【感想・ネタバレ】いなくなれ、群青(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎……。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。

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Posted by ブクログ

たんたんと、一歩一歩進んでいく作品。
オイラはこういう起伏がない作品、わりと好き!

ご一読をお勧めします!

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

自分の大切なモノを無くした人が集まる”階段島”

島に来る前の記憶と島に来た経緯が全くわからない、、
どうしたら元の生活に戻れるのか?
島を管理している”魔女の正体”は?

惹かれる設定が多く、階段島シリーズを最後まで追っていきたい気持ちにさせてくれる1作目でした!

時間をかけてゆっくり楽しみたいです笑

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

祭りじゃあーーーー!\(^o^)/

というわけで祭りを始めます
何の祭りかって?
決まってるでしょーが!
決まりきってるでしょーが!

グループSNE祭りじゃー!

うん、グループSNE読みまくりじゃー!

一旦落ち着こう

そもそもグループSNEとはなんぞや?
簡単に言うと、ひまわりめろんの「青春」そのものです

(グループSNEが何かを知りたい人は勝手に検索して下さい)

高校のときなんかもうグループSNEにどっぷりだったのよ
なので色々読み返してみようかなーって思ったのです

ひまわりめろんさんは高校のときは、ちょっぴりヤンチャ組とどっぷりヲタク組の両方に所属するという稀有な存在だったのですが、どっぷり方面の思い出は、グループSNEが濃いんよなー

そして、本作はもうグループSNEど真ん中よ
この昔のヲタが喜びそうな設定よね
当然わいも好き
変則的ボーイミーツガールとでも言いましょうか
ちょっぴりSFチックで、なんだかよう分からんけど、高校生男子と高校生女子は運命的に結びついてるのよな
ヲタ系高校生はここになんかもううわーってなるのよな
夢見ちゃうのよな

うんうん分かる分かる

とか言いながら、ちょっぴりヤンチャ組にも所属してたわいは普通に彼女とかいたので、もうどっぷり組からは裏切り者と目されておりました

よし!グループSNE読むど!

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新潮文庫創刊10周年の記念カバーにて販売されていたので、手にとってみました。 学園物の推理小説と思いきや、ある若いカップルの純愛を描いた恋愛小説とも取れる内容でした。 自己を犠牲にしても相手の全てを守ろうとする主人公と、その気持ちに応えたいと思う不器用な彼女。 すごく爽やかで心温まるラストシーン。 続編がある様子なので機会があれば読んでみたいと思います。

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2024年11月16日

Posted by ブクログ

──この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる──


ひまわりめろんさんがこのシリーズを読んでいて面白そう♪
と手に取った本です
ありがとうございます ♡‧₊˚

ところでグループSNEって何?
もちろん検索しましたよ
へぇ~!
全く知らなかったです( ̄ω ̄|||)




ちょっと不思議な世界〝階段島〟
この島にはおよそ二千人が暮らしている。
僕たちは平穏な日常を送っていて、そして、誰ひとりとして島を出ることはできない。
階段島とは、捨てられた人々の島…


なんとなく村上春樹の描く世界と似ているかな?
と思った。
でもね、めっちゃ青春!
ヒリヒリするよぉ₍₍ (̨̡⸝⸝´꒳`⸝⸝)̧̢ ₎₎

シリーズ全6巻
少しずつ読んでいこうかな(*´▽`*)

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

Twitterで読書系の垢で勧められていたので読んでみたんだけどとっても当たりだった!!
綺麗で雪の結晶みたいに輝く透明感のある文章表現が私にはとっても好ましくて、文体が好きなのでシリーズも読んでみたい
どこまでも真っ直ぐな真辺と、悲観的な七草。ナドさんめっちゃ好き

ここは捨てられた人が来ると言う島、階段島。
来た人はこの島に来た時の記憶がすっぽり無くなっている。
失くしたものを見つけないとこの島からは出れないというが…
階段島でそこそこ平穏に暮らしていた七草の前に、幼なじみの真辺が突然あらわれて…
彼女を無事島の外まで出せるのか!

