さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)

さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)

693円 (税込)

3pt

4.7

ウラル。彼女の存在は特別だった。あるいは一般的に、彼女の外見は地味に見えるかもしれない。悲しみも、怒りも、他の感情も、彼女が外に見せることは少ない。だが、それでも。架見崎の最強、月生亘輝にとって彼女だけが、美しかった――。冬間美咲に追い詰められた香屋歩は、起死回生の構想を実行に移す。それは、月生と「七月の架見崎」に関わる秘策だった。償いの青春劇、第7弾。

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さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex) のシリーズ作品

1~10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)
    649円 (税込)
    あなたは架見崎の住民になる権利を得ました――。高校二年生の香屋歩の元に届いた奇妙な手紙。そこには初めて聞く街の名前が書かれていた。内容を訝しむ香屋だが、封筒には二年前に親友が最後に残したものと同じマークが。トーマが生きている? 手がかりを求め、指定されたマンションを訪れると……。戦争。領土。能力者。死と涙と隣り合わせの青春を描く「架見崎」シリーズ、開幕。
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    架見崎。誰も知らない街。高校二年生の香屋歩と幼馴染の秋穂栞が訪れたその場所には、戦争があった。人と人が対立し、殺し合い、奪い合う。そんな世界で、二人はかつての親友トーマと再会する。架見崎で二年余りを過ごした彼女は、最大の領土を誇るチームの「伝説」となっていた……。食い違う現実。開かれる戦端。謎の核心「ゼロ番目のイドラ」。死と涙と隣り合わせの青春劇、第2弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。3(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    男は毎日、同じ行動を繰り返す。起床し、新聞を読み、改札で電車を待つ。月生亘輝。架見崎で最強と称される人物。そんな月生に対し、遂に二大勢力が行動を起こす。チーム内で派閥抗争が続く「PORT」。実質的指導者の交代で揺れる「平穏な国」。それぞれの思惑が交錯する共同戦線で、香屋歩は何に怯え、何を考え、どのような真実を見出すのか。死と涙と隣り合わせの青春劇、第3弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。4(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    香屋歩は臆病者を自認する。知らない人に話しかけられるどころか、すれ違うのすら怖い。そんな彼が殺し合いを是とする架見崎に招かれたとき、どんな行動をとるか。逃げるのか。隠れるのか。泣き叫ぶのか。否。少年は立ち上がる。彼はいつだって、恐怖の前提と対峙する。PORTを脱退した王者ユーリイ。トーマの計画。混戦の果てに浮かび上がる世界の秘密とは。激動の青春劇、第4弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    冬間美咲。あるいは、ウォーター。架見崎という街から生まれた、最も新しい伝説。香屋歩を英雄と呼ぶ、美しい少女。だが、彼女は現実世界で死んだはずだった。ありえない再会は、なぜ叶ったのか。能力が生んだ奇跡? まさか。世界はもっと、泣きたくなるほど残酷だ。「君を作ったのは私だ」――いま、常識は崩れ、たった一つの真実が明かされる。慟哭と戦慄の青春劇、第5弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。6(新潮文庫nex)
    737円 (税込)
    架見崎に現れた新たな絶対者。ウロボロス。「彼」の登場は、戦う意味をすべて変えてしまった。勝者に与えられる報酬「欲しいものをなんでも1つ」を本気で手に入れるため、香屋歩はエデンの実質的リーダー、ユーリイとの共闘を決意する。一方、新たなチームを立ち上げた冬間美咲は、三国が戦争状態に陥る中で、ある目的のために暗躍していた……。裏切りと奇跡の青春劇、第6弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)
    693円 (税込)
    ウラル。彼女の存在は特別だった。あるいは一般的に、彼女の外見は地味に見えるかもしれない。悲しみも、怒りも、他の感情も、彼女が外に見せることは少ない。だが、それでも。架見崎の最強、月生亘輝にとって彼女だけが、美しかった――。冬間美咲に追い詰められた香屋歩は、起死回生の構想を実行に移す。それは、月生と「七月の架見崎」に関わる秘策だった。償いの青春劇、第7弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。8(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    現実世界の桜木秀次郎からのメッセージは、香屋歩に「切り札」を与えた。架見崎を破滅へと導くウロボロスへの対抗策を。……時を同じくして、平穏な国と世界平和創造部は戦争へと突入する。戦端を開いたのは、月生亘輝と白猫。「最強」と呼ばれる二人が、互いに七十万もの戦力を保持して、激突する。鍵を握る七秒間、ヒトの認知を超えた戦いの行方は? 邂逅と侵略の青春劇、第8弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。9(新潮文庫nex)
    781円 (税込)
    賢者の円卓。通称「PORT」の頂点に君臨した男、ユーリイ。架見崎で最強のチームを率いた彼は、常に「王」だった。優雅で、強く、美しく。しかしまったく本心を見せない、謎の王様。ゲームの勝者に最も近いとされた彼は、心の奥底では何を求めていたのか。ユーリイの「生きる意味」とは? その過去を知るタリホーと対峙するとき、王の真実が明らかになる。孤独と自覚の青春劇、第9弾。
  • さよならの言い方なんて知らない。10(新潮文庫nex)
    935円 (税込)
    その世界で、人々は生きる意味を失った。何でもできるAIが誕生したとき、人間は何もかもに満足し、人生に価値はなくなった。絶望の世界で、少女・冬間美咲は願う。自分のヒーローを。生命の価値を取り戻す、唯一無二の存在を。香屋歩。これは人に作られた「物語」が、人が生きる「現実」を書き換える道程。……いま、八月の架見崎が終わる。ウォーター&ビスケットのテーマ、第10弾。

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さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1人の物語の答えはその人にしか分からない。
    過去を生きる事は不可能で未来も分からないが、今を生きる事はできる。
    人という種別に1つの答えを見つけるのは難しいものであるんだろう。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    戦闘がなくても面白いです!相手がどう出るか読み合いの頭脳戦は健在で今回も驚く展開でした。次最新刊読むのが勿体ないくらい楽しみです。

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

     やってしまった。
     新刊出たと思って読んだら、6巻読んでなかった。。。
     道理で話がつながらないわけで。

     シリーズ7巻目、架見崎に残る食糧はエデンに奪われていた。
     限られた量の食糧をめぐって、平穏な国内部でも隠し切れない諍いが起きていた。

     一方、7月の勝者である月生が勝者に与えられる、何

    0
    2022年12月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    7巻も面白かったー。
    兵糧攻めバトル。相変わらずシステムの外でバトルしているのが良すぎる。

    月生に対してはとりあえず大きめの見せ場はこれで終わりかな?
    あと3巻。ユーリィと白猫黒猫、パンもじっくり描いてほしいし、最終巻はウォーター、香屋、秋穂と桜木、ヘビの話で終わるのかなあ。
    ずっと続くと思ってい

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生きる意味とはなんなのか?
    生きる意味は過去ではなく、未来にある…
    生きる意味なんて、実はすごく身近にあるものでいいのではないか…
    全て自分の思い通りになる世界は決して満たされない…
    この考えを自分の頭の中に取り入れたいと思うけれど、なかなかスーっとは入ってくれないものだな。
    でも、とても大切なこと

    0
    2023年06月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言葉にならないエグさが今回多かった。
    食糧危機やAI等の発達による生きる意味の欠落といった現実世界でも起こり得るような内容だからこそ本能的な拒絶反応が現れるような場面もあった。

    この現実は「現実」ではなくAIによって演算された世界なら、という根底をひっくり返すような世界だったら、私はデータの一部で

    0
    2022年12月14日

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