さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)

さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)

781円 (税込)

3pt

架見崎。誰も知らない街。高校二年生の香屋歩と幼馴染の秋穂栞が訪れたその場所には、戦争があった。人と人が対立し、殺し合い、奪い合う。そんな世界で、二人はかつての親友トーマと再会する。架見崎で二年余りを過ごした彼女は、最大の領土を誇るチームの「伝説」となっていた……。食い違う現実。開かれる戦端。謎の核心「ゼロ番目のイドラ」。死と涙と隣り合わせの青春劇、第2弾。

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さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex) のシリーズ作品

1~9巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~9件目 / 9件
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)
    649円 (税込)
    あなたは架見崎の住民になる権利を得ました――。高校二年生の香屋歩の元に届いた奇妙な手紙。そこには初めて聞く街の名前が書かれていた。内容を訝しむ香屋だが、封筒には二年前に親友が最後に残したものと同じマークが。トーマが生きている? 手がかりを求め、指定されたマンションを訪れると……。戦争。領土。能力者。死と涙と隣り合わせの青春を描く「架見崎」シリーズ、開幕。
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    架見崎。誰も知らない街。高校二年生の香屋歩と幼馴染の秋穂栞が訪れたその場所には、戦争があった。人と人が対立し、殺し合い、奪い合う。そんな世界で、二人はかつての親友トーマと再会する。架見崎で二年余りを過ごした彼女は、最大の領土を誇るチームの「伝説」となっていた……。食い違う現実。開かれる戦端。謎の核心「ゼロ番目のイドラ」。死と涙と隣り合わせの青春劇、第2弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。3(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    男は毎日、同じ行動を繰り返す。起床し、新聞を読み、改札で電車を待つ。月生亘輝。架見崎で最強と称される人物。そんな月生に対し、遂に二大勢力が行動を起こす。チーム内で派閥抗争が続く「PORT」。実質的指導者の交代で揺れる「平穏な国」。それぞれの思惑が交錯する共同戦線で、香屋歩は何に怯え、何を考え、どのような真実を見出すのか。死と涙と隣り合わせの青春劇、第3弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。4(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    香屋歩は臆病者を自認する。知らない人に話しかけられるどころか、すれ違うのすら怖い。そんな彼が殺し合いを是とする架見崎に招かれたとき、どんな行動をとるか。逃げるのか。隠れるのか。泣き叫ぶのか。否。少年は立ち上がる。彼はいつだって、恐怖の前提と対峙する。PORTを脱退した王者ユーリイ。トーマの計画。混戦の果てに浮かび上がる世界の秘密とは。激動の青春劇、第4弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    冬間美咲。あるいは、ウォーター。架見崎という街から生まれた、最も新しい伝説。香屋歩を英雄と呼ぶ、美しい少女。だが、彼女は現実世界で死んだはずだった。ありえない再会は、なぜ叶ったのか。能力が生んだ奇跡? まさか。世界はもっと、泣きたくなるほど残酷だ。「君を作ったのは私だ」――いま、常識は崩れ、たった一つの真実が明かされる。慟哭と戦慄の青春劇、第5弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。6(新潮文庫nex)
    737円 (税込)
    架見崎に現れた新たな絶対者。ウロボロス。「彼」の登場は、戦う意味をすべて変えてしまった。勝者に与えられる報酬「欲しいものをなんでも1つ」を本気で手に入れるため、香屋歩はエデンの実質的リーダー、ユーリイとの共闘を決意する。一方、新たなチームを立ち上げた冬間美咲は、三国が戦争状態に陥る中で、ある目的のために暗躍していた……。裏切りと奇跡の青春劇、第6弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)
    693円 (税込)
    ウラル。彼女の存在は特別だった。あるいは一般的に、彼女の外見は地味に見えるかもしれない。悲しみも、怒りも、他の感情も、彼女が外に見せることは少ない。だが、それでも。架見崎の最強、月生亘輝にとって彼女だけが、美しかった――。冬間美咲に追い詰められた香屋歩は、起死回生の構想を実行に移す。それは、月生と「七月の架見崎」に関わる秘策だった。償いの青春劇、第7弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。8(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    現実世界の桜木秀次郎からのメッセージは、香屋歩に「切り札」を与えた。架見崎を破滅へと導くウロボロスへの対抗策を。……時を同じくして、平穏な国と世界平和創造部は戦争へと突入する。戦端を開いたのは、月生亘輝と白猫。「最強」と呼ばれる二人が、互いに七十万もの戦力を保持して、激突する。鍵を握る七秒間、ヒトの認知を超えた戦いの行方は? 邂逅と侵略の青春劇、第8弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。9(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    賢者の円卓。通称「PORT」の頂点に君臨した男、ユーリイ。架見崎で最強のチームを率いた彼は、常に「王」だった。優雅で、強く、美しく。しかしまったく本心を見せない、謎の王様。ゲームの勝者に最も近いとされた彼は、心の奥底では何を求めていたのか。ユーリイの「生きる意味」とは? その過去を知るタリホーと対峙するとき、王の真実が明らかになる。孤独と自覚の青春劇、第9弾。

