河野裕のレビュー一覧

  • 君の名前の横顔

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    「刷り込まれた常識」が「正義」に化けるとき、世界から何かが喪失する

    奪われた大切なものを取り戻す兄弟を描くローファンタジー

    愛して壊したくないが故に、お互い慎重なスタンスを保とうとする彼らの純粋さが胸を打つ良作品です

    果たして本当にファンタジーと言い切れるのか?
    自分もロストして全く解らない側の人間かも知れない


    怪物(ジャバウォック)の定義が長い
    それ以外は推しです

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    2021年12月25日
  • ベイビー、グッドモーニング(角川文庫)

    ネタバレ 購入済み

    文章が美しい

    プロローグで引き込まれ、1章に行くと雰囲気が少し変わり短編4作が始まります。最初のプロローグの事など忘れた最後短編を締めてくれる終わりのプロローグ。文章もきれいだけど、話の作り方もきれいであっという間によめました。

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    2021年12月09日
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)

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    SF作品をあまり読んだことが無かったですが、とても物語の持つ世界観に引き込まれました。王道少年漫画のような能力バトルなようでもあり、逆転劇が見逃せない映画のようでもあって、どんどん読み進めました。
    今後どうなるんだろう、、とても続きが気になります。

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    2021年11月03日
  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    この巻では階段島の謎の多くが明らかになった。いつものことだが、七草の抽象的で詩的な言葉がものすごくよかった。何が何を比喩しているのか、何を言いたいのかを自分で考えることで没入感が増した。この抽象的な言葉そこが階段島独特の幻想的だ不思議な雰囲気を醸し出しているように感じた。
    ピストルスター=真辺(or堀)
    脆い黒=夜空=七草
    このようにさまざまな分に比喩が紛れていて注意深く読んではっとすることも多かった。

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    2021年09月04日
  • その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)

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    シリーズの中だと一番好きな話。
    みんな純粋で綺麗、透き通ってる。
    この物語は、主人公が一番と言っていいほど謎なところが面白い、、。

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    2021年09月04日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    本作の著者の本は他の本も一通り読んでいますが、箱庭物(という表現が正しいのかわかりませんが)のように、限られた空間での世界観やその中で起きる出来事をすごく丁寧に描写される方だなと思います。
    このシリーズはタイムリープを繰り返して少年が理想とする世界を手に入れるというのが大きなテーマだと思っていますが、初巻の本作は一番それが色濃く出ていると思います。浅井ケイの願いがキレイで読んでいて何度でも読み返したくなる作品です。

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    2021年07月17日
  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)

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    人によっては回りくどいと感じるかも知れないけれど、表現が好きだ。言葉の誠実さの難しさを感じる。
    2021/5/14

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    2021年05月14日
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    戦闘シーンは本当に秀逸。個人的に「ダークハート」中のキドさんを見てみたい。
    今回で架見崎の本当の姿に近づく。今までミクロにしかみてこなかった世界をマクロ的に俯瞰するきっかけとなった。


    再読
    今までの根底を覆すような設定の恐怖。ヘビの恐怖。なんだか、それまで行っていた命懸けの戦争さえ少し平和に見えるほどのメタな恐怖。生身の人間だと思っていたのに実はAIの一部だったと知った時の恐怖。冬間美咲は現実では死んでいないということには少し安堵した。だが、現実の300倍で時間が進むほど今まで見てた世界がこんなにちっぽけだったと知ると、そのマクロ的俯瞰にちょっとクラクラした。

    私がアポリアを使ったら、ア

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    2021年05月14日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション

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    巻を重ねるごとにミステリ度が上がって行っているような気がする。紫の指に関してもだんだんと真相に近づいている感じ。ノゾミが海辺から離れたのは、もしかするとこの長い物語の結末のキーマン的存在だから?などと深読みしてみたり。解釈の仕方は色々あるだろうし、結末がどうなるかは作者にしか分かり得ないこと。なので、この物語の結末まで一読者としてついて行きたい。

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    2021年05月09日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

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    北野坂、学生時代、友人とよく遊びに行ったことがあるために、本屋で気になり購入。推理というよりもストーリーテラーがストーリーを紡いでゆくこのスタイル。くせになる。面白かった。

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    2021年05月09日
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    架見崎での2ループ目。
    ブルドックス、ミケ帝国、PORT、平穏の国、キネマ倶楽部、月生の6チームの戦いがメインの回。

