河野裕のレビュー一覧

  • さよならの言い方なんて知らない。8(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    遂に最強陥落。最期も駅に向かおうとするのは本当に月生らしかった。そしてヘビが厄介すぎる。ずっと読んできていたせいかカエル側の肩を持ってる。トーマの過去が気になる。恣意的に混濁症状を起こすって倫理的に良くない気がしてる。ユーリイが敵対するのか?あれは…『殺すことにした』は洗脳によってなのか他殺なのか…。さらにエピローグであった少女が気になる。キーパーソンなのか情報開示のモブなのか。続きが気になるよね。

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    2023年12月13日
  • 愛されてんだと自覚しな

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    ネタバレ

    とても驚きました。面白かったです。

    主人公の岡田杏が1,000年間転生し続けていると知り、読むことを決めた本ですが、徒名草文通録を巡る物語がとても魅力的でした。この物語の中に登場する様々な神様も自然と人間の日常に溶け込んでいて、正に平穏で満ち足りた、ただの日常のお話でした。
    登場人物の中にいる浮島龍之介のモノローグ的な部分でのとある言葉が特にお気に入りです。その言葉はこの物語の中核を担うような言葉だと感じましたし、浮島龍之介自身がその言葉を体現するような人間でした。とても好感を持てましたし、その言葉がより一層好きになりました。
    最後は読者の前提をひっくり返してきて、とても驚きました。また、タ

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    2023年10月31日
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)

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    ネタバレの境界線が分からないので詳細は伏せます。

    タイトルと装画の印象から淡い青春小説かな?と思っていたのですが、近未来的な三国志という例えがしっくりくる作品でした。特に最後の三行は衝撃ですね。

    本作『さよならの言い方なんて知らない。』の感想になります。

    河野裕さん初読みの本作はシリーズ8巻まで書店で見かけるものの、インフルエンサーの方々で絶賛の声を聞かないのですが私は絶賛します!!
    これは今の時代にテレビアニメ化していたら大ヒットする完成度だと感じますし、推し活したくなるキャラクターが多い印象です。(私は今のところ、秋穂がお気に入りです。)

    本シリーズも続編を追いかけていこうと思いな

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    2023年10月13日
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)

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    架空の世界におけるルール設定と、そのルールを活用した駆け引きの構想は常に自分の想像を上回っています。
    これだけの展開を最新から想定してシリーズを書き始めたとしたら驚異的な才能だと思う。

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    2023年09月26日
  • 君の名前の横顔

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    ファンタジー要素もあるけれどファンタジーかと聞かれたらファンタジーではないと思う。家族愛と名前の物語だった。血のつながりを呪いのように感じているのはとてもわかる。家族という容れ物を薄っぺらく思いながらも縋る気持ちもわかる。河野先生のなにかを失う物語は切なく悲しいけどうつくしい。「正しさ」というものを信じられる。

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    2023年09月24日
  • さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)

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    戦闘がなくても面白いです!相手がどう出るか読み合いの頭脳戦は健在で今回も驚く展開でした。次最新刊読むのが勿体ないくらい楽しみです。

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    2023年09月24日
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)

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    星5では表現できないほど好きです!先の展開が読めなくて夢中で読みました。個人的にそこまでハマる登場人物はいないのですがとにかくお話が面白い!!ただ続刊で主人公の香屋歩を警戒しだす人達にそうでしょそうでしょ〜と謎の優越感が出るほどには好きになってました。近くの本屋さんが宣伝されてて出会えたことに感謝です。

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    2023年09月18日
  • 愛されてんだと自覚しな

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    【ネタバレ無】【感想】
    ハラハラ!ワクワク!が持続して没頭!!
    輪廻転生のファンタジーでありながら現代を生きる様はリアル。

    神戸/姫路/城崎。
    舞台が身近で現実世界としても想像できる〜!

    巻き起こる思惑バトル。輪廻とのつながり。
    現代の出来事と輪廻の出来事を行き来して読者の頭も縦横無尽。
    好き!!

    日本神話も関連するので神社巡りが好きな方はよりなじみ深く感じられそう。
    とはいえ当然本書にはその知識がなくても楽しめるし、むしろ神話エピソード調べてみよっかな、と世界観に引き込まれる。
    それくらい登場する神様の性格も魅力的。

    世界観の設定=制約が序盤でさらっと潔く描写されるので、世界観を咀嚼

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    2023年09月09日
  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)

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    「もしすべてを見通す神さまが名言集を作ったなら、その大半は白紙なんじゃないかと僕は思う」

    何を言うかではなく何を言わないのか。

    余計な一言を1番言いたくなるときに言わないのが大切なんだろうなきっと。

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    2023年08月26日
  • 汚れた赤を恋と呼ぶんだ(新潮文庫nex)

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    捨てられた側ではなく、捨てた側の現実世界の話。お互いがお互いを捨てていたんだ
    「貴方は捨てたいんですか? それとも、拾いたいんですか?」

    人生で大事なのは足し算より引き算?

