あらすじ
茶室・妖奇庵の主は、隻眼にして美貌の洗足伊織(せんぞくいおり)。ヒトと僅かに違うDNAを持つ妖人だ。家令の夷(えびす)、家事手伝いのマメと共に静かに暮らしていたが、《鬼》の属性を持つ青目にマメが襲われて以来、危機感を強めていた。そんな折、妖奇庵を訪れた《貘》から「妖人というだけで差別され、妻子が苦しんでいる」と相談を受ける。一方、子供のように無垢なマメには、過去からの脅威が近づき……。人気作第5弾、文庫書き下ろし。
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Posted by ブクログ
妖琦庵5巻です
表紙は伊織とマメちゃんなのかな
ちょうど中間地点、、、
マ、、、、マメーーーーーーーーー!!!
で終わった前回ですが
引き続き
マメーーーーー!?
と叫ぶしかない展開でした。
今回出てくる妖人は貘(バク)
人間に紛れて平穏に暮らしていたはずなのに
妖人判定ばどこかから漏れ
周りからの差別されはじめます
ママ友に無視されたり
息子は遊び相手がいなくなり
サッカーチームでもボールをもらえなかったり、、、
悩んだ末に伊織に助けを求めます。
そんな差別や
人の嫉妬について
今回は描かれていました
そしてそんな中、マメの過去にも触れていきます。まさかマメがそんなことを抱えていたとは、、、、
最初は驚くんですが
そのうち納得していき
だんだん悲しくなっていきます、、、
どういう結末がいいのか
こちらまで頭を抱えました
しかしそれを見事に昇華してくれた展開でした
私も抱きしめたい。゚(゚´Д`゚)゚。
前回でも紙の仕掛けがありましたが
今回もとても上手く使われていました
なんなら今回はその仕掛けに少し泣けてきました。゚(゚´Д`゚)゚。
うまいよ、うますぎる。゚(゚´Д`゚)゚。
それにしても蓋を開けてみれば
青目の計画が恐ろしい、、、、
終着点はどこよ!?
どうすれば満足なのよー!?
でもラスト2ページを見て
また泣いてる自分がいました
青目、、、、
今回は脇坂が自信をなくしていて
少し元気がなく
そのせいか全体の雰囲気も暗くなってますが
イケメンパラダイスコスプレアフタヌーンティーが開催されていたり
(参加希望)
脇坂姉が初登場したり
(素敵な姉だった♡
他のお姉さんも出てこないかなー)
ウロさんがソリティアをマスターしたり
(ウロさんを推し2番手にしようかなと最近思ってます)
ほっとする場面もちゃんとあります
次は何を仕掛けてくるのか、、、
ドキドキする、、、、
Posted by ブクログ
鱗田がなぜマメの居場所が分かったのか、結という組織の得体のしれなさなど伏線を色々と仕込んだ話だった。
最後のページの伊織と青目の描写がマメが妖気庵を初めて訪れた時の焼き写しで、マメのように家族となるifもあったのかなあと想像してしまった。
Posted by ブクログ
この巻…凄いわ…。
いやもう、凄いわ…私の語彙力は破壊されました。
今回の感想はこれまでです。
って、ダメだダメ。諦めたら駄目。それを今回甲藤と洗足先生に教わったじゃないか!
頑張れ、私!
はい、頑張りますよ。まず何を頑張るってこの次の巻までの返却日が台風ど真ん中なんですよ。それに気付いたのがさっき帰ってすぐなんですよ。
あれ?明日返さないと…詰むよね…?!
頑張れ!グッドナイトベイビーの感想を書いてから今日中に次の巻も読むのだ私!諦めるな!!