    最後のQ&Aではまさかの、「人を生き返らせる能力」が存在していた、ことにとても驚いた。

    引き続き明らかになっていく架見崎の実態を楽しみにしています

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    2021年05月03日
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    大枠は架見崎という異世界で繰り広げられる能力バトルもの、サバイバルの話しだが本作の主人公香屋は戦いの能力は一切もたない。
    代わりに架見崎について、運営に1月(1ループ)に1度質問をできる能力を獲得した。

    極端に臆病な性格の香屋が、その情報と頭脳で戦わずにサバイバルしていく姿はとても面白いです。

    今後も戦わずにどうやって生き残っていくのか、架見崎とはなんなのか明らかになっていくのを楽しみにしています。

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    2021年05月03日
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    何が食い違ってると違和感を思いながら読み進めてようやく真相にたどり着いた。もやもやが解消されて一安心。
    ホントに仮想現実で生きられたら、どちらが現実の世界と言えるのか。どちらで生きたいと思うのか。そんな事を考えさせられる5巻でしたね。
    コロナで引きこもってる生活が続いてる今だからこそ、もういっそうのこと、仮想世界で生きるのもありなのではと思った。まぁまだ技術が追い付いてないので夢物語だけど。

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    2021年05月02日
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)

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    伏線が回収されたと思いきや、また謎が生まれて、次から次へと不穏な展開が続き鳥肌が止まりません。この先どうなるのか。怖いですが見届けたいです…まさかあんなことになるとは思わなくて。どうやってエンディングを迎えるのだろう…

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    2021年04月10日
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)

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    話の展開に驚き、歯車が急速に回転し始めたような感覚になりました。あぁ、やっぱりこの物語はどうしようもなくおもしろい。

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    2021年03月22日
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    オビに「だからどうか、本作まで読んでください」とある意味は、よく分かる。

    だってそうでないと、架見崎が救われない。

    人間が生み出した、人間を超えた楽園。
    アポリアは、あらゆる幸せを叶えてくれる代わりに、人から生きる力を奪ってしまった。

    どんな願いも叶い尽くしてしまった時、人は満足して自死を選んでしまう。
    仮想の幸せは、現実から創造という営みを奪い去ってしまう。

    ならばアポリアを抱えながら、人間が生きていくためには、一体何が必要なのか。
    その答えを、物語に、虚構に求める所からスタートしたのが主題なのだろう。

    私は、河野裕の描く世界が好きなんだと思う。
    トーマにとっては、架見崎も、歩も、

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    2021年03月11日
  • サクラダリセット(角川文庫)【全7冊 合本版】

    購入済み

    今更レビューなんて、要らんだろ

    タイトルの通り、今更である。既に評価が定まっている、良本である。イラストが欲しい方は、角川スニーカー文庫の方の合本版を選ばれた方が良いであろう。まあ、こっちの方が少し安いが。文章はおそらく、こっちの方が進歩してるのではないか?作者の手が入っているようなので。とは言え、基本的に内容は一緒のはずである、どちらでもそんなに心配せず購入して欲しい。(こっちは、基本的にイラストはありません)

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    2021年03月08日
  • さよならの言い方なんて知らない。3(新潮文庫nex)

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    待ちに待った続編でした。またしても近くの書店にはなく、取り寄せてもらった記憶があります。届いてから、すぐ読み、登場人物一人一人への思い入れが強くなっていったことを覚えています。
    一人一人の気持ちがあって、仲間を思う気持ちがあって、成り立っている素敵な作品です。
    本当に好きだなぁと思った作品です。

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    2021年02月15日
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)

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    続編を心待ちにして、発売日に買いに行きましたが、近くの書店にはなく、取り寄せた記憶があります。前作からどんな展開になっていくのかと心待ちにしていました。読み進めていく中で、登場人物と私自身が一緒に成長していくような錯覚を覚えました。本当に好きだなぁと思った作品です。

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    2021年02月15日
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)

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    本当に好きだなぁと思った作品です。SFというか、だれもが主人公になれる作品だと思いました。この一冊で完結すると思い、読み進めていたので、最後の展開に驚きました。これからどうなっていくの、と思いながら次回作にとても期待を馳せた作品です。

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    2021年02月15日