験ってわけじゃないけど
心に残...続きを読むPosted by ブクログ -
安定の面白さ!
秘密と言えど、中身もシチュエーションも様々で、こんな発想の仕方があるのか〜と感嘆の声を漏らしながら読み進めました。
コロナ禍の出版とあって、時世を反映しているのも特徴的。
私的には、孤独の谷が1番すきでした。Posted by ブクログ