河野裕のレビュー一覧

  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)
    ついに第四弾!物語はかなり核心に近付いてきて、難しいけどやっぱりとても面白い!
    この人の文章と発想力好きすぎて速攻読み終えた
    天気を「空の青をそのまま絵の具にして「八月」と名前を付けたくなるような、隅々まで晴れ渡った日だった。」って表現するなんて天才じゃない?好きすぎる
  • さよならの言い方なんて知らない。8(新潮文庫nex)
    河野裕さんの本が好き。このシリーズはその中でも1番好き。
    『生きる』という事と『愛』をすごく真っ直ぐに教えてくれているような気がします。
  • いなくなれ、群青(新潮文庫nex)
    かなり昔に読んだ作品です。当時の自分にとってあまりにも寄り添ってくれた本でとても思い出深い作品です。この本がなければ今の自分はいません。そういった意味でこの評価です。
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)
    『さよならの言い方なんて知らない。2』の概要と感想になります。

    ネタバレの境界線が未だに分からない本シリーズですが、青崎有吾さんの裏染天馬シリーズ並みに飽きることなく読み終えました。
    本作はアクション映画の撮影現場に居合わせたかの如く、一つ一つの描写がイメージしやすく、そして何より鳥肌が立つような...続きを読む
  • さよならの言い方なんて知らない。8(新潮文庫nex)
    遂に最強陥落。最期も駅に向かおうとするのは本当に月生らしかった。そしてヘビが厄介すぎる。ずっと読んできていたせいかカエル側の肩を持ってる。トーマの過去が気になる。恣意的に混濁症状を起こすって倫理的に良くない気がしてる。ユーリイが敵対するのか?あれは…『殺すことにした』は洗脳によってなのか他殺なのか…...続きを読む
  • 愛されてんだと自覚しな
    とても驚きました。面白かったです。

    主人公の岡田杏が1,000年間転生し続けていると知り、読むことを決めた本ですが、徒名草文通録を巡る物語がとても魅力的でした。この物語の中に登場する様々な神様も自然と人間の日常に溶け込んでいて、正に平穏で満ち足りた、ただの日常のお話でした。
    登場人物の中にいる浮島...続きを読む
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)
    ネタバレの境界線が分からないので詳細は伏せます。

    タイトルと装画の印象から淡い青春小説かな?と思っていたのですが、近未来的な三国志という例えがしっくりくる作品でした。特に最後の三行は衝撃ですね。

    本作『さよならの言い方なんて知らない。』の感想になります。

    河野裕さん初読みの本作はシリーズ8巻ま...続きを読む
  • さよならの言い方なんて知らない。2(新潮文庫nex)
    架空の世界におけるルール設定と、そのルールを活用した駆け引きの構想は常に自分の想像を上回っています。
    これだけの展開を最新から想定してシリーズを書き始めたとしたら驚異的な才能だと思う。
  • 君の名前の横顔
    ファンタジー要素もあるけれどファンタジーかと聞かれたらファンタジーではないと思う。家族愛と名前の物語だった。血のつながりを呪いのように感じているのはとてもわかる。家族という容れ物を薄っぺらく思いながらも縋る気持ちもわかる。河野先生のなにかを失う物語は切なく悲しいけどうつくしい。「正しさ」というものを...続きを読む
  • さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)
    戦闘がなくても面白いです!相手がどう出るか読み合いの頭脳戦は健在で今回も驚く展開でした。次最新刊読むのが勿体ないくらい楽しみです。
  • さよならの言い方なんて知らない。(新潮文庫nex)
    星5では表現できないほど好きです!先の展開が読めなくて夢中で読みました。個人的にそこまでハマる登場人物はいないのですがとにかくお話が面白い!!ただ続刊で主人公の香屋歩を警戒しだす人達にそうでしょそうでしょ〜と謎の優越感が出るほどには好きになってました。近くの本屋さんが宣伝されてて出会えたことに感謝で...続きを読む
  • 愛されてんだと自覚しな
    【ネタバレ無】【感想】
    ハラハラ!ワクワク!が持続して没頭!!
    輪廻転生のファンタジーでありながら現代を生きる様はリアル。

    神戸/姫路/城崎。
    舞台が身近で現実世界としても想像できる〜!

    巻き起こる思惑バトル。輪廻とのつながり。
    現代の出来事と輪廻の出来事を行き来して読者の頭も縦横無尽。
    好き!...続きを読む
  • 凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex)
    「もしすべてを見通す神さまが名言集を作ったなら、その大半は白紙なんじゃないかと僕は思う」

    何を言うかではなく何を言わないのか。

    余計な一言を1番言いたくなるときに言わないのが大切なんだろうなきっと。
  • 汚れた赤を恋と呼ぶんだ(新潮文庫nex)
    捨てられた側ではなく、捨てた側の現実世界の話。お互いがお互いを捨てていたんだ
    「貴方は捨てたいんですか? それとも、拾いたいんですか?」

    人生で大事なのは足し算より引き算?
  • その白さえ嘘だとしても(新潮文庫nex)
    「ヒーロー」の定義は人それぞれ。人の成長は獲得より破棄らしい。自分も「自分の不必要な部分」を捨てよ。
    今は3冊目に突入中
  • 愛されてんだと自覚しな
     千年を越える神を巻き込む恋物語の設定だが、すでに終わった恋の話。

     とある男女の恋に、神が嫉妬し呪いをかけた。
     これから先、二人は転生を繰り返す。
     女は今までの記憶を持ったまま生まれ、男と出会うと記憶を失くす。
     男は、女と出会えば今までの記憶を取り戻す。
     
     そうして男と女はこの千年、出...続きを読む
  • さよならの言い方なんて知らない。7(新潮文庫nex)
    生きる意味とはなんなのか?
    生きる意味は過去ではなく、未来にある…
    生きる意味なんて、実はすごく身近にあるものでいいのではないか…
    全て自分の思い通りになる世界は決して満たされない…
    この考えを自分の頭の中に取り入れたいと思うけれど、なかなかスーっとは入ってくれないものだな。
    でも、とても大切なこと...続きを読む
  • 月刊Gファンタジー 2023年1月号

    ファンタジーを堪能しよう

    去年に発売された雑誌なので、単行本情報は当時のもの。
    カラーページは豊富で、情報もモリモリ。
    紙の本だと分厚くて後の処理が面倒臭いから、分厚い漫画雑誌は、オマケが必要じゃないなら電子が良いかも。
  • 猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1
    河野裕さんの作品が大好きで、やっと読めた。
    やっぱりとても良かった。能力の種類はもちろん、その使い方も、面白かった。
  • 月刊Gファンタジー 2022年11月号

    全部おもしろい

    最高に面白いですもう何回読み返したかわからないくらい!