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2025年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと不思議な世界が広がっていて、ちょっと中二病っぽい(?)主人公の言い回し。けどこのミステリの核心に迫るにつれどんどん引き込まれる感じ。
以下はネタバレになるけど、
"成長"の傍らには自分の中で捨てた自分がいる、ということ、これが今までは考えたこともない発想だった。
そして自分が恋する相手の捨てられた部分に出会ったとき、走り出してしまうまっすぐさはいかにも青春って感じ。
個性が、人と人の関わりの中で、または大人になっていく中で、そのままである尊さと丸くなっていく必要性。なにが正しくて間違ってるのか、ぐるぐると考えさせられた。

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2025年09月10日

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映像化された「青春ミステリ」ですが、なかなか面白かったです
序盤は少々取っ付きにくかったですが、だんだん物語の行く末が気になりだし、あっという間に読んでしまいました

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2025年08月31日

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失くしたものは、何か。
心を穿つ青春ミステリ。
「階段島」シリーズ、開幕。

やっと!理解したよ!妹よ!
映画中に寝ちゃってほんとごめんね

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2025年04月07日

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ネタバレ

七草と真辺の関係性が面白いと思った。
自分の性格が真辺とよく似ていて、理想を貫きたいと思う心境に共感できた。そんな真辺の人格が七草は自分にないものを持ってるから、好きなんだろうと思う。反対に真辺は自分についてくれる人が居ないから孤独を感じていて、それを埋めてくれたのが七草なんだろうと思う。

捨てられた人格が集まった島。
もし自分が主人公ならどんな人格を捨てるだろうかと考えてみたが、うまく言葉にできないと思った。
自分で自分自身の人格を理解していないからなのか
自分にコンプレックスがあるとしても何かよく分からない。改めて自分に対して向き合えるような小説だった。

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2025年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ


本棚の目立たないところに置いてあった、学生の頃に読んだ記憶がある作品。だが、表紙以外ほとんど覚えていなかったので最後まで初見の気持ちで楽しめた。

階段島の暮らしぶりがとても綺麗で羨ましい、好ましい。捨てられた自分自身がいるとはいえ、階段島に悲しみや切なさはあまり感じなかった。

私は、七草的な考えを持つ。また(真辺ほどの理想主義者ではないとは思うが)真辺のような友人もいる。なので読んでいて、七草と同じような感情で読み進めていた。七草のように、自分が我慢すればことが上手く進むと思っている。正しさを信じ、理想を語る人を怪訝な目で見てしまい、理解ができない。その曖昧さに時に愚痴ってしまうこともあるけれど、言い換えるとどこかで理想を追い求める姿を眩しく感じている気がする。それでも、やっぱり波風を立てず平穏に生きることが性に合っているし好きな生き方である。

ただ七草と違って、真辺への恩はないので七草以上に真辺の理想に圧倒されてしまった。しかし、自分自身を捨てることで成長するわけではないと魔女を批判するといった旨の真辺には賛同できた。自分自身をも受け入れて生きていくことの方が、俯瞰的な考えを持ちあわせることができると考えているため。

プチミステリーという感じで、読み進めるまで結末や仕組み?が私には分からなかったので面白かった。魔女は何者なのかしら。何者でもないのか?続きもぜひ読みたい。

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2025年01月13日

Posted by ブクログ

悲観主義と理想主義の矛盾がテーマの作品、主人公七草の良くも悪くも捻くれた表現が面白い。続編も読んでみたくなった

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2024年09月07日

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再読。

七草は大好きなんだよね
まなべゆうが。


昔は私もまなべゆうのまっすぐさに
あこがれてたけど
今は自分のままでいいって思える。


会って話してみたいのは
などさんかなー


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2024年07月20日

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自分が捨てられた存在だと知りながら生活するのはどんな気分なのだろうか。割り切りながらそれでもと思える主人公は強い人だなぁと思った。

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2024年06月09日

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ネタバレ

不完全な人たちだらけの世界。元の場所に戻るには、「無くした」ものを探さないといけない。最初は世界観がつかめなかったけれど、最終盤になって「そういうことか…!」と理解した。大人になる上で、無くしていかなければいけない部分、自分の愛せない部分、みんなそれぞれあると思う。それを切り捨てることは肯定的に捉えられがちだけれど、中にはその切り捨てた部分を愛してくれる人もいる。捨てないで抱えて生きていかないといけない物事もあるんだろうな、と思った。ほんの少しだけ、自分の中にある完全ではない部分を愛せた気がした。