てなわけでシリーズ5巻目、グッドナイトベイビーです。このサブタイトルがもう…泣ける…。
今回の始まりはのっけから妖人差別の厳しい現実。漠の妖人である柳沼一家は妖人認定をされていない今までは平和に楽しく暮らしていました。
ところが、柳沼の妖人認定がバレた途端に子供にまで被害が及び、サッカーをしていてもボールを一度も回して貰えない等のいじめが勃発。原因となったのがとあるママ友内のリーダー格である女性だと判明。
よくある「あそこの子と私たちの子とは遊ばせないようにしよう。」というアレです。
こんちくしょう!と思いはしたものの、彼女にも根深い事情が…。
更には妖人差別により暴力を奮った過激派に対して、堪忍袋の緒が切れた妖人達が仕返しに走るという痛ましい負の連鎖まで起きてしまいます。
洗足先生が毒舌ながらも心を痛めているのは毎回の事ですが、妖人認定の意義とは一体なんなのか。脇坂達、警察も考えさせられる段階に来ました。
そしてこの事件が、我らがマメくんの過去とリンクして行く事に。
『カッコーの巣の上で』が作中に出てくるとうるとらさんのレビューで拝見して、展開は全く読めないけど嫌な予感はしていましたが、そうか、そう来たか…。
確かに純粋すぎるマメくん。何か過去があった事は匂わせていましたが、この純粋さが保たれるレベルのもので、手遅れにならないうちに洗足達のお陰で救われたと思い込んでいました。
榎田さんにしてやられた…。
そうか、そういう事か…。(相変わらず語彙力が破壊されているようです)
本作でマメ君と甲藤の距離がぐっと近付くのですが、その件に関しても色々と考えさせられるものがありました。
甲藤の過去はまだそこまで詳しく出ていないのですが、両親に見捨てられ苦労している甲藤と、裕福な家庭で家族は全員健在のお坊ちゃんである脇坂。
マメくんにとって脇坂は大事な親友である事には変わらないのですが、時々育ちの違いから分かって貰えないだろうなと思ってしまうというマメ君。
ですが洗足は、マメ君には逆に立場の違う脇坂の、のほほんとしたお坊ちゃん要素が必要だと言います。
分かる気がします。勿論、同じ立場の甲藤としか分かり合えない事も多いと思いますが、余裕を持ってこちらの身を案じてくれる脇坂のような存在も救いです。
この辺の事は私情により少し経験済なので、マメ君がどうか2人と絆を深めて救われますようにと願わずにはいられませんでした。
何せ本作は…苦しい…!!
冒頭の方の、差別やめてよね、を目的とした英国風コスプレお茶会との落差が凄い…。
奥様方がイケメン達にキャッキャしていたのと同じ巻なのかこれ…。
いつも度々挟まれる一人称視点のパート。今回が1番良く出来ていて、最後にこのパートが来た時はうっかり涙腺ダムが決壊しました。(いつもだけど)
今回は勿論、マメくん!!!涙。であるのは確かなのですが、前巻辺りからどうも青目の様子が辛くて仕方ないのです。
『カッコーの巣の上で』が上映されようとする中「あれはハッピーエンドだと思うか?」と洗足に問う青目。
この質問に私も暫く考え込んでしまいました。どの立場で考えるかに寄って変わるエンド。青目はどう思っているんだろう。
かなり非人道的な手段をとる青目に、おいコラ!では無く、もうやめて…やめなよ…でもどうやって止めてあげたら良いか私も洗足先生も分からないよ…と辛くなってしまったのです。
前回にも書きましたが、ひまわりめろん師匠の書かれていたキャラクターを溶かす作業、本作でより理解が深まりました。
全ての人格が必要で、それぞれに役割がしっかりとあります。
マメくんが脇坂とかき氷を食べに行った際にした質問が印象的です。
これは読まれていないと分かり辛いとは思いますが「黒と白はどちらが好きか?」という質問に対し、脇坂は両方の良さをしっかりと伝えた上で「でも白だ」と言い切ります。
この脇坂ならではの純粋な返答は、マメくんにきっと大きな気付きをもたらした筈です。
甲藤もマメくんに諦めない事を教えます。彼自身も洗足が真剣に怒ってくれた事により、そこで反発するのではなく、初めて自分のために真剣に怒ってくれたと前向きに変わろうとしています。
鱗田も妖人界隈のデリケートな部分に踏み込み過ぎない程度にサポートをして脇坂の成長に一役買っています。
とにかく全員が必要で、恐らく今後も深くなっていく青目との確執に洗足の救いになればと願わずにはいられません。
そして願わくば青目にも何かの救いがありますように…。
本人がそれを必要としているかは未だ謎ですが。
気付けなかったらどうしようかと心配していた紙の本ならではの仕掛けも、非常に分かりやすくて良かったです。
前巻のも良かったですが、今回のは更に良かった!
どんどん凄くなっていきますね、このシリーズ。
あまりの凄さに普段小豆が苦手な私、つい宇治抹茶金時の小豆に舌鼓を打ってしまいましたよ。一緒に食べていた友達には黙っていましたが、マメくんが研いだやつだと妄想して食べていました(きもい)
さて、この勢いで次に行きます。
諦めるな!!
