河野裕のレビュー一覧

  • 彗星を追うヴァンパイア

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    ネタバレ

    科学とファンタジーが組み合わさった物語で、評判も良さそうだったので読んでみました。(勝手な表紙のイメージから)ハラハラドキドキ系かと思っていましたが、予想と違い、淡々としたストーリー展開でした。でも最後の方はページをめくる手が止まらず、切ないもののタイトルと伏線の回収が見事だったと思います。

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    2024年11月16日
  • 彗星を追うヴァンパイア

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    初めて味わう読書体験、そして彗星の如く一瞬だけど、長く尾を引く読後の余韻。
    うまく言葉にできないし、この本の中に正解は記されていないけど、考えることはとても美しくて心躍ることだと改めて思わされた作品でした。

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    2024年11月15日
  • 彗星を追うヴァンパイア

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    学問を愛した青年と人間を信じた怪物の友情が歴史を動かしていく物語。歴史上の出来事や人物が次々に登場する展開に心が踊り、史実を知っているからこそ先を思い苦しくもなった。タイトルに収束するエンドロールが素敵。

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    2024年11月15日
  • 彗星を追うヴァンパイア

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    名誉革命が就るまでのイングランドが舞台のファンタジー。物語としての面白さ以外にも、学問について考えさせられる部分があって良かった。《学ぶことにおいて、未知とは敵ではなく親密な友人でなければならない》この小説を象徴する一文には深い感銘を受けました。

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    2024年11月11日
  • 少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7

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    作者の言葉の選び方が好きだ。
    ここにきてこの能力が活きるのかと驚く場面も多かった。
    そして、ケイと春崎の想いの強さにもなんだかグッとくるものがあった。

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    2024年10月01日
  • いなくなれ、群青(新潮文庫nex)

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    悲観主義と理想主義の矛盾がテーマの作品、主人公七草の良くも悪くも捻くれた表現が面白い。続編も読んでみたくなった

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    2024年09月07日
  • 昨日星を探した言い訳

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    これはいい青春小説。
    うだるような夏ではなく、5月の気候の8月の夕方みたいな。
    現実には有り得ないけど、きっと多くの人が憧れた、欲しかった青春ってこんな感じではないでしょうか。

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    2024年08月25日
  • 君の名前の横顔

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    ネタバレ

    氏らしい哲学性をまとった作品だった。最初はあまり氏の作品ということを意識せずに読んでたんだけど、途中から徐々に作品のボルテージがあがっていく感じに、あぁそうだったそうだったと思い出した。

    テンションが上がるのとはある意味真逆で、世界は深いところに沈んでいくという印象。氏の作品は登場人物たちも読者も常に自分と向き合うことを求められる。今回の作品に限った話ではないけれど、自分という存在は、その名前を通して、そして他者を通して存在しうるということなんだろうかなぁ。

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    2024年08月19日
  • いなくなれ、群青(新潮文庫nex)

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    再読。

    七草は大好きなんだよね
    まなべゆうが。


    昔は私もまなべゆうのまっすぐさに
    あこがれてたけど
    今は自分のままでいいって思える。


    会って話してみたいのは
    などさんかなー


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    2024年07月20日
  • 昨日星を探した言い訳

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    ネタバレ

    ふたりの理想主義者、弱いままだった自分。
    河野氏の作品はこの描き方が美しく好きです。
    現実離れしているのかもしれませんが、。
    ふたりの理想を新たに再構築していく物語。彼女にとっての太陽は彼だったのだと、二人の星を取り戻して時計の針は進み始めるのだと

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    2024年06月17日
  • いなくなれ、群青(新潮文庫nex)

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    自分が捨てられた存在だと知りながら生活するのはどんな気分なのだろうか。割り切りながらそれでもと思える主人公は強い人だなぁと思った。

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    2024年06月09日
  • その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    階段島シリーズ2作目。

    クリスマスを目前にした階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えなくなったのだ。
    ハッカーが犯人とされ、真辺由宇はハッカーを探す。そんな最中、豊川という少女のバイオリンの弦が切れてしまう。豊川のために弦を探す佐々岡。島にはクリスマスの7不思議の噂が流れる。

    実は豊川は自分でバイオリンの弦を切っていた。
    演奏のプレッシャーから逃れるためだ。また、7不思議の噂も彼女が流していた。そんな彼女と向き合い、自分と見つめあわせることで演奏会を成功させる佐々岡。

    物語では、島の魔女が堀であることが判明する。バイオリンの弦を島にもたらしたのも、魔女である堀であった。クリスマスカ

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    2024年05月07日
  • さよならの言い方なんて知らない。3(新潮文庫nex)

