つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

572円 (税込)

2pt

大学生のユキが出会ったのは、演劇サークルに所属する大野さんと、シーンごとにバラバラとなった脚本に憑く幽霊の噂。「解決しちゃいませんか?」とユキは持ちか けるが、駆り出されるのはもちろんあの2人で……。

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つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前作よりこちらの方が、私には数倍面白かったです。やはり幽霊にも話を聞きながら、作家と元編集者のコンビで事件の真相に迫るのですが、才能ということについても考えさせられました。作家でいつづけられる人間について述べた個所が、とくに印象に残っています。ナルシストか、リアリスト。どちらかでないと、追い求める理

    0
    2014年04月21日

    Posted by ブクログ

    感想を書くのを忘れていました。少し読み返して、今更ながら感想文を書いています。

    順番がわからない脚本。どれが正しい順番なのだろう、という純粋な推理要素も含みつつ、結果は想像を越えてくるお話です。
    自殺した天才脚本家の宵野ランについて探る中で、
    レイニーの人柄(幽霊柄)がよく伝わり、一気に親しみやす

    0
    2023年04月14日

    Posted by ブクログ

    シリーズものと気付かずに読んだ
    だけど、関係なく面白かった
    これから前に戻っても多分問題なさそう
    なかなか良いのでシリーズ全部読む
    そう言えば、関西の話なのに関西弁出てこないからあまり関西っぽくない
    神戸の話だとこんなもんか
    あとバスティーシュが気になる

    0
    2021年05月16日

    Posted by ブクログ

    作家の雨坂続と喫茶店オーナー佐々波蓮司の二人が探偵として、未完成の脚本の謎を探り、新たな再生を生みだす希望の物語だ。この二人は、一見子供っぽいところがありながら、すごく大人なんだよなあ。いろいろなもののストーリーが見えてしまう雨坂には、私などはなかなかついていけない。天才肌の探偵のようだ。小暮井ユキ

    0
    2020年04月17日

    Posted by ブクログ

    河野裕のつれづれ、北野坂探偵舎2を読みました。

    小説家の雨坂とその元担当編集者で今はカフェ経営をしている佐々波が登場するミステリーの2作目でした。
    佐々波は幽霊が見えるという能力があり、この世に未練を残している幽霊が物語に登場します。

    今作では大学の演劇部で未完成の戯曲を遺して亡くなった人とその

    0
    2020年03月24日

    Posted by ブクログ

    余計なことがらを排してさっくりまとまった一冊
    劇中劇をするとこの作品の
    というよりこの作者の作品の劇的であることに自覚的であることがよくわかる
    鏡に映して対称を照らすのと同じく
    小説の題材にもならないありふれた事柄に映して
    お話になるだけの出来事は
    いかに日常と対称して劇的であるべきか
    そんな創作に

    0
    2018年10月25日

    Posted by ブクログ

    SNEのコンベションでご本人を見かける機会があったので、どんな作品を書く人なのだろうと思って買ってみましたが、とても素敵な文章で驚きました。
    ファンになったかも

    0
    2014年08月03日

    Posted by ブクログ

    レイニーの登場により更に謎が増した二作目。河野さんのいつもの感じが戻ってきた気がする。三巻目にも期待。

    0
    2014年07月15日

    Posted by ブクログ

    編集者&作家コンビの2作目。

    前作よりずっと好き。ばらばらになった脚本の順序を探る、ということ自体が、コンビの職業に合っているからかもしれない。し、ネタ自体が自分の好みだからかもしれないけれど。

    「著者には書けない」。なるほどね。切ないね。

    探偵役ふたり(というかおもに小説家の方)の才能こそが

    0
    2014年05月31日

    Posted by ブクログ

    シリーズ2冊目。今回は長編。
    ユキが大学に進学しその大学で出会ったラバーグラスという演劇部の練習中に現れる幽霊についての依頼を受ける。

    0
    2014年04月10日

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