それにしても…
青目やっぱりエロいな…(何巻まで言い続けるのか)
そして表紙で初めてマメくん見ましたが、どえらい美少年だな…。
Posted by ブクログ
シリーズ第5弾!
マメちゃ〜ん!!!!!
あかん!!!!!!
行ったら、あか〜ん!!!!!
帰って来れない〜! (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
映画のシーンもあり!
名作「カッコーの巣の上で」
こんなん出たら、ええ感じな流れになりそうな気がせん!
人間らしいとは、どういうことなのか。
正常であるとは、どういうことなのか。
考えさせられる映画。
あまり、カップルで観に行くのは、お勧めしないけど…
ここでは、妖人と人間との違い??
差別意識とかに、なるんかな。
この話に関係なく、やはり、人間なんて、「隣の芝生は青い」やないけど、嫉妬とかの心あるもんな。
個人の環境によって、大小あるんやろうけど。
今回、登場する妖人は、「貘」!
夢を操る、催眠術などが使える。他人の夢に潜ることも!
つまり、サイコダイバーって事やな。他の作品と違いエロくはない!w
そんなん言ったら、みんみんさんに怒られそうm(_ _)m
またも、青目の旦那!
一番の弱点を突いて来る!
一番、伊織さんへのダメージが大きいところへ!
マメちゃ〜ん!!!!!
(もう、ええちゅうねん(-。-; )
徐々に明かされる真実に、読む手が止まらない〜。
しかし、青目の旦那、ジワジワと来るなぁ〜仕掛けも壮大。
何個も仕掛けてて、どれかが上手くいくみたいな。
完全に敵に〜!
次も楽しみ!
Posted by ブクログ
。゚(゚´Д`゚)゚。
ダメだわこれは
ダメです
もっと読まれていなければダメな作品ですよこれは!
あーたたち!
素晴らしい!★5じゃ足りない来ました!
やっぱりみんみんおすすめは間違いないわ
そりゃそうだわ
まずグランドデザインというか、紙の本の弱点を逆手に取ったデザインが素晴らしいのよ
詳しくはめんどくさいから書かないけど(え?ネタバレとかが理由でなくて?)
心にズンとくるのよ
じわっともくるのよ
差別ってなんでなくならないのよ!ってことや
強いってどういうこと?弱いってどういうこと?ってのをめっちゃ考えさせられる
そして強い人になるってどういうことなんだろう?って
そしてね「妖人」っていう設定が、単なるキャラもんじゃないのよ
この物語に「妖人」がいる必然性がめちゃくちゃに感じられる
榎田ユウリさんが「妖人」を生み出した必然性がめちゃくちゃに感じられる
そんなシリーズ第5巻でした!
ユッキー、ウルちゃん早く追いついておいで!マジ凄いで
Posted by ブクログ
『妖奇庵夜話』シリーズ5作目。
今回はマメ。マメの生い立ち、隠された秘密にスポットがあたっていて、マメの過酷な生い立ちも相まって結構シリアスな展開だった。
人の心って黒、白というふうにきれいに二分割できるものではなくて、白よりのグレー、黒よりのグレー、というように善と悪の間を揺らぎながら周りに順応したり自分の心を守って生きているのが常だと思う。
片方でしか生きられなかったとしたらもう、分割するしかないんだね。
そんなことも、いろんなことを考えさせられる話でした。
Posted by ブクログ
読み終えて、今回のタイトルを改めて思い出すと目頭が熱くなった。
今回、話の中で何度も同じ情景とフレーズが繰り返される。その場面はなんだか自分が夢を見ているような、酩酊しているかのような心地にもさせられた。
まるでループものの映画を見ているような感覚に陥る。
そんな中でも、マメの強い感情が噴き出す出来事があったり、妖人に対しての謂れの無い差別があったり、心を揺さぶらることも多かった。
マメ(トウ)の行為は許されるものでは無いけれど、辛い現実・施設から逃げたことでウロさんに出会えたことが幸運・更正のきっかけになっていて、ウロさんがこんなに作品の鍵になっていたとは衝撃的だった。
