榎田ユウリのレビュー一覧
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人間とは少し違う遺伝子を持った「妖人」なる存在が存在する世界を描いたシリーズの本編最終巻。
人間側の主人公・脇坂くんが大変なことに…! 妖人側の主人公・先生も大変なことに…!!
でも、なんだか納得のいくラストシーンだったと思います。
以下、ネタバレ。
けっこう名前がキーポイントになってるのかな。甲藤くんは「葛藤」する役どころだったし、今気づいたけど脇坂くんの下の名前、洋二は「妖人」から「ん」を抜いただけの響きで、妖人に近い存在とも取れるし(これはこじつけかも)。先生の下の名前は伊織=庵ってことだよね。
それからウロさんが病院で甲藤くんに語る話で、先生と脇坂くんが似ているというところ、あ -
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みんみんさんがおすすめされており、どんぐりさんが読まれていた本です(*´꒳`*)
インテリイケメンメガネの40歳、幾ツ谷理(いくつや さとる)。
それまでは成績も良く、難関資格も取得し、結婚と順風満帆な生活を送っていたのだが、ある日妻から離婚を切り出されてしまう。
自宅マンションの鍵も変えられ、家にも帰れなくなってしまう。
身も心もボロボロな時、子猫を拾ってしまう。
家もないのに、子猫とこの先どうするのだ??
そんな時にシェアハウス 蔦屋敷 に流れ着く。
そこには離島育ちで訛りが強い弓削洋、幾ツ谷と同じくイケメンメガネの神鳴シズカ等、個性の強いメンバーが住んでいた。
妖奇庵夜話は -
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続けて2も読みました( ^ω^ )
これは絶対両方読んで欲しいー!
2冊目でよりキャラが深まり面白みが増してます!
りっちゃんは、もはやちょっと可愛いです♡
少し前の自分を反省する姿にきゅんとしちゃいます笑
そしてちょっと成長してる姿がいいんよなー
ちょっとずつ気づいて変わってくのがかわいい!
りっちゃんの心の声が面白いし、憎めないなーってなるんです(゚∀゚)
というかやっぱりワードセンスがいいんでしょうね!会話も読んでて気持ちがいい!!
あとはたまに出てくる杏樹との過去のやりとりが切ない、、、笑
そして杏樹は実に頭がいい!
杏樹ってこんなにいい妻だったん -
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シリーズ3作目。この巻は…きっついです!覚悟して読んで欲しいけど、避けて通れない巻なんだよね…。
うすうす感じてはいたんだけど、このシリーズはBLとかそんなんじゃない。確かに男性同士の恋愛ではあるんだけど、恋愛が主眼ではないし、むしろ生と死というのか人生がテーマとでも言おうか…。
だからといって、読めなくなるほど重苦しくは書かれていないのがすごいよね。
登場人物がみんな大人なんだろうなあ。さらっとしていて、醜い感情を持たない。いや、持ってもそれをウジウジ悩んだりしない。人間そんなふうに生きられたら良いけれど、そうはいかないから…だからこれはもうファンタジーなんだよなあ。
みんなに幸あれ -
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シリーズ第二作なので、死神とクライアントのシステムなどが分かっているという前提で展開する群像劇。いや、群像劇とまではいかないけれど、クライアントが四人いっぺんに出てきます。
お前はもう死んでいる、動けるのはあとわずかだ、と言われたとき、人はどういう行動をとるのか?
このお話に出てくる人たちはみんな何か心残りがあってそれを解消すべくもがくんだけど、そういう心残り、自分にはないかもなあ、なんて我が身を振り返ったりもしつつ読みました。
そして、ラストのラストでびっくりな仕掛けが!いや、うん、ただものではないなとは思ってたけどさ!まさかの!!!
シリーズ残り2冊です!