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    『さよならの言い方なんて知らない。3』の概要と感想になります。

    概要です。
    シリーズ3巻目ですので、ざっくりと。
    架見崎という広大な異世界?で繰り広げられるポイント争奪戦、前作でチーム勢力図は大きな変化を遂げた。
    仕掛人の1人である香屋歩は誰も描かない架見崎の未来を想像し、誰も気づかないうちに創造していく。架見崎で1番のポイント所持者である月生が多勢力のターゲットになった本作で、また香屋歩は生き抜くためのカードを捲っていく。

    感想です。
    前作以上にアクション性が高くなっている本作でしたが、映像で味わいたいと思ってしまいます。さぞかし月生はイケオジなんでしょうね。(脳内では呪術廻戦の七海建人

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    2024年03月31日
  • 猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1

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    河野裕がうらやましい。
    再読で、なお私の感性を殴りつけてくるような文章を読ませてくる。
    この表現が書きたかった、そのフレーズであふれている。

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    2024年03月21日
  • サクラダリセット(角川文庫)【全7冊 合本版】

    購入済み

    綺麗な話

    言葉が遠回りでとっつきにくいところはあるけど、私は好き。
    正しい表現をするために遠回りしているような文章。

    なにより能力という美しい設定がいい。
    世界観も統一されていて読んでいて引き込まれた。

    ちなみに本編とは関係がないけど、「ホワイトパズル」という短編も収録されていて、それが一番好きだった。

    #深い #感動する

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    2024年03月07日
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    自分がどのように捉えていたかの記録の意味でのメモ。

    架見崎は一体なんなのか。
    AI感を出さないように意識されている気はしたが、仮想世界なのではという仮説はあった。しかし、微妙な知識の食い違いは何を意味するのかわかっていなかった。
    (並行世界とかいうSF的な話なのか?と思いつつそれは安直なアイディアとも思っていた)
    一部の登場人物たちは特別な役割と持っている様子なのも運営という安易な発想しか持てていなかった。
    まさか、ほとんどが作られたデータだったとは、そして命を失ったと思われていたヒロインが生きていて、むしろ主人公の命がなかったとは。。

    驚きつつ、ほとんど生きた人間が存在しないこの世界の話

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    2024年02月12日
  • さよならの言い方なんて知らない。8(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    月生さんと白猫の対決
    はらはらしながら読みました
    まさか月生さんがここで退場になると思ってなくてびっくりしました
    ヘビとの戦いはすごく頭を使いながら読んで、読み応えがありました
    ユーリィが好きなので続きが気になります

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    2024年02月06日
  • 愛されてんだと自覚しな

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    ネタバレ

    キッカケ不明の『愛されてんだと自覚しな』(河野裕)。

    自身がヘビ&オオカミ好きで気になったのかもわかりません。

    輪廻転生の話も『犬夜叉』(高橋留美子)や『神風怪盗ジャンヌ』(種村有菜)、『美少女戦士セーラームーン』(竹内直子)など、子供の頃に何度か触れたという事もあって、

    久々に関連話を読みたくなったのかもしれません。

    いずれのキッカケにせよ、楽しめましたし、切なくもなりました。   

    輪廻転生を1000年繰り返し、生と死、出会いと別れの連続だし、

    途方もない時間を過ごしているわりには2人の時間は短すぎるし…

    非常に切ない。

    しかしその切なさを感じられるからこそ何か惹かれる部分

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    2023年12月22日
  • 愛されてんだと自覚しな

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    ネタバレ

    「人と神とが駆け回り、時を超えた愛と欲とが入り乱れる、けれどその背景のスケールに比べればずいぶんこぢんまりとした物語」
    これは盛大にネタバレた感想を書きたい。

    いやー、騙された!
    一千年の想い人が「だれか」については序盤で勘付いてはいたものの、「どっちか」については考えようともしてなかった。
    しかもこれが設定の妙で、どっちなのかを誤認するということは、もれなく"愛することで失くす"ことと"愛することで得る"ことの誤認でもあるわけで、まんまと作者が意図したとーりのポイントで、本編が後日談だったと気付かされるという……。
    読者としては優等生さながらに騙され

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    2023年11月13日
  • 愛されてんだと自覚しな

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    設定が特殊で一瞬「?」になったのですがテンポよく話が進むのですぐに入り込めました。ドタバタ気味ですが読みやすくまとまっていたと思います。たしかに、しあわせなだけの後日談で、読んでいて胸があたたかくなりました。河野先生の台詞回しやキャラクターの思想が毎度好みです。

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    2023年10月29日