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2024年05月13日

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「失ったものは、何か。心を穿つ青春ミステリ。」

生きていれば色んな感情が生まれては沈められ、その度に何かを得ては失われてゆく。
失われたものって何だ?
大人になるに連れ、手元に残ったものだけが「今の自分の姿」だと思うようになった。
これまで手放したものたちの中に、自分が自分たらしめるものがあったのではないか。
幸せを得るために不幸を受け入れることも覚えた。
だから少なくとも不幸ではないと言えるのに。
なのに この本を読んでこんなに 切なくて眠れなくなるのは 一体なぜなのか…

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2024年03月24日

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苦手じゃないタイプのやや恋愛青春小説。自分ってリア充系でなくて、拗らせてる厨二病系なら恋愛ぽくなっても大丈夫なんだと気づく笑
舞台設定はファンタジーですね。
シリーズ開幕って背表紙に書いてあるけど、このまま終わってても良い気がする。

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2023年11月26日

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ある夏、気がついたら4日間の記憶をなくして「階段島」についていた少年、七草。親も知り合いもいない、本土から隔絶された島の街で、同じく親のいない友人とともに学校に通う。島に来て約3ヶ月たった11月のある日、七草は初めて知った顔に出会う。それは小学校の同級生で、中学の時に引っ越しで別れた真辺由宇だった。真辺は現れた初日から、島を出ることを画策し始める。島を出るために必要なのは、「その人が失くしたもの」が何だったかを思い出すこと…。

表紙がアニメ調だし、新潮Nexというライトノベルの多いレーベルから出ている、おそらく色々と有名な作品なのだろう(予備知識無し)。まあ、多分青春小説だろうねと読み始めたら、ちょっとしたライトSF(すこし・不思議)だし、なにか純文学の雰囲気のあるテーマと文章である。

なぜか外界とは切り離されており、逃げることが出来ないという階段島という島、謎の魔女や灯台にいる遺失物係という、ライトノベルというか、漫画的なファンタジー設定で、その辺は曖昧なまま話は進んでいく。そのあたりでファンタジー設定を押し通したりするわけではないので好感が持てる。

落書きをしているのは誰なのか目的はなにかというところに焦点を当てて読むか、日常的な部分を読むか、なくしたものが何なのかという部分を読むか、いろんな読み方が出来るとものではあるが、ちょっと不思議な純文学的なものとして読んだところ、なかなか面白かった。

青春小説として読んだ場合は、少し物足りないものを感じるかもしれない。そういう作品である。

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2023年08月19日

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七草がもつ世界観をもっと深く追体験できると思ったけどそこまでではなかった。
途中までは結構面白かったけど、先が読めてからは残念だった。もっと壮大な何かがあると思ってしまって期待しすぎた感はある。

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2025年12月08日

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ネタバレ

 村上春樹を思い出させる語り口だが、彼ほど陶酔的でなく、個人的でない部分は、村上春樹が好きな人と嫌いな人がいるように、この作品もまたしかりなのだと思う。
 ライトノベル文庫なので、表紙の感じからしてターゲットは中高生向けに書かれた本だと思うが、大人が読んでも十分耐えうる作品になっていると思った。
 自分のこれまでをこういった形で考えたことがなかったのですごく新鮮だったのと同時に、過去の恥ずかしい自分や今はなかなか出せていない当時の自分もどこかの島にいるのかと思うと、久々に会いたくなった。
 最後の最後まで話の結末が見えず、ワクワクしながら読めたこともいいことだったと思う。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ちぃーと昔に、

祭りじゃあーーーー!\(^o^)/
グループSNE祭りじゃー!

と、ひま師匠が騒いでいました

なので手にとりました、、、
というわけではございません
ひま師匠、すみませんm(_ _;)m


だけど、aoiさんはSNE祭りに惹かれて手に取ったのかもしれません

たぶん違うな

たぶんでなく絶対に違うな

だって、SNE祭りではなくこのシリーズに興味があってと言い切ってましたからね


で、私はaoiさんのレビューに書かれていた「村上春樹の描く世界と似ているかも」という一文に惹かれて手に取ったのです

んで、読んでみた結果、春樹の世界観に似ている気がします

んでんで、気になってウィキってみたら河野裕さんは影響を受けた作家として村上春樹の名を挙げてるじゃないの!