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    2023年08月24日
  • その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)

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    「ヒーロー」の定義は人それぞれ。人の成長は獲得より破棄らしい。自分も「自分の不必要な部分」を捨てよ。
    今は3冊目に突入中

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    2023年08月24日
  • 愛されてんだと自覚しな

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     千年を越える神を巻き込む恋物語の設定だが、すでに終わった恋の話。

     とある男女の恋に、神が嫉妬し呪いをかけた。
     これから先、二人は転生を繰り返す。
     女は今までの記憶を持ったまま生まれ、男と出会うと記憶を失くす。
     男は、女と出会えば今までの記憶を取り戻す。
     
     そうして男と女はこの千年、出会っては別れを繰り返してきた。
     そして現世、神戸にて千年の記憶を持つ杏は、ルームメイトの盗み屋・祥子に、ある古書の盗みを依頼する。
     その書物「徒名草文通録」をめぐり、人と神との思惑が交差する。


     最初の「この物語は、始まっているどころか、すでに終わっているのかもしれない」の意味を読み違えてい

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    2023年06月19日
  • さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    生きる意味とはなんなのか?
    生きる意味は過去ではなく、未来にある…
    生きる意味なんて、実はすごく身近にあるものでいいのではないか…
    全て自分の思い通りになる世界は決して満たされない…
    この考えを自分の頭の中に取り入れたいと思うけれど、なかなかスーっとは入ってくれないものだな。
    でも、とても大切なことを言っているということはわかるから、ゆっくり一文字一文字噛み締めて読みたくなるような話だった。

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    2023年06月09日
  • 猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1

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    河野裕さんの作品が大好きで、やっと読めた。
    やっぱりとても良かった。能力の種類はもちろん、その使い方も、面白かった。

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    2023年02月25日
  • 少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7

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    幸せを願うことを、否定したくない。
    諦めて受け入れるのが正しいのだと思い込みたくない。
    ずるくても奇跡的でも、完全なハッピーエンドを求めたい。(78ページ)
    .
    理想には届かなくても、進むことには価値がある。
    世界中のみんなを救いたくて、今はひとりしか救えなかったとして、それが無価値だと考える方が愚かだ。(260ページ)

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    2026年02月07日
  • 少年と少女と、 サクラダリセット6

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    誰かひとりが命を投げ出せば世界を救えるとして、そのひとりが死んでしまう必要なんて、なにもない。怖ければ逃げ出せばいい。(217ページ)
    .
    特別な力を否定して。
    悲しみを受け入れて。苦しみに耐えて。できないことは、できないと割り切って。限られたものから最良を探すのが、頭の良い方法なのかもしれないけれど。理性的で、優秀な人間のやり方なのかもしれないけれど。
    でも、本当に悲しいとき、それを受け入れるのが正解なのか。
    全部、諦めろというのが、正義なのか。
    たとえば能力で救われた人に、やっぱり間違いだったから、もう一度苦しめというのが正しいのか。
    (248ページ)

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    2023年01月26日
  • 片手の楽園 サクラダリセット5

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    苦手であることを、悪いことのように言わないで欲しい。苦手だという感情を、安易に踏みにじられたくない。(188ページ)
    .
    逃げるとか、誤魔化すとか、閉じこもるとか。
    人が必死に幸せになろうとする行為を、悪いことのように言うべきじゃない。
    弱い人間の戦い方を、頭から間違っているように、表現するべきではない。(217ページ)

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    2023年01月23日
  • 機械仕掛けの選択 サクラダリセット3

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    きっとこの世界の基盤には、不幸と、悲しみがある。重力によって地面に引き寄せられるように。あらゆる人は、生き物は、物体は、悲しみへと向かう力をいつだって受けている。だって、そうでなければなにかが死ぬ必要なんてない。なにかが壊れてしまう必要なんて、ひとつもない。(169ページ)
    .
    綺麗に笑えなくてもいい。それは、仕方がない。人の表情というのは、本質的に歪なものなのだと思う。感情によって歪んだ顔が、表情だ。(296ページ)

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    2023年01月14日
  • 魔女と思い出と赤い目をした女の子 サクラダリセット2

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    すべての人の、すべての死は、きっとどこかに悲しみを含む。(91ページ)
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    なにも、求めていない。
    ただそこに、彼の意思があればいい。他に必要なものなんてひとつもありはしない。(100ページ)
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    私は、私の愛を確信したい。
    できるならそれを、確信してから死にたい。(162ページ)

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    2023年01月08日
  • 猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1

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    世界中のすべての断言には、嘘か、信仰か、感情が混じっている。(195ページ)
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    悲しみの感度が良好だということは、つまりそれだけ優しいということだ。人の優しさには、無条件で肯定されるだけの価値がある。(302ページ)

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    2023年01月04日