河野裕のレビュー一覧

  • 君の名前の横顔

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    この本のファンタジー要素の部分で、少し現実味が薄れ、没入はしにくいと思った。

    でも、自分のアリスのイメージである不思議な感覚を、この本でも表現しているのだとすると、それもありなのかなぁと思う。

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    2022年02月18日
  • 君の名前の横顔

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    河野さんの好きな感じ満載だった。何かを失くした世界とか、少年の考え方とか。いい家族の話である反面、負のパワーが凄すぎて恐ろしい。

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    2022年02月12日
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    生きる理由も分からずに死ぬなという言葉に感動しました。命の尊さを訴えながら能力などを使うアクション系なのでとても面白いです。生きる理由を見つけるために生きたいと思います

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    2022年01月26日
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)

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    購入してからシリーズ5まであることを知りましたが続きが気になって早く読みたいです。どのように物語が終わるのか気になりながらハラハラしながら読んでいます。SF系を初めて読んだのですが初めてでも読みやすかったです。SF系に挑戦したい人にはオススメです

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    2022年01月22日
  • 君の名前の横顔

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    『この世界はまだ、オレの知らないところで、かけ続けているんだろう。誰かが信じた正義が、世界を切り取っているんだろう。』

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    2022年01月22日
  • 君の名前の横顔

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    ネタバレ

     とあるキッカケでシングルファザーと結婚し、冬明と言う息子を授かり、兄になる連れ子の楓と幸せに暮らしていた愛。所が、夫の設計した家が原因で住んでいた住人が自殺し、SNSで実名で主人が晒され、主人まで自殺してシングルマザーとなってしまう。
     息子の冬明は感受性が人より豊かで想像上の「ジャバウォック」なる怪物を恐れ、学校へ行きたがらなくなる。愛と楓は冬明に寄り添おうとするが、ジャバウォックが紫色の絵の具を盗んだと言い始めてから現実が変容していき、空想のジャバウォックがどんどん現実の人物に絡み始め、愛の周りを変えていき、ついには冬明自身も姿を消してしまう…

     楓の父を陥れたSNSの正体が意外でサイ

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    2022年01月10日
  • 君の名前の横顔

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    内容はともかく、ここまで空想の世界を広げられる、その創造力にびっくり。ジャバウォック、確かにいる。誰もが、簡単に自分だけの正義・常識を振りかざし、手にしたSMSという武器で世界を壊している。

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    2021年12月31日
  • 夜空の呪いに色はない(新潮文庫nex)

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    シリーズの1冊目と同じくらい面白かった。
    前半は、うだうだしていて、ちっとも話が進まないんだけど、
    最後の50ページくらいで、その迷いとか葛藤とかすらも原動力に変えて、進んでいくのが気持ちがいい。
    こういう終わり方の物語が好きだな、と思う。

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    2021年11月26日
  • 君の名前の横顔

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    河野裕さんの新刊!

    名前がある事で視点が定まる
    でも、視点が定まりはするけどその名前がついてるものの全てを表現してる訳じゃ無い
    だから横顔もある

    スピッツの歌詞の話すごい好き

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    2021年11月22日
  • さよならの言い方なんて知らない。3(新潮文庫nex)

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    新事実が次々と明らかになって、続きが気になり過ぎます。やっぱり月生さんはカッコいいですね。アニメか実写映画化してくれないかな、、、

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    2021年11月20日
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)

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    一巻を読み終わってから初めてシリーズものと気付き、続きが気になり過ぎたので読みました。今回の主人公は白猫と黒猫ですね。
    そして今回初登場の月生さんの今後が気になりますね。是非香屋の味方になって欲しい。

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    2021年11月13日
  • さよならの言い方なんて知らない。5(新潮文庫nex)

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    架見崎という物語の舞台、あるいは箱庭の正体が明かされる。それは主人公・香屋のレゾンデートルにも関わる事だった。戦いの街から戦いをなくして世界の存続を計るためルールの前提に挑戦してきた香屋は、さらなる前提に翻弄される。