じゃあ、間違いないよ
河野裕さんと春樹の世界観は似ている

たぶん、、、

念の為、シリーズを追いかけて見ようと思います

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「階段島」と呼ばれる不思議な場所を舞台にした青春ファンタジー小説。そこは、捨てられた人間だけがたどり着く島。島から出るには「自分が失くしたもの」を見つけなければならない。

主人公の七草は徹底した悲観主義者。対する真辺は理想を追い続ける少女。島からの脱出をめぐって、痛みを伴なおうとも突き進む真辺と、小さな損失であっても拒む七草の対立は、本作の軸であり最大の見どころです。理想も損失のない世界も、結局は現実には存在しえない幻想に過ぎません。それでも、届かぬと知りながらも譲らない姿に、青春の苦さと眩しさが凝縮されています。

印象的だったのは、七草と真辺が「大人になった彼ら自身が切り捨てた人格」であるという設定です。彼らは、現実の七草達が既に捨て去った理想の化身であり、その擬人化とも言える存在。彼らが理想の体現者であれば、外敵のいない「虚無の楽園」としての階段島は、彼らの心象風景を映す舞台だと思いました。
その空虚さが物語に独特な空気感を醸成している一方、終盤に至るまではやや退屈さを覚える場面もあるのが正直なところです。

本作を読み進めると、妥協することを拒み、大人になることを拒否した彼らの叫びが、ひしひしと伝わってきます。理想を信じ続ける強さと、妥協を選べない弱さ。そのどちらも抱えながら足掻く姿は、読む者に「自分は何を切り捨てて大人になったのか」と問いかけてくるかのような小説です。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

小説とライトノベルの中間のような作品。

退屈はしないが、36歳妻子ありの身にはちょっともう、繊細で細やかな心理描写がフィットしない。

微妙だとしか言いようがない。

しかし、最後まで読めないでもない。
星は3.2くらいか。

もうこの手の作品は卒業かなー。

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2025年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

好きな人の無垢な部分を汚さず、ありのままで持ち続けてほしいという願いが切なく、それによって生まれる矛盾を受け入れている主人公が逞しく見えた。

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2025年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オーディブルにて。

アニメ サクラダリセットが大好きだったので、同じ作者さんということで。
途中で検索してて気づいたけど、映画を見たことがあった。内容は忘れているけど。

ーーーこの物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。

サクラダリセットのような真っ直ぐすぎるキャラクター、自己犠牲的なキャラクター、綺麗な文章。
期待値を上げ過ぎたせいか、まあまあかもしれない。
世界観というか世界の設定を作るのがうまい。
階段島シリーズ一作目ということだが、むしろここからどう続く?笑

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2024年11月10日

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普通の学園もの、に思えて終始独特な雰囲気が漂っていた本作でしたが物語は綺麗な形で幕を閉じました。ミステリとして考えると面白いオチに思えましたが、「青春」の部分にはあまり共感できず、時の流れを悲しく思いました。

中高生の時読んでいたらどハマりしていた気がします。

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2024年06月23日

Posted by ブクログ

階段島の中での出来事の話はとても面白かった。しかし最後の島についてのネタバラシからは仕組みがややこしくて求めていたほどのスッキリ感はなかった。自分自身の嫌な部分が島の中に捨てられて閉じ込められて現実の自分は嫌な部分を捨てた自分。難しい話。

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2024年06月04日

Posted by ブクログ

シリーズものだとは知らずに手を出しましたが、この先の階段を上っていくかは悩んでいるところです。この一冊で終わりだとしても よいかも

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2023年12月22日

Posted by ブクログ

階段島という不思議な島でおきる話。
ファンタジー色強い。
登場人物は少ないが関係は複雑。後半いろいろなことが明らかになっていくところがよかった。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

高校生たちが織りなす、まさに青春ミステリな話。登場人物がみんな魅力的に描かれていて良かった。本格的ミステリとは違うけれど、適度にミステリアスで青々とした青春を感じました。

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2023年09月11日

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