あまり頼りない人なのかな、と勝手に思っていたが、今回、ウロさんの株が爆上がりした。
また脇坂のマメへの許し方がある意味男らしく、Y対2人の洗足家への愛が感じられる。
青目はマメと同じように、伊織の家に受け入れられたのに、なぜこんなにも道が違ってしまったのだろう。
マメ(トウ)と青目の性質はとても似ていたのに、、、。と少し悲しくもなる終わり方だった
Posted by ブクログ
いつもニコニコ笑顔のマメの悲惨な過去
生まれてしまった2つ目の人格
トウはマメしか愛されていないと思っていたけれど伊織さんはちゃんとトウも愛していたんだね
話の間の真っ黒のページが少しずつ明るくなっていくのがまたなんとも言えない
青目さんもなんだか思惑がぐちゃぐちゃになっていて伊織さんをどうしたいのか分からなくなっているのが切ない
小説を読む前に読んでしまったショートコミックの意味がやっとわかった
Posted by ブクログ
グッドナイトベイビーという副題から薄々展開に勘づいてしまい泣いてしまった。
でもこの作者は『最悪の事態』で終わらせてくれないから嬉しい。例えば死ぬまで行かないにしても、トウが完全消失というオチも有り得そうだが、最後はグレーになった。なんという円満解決。
最初はあんなに悪い恐ろしい存在だったトウが、読んでいる側にとっても消し去り難い存在になった。だからこそ消えてはいけなかった。
伊織がトウを憎めなかったのも(愛しく思っていたのも)、マメ=自分、トウ=青目と重ねていたからかもしれない。そう考えると、伊織も青目を殺すことができないのでは。
一体どう決着をつけるのだろうか。
どうでもいいけれど、地味に夷さんが人工呼吸をしていましたね……ふふふ……
しかし毎回作者の文章の構成に本当に満足してしまう。
最後の一文まで、綺麗。
Posted by ブクログ
妖琦庵シリーズは、なんだかずるずると読んでしまっているけど、今回の「グッドナイトベイビー」が一番おもしろかった気がする。
やはりBL作家さんだけに、伊織と青目の関係がそっちに流れていくのかなぁって、ちょっとだけ思ったりして。
Posted by ブクログ
シリーズ第5弾です。
audibleにて。
今回の妖人は『貘』です。
妖人への差別と差別された妖人の報復‥。
そこからマメの過去に繋がり、マメの秘密があかされる。
マメにそんな事が‥。
マメ(トウ)が妖奇庵に来た時と青目が妖奇庵に来た時と同じ会話。
この先どうなるんでしょう?楽しみです!
Posted by ブクログ
差別と区別の違い。
差別する側される側。
どちらも恐怖や偏見を持っていたり、刷り込まれたり思い込みで物事を見てどんどん溝が深まっていく。
いろんな切り口でこの作品はその点をずっと訴えている気がします。
2024.9.15
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Posted by ブクログ
第五弾まで来ました〜o(^▽^)o
今回の始まりは、
「妻子が妖人差別を受けている」と訴える獏の男。
解決の為洗足家でホームパーティが開かれる。
何ともコスプレチックで読んでいて面白い(笑)
漫画で読みたい!
その後、マメちゃん主役で物語が動いていく。
シリーズで次第にマメちゃんの過去が明らかになってきていたが、この本ではかなり過去が掘り下げられて描かれている。
マメちゃん贔屓の私としては、マメちゃんはいつも洗足家で猫可愛がりされながら小豆をといでいて欲しいのに。。。
今回はヒヤヒヤドキドキハラハラ。
あー、このドキドキいつまで続くのだろう。
青目めぇ!
さて今日から、2回目の夏休みで(舐めてますよね。。。)旦那の故郷の札幌に帰省します。
帰ってくる頃は台風のど真ん中。
飛行機飛べるのか!?