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さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『さよならの言い方なんて知らない。2』の概要と感想になります。

    ネタバレの境界線が未だに分からない本シリーズですが、青崎有吾さんの裏染天馬シリーズ並みに飽きることなく読み終えました。
    本作はアクション映画の撮影現場に居合わせたかの如く、一つ一つの描写がイメージしやすく、そして何より鳥肌が立つような

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    架空の世界におけるルール設定と、そのルールを活用した駆け引きの構想は常に自分の想像を上回っています。
    これだけの展開を最新から想定してシリーズを書き始めたとしたら驚異的な才能だと思う。

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    死ぬことが安らかだって?ふざけるな。勇敢に戦うことを、まるでいいことみたいに語るな。考えてみろよ。今日、戦場で死んだ全員を想像しろよ。いったいどこに救いがある?ふざけるな。全員が生き物としてまともなら、こんなこと起こらないんだ

    自己犠牲を絶対に許さない、どこまでも生きるのに愚直で、臆病で、だからこ

    0
    2022年06月07日

    Posted by ブクログ

    続編を心待ちにして、発売日に買いに行きましたが、近くの書店にはなく、取り寄せた記憶があります。前作からどんな展開になっていくのかと心待ちにしていました。読み進めていく中で、登場人物と私自身が一緒に成長していくような錯覚を覚えました。本当に好きだなぁと思った作品です。

    0
    2021年02月15日

    Posted by ブクログ

    続きが気になる!!
    戦いの話なので人が死ぬのがつらいです。
    皆が元々いた世界についての話が少し掘り下げられていて、なるほどなぁと思いました。
    シリーズ1作目で理解したつもりでしたが、やはり設定が難しい。物は基本的にループで元の位置に戻るが、能力が関係した物は戻らない、ってことですよね。
    リリィの二つ

    0
    2023年04月11日

    Posted by ブクログ

    一巻を読み終わってから初めてシリーズものと気付き、続きが気になり過ぎたので読みました。今回の主人公は白猫と黒猫ですね。
    そして今回初登場の月生さんの今後が気になりますね。是非香屋の味方になって欲しい。

    0
    2021年11月13日

    Posted by ブクログ

    ちょっと小難しいが面白いので意外とすらすら読める。   
    とにかく先が気になる。結果が気になる。結末が気になる。   

    0
    2019年12月28日

    Posted by ブクログ

    舞台である架見崎の街のほとんどを巻き込んだ大戦が始まる。戦いを嫌悪する主人公と相棒の、まさに知略を尽くした行動が面白い。気分的には将棋やチェス、あるいはポーカーのプロの試合を見ているような、理詰めの展開に惹かれる。

    だが主人公達も神ならぬ身。予見できないことは発生し、それにまた対応していく。そう

    0
    2019年11月25日

    Posted by ブクログ

     殺伐としたサクラダリセット、と呼ぶことにするよ。
     シリーズ二巻目、破壊された無人都市・架見崎の世界が現実の世界というプレイヤー同士の認識のずれを通じて提示され始める。
     
     八月の一か月での、能力バトル殺し合い陣地取り合戦を繰り返す(殺伐としたエンドレスエイトともいえる)。
     香屋と秋穂がこの世

    0
    2019年10月11日

    Posted by ブクログ

    第1作から久しぶりでしたので、どんな世界観だったかなんとなくでしたが、読み進めていくうちに徐々に「あっ、こういう雰囲気だった」と掴めてきました。
    前作は、たしかPoint合戦を加味しながらの頭脳戦だったと思いましたが、今回はそうしたものはなく、比較的静かでありながらも沸沸と湧き上がるような頭脳戦だっ

    0
    2020年05月01日

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