    や、この世界の正体、その概念自体は突飛なものではないかもしれない。それでも気になるのは、そのある種よく見てきた世界(設定)に対し、この著者はどのような展開をさせるのか、ということだ。

    舞台が似ても演出家が違えば芝居は全然異なるものになる。さらに続く巻での展開を楽しみにしたい。

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    2021年07月31日
  • サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

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    河野裕先生作「サクラダリセット」。超能力者が集まる咲良田町で繰り広げられる、ヒューマンドラマをメインとした作品は、全体を通して透明感が漂っており、苦しさすら覚える薄さです。空気が薄い、とはこのようなことなのか、と思うような読後感でした。

    何が面白いのか、と問われると難しいのですが、私が良かったと思えるのは主人公の感性と能力の合致です。主人公は「絶対に忘れない」という能力を保持しており、パートナーの「リセット能力者」と協力して、未来の記憶を持ったまま事件を解決するという展開になっています。

    この能力、一見優秀っぽいですが、私はもっとも不必要な力だと思います。人間は忘却の生き物ですが、それは覚

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    2021年07月19日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 感情を売る非情な職業

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    4巻目、幽霊要素少なめ。
    佐々波の編集者時代の過去が語られる。彼女なんて居ないと思ってたらいたんだね。大学時代からなんていい話。
    雨坂と違ってちゃんと青春時代があったのか。
    だけど最後に少ないページで萩原のことが語られるが、残り少ないけど大丈夫か心配だったが、割とあっさり語られてた。佐々波が萩原との最後の繋がりもあっさり描写。でもあの二人ならそんなものか。

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    2021年07月03日
  • 少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7

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    ついにシリーズ完結。
    これまで登場した能力はこのために考え出されたのかと思うほど見事な連携プレーでケイの作戦が進行する。
    何が正しくて何が間違っているのかという明確な答えが無い中で、多少の嘘や犠牲を払ってでも自分の信じる道を進むケイの覚悟は強いと思うし、怖いとも思う。
    そんな曖昧な感想が相応しいのじゃないかと思います。

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    2021年06月12日
  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)

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    階段島の謎が一気に明らかになったこの巻。捨てた側の前巻とやっぱり雰囲気が違い、捨てられた側の七草と真辺の関係は何だか尊い。

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    2021年05月27日
  • 夜空の呪いに色はない(新潮文庫nex)

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    階段島の七草と真辺の関係性がとても好き。大地くんの問題は気になってたけど、ここまで物語の中心に関わってたとは

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    2021年05月27日
  • つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語

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    シリーズものと気付かずに読んだ
    だけど、関係なく面白かった
    これから前に戻っても多分問題なさそう
    なかなか良いのでシリーズ全部読む
    そう言えば、関西の話なのに関西弁出てこないからあまり関西っぽくない
    神戸の話だとこんなもんか
    あとバスティーシュが気になる

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    2021年05月16日
  • さよならの言い方なんて知らない。4(新潮文庫nex)

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    一気に戦いが進み、一気に思想(に当たるもの。世界へ対する考え方の変化)が進み、そして一気に勢力図がぬり変わった4巻目だった。

    「いつだって彼は前提と戦う」という章題が最もこの物語を象徴しているだろう。戦い、最強になることが推奨されている異能の力で戦うループする街・架見崎で、その前提を、ルールを変えようとする主人公によってアンチテーゼとして示された「世界平和」。

    この作品は、我々の世界にもそのテーゼを示しているのかもしれない。その動機が果てしなく個人的事情であることも良い。

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    2021年04月20日
  • 少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7

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    1〜6巻で積み上げてきたものを見事簡潔に導いた。
    ケイの行動が正解とは限らないけれど、きっと正解なんてなくて、、、
    誰かの幸せは誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれないなと考えさせられました。
    読後、温かい気持ちになれる作品でした。

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    2021年04月15日