それなのにパソコンを持ち帰らなかった私、、、
やっぱり舐めてるな(^◇^;)
Posted by ブクログ
マメの話でもあるが、また伊織と青目の過去にも通じていた。
トゥの存在がなければ、マメは伊織とも出会うことが出来なかったはず。マメを守ってきたトゥも含めた展開が良かった。
甲藤が前回の活躍が認められ、登場人物紹介に載るようになってた(笑)
Posted by ブクログ
登場人物ほとんどはワケアリなのだが、単純に子供(じゃないけど)だと思っていた彼が…。
実は、っていうあたりは、定番といえば定番だし、そのあともステレオだといえばステレオなのだけど、なんなんだろうな。ワケアリが、肩よせあってひっそりとがんばっていたのに、それを土足で踏み荒らすというか、用意周到に大雨で地盤を緩めておいてそれから重機もってきてぐちゃぐちゃにした、感じに怒った。
あら、すっかり妖琦庵サイドに入れあげているわね、と我ながらびっくり。
だからこそ、満を持してのマメくんの話だったか…。
やられた。
妖人の話は、ようするに<差別>と<区別>の問題になっていくのだろうな。
そもそも、他者を自分は違う。
それだけでいいのにね。そこに自分が入るカテゴリーを作り、他者を入れるカテゴリーを作るから、面倒になる。
秩序は必要だけど、並べなければならないそれは、本当の意味では間違っているのだろう。
Posted by ブクログ
マメの隠された過去を利用して暗躍する青目.翻弄されるかに見えるいろいろな事件も強い信頼の中で,さらに新しい信頼を築いていく.伊織がその優しさと厳しさで青目の闇を払えるといいのだけれど.
Posted by ブクログ
今までのあれこれががしゃーん!とひっくり返されて読んでいる途中まで大丈夫なのこれ読み終わった後もこのシリーズ大好きでいられるのかなと心配になりながら読み進め読み終わりました。
ますます好き。続きを楽しみに待ちます。
Posted by ブクログ
妖奇庵のマスコット的存在、マメが今回の主役でした。
マメをはじめ、夷、脇坂等、伊織を取り巻く人々とのお茶の間風景が毎回楽しみなんですが、今回は胸がとても痛くなる出来事が…
きっかけは柳沼一家が受けている差別のことを伊織に相談しにやって来たところから。
その前後にも伏線があって、あちこちにはっとさせられるものが。
黒いページと白いページと、そしてもうひとつのページに隠された意味も深いです。
人は孤独と寂しさに追い込まれる生き物なのかも…
グッドナイトベイビーというサブタイトルに、じーんときました。
全体的には偏見によるいじめや差別が大テーマとなっていたのですごく重い印象でした。最後の最後まで、マメが心配だったし、青目がどう出てくるのかと気が気ではなかったです。
でも、伊織のブレない判断力、洞察力にはさすがだと感心することばかりです。きっとどこかに弱さも隠し持ってるだろうに、確固たる意志を持って事を解決する姿はとても凛々しいです。
そしてそんな伊織に影響され、ビシバシ鍛えられ、脇坂や甲藤らがどんどん精神的に成長してるのも楽しいところです。馬鹿復元力とか、脳味噌初期化とか…ww爆笑。
そうやって揉まれて脇坂も甲藤もイイ男になってきていて、今後も楽しみです。
次回はまた青目がまたどんな方法で伊織を苦しめようとするのか、気を引こうとするのか、心配です。
初回限定の中村明日美子センセのコミックペーパー、話が乖離してるおかげでメイド姿を思い切り愛でることができましたw
かわいい!
Posted by ブクログ
シリーズ5作目。伊織さんの気をひくために、青目が色々ちょっかいを掛けてくるというお馴染みのパターンだけど、今作ではマメの過去というか秘密が明らかに。
差別や嫉妬がテーマになっているだけに、全体的に重い。そんな中、脇坂さんと甲藤が意外にいいコンビになってたり、玖島さんが丸くなってたりと、レギュラーメンバーの成長ぶりが面白くて和む。
結局伊織さんと青目の決着はつかず、まだまだ続きそうな気配。
Posted by ブクログ
妖人への差別に青目問題にマメ問題。
今回はなかなか全体的に重いトーンで、読んでいるこちらまで、ズルズルと引き込まれる感じだった。
青目の狂気が怖かったなー。
Posted by ブクログ
シリーズ五作目。今回はマメの話。
いつもと違うマメの様子に、気が付き始める洗足たち。そんな中、マメがいなくなり……。マメの暗い過去が明かされる。
やはり、人は辛い目に遭うと、純粋無垢なままではいられないのか。苦しみから逃れるために、そして自分自身の心を守るために。
Posted by ブクログ
2019/10/28
まめくんの秘密が明らかに。
ウロさん。
ここぞの時に撃てる男、ウロさん。
かっこいい。
覚悟があるんやな。
どこからか情報も持ってくるし。
今回ウロさんの株が上がりまくった